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プロの VintageModern

2010年6月16日 (水)

9mm Parabellum Bullet 『Revolutionary Tour』Zepp Tokyo公演より

9mm Parabellum Bullet Revolutionary Tour at Zepp Tokyo.

もはや説明不要、押しも押されぬスーパー・バンドへと成長した9mm Parabellum Bullet。4月21日発表したフル・アルバム『Revolutionary』に合わせた同名のツアーのZepp Tokyo公演をのぞいてきた。

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卓郎のマーシャルはいつものVintageModern24661960AXのコンビネーション。

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今回はそれを2セット用意していた。滝氏とのツイン・リードやリフ、バッキングと図太いVintageModernサウンドが炸裂していた!

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足元のようす。

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客電が落ちた瞬間の観客のはち切れんばかりの歓声。「9mm Parabellum Bulletです!」と観客に向けてキチンと頭を下げて挨拶する卓郎。最高にスリリングな瞬間だ。今日も素晴らしいライブになることを確信させる幕明けだ。そして、その夜のショウも最高だった!

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9mm Parabellum Bulletの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

(敬称略 2010年5月27日 Zepp Tokyoにて撮影)

2010年5月19日 (水)

Do As Infinityのマーシャル

2008年の再結成以来、怒涛の快進撃を続けるDo As Infinity。今月よりスタートした全国ツアー『Do As Infinity LIVE TOUR 2010 ~ETERNAL FLAME~』も絶好調にこなしているところだ。

そして、お決まりのポーズで決めるDo Asサウンドの要、大渡亮が愛用するのもマーシャルだ!

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今回はそのツアーのリハーサルからのレポート。

ズラリと並んだマーシャルたち。左からVintageModern24661936VJVM210HVintageModern425BJCM900 41001960AV。色々と試してツアーに使用するマーシャルをところ。かつては1969年製の1959を所有していたこだわりの氏のこと、見極めの目は確かだ。

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足元のようす。中央にはJVM210Hのフットコントローラーが見える。氏はスイッチの1~3までをプリセットに割り当て、4をループのオンオフにアサインして1~3のどのプリセットにもエフェクターがかかるようにセットしている。氏曰く「もうメチャクチャ便利!」 結果、今回はJVM210H組が採用された。

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サポートのギタリストは佐藤大剛(ひろたか)。 JUJU、絢香、東方神起、Kinki Kids、コブクロ、スネオヘアー、大塚愛、PUFFY、槇原敬之などのツアー・サポートをこなし、レコーディングでは持田香織、槇原敬之、MINMI、V6、玉木宏等の作品に参加している売れっ子プレイヤーだ。

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ロック、ジャズ、カントリー等、若いのに音楽の幅がおっそろしく広く、メッチャうまい!売れっ子なハズですわ。と、その若きスゴ腕ギタリストが選んだアンプはVintageModern2466と425Bのコンビネーション。

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足元のようす。氏は2466のDynamic RangeをLowにして、これらのエフェクターをギターと2466の間につないでいる。いわゆる「土方流VintageModern術」ですな。

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メチャクチャ気さくな亮さんも打ち合わせは真剣!でもその手にはバナナの皮が!この後、亮さんがこのバナナの皮で滑ってしまったことは言うまでもありません。(ウソ!)

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Do As Infinityの詳しい情報はコチラ⇒Do As Infinity Official Website

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大渡亮のJMD:1試奏レポートはコチラ⇒JMD:1情報「Ryo Meets JMD:1」

そして、JMD:1サウンドの視聴はコチラ⇒JMD:1 DEMO SOUND

(敬称略)

2010年2月 3日 (水)

LOST WEEKENDER疾走中!

ヘンリー・マンシーニのあまりに美しいメロディでやたらと有名な「酒とバラの日々(The Days of Wine And Roses )」。ジャズ・スタンダードの筆頭に挙げられる名曲であることは確かなのだが、果たしてどれだけの人がこの映画を観ているのかしらん?ジャック・レモン、リー・レミックの鬼気迫る演技、ブレイク・エドワーズ(ジュリー・アンドリュースのダンナさんね)の鋭利な演出、夫婦のアルコール中毒というシリアスなテーマとは対照的な題名と音楽…恐ろしい映画だった。ニコラス・ケイジの「リービング・ラスベガス」なんてのもあったが、アル中映画といえばこの「酒バラ(1962年)」となんといっても「失われた週末(The Lost Weekend 1945年)」に軍配が上がるでしょうな。ビリー・ワイルダー監督、レイ・ミランドにジェーン・ワイマンが主演。何といっても1945年のアカデミー監督賞、主演男優賞と脚本賞を獲っちゃってるからね。怖いですねオ・サ・ケ。

…とまた映画ネタでスタートした今日のマーブロの主役はその「失われた週末」…から取ったかどうかは知らんが、昨年10月にミニ・アルバム『NITEHEAD』を発表したLOST WEEKENDER。

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以下は1月28日開催されたイベントでのライブ・レポート。

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ギター&ボーカルのマツダコウスケ。

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ベースのマスダテツヤ。

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ドラムはツチヤマヒロミだ。

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マツダの使用マーシャルはVintageModern2466と1960Aのコンビネーション。

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KT66が生み出すVintageModernの分厚いサウンドが実にこのバンドのカラーにマッチしている。

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絶唱と掻き毟られるギター!

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CDでは変拍子のナンバーも収録されていたが、ライブではかなりストレートなパフォーマンスに終始していた。この疾走感がタマラナイ!

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LOST WEEKENDERの詳しい情報はコチラ

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(敬称略 2010年1月28日 原宿アストロホールにて撮影)

2010年1月20日 (水)

THE USED東京公演~クイン・オールマンのマーシャル

昨年9月にニュー・アルバム『アートワーク』を発表したThe Used。東大名でジャパンツアーを敢行した。

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ギターの クイン・オールマン。

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使用マーシャルはVintage Modern2466と1960Bの組み合わせだ。

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「1年くらい前にギター・テクが教えてくれたんだ。それでVintage Modernを試してみたんだがすぐに気に入ったよ」とクイン。

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Dynamic Rangeは常時High。野太くてソリッドなサウンドが実に気持ちいい!

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ボーカルのバート・マクラッケン。鬼気迫る絶唱っぷりがスゴイ!

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ベースはジェフ・ハワード。日本語メッチャうまいのよ。ステージではバートのMCを通訳したりして…あんなの初めて見た!

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渾身のドラミングでグイグイとバンドを引っ張るのはダン・ホワイトサイド。

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Vintage Modernといえば、ブルース・ロックかシュレッド系での使用が多かったが、このようなオルタナ系にも完璧にマッチする。やはり立ち上がりの早さと存在感のあるヌケのよい中域がそうさせるのであろう。

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Vintage Modernの新しい魅力を発見したような気がする。

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(2010年1月16日 渋谷O-EASTにて撮影)

2009年7月28日 (火)

土方隆行&西岡和哉 in HOUND DOG

いよいよ活動を再開したHOUND DOG!7月12日に渋谷O-WESTで開催された抽選で500名が招待されたライブが『HOUND DOG ULTIMATE BEST発売記念プレミアムライブ』。そのサポートメンバーとして我らが土方隆行が登場した。

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使用マーシャルは当然VintageModern2466+425B。お、何気なくヘッドの上に置かれているのはマーシャル・ポーチ!

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セッティングはREVERB=0、MASTER VOLUME=6、PRESENCE=1、BASS=0、MIDDLE=4.5、TREBLE=1、MID BOOST=OFF、DETAIL=6、BODY=3だ。氏の場合、プリアンプ部(DETAIL)で高域を強調し、EQの高域を抑えているのが特徴。 ほとんどDETAILとBODYで音を作っているイメージだ。DYNAMIC RANGEは常にLOWで歪み系のサウンドはペダルで作り出している。

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これが氏の足元。

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それにしてもこのとろけるようなサウンドは何だ?氏の指から生み出される美しいトーンにただただ驚くばかり!

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そして、もう一人のサポートギタリストが西岡和哉氏。平野綾ちゃんとの活動や自己のバンドBlack Velvetで注目を集めるギタリストだ。TSL100を愛用している。

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西岡氏の足元。

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左右のマーシャルがHOUND DOGサウンドを盛り上げる!

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新旧(失敬!)ギタリストの息はピッタリ!「嵐の金曜日」のイントロなんざァ涙ものです。

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ああ、それにしてもスゴイ土方さん。氏のプレイに真のプロフェッショナリズムを感じるのは私だけであろうか?マーシャルの新商品「Haze」のホームページには氏の壮絶なデモンストレーションが収録されているのでそちらもお聴き逃しなく!⇒コチラ

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HOUND DOGがデビューしたてのころ野音で見た大友さん、カッコよかった。何せ高校のころころ「Welcome to the Rock 'n' Roll Show」と「Last Night Last Time」やったけんね。あれから30年近くたって(もちろんその間にも何回も見ているけれど)、あらためて思った。大友さんカッコいい!

(2009年7月12日 渋谷O-WESTにて撮影)

2009年6月23日 (火)

MR. BIG(ポール・ギルバート)のマーシャル

マーシャル・ブログでMR.BIGの再結成の記者会見をレポートしたのはつい先日かと思っていたら、もうジャパン・ツアーが終わっちゃった!…ということでマーシャル・ブログは最終公演、横浜アリーナでの追加公演での模様をレポートする。

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前日には日本武道館で演奏。その模様がDVDに収録されたが、ポール曰く、「昨日は撮影があって少し緊張しちゃったけど、今日は徹底的に楽しんで弾けるゾ!」その言葉通り、最初から最後まで全力疾走の素晴らしいパフォーマンスを繰り広げた。

ポールはVintageModernだけを使用。フレディとのバンドでは50Wコンボの2266Cを使っているが、今回のツアーは巨大な会場が多いため100Wヘッドの2466と425キャビネットを組み合わせた。

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3台のヘッドのうち2台を使用。向かって左の2466はDYNAMIC RANGEをLOWにセットしてクリーン系のサウンドをクリエイトしている。セッティングはREVERB=2、MASTER VOLUME=9、PRESENCE=6、BASS=3、MIDDLE=6、TREBLE=6、MID BOOST=ON、DETAIL=6、BODY=5.5。そのとなり、つまり真ん中の2466はDYNAMIC RANGEをHIGHにし、歪み系サウンドを一手に引き受けている。そのセッティングはクリーン用の2466より高域を強調したものとなっている。REVERB=3、MASTER VOLUME=8、PRESENCE=9、BASS=5、MIDDLE=5.5、TREBLE=7、MID BOOST=ON、DETAIL=6、BODY=5。

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シングルコイル系ギターのよいところを十分に発揮しつつ、図太いサウンドが飛び出してくる。「抜けるサウンド」の権化だ!また、ポールのプレイを見ていてきがついたのは、かなりギターのボリュームで音質をコントロールしているということ。歪み系の方の2466を使いながら、ギターのボリュームを下げ、ピッキングを弱めてクリーンサウンドをクリエイトするなんてことは朝飯前。ポールがVintageModernを重用している理由がよ~くわかる!

そういえば、アンコールのときにメンバーがめいめい楽器を交換してエリックとビリーがギターを演奏したが、エリックがリフを弾いても、ビリーがソロを弾いても、ものスゴくいい音がしていた!恐るべしVintageModern!!

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ポールのエフェクター類。ステージ脇でギターテクがコントロールしている。

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ポールのギター類。ここには写っていないが、日本酒をモチーフにした新しいギターもお目見えした。

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ポール使用のピック。ミディアム程度の厚さ。

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もちろん電動ドリルも健在だ!

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かつては3枚のピックを装着していたが、弦に当てる回数を増やすため4枚に増やしたとのこと。

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本編17曲にタップリとアンコールを加えた3時間弱の最高のエンターテインメント・ショウ。「これでもか、これでもか!」と息もつかせないテンコ盛りの素晴らしいライブだった。DVDの発売が楽しみだ!

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(2009年6月21日 横浜アリーナにて撮影)

2009年6月11日 (木)

Ra:INが醸し出すジャパニーズ・へヴィ・ロックの芳香

んもぉー、タマラン!これが男のロックってか?! これが日本のへヴィ・ロックってか!「ハードロックってこうなんだよな~」ということをイヤというほど思い知らさせてくれるRa:IN。

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PATA、michiaki、DIE、TETSUという個性もキャリアも豊かな4人がガップリ四つに組んで繰り出すへヴィ・ミュージックは決して他では味わえない。次から次へと飛び出してくるカッコいいリフに思わず頭が上下してしまう。

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PATAは当然マーシャルを使用。しかし、今日は何とVintageModern2466と425Aもステージに登場!そして、キャビネットをビンテージの1959と交差させてセットしている。つまり2466でビンテージのキャビネットを、ビンテージの1959で425Aを鳴らすのだ。こうすることによって出音の早い2466と1959のギャップを埋めているのだ。

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2466のセッティングはREVERB=0、MASTER VOLUME=6、PRESENCE=2、BASS=4、MIDDLE=8、TREBLE=4、DYNAMIC RANGE=HIGH、MID BOOST=OFF、BODY=8、DETAIL=7とPRE AMP VOLUMEで高域を強調し、EQで中域を足している。これがPATAのレスポールと完璧にマッチしていて中域が張り出したナマナマしいじつにおいしいサウンドなのだ!Cutting Through、つまり、音ヌケのするどさは天下一品だ!

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ペダル類のようす。

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そして、ドラムセットの背後にはAVT50が!これはTETSUが使用しているギター用のモニターだ。

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そしてまたRa:INは6月18日のローマ公演を皮切りにハンガリー、ポーランド、ドイツ、ロシア、フランス、スペイン、チェコと8ヶ国をめぐるヨーロッパツアーに出る。ヨーロッパの連中に日本のへヴィ・ロックの真髄を思う存分見せつけてきてもらいたい!

Ra:INの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

(敬称略、2009年6月7日 上野BRASH Tokyoにて撮影)

2009年5月26日 (火)

CYCLONE独自の音世界

昨年ファーストアルバムを発表したCYCLONE。80年代ハードロックにプログレッシブ・テイストをまぶした独自の様式美で多くのファンを獲得している。

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清水保光のマーシャルは当然VintageModern。2466と1960Aを組み合わせてCYCLONEサンドの核を作り上げている。

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セッティングは、REVERB=0、MASTER VOLUME=5、PRESENCE=7、BASS=5、MIDDLE=4、TREBLE=8、DYNAMIC RANGE=HIGH、MID BOOSTは常時ON、DETAIL=5、BODY=4(シングル・コイル系ギターを使用する際にはD=8、B=4.5にセット)でMASTER VOLUMEは当然会場の大きさに合わせて調節している。パネルの中央部には「YASUMITSU SHIMIZU#001」というステッカーが貼られている。本人曰く「これってダグっぽくない?」

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ペダルの一部。清水が共同で開発したCYCLONEエフェクター。ディレイとコーラスだ。他にも歪み系エフェクターも使用しているが、歪みを足すのが目的ではなく、若干ブーストさせている程度。

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ライブではCDにも増して鬼神のごとく弾きまくる清水保光。さすが!スウェット・バンドまでMarshall!

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ボーカルはNOVELA、難波弘之や日下部Burney正則とのユニットのNuovo Immigratoでも活躍する五十嵐"Angie"久勝、キーボードは板倉真一

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新加入のベースは元アトミック・トルネードの大舘寛幸、ドラムは元カブキロックスの谷中香織だ。

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紅一点で「The King Of Ocean」と「Lost The Day Of Rest」の2曲に参加してた小林紗英子    。彼女の美しいソプラノ・ヴォイスがCYCLONEに独特なサウンドの広がりを加える。

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ハードロックの王道を突き進むCYCLONE。そのサウンドもマーシャルがサポートしている。

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CYCLONEの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

清水保光のブログはコチラ⇒岸町の城門

(敬称略、2009年5月15日 表参道FABにて撮影))

2009年4月28日 (火)

さよならTHUNDER!~渾身のラスト・ライブ!

1989年の結成以来、クォリティの高いアルバムを発表しつづけたイギリスの名バンド、サンダーがそのキャリアに終止符を打った。その最後の日本公演を見守ったのもマーシャルだった。

Stage

バンドの中心的存在のルーク・モーリー。使用アンプはVintageModern2266と425キャビネットのフル・スタックだ。

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エフェクターは特に使用せず。やや強めに歪ませたVintageModern素の音で勝負。これがまたピュアなトーンで気持ちがよい!DETAIL=7, BODY=4, MID BOOST=Off, EQはすべてほぼ5というセッティング。

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サウスポーのVもまたよきかな!

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最初から最後までノリノリのプレイ!

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キーボードとギターを担当するベン・マシューズもVintageModernなのだ。いつもニコニコ最高に気さくな人!

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ルーク同様にエフェクターを使わないピュアなVintageModernトーン!

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ベンの2466のセッティングはDETAIL&BODY=6,  MID BOOST=Off, PRESENCE=5, EQはそれぞれほぼ7というセッティング。

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ベースのクリス・チャイルズもVBAを愛用しているとのこと。最近本当にVBAプレイヤーが増えてきた。

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セッティングはMASTER=6, TREBLE=3, MIDDLE=7, CONTOUR SELECT=1, GAIN=4, BRIGHT&DEEP=Offだ。

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いかにもベースらしい芯のあるトーンが美しい!

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息の合った楽しいステージ。それにしても佳曲が目白押し!

Band

またボーカルのダニー・ボウズの声が究極的に素晴らしい!声を聴いているだけでもウットリ。

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Vを股にはさんでのルークの迫真のプレイ。

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上手グループも負けていません!

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ドラムのハリー・ジェイムスのプレイにも気合いがこもる!

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マーシャル・トリオ揃い踏み!

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それにしてもこれで解散とはもったいない!

Audience

(2009年4月19日 CLUB CITTA川崎にて撮影)

2009年4月15日 (水)

鳥肌連発のThe Answer~2回目の来日公演

Stage

待ちに待ったThe Answerの2回目の来日公演。予想通り鳥肌が立ちっぱなしの素晴らしいものだった!

Band

タイトなリズム隊に図太くシンプルなギター、カッコいいリフと魅惑的なボイス。これぞブリティッシュ・ロック!

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ボーカルのコーマック・ニーソンのカッコよさといったら!

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フロントを務めるもう一人はギターのポール・マホン。泣き泣きのビブラートが美しい!まるでコゾフ!

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アンプはVintageModern2466。2台使用している。

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セッティングは2台とも同じ。ただし1台はDYNAMIC RANGEをLOW にしてもう1台をHIGHにしている。そして、HGHの方のキャビネットは425。LOWの方は1960をつないでいた。

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そのサウンドは荒々しく、太く、実にブリティッシュなのだ!

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それにしてもコーマックは素晴らしい!声を聴いているだけで満足。体を揺さぶってシャウトするその姿は古今のブリティッシュ・ロックの偉大なボーカリストを足してパワーアップしたかのよう!

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こんなド迫力のコーマックだが実に感じのいい人なのだ。出番前に"Good luck!"なんて気軽に声をかけると実に丁寧にお礼を言ってくれた。

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リズム陣も見逃せない!鉄壁のノリでコーマックをあおるのはミッキー・ウォータース(b)とジェイムス・ヒートレイ(ds)。

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Come Follow Meだって?全然フォローしちゃいます!下の写真は当日のベスト・ショット。

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(2009年4月8日 渋谷Club Quatroにて撮影))

2009年3月 4日 (水)

PUFFY、9mm Parabellum Bulletのマーシャル~大貫亜美、中シゲヲ、岩瀬敬吾、菅原卓郎

人気フォトグラファー橋本ルイさんのライブ企画『SOUND SHOOTER』の第4回目が新木場STUDIO COASTで開催された。

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出演はオープニングアクトにBlieAN。Riddim Saunter、One OK Rockも登場。

そしていよいよPUFFYの出番。亜美ちゃんはVintageModern2266と425Aのコンビだ。DYNAMIC RANGEはHIGHにセット。パープルのVintageModernにパープルのフルアコ・ギターを突っ込んでクランチ・トーンでジャンジャカやるのだが、これが法外にブ厚い音なのだ!亜美ちゃんがここまでブ厚い音をお望みかどうかは定かではないが、やはり太くて厚い音をお望みの貴兄には間違いなくVintageModernが最良の武器になるであろう。

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ステージ下手のギターは元19の岩瀬敬吾氏。現在もソロでバリバリ活動中だ。いつもは1962Bluesbreakerを使っているがこの日はDSLのハーフスタックを使用。

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上手はDSL50のハーフスタック。

Shigeo

弾き手は中シゲヲ氏。チャンネルはCLASSIC GAINを使用。歪みは足元で作っている。なぜDSL50 か?それはJB。当然楽屋ではJBの話で盛り上がる!

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ステージにずらりと並んだマーシャルの三役そろい踏み!

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この日、トリは今もっともチケットが獲りにくいと言われている9mm Parabellum Bullet。ボーカル&ギターの菅原卓郎さんもVintageModernに切り替わったことは年末のZeppのレポート通り。今回は1960AXと組み合わせた。1960XはCelestion Greenback (G12M-25)を搭載しており中域がリッチなのが特徴。VintageModernのキャビネット425では少し音が太すぎるという人にはこのXキャビネットとの組み合わせがいいかもしれない。VintageModern最大の特長であるヘッドの中域のおいしさをそのままに若干ライトな音になるからだ。

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(一部敬称略、2009年3月1日 新木場STUDIO COASTにて撮影)

2009年2月 4日 (水)

ポール・ギルバート(バンド)のマーシャル~VintageModern大会だ!

UNITED STATES』発表後の2008年12月、渋谷HMVプロモ・ライブの興奮も冷めやらぬ間にとうとうポール・ギルバートがバンドを従えて来日した!

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記念すべき第1回目のインタビューCDやDVDの発売情報、上述のHMVのライブ等々、ポールはこのマーシャル・ブログに惜しみない協力をしてくれているが、何と意外にも『プロのマーシャル』に登場してもらうのはこれがはじめて。しかも!マーシャルはポールだけではなく、フレディも、ベースのマイク・ズーターも、そしてキーボードのエミ・ギルバートもみんなみんなマーシャルなのだ!気持ちいいったらありゃしない!

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それではまずはポールのマーシャル。VintageModernコンボ2266Cと1987X。当初ポールは、1987Xで2266C(ポールはコンボをギンギンに鳴らしたサウンドがお好みなのだ)を鳴らそうとしていたが、ソロ時はゴキゲンだが、バッキングで低音弦を刻んだ時にサウンドがルーズになってしまうということであきらめたとのこと。結局、2266Cを単体で使用。

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セッティングはDYNAMIC RANGEは常にHIGHでMID BOOSTはON。BODYもDETAILも6。ソロ時にはエフェクターで歪みをプラス。クリーンはギターのボリュームを絞って作っている。これがまたいい音なんだナァ~。ソロ時の音も最高。ポール+2266Cのサウンドはフランクフルトなどでも体験しているが、今回の音の方が断然よかった。

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もうピッキングのニュアンスがギンギンに出ていて何というか生々しいサウンドだ。これがエフェクター群。

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それからお隣のフレディ・ネルソンのマーシャル。こちらも2266C。

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フレディはPRE AMP VOLUMEが双方5位でポールよりも幾分おとなしいセッティング。ポール同様、DYNAMIC RANGEは常にHIGHだ。フレディはサウンドチェックの時、喉のウォーミングアップでギターの弾き語りでクイーンの「Bohemian Rhapsody」と「Play The Game」を歌っていた。これが、もう男が聞いてもとろけるような声…ギターも抜群にうまいし。フレディすごし。

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エフェクターはとてもシンプル。

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次はベースのマイク・ズーター。マーシャル・ベースアンプのフラッグシップ、VBA400とVBC412のハーフスタックだ。

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マイクもパワフルなベースラインでポールをあおるわ、超絶ユニゾンフレーズをビシっと決めるわで大活躍。VBAサウンドが大好きなんですって!ペダルも使用。歪みサウンドはド迫力だった!

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そして最後にもう1台。ポールの細君、エミ・ギルバートもVintageModernなのだ!

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マーシャルも70年代にはまだせっせとキーボードアンプを作っていて、ディープ・パープルのジョン・ロードが愛用していたというのは比較的有名な話し。さすがにセッティングはPRE AMP VOLUMEを3程度に落としクリーンなサウンドを作っている。

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「The Last Rock & Roll Star」で幕を開けたステージは『咆哮!!』や過去のソロ・アルバムからのレパートリーを散りばめたステージは、楽しくて、陽気で、スリリングで…とにかくお客さんにハッピーになってもらおうというポールの熱意が伝わってくる素晴らしいものだった。

<おまけ>

ポールの今回のツアーのピック。

Pick

(2009年2月2日 渋谷CLUB QUATROにて撮影)

2009年1月22日 (木)

菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)のVintageModern~Zepp Tokyo公演より

超満員のZepp完全Sold Out!! もう誰も9mmの弾丸を止めることはできない!

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日比谷野音公演ではじめてお目見えしたVintageModern。その時はサブとして使用されていたが、今回のZeppではメインに昇格!キャビネットも425をセットアップした。

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これが卓郎のVintageModernセット。ヘッドは2466だ。上段はサブ。

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DYNAMIC RANGEはLOW。比較的フラットなセッティングといえよう。歪み系サウンドはエフェクターを使用。やはりビンテージ・マーシャルの特長である中域が張り出したトーンを再現しており、太さもあいまって実に気持ちのいいサウンドだ。

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…と気持ちよさそうにパフォーマンスを展開する卓郎!

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これが卓郎のペダル類だ。

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それにしても9mm恐るべし…この独特の音世界は9mmだけが創り得るもの…日本人だけのロックとでも言おうか。人気が爆発するのも当然か。そして、そのサウンドを支えているのもマーシャルなのだ。

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(2008年12月28日 Zepp Tokyoにて撮影)

2009年1月15日 (木)

筋肉少女帯のマーシャル~赤坂Blitz編

2008年も押し迫った27日、イルミネーションも鮮やかなakasaka SacasはBlitzに我らが筋肉少女帯が登場!武道館公演も大成功させた2008年を締めくくるにふさわしい素晴らしいライブとなった。

Outside

この日はナント、大槻ケンヂさんが杖をついて登場。右膝を痛めてしまったとか…。痛そう…。本当に立っているのもシンドイ様子。ということでほとんど動き回れない状態だった分、心なしかいつもより歌い込んでいたような…。大熱演だった!お大事に!

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今回は本城さんのマーシャルからレポートする。メインは向って右のJCM800 2203のオリジナル。VintageModern2466はサブとして使用している。

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シンプルなペダル類。歪み系とワウのみ。これでいいのだ!

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マイクスタンドにセットされたピック。本城さんはおにぎり型を使用しているのだ。

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一方、こちらは橘高さんのマーシャルセット(中)。やはり橘高さんにはマーシャルの壁がよく似合うのだ。

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使用ヘッドは1987のビンテージがメイン。詳しくは[プロのマーシャル:橘高文彦の1987] をご覧ください。

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橘高さんのペダル類。こちらもシンプル!もちろん、これでいいのだ。

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橘高さんはティア・ドロップタイプのピックを愛用している。

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筋少のライブを見ていていつも思うのは、「あ~、橘高さんって、一回のライブで一体何枚ピックを投げるんだろう?」ということ。今回、よく観察していたところ、最低では2回ピッキングしただけで投げていた。見よ!このピックの「すだれ」。これぐらいアッという間になくなっちゃう!ローディさんの忙しさがうかがえます。

Picks

この日はいつもと少々異なったソングリストで、之モマタ良キ哉。

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(2008年12月23日 赤坂BLITZにて撮影)

早くも「名作」の呼び声も高い2008年9月21日の武道館公演を完全収録したマーシャル炸裂のDVDもよろしくね!

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筋肉少女帯の詳しい情報はコチラ⇒筋肉少女帯公式ウェブサイト

2009年1月 7日 (水)

HIROTO(アリス九號.)のマーシャル2~NHKホール公演から

2008年9月の中野サンプラザホール公演よりさらにグレードアップしたアリス九號.のライブが12月19日NHKホールで開催された。HIROTOのVintageModernは以前にも紹介しているが今回の公演に際しシステムをグレードアップしたと聞き会場に急行した。

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これが新しいHIROTOのセット。メインであるVintageModern 2466+425Bは以前の通り。左右のキャビネットは2×12"の1922だ。基本的にVintageModernは歪み系、クリーン系には以前はJTM622を使用していた。

Nhk_2466_1922

2466はDYNAMIC RANGEをHIGHにして歪み系サウンドを担っている。セッティングはMIDDLEが上げ目なのが特徴。

Nhk_panel

今回も登場したJTM622。ステージ袖にセットされている。しかし、今回はJTM622のプリアンプだけを使用している。プリアンプから出た信号は足もとのペダル類を経由して写真のEL34 50/50に戻され1922にステレオアウトされている。以前にも増してクリーンのサウンドに張りが出たようだ。

Nhk_el34

これがペダル類。

Nhk_pedal

それにしてもVintageModernの音抜けは特筆ものだ。

そして2009年1月14日、待望のニューアルバム『VANDALIZE』が発売される!ここでもHIROTOのVintageModernが大活躍だ!

Normal

CDの詳しい情報はコチラ⇒アリス九號.オフィシャルサイト

Nhk_mic

(2008年12月19日 NHKホールにて撮影)

2008年12月15日 (月)

菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)のマーシャル~日比谷野外音楽堂の巻

大分遅くなっちゃいましたが、ここで12月20日から始まるZEPPワンマン・ツアーに備えて9mm Parabellum Bullet菅原卓郎の日比谷野音(10月18日)のマーシャルをおさらいしておきましょう。

Stage_2

この日も完全ソールドアウトで会場は立錐の余地もありませんでしたね。

まず目を引くのはステージ中央のMODEFOURキャビ軍団。その低音リッチで粒立ちの良いサウンドで一部では熱狂的な愛用者を誇るMODEFOURキャビですが、タッパがあるだけあって並べてみてもかなりの迫力。メタル・ロゴは普段は目立ちませんがピンスポが当たるとキラリと光ってカッコいいよね~。

5_mfs

ヘッドは最近ゲットしたVintageModern 2466と予てより愛用しているJCM800 2203

Heads

じっくり選んだ甲斐あって、次回のZEPP ツアーではVintageModernがメインで活躍する予定なのです!

Seriously

このMODEFOURの壁も見納めだ!

Mf_left

ツアー他の詳しい情報はコチラ⇒9mm Parabellum Bullet公式ウェブサイト

2008年10月27日 (月)

Doug Aldrich(ダグ・アルドリッチ:Whitesnake)のマーシャル

デヴィッドはステージで"My Brother !"とか"Mr. Les Paul !!"とダグを紹介していた。Doug Aldrichはデヴィッドとともに完全にWhitesnakeの主役と化していた。

ドラマチックでエモーショナル、そしてテクニックを感じさせない歌心あふれるプレイに武道館の観客は大きな歓声を送っていた。そして、その孤高のギタープレイを支えているのもマーシャルなのだ!

Ws_fence

フェンスの裏はこんな感じ。ダグは4台の1960Bをすべて使用。後ろの1960BはDef LeopardのBackline。

Bekind_fence

ダグのマーシャルを収めたラックのステンシル。なんか、こういうのってカッコいい…だって本当に本人の持ち物なんだもん。昔、パット・メセニーのコンサートに行った時、パットの機材ケースに"Joni Mitchell"というステンシルを見つけて感動したことがあった。

Rack_2

そしてこれがダグのマーシャル。上からVintageModern2466、1978年製1959、1979年製1959。2466は市販のものとまったく同一。1959は両方とも改造が施されている。

そしてダグは2466を基本に、曲によっては1959を使用。また、会場の環境によって78年製と79年製を使い分けている。2466とミックスして使用しているわけではない。

Marshall_rack

まずは、愛用のVintageModern2466。

2466_panel

DYNAMIC RANGEは常にHIGH。MID BOOSTはOFF。DETAIL 5、BODY 3、TREBLE  8、

MIDDLE  3、BASS 5.5、PRESENCE 9、MASTER 5.5、REVERB 1という設定。もちろん会場に合わせてセッティングは変えている。ダグはこれに歪み系エフェクターを併用している。(実はリハーサル時、ダグは武道館の音響が苦手らしく音作りに苦心していた。リハーサル後楽屋で、「ここの音響はいつもこうかい?」とダグが訊いてくるので「そうだよ、40年以上前にはジョン・レノンも苦労したんだよ!」と言ったら大笑いしていた)

78_1959_panel

これが1978年製の1959。マスターボリュームの改造が施してある。

79_1959_panel

こちらは79年製の1959。こちらもマスターボリュームがついている。当日の出番はなし。パンチを必要とする曲でどちらかの1959を使用しているとのこと。

Name_2

1959にはキチンと名前が入っている。几帳面な人だ。

Guitars_jacket

愛用のギター群。右はダグのジャケット。

Picks

これが今回のツアー用につくられたピック。表面には"Good To Be Bad Tour 2008"、裏面はダグのサインが入っている。白と青の2種類が用意されている。

Rack2_4

あ~カッコよかった、ダグ。

(2008年10月24日 日本武道館にて撮影)

2008年9月 2日 (火)

HIROTO(アリス九號.)のVintageModern他

やっぱりVintageModernの音ってって太い…改めてそう感じさせてくれたのがアリス九號.のHIROTO。空間を突き抜けてまるで耳元で鳴っているかのように聞こえるのだ。

Alice_sunplaza

Hiroto

HIROTOのマーシャルはVintageModern2466と425B、そしてJTM622。歪み系の音をVintageModernで、クリーン/クランチ系の音をJTM622が担当している。

※JTM622は1995年から1997年まで製造されていたECC83とEL34を搭載したオールバルブのシリーズ。その後、1997年にJCM600シリーズへと発展した。

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2466のセッティングは、DYNAMIC RANGEは常にHIGH、MID BOOSTも常にONにしている。しばらく前まではDYNAMIC RANGEをLOWにしエフェクターで歪ませていたが、より太いサウンドを求めて現在のセッティングに落ち着いた。

Hiroto_2466_panel

当日は 『alice nine. tour 2008』のツアー・ファイナル。最新シングルの『RAINBOWS』も大好評とあって最高のライブとなった。

※HIROTOが『RAINBOWS』のレコーディングで使用しているマーシャルもVintageModernです。

Hiroto_amps_vertical

(2008年8月31日 中野サンプラザホールにて撮影)

2008年6月12日 (木)

草刈浩司(Superflyスーパーフライ)のVintageModern

オリコン・ヒットチャートNo.1をゲットして大ブレイク中のSuperflyのニューCDのレコーディングにお邪魔しました。ギターを担当するのはSuperflyのデビュー前から活動を共にしている草刈浩司さん。草刈さんはVintageModern2466と425Aキャビネットを全面的に使用しています。何しろスタジオで使い出した途端、バンドメンバー全員から「音がいい!」と大絶賛を受けたとのこと。セッティングは、DYNAMIC RANGEをLOWに。比較的PRE-AMP VOLUMEを上げめにしています。歪みを増す時には外部エフェクターを使用。また、クリーン系のサウンドにはコンプレッサーをかけて音を滑らかにしています。さらに、クリーン度を増す時にはギターのボリュームを下げています。ギターのボリュームの操作で音質が変わるのがVintageModernの特長のひとつです。

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実は草刈さんは以前Bluesbreaker 1962を使用したことがあり、当初は今回のレコーディングにも1962で臨む予定でした。しかし、同じ太い音のアンプということでVintageModern 2266Cにもトライ。音質的には双方大満足。使い勝手も考えた結果、2266Cに軍配が上がりました。ところが、「ものは試し」ということで2466と425Aを試奏したところ100Wヘッドと4×12"の魅力にアッサリとやられ、結局2466と425Aでレコーディング・スタジオに入ったというワケ。SuperflyのニューCDではVintageModernの活躍も聴き所のひとつです!

Superfly2

(2008年6月11日 都内某レコーディング・スタジオにて)

2008年5月30日 (金)

JUON (FUZZY CONTROL)の1959と2466

FUZZY CONTROLのサウンドに欠かせないもののひとつにJUONのマーシャル・サウンドがある。そして、JUONの人並み外れたエモーショナルなギター・プレイに応えることができるギター・アンプはマーシャルだけなのだ。

Juon_east_posing

この使いこまれたマーシャルだけが放つ風格!スピーカーユニットはもう何度も交換してきた。愛用の1959は実はそれほど古いものではない。上段はVintageModernの100Wヘッド、2466。相川七瀬さんのサポート時に多用している。

Juon_east_1959_2466

1959はリンクして使用している。歪み系の音を出す時はエフェクターを使い、それ以外のときもギターのボリュームを用いてトーンを変えている。2466はレス・ポールと併用すること多いようだ。それでもMID BOOSTは入れっぱなし。時にブーミーになるのでEQでかなりハイ寄りにセットしている。

Juon_east_panel

JUONのトーンはまさにマーシャルのかたまり。ヌケがよく、太く伸びきったトーンが気持ちいい!

Juon_east_crowds

Juon_east_singing

(2008年5月28日 渋谷O-EASTにて撮影)

2008年5月27日 (火)

島紀史のVintageModern

島紀史もマーシャルといえばビンテージと相場が決まっている…イヤ、決まっていた。そう、今はVintageModernにぞっこんなのだ!さすがにマーシャルを知り尽くした島紀史(マーシャル・トーク)、音の太さ、レスポンスの速さ、ダイナミック・レンジの幅広さ等、VintageModernの長所を瞬時に見抜いて2466のセットを組み上げすぐに実戦で使ってしまった。

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(2008年4月19日 渋谷BOXXにて撮影)

それでも昨年使いだした当初は使用エフェクターとの相性もありセッティングに試行錯誤したが、最近ではVintageModernを完全に自家薬籠中のものにしたようだ。そのサウンドは筆舌しがたいほど素晴らしい。そのすごさを体験してもらうにはCONCERTO MOONのライブに足を運んでいただくしかないが、へヴィ・メタル・ギターを志すギタリストには必ずや参考になるサウンドであろう。

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Shima_2466x2

上がメインで下がサブ。DYNAMIC RANGEは常時HIGH。MID BOOSTはオフしにてあるが、場面に応じて外部ブースターを使用している。キャビネットは何度かスピーカー・ユニットを交換しているが、昔からの戦友で愛着の深いもの。

Shima_panel

コントロールはPRE AMPのDETAILとBODYがともに7、PRESENCEが5、BASSとMIDDLEがそれぞれ4、TREBLEが8ち比較的ハイよりなセッティングでエッジをきかせている。

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(2007年12月15日 江坂ミューズにて撮影)

2008年5月 5日 (月)

木根尚登の2266C

木根氏はTM NETWORK 「PLAY SPEEDWAY and TK HITS!!」ツアーでVintageModern 2266Cを使用している。

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セッティングは標準的なもの。クリーン系のサウンドを中心にVintageModernの素直で太く存在感のある音をうまく利用している。

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(2008年5月1日 SHIBUYA AXにて撮影)

2008年5月 4日 (日)

北島健二のVintageModernとTSL

TM NETWORK 「PLAY SPEEDWAY and TK Hits!!」ツアーをサポートしている北島健二氏のセット。VintageModern2466とJCM2000 TSL60のフル・スタック。

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VintageModernはプレイヤーの個性と使用するギターの特徴を際限なく表現することができるせいか、セッティングが十人十色でとても興味深い。(是非他の「プロのマーシャル」のVintageModernプレイヤーのセッティングをチェックされたし)北島氏のセッティングの特徴は、DYNAMIC RANGEをLOWにして、低めのゲインでクリーン系のサウンドをつくり、(ただし、MID BOOSTはオン)エフェクターで歪みを加える。そして、EQのセッティングはTREBLEもBASSをかなり低くしている反面、MIDDLEはフルにしている。

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こちらはTSL60。こちらもチャンネルをCLEANにして歪みはエフェクターを使用している。2466とも恐ろしくコシのあるサウンドにうっとりしてしまう。

Kenji_kitajima_tsl60

(2008年5月1日 SHIBUYA AXにて撮影)

2008年4月29日 (火)

沢頭尊志(DORA)のVintageModern

ichiro氏とともに加藤和樹氏のサポートを努める沢頭氏もVintageModernの魅力にハマッている。氏の愛用ギターはテリー。ギターの特性を活かしつつ美しいトーンをクリエイトしている。

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氏のセッティングはDYNAMIC RANGEをHIGHにして、低域を抑え気味にしている。分厚いクランチ・トーンはまさにVintageModernならではのもの!

Sawagashira_budokan_2266hs

(2008年4月28日 日本武道館にて撮影)

2008年4月28日 (月)

ichiroのVintageModern

いいアンプを知り尽くした男、ichiroがVintageModernを使うのは当然のことと言えるかもしれません。加藤和樹氏の日本武道館のライブでは2266と425Bがステージに上りました。

Ichiro_budokan_2466hs

ichiro流VintageModernの使い方の特徴は、DYNAMIC RANGEをHIGHにしておいてゲインをあまり上げずアンプ側であまり歪ませないこと。ソロ時にはオーバードライブ・ペダルをオンにする。この方式を取るギタリストはDYNAMIC RANGEをLOWにして比較的ゲインを高めにセッティングすることが多いがichiroはその逆。しかも、驚くことにBODYはゼロ。その分、MIDDLEとBASSを上げて低域をカバーしている。別掲の土方隆行氏のセッティングと比較すると面白い。(プロのマーシャル:土方隆行⇒http://blog.marshallamps.jp/blog/2008/04/vintagemoderna-.html

Ichiro_budokan_panel

どのようなセッティングにしても使用ギターの特性、プレイング・スタイルを極上のトーンで明確に表現してくれるのがVintageModernの特長なのだ!

Ichiro_budokan_hiki

(2008年4月28日 日本武道館にて撮影)

2008年4月25日 (金)

中村達也(Blindman)のVintageModern

ベテラン・ヘビィメタル・バンド、Blindmanの中村達也氏も2466にぞっこんだ。氏はかつてDSL100を愛用していたが、発売と同時に2466に切り替えてしまった。キャビネットは80年代の1960Bを使用。

Nakamura_stage2

氏はレス・ポールを使用。Dynamic Rangeは常時Highに設定。Mid Boostも入れっぱなしにしている。また、オーバードライブ系のエフェクターも接続しているが、歪みを加えているわけではなくブースト効果を狙っているだけ。また、クリーンの時には中域が出すぎてしまうため、イコライザーで調節している。図太い伝統的なハードロック・ギターサウンドが素晴らしい!

Nakamura_halfstack

また、中村氏のVintageModernの使い方の大きな特徴のひとつはセンド&リターンを活用していること。クリアにディレイ音を再生するため専用にキャビネットを1台用意しているのだ。通常はセンドから送り出される信号をデジタル・ディレイ・サイドでシャットしておき、ソロなどディレイ音が必要な時だけ信号を外部パワーアンプに送り出し、ディレイ用キャビネットを鳴らしているのだ。(ダイレクト音はカットしておき、ウェット音だけを送り出しているため非常にクリアなサウンドとなる)

Nakamuta_2466panel2

2008年4月24日 (木)

土方隆行のVintageModern

幅広い音楽分野をこなす土方氏はこれまで2203、TSL60、2061X等様々なマーシャルをその場の状況に応じて使いこなしてきたが、今回の玉置さんのツアーでは全面的に2466と425Bを使用した。照明の関係上、パイロットランプとダイナミックレンジのLEDが目隠しされている。

Hijikata_2466

ダイナミックレンジは常にLOW。足元にはクランチからディストーションまで3種類の歪み系ペダルをつなぎ、曲に応じて使い分けている。その音色はまさに鈴を鳴らすような美しいマーシャル・トーン。すべての機材のよいところが活かされているよう。それにしてもこれほど美しい!それでは、土方氏はどのようにVintageModernをセッティングしているのだろうか?

Hijikata_halfstack

「結局、こんな極端なセッティングになってしまいました。僕の場合、80%はBodyとDetailで音をつくります。イメージとしてはトーンの上と下を決めるって感じかな…。その間の部分をEQで調整しています。不要な部分を削っていったらこうなりました」と土方氏。なるほど、Detailが6、Bodyが4.5。プレゼンス、ベース、トレブルがすべて0。ミドルのみ4.5という極端なセッティング。(ミッドブーストはオフ)これであの極上のトーンが出てくるのだ!

Hijikata_panel

(玉置浩二氏 惑星ツアー 東京フォーラムAにて撮影)

2008年4月21日 (月)

清水保光のVintageModern

正統派ハードロック・バンド、CYCLONE率いるベテラン・ギタリスト、清水保光氏もVintageModernを愛用している。彼の超高速ピッキングのニュアンスを表現するにはVintageModernのレスポンスとダイナミクス、そしてファットなトーンが欠かせないのだ。

Yasumitsu_shimizu_standing

氏はセンド&リターンを使用せず、エフェクターはギターとアンプも間に接続している。DYNAMIC RAGEは常にHIGHに設定。ソロの時にはオーバードライブをオンにし、クリーン・トーンを出す時にはギターのボリュームを下げることによって作り出している。

Yasumitsu_shimizu_2466

セッティングはDETAIL 7、BODY 6、TREBLE 5、MIDDLE 6、BASS 7、REVERB &PRESENCE 0、MASTER 6.。EQはほとんど中点。やはり、PRE-AMP VOLUMEで大方のサウンド・キャラクターを作っている。

Yasumitsu_shimizu_head

ポール・ギルバート、マーシャルを語る

我等がポール・ギルバートがマーシャル・ブログのオープンを記念してインタビューに答えてくれました!マーシャルへの熱い想い、VintageModernの使い方など充実した内容でお届けします!


マーシャルとの出会い

YMT(以下Y):月並みな質問ですが、マーシャルとの出会いについてお聞かせください。いつ、どこで、どうやって?

Paulgilbert ポール・ギルバート(以下P):僕が11歳、ギターのレッスンを受け始めた時だよ。先生に最高のロック・アンプは何かと訊いたんだ。「MARSHALL」と答えてくれたよ。

そのころはとても小さい町に住んでいてね、そこにはたった2軒しか楽器店がなかったんだ。それもトランペットやドラムのような学校のマーチングバンドで使う楽器しか取り扱っていなかった。だからマーシャルにトライすることはできなかったんだ。

僕の最初のライブでのマーシャルの体験はちょうどロックコンサートに行き出したころのことだね。ヴァン・ヘイレン、UFO、パット・トラヴァース、サクソン、ランディ・ローズがいたころのオジー・オズボーン、そしてデフ・レパード。これらのバンドはすべてマーシャルのスタックを使っていた。そしてギターのサウンドはチョー最高だったね!

それからマーシャルを使っていた地元のバンドを聴きに行った。そこは小さなクラブだったのでアンプの音がしっかりとチェックできたんだ。そのギタリストのサウンドはとんでもなく素晴らしくて、正真正銘マーシャルのサウンドだった。そのアンプがメチャクチャ欲しくなったのを覚えているよ。

Y:一番最初に手に入れたマーシャルは?そして、その後のマーシャル・キャリアを教えてください。

P:15歳の時、1974年製の50W MKIIが$250で売りに出ているのを見つけんたんだ。その時の僕には大金だった。でもお父さんがお金を貸してくれたんだ。そうしてそのマーシャルをゲットすることができた。家に持って帰って鳴らしてみた。そう!もう途方もなくデカイ音だったよ!マスターボリュームがないモデルだったもんだから歪ませるには思い切りボリュームを上げなきゃならなかったんだ。そりゃものすごい爆音だよ!!でも、音はすごくよかったな。その後、お父さんがマスターボリュームをつける方法を探してきてくれたおかげで小さい音でもアンプを歪ませることができるようになったんだよ。
そのアンプはレーサーXの最初の2枚、”Street Lethal”と”Second Heat”でも使ったんだ。残念ながらレコーディングをする友達に貸したところ、彼の車から盗まれちゃったんだよ!!

お気に入りのマーシャル・サウンド

Y:お気に入りのマーシャル・サウンドは?具体的にアーティスト名やアルバム名などを挙げていただいても結構です。

Paulgilbert2 P:マイケル・シェンカーとルドルフ・シェンカーはふたりとも最高のマーシャル・サウンドを出すよね。僕は「UFOライブ(Stranger in the Night)」でのマイケルのサウンド、それから「ラヴドライヴ(Lovedrive)」や「蠍魔宮(Black Out)」のルドルフのサウンドが大好きなんだ。
僕はいまだにサウンドチェックのときはいつでも「ブラック・アウト」のリフを弾くんだよ。それから「大いなる野望(Corridors of Power)」のゲイリー・ムーアのサウンドもいいな。もちろん、モンタレーの時のジミ・ヘンドリックスのサウンドもはずせない。

VintageModernについて

Y:もし差し支えがなければ今のVintageModernのセッティングを教えてもらえませんか?

P:まずMID BOOSTをオンだ。そしてDYNAMIC RANGEをHIGHにセットして…

BODY              : 6
DETAIL            : 4
TREBLE            : 5.5
MIDDLE            : 3.5
BASS              : 7
PRESENCE          : 6
MASTER VOLUME     : 8
REVERB            : 0

ってところ。
もちろん、会場の音場によって調整するよ。たいていは自然なブライト感を出すようにするんだ。もし、会場がデッドの時にはDETAILやTREBLEをあげるかな。REVERBもホンノ少し。

Y:あなたはよく50Wアンプをお使いになりますが、100Wを使わない何か特別な理由があるのですか?

P:僕はパワー管をフルに働かしたサウンドが好きなんだ。そうすると100Wのアンプは僕が演奏するような現場では音が大きすぎちゃうんだね。

Y:マーシャルに限らず、一般的にアンプのお好みのセッティングというものはありますか?例えば、いつでもMIDDLEはフルにしているとか…。

P:新しいアンプを試す時にはまずギターのボリュームを低くするんだ。(10のうちの)2とか3位かな。アンプがどうクリーンになるか見るんだ。そして純粋なトーンを確かめる。それからゆっくりとギターのボリュームを上げていってオーバードライブの具合を見る。サスティン、コンプレッションを得るために充分に歪ませる。でも弾き終えた場面ではノイズやハウリングが起こらないようなクリーンさもなければならない。

試してみたいマーシャル

Y:試してみたいマーシャルはありますか?もし、モデル名がわからなければ、「誰それの何々」という感じでも構いません。

P:いつもマーシャルの公式ウェブサイトに見入って空想にふけっているんだよ!実際、最近2061Xを手に入れたんだ。まず最初に、見た目がメチャカッコいい!! すごく小振りでノブが4ケしかないのもいいね!これから発表されるビリー・シーンのソロ・アルバムの中の曲のギター・ソロで使ったんだ。それから、これから発売が予定されているニール・モースのアルバムでも使ったよ。とにかくピュアなギター・トーンが素晴らしいし、グッとボリュームを上げた時がたまらなく気持ちいいんだ!

一方では1987Xも試したいと思っているんだ。僕が最初に手に入れたマーシャルとそっくり同じだし、初期のレーサーXの作品で使っていたヤツだからね。もう一度あのトーンを試したいんだ!

そしてもちろん、ランディ・ローズのシグネイチュア(1959RR)!ランディのサウンドは僕が人生で聴いたヘヴィ・メタル・ギター・サウンドの中で最高のものだよ。僕は15歳の時に2度ほど彼を見た。2回ともその素晴らしさに打ちのめされちゃったよ!

最近の活動状況

Y:マーシャルに関係した最近の活動状況を教えてください。言い換えればマーシャルを使って最近はどんな活動をされているんですか?

P:去年G3のツアーのために2X12”のVintageModernコンボ(2266C)を買ったんだ。毎晩2266Cを劇場で使っていたのでパワー管をフル稼働させることができて、このアンプのテストには最高だった。このアンプのパワー管は特別なんだよ。KT66のサウンドはとてもウォームで倍音を出しまくるんだ。このサウンド、この感覚、言うことないね!! 
2×12”コンボだというのにジョー・サトリアーニやジョン・ペトルーシのサウンドと互角に渡り合うことが出来るんだよ!

そのツアーの後、家に戻ってVintageModernでニューアルバム「咆哮(Silence Followed by a Deafening Roar)」をレコーディングした。たくさんの人からギター・トーンについてのお褒めの言葉をいただいたよ!本当にVintageModernは他とは一線を画したアンプなんだ。

ライブとレコーディング

Y:マーシャルをレコーディング・スタジオで使うときとライブで使う時、明らかに区別していることは何かありますか?もしそうであれば何を、どうしていますか?

Paulgilbert3 P:アンプのセッティングの最も大きな要素はマスター・ボリュームをいかにセットするかだ。小さな会場ではそれほど大きな音は出せない。他の楽器とのバランスがあるからね。最近はギター・クリニックをよくやるんだけど、大抵は大きな音を出せない会場が多いよね?そういうときにはTHD Hot Plateを使うんだ。マスターボリュームを上げるためのアッテネーターだね。家でも使っているよ。僕のスタジオは完全な防音ではないからね。近所の人々を怒らせることなくパワー管をフル稼働させるには便利だね。

VintageModernのすすめ

Y:音のよさだけでなく、レスポンス、弾き心地等も含めてVintageModernのよいところを教えてください。

P:VintageModernは本当に美しいトーンを持っていると思う。今まで過去に使ってきたアンプのいくつかは「紙やすり」みたいな感じがする。そこへいくとVintageModernはまるで「七色の小石」という感じだね。それからシンプルなところも好きだな。マルチチャンネルのアンプは使ったことがないんだ。もしクリーン・サウンドが欲しければ、ただギターのボリュームをさげてやればいい。もしもっとサスティンやディストーションが欲しければオーバードライヴ・ペダルを使えばいい。僕がアンプに欲するのは最高の音を出すチャンネルがひとつあればいいということだ。VintageModernは完璧だね!

Y:最後に日本のファンの皆様にマーシャルについてひとことお送りしてあげてください。

P:まだ子供のころ、僕のおじさんがアンプに関するアドバイスをくれた。彼が言うには「アンプには“楽器屋アンプ”というものと“ライブ・アンプ”というものがある。つまり、楽器屋さんでアンプを試奏するときは大きな音では弾けない。だからエフェクターを山ほどつなぐか、ギンギンに歪ませやらないとそれらしくないんだ。何しろ音が小さいからね。でも、アンプをステージに乗せてバンドとともに観客の前に出るときには、他の楽器から抜きん出て、最高にクリアで豊かな倍音を出すアンプが必要になる。おじさんのサウンドはその通りだった。彼のアンプはもちろんMarshallだったよ!

僕のアドバイスは、「バンドといっしょに爆音でマーシャルを鳴らして世界中をロックしよう」だ!

Y:どうもありがとうございました。

P:Thank you!

*2008年4月11日、emailを通じて本人にインタビューしました。