JMD:1情報

2010年3月 9日 (火)

Hijikata Meets JMD:1~土方隆行、怒涛の16種類のレコーディング+α!

前評判も上々のマーシャル初のデジタル・プリアンプ搭載モデル、JMD:1。

Hazeに引き続き、土方隆行氏にデモ演奏のレコーディングをお願いしました。それも16種類!つまり、JMD:1に搭載されている16通りのプリアンプを使用してひとつずつ弾いてもらったワケです!

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氏すでに実際にレコーディング等で使用している使い慣れたJMD501を起用。Emulated Line Outは使用せず、すべてマイク録りで行われました。

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今日のマーブロはひとまず土方氏のJMD:1への評価を掲載します。

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はじめはデジタルアンプとマーシャルという組み合わせは不思議な感じがしました。でも、中に入っている音というのは歴代のモデルであり、さらにバリエーションに富んだものであったりして、そのどれもが仕事で使えるレベルなんですね。
ただ単に音色が変わるとかいうのではなくて、アンプのキャラクターが変わってしまうというのがすごい。ライブなんかで何種類かアンプを使いたいけれど、ステージのスペースの問題なんかである程度妥協して1台だけで我慢しなければならないなんてことが結構あるんですね。そんな時にはもう最高に威力を発揮しますよね、JMD:1は。例えばこの曲はコンボの音で弾いて、次の曲はハードなんでスタックでドーンと行ってみたいとか自由自在なんですよ。トーンをいじるとかのレベルではなくて、キャラを、つまりアンプを換えちゃうことができるというのがスゴイですね。

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コンボでも低音がものすごくきれいに出てくる。トーンがすごくよく効くんですよ。例えば音が甘いのでトレブルを上げていくとどこまでも上がったりね。うまく調節すればかなり自在な音づくりができるはずです。加えてパワーアンプが真空管だからウォームさも発揮されています。
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エフェクターもよくできていますね。コーラスなんかはとてもシャープだし、ディレイもバリエーション豊かだし、キチッとセンド&リターンに接続された感じがします。リバーブも美しいです。そういえば、トレモロもすごく気に入っています。

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今回のこのレコーディングではコンボ(JMD501)一発で臨みましたが、他のレコーディングで1960につないで録ったりしました。もちろんパンチのきいたマーシャルらしいサウンドになります。JMD:1には歪みのプリアンプもたくさん入っているので、メタル系のサウンドを追求している人たちにはやっぱりスタックがおススメですね。僕はハードロック好きなんですけど、あまり仕事のオファーは来ないナァ。来ればJMD:1でガツンとかましちゃうんですけど…。
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細かい話かもしれませんが、モジュレーション・アジャストを0にするとノイズ・ゲートになる。これメチャクチャ便利ですよ。また、このノイズゲートがよくできていて、ノイズを消すだけではなくて、減衰の間隔がとても自然で何のストレスもなく自由にフレーズが弾ける。重宝しています。
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他のレコーディングと自分のデモ音源づくりでエミュレイテッド・ライン・アウトを実際に使ってみましたが、何の問題もない。スピーカー・シミュレーターなんかまったく必要ありませんでしたね。すごい迫力ですよ。スピーカーから出る音と印象が変わらないんです。
後は…プリアンプを換えるとEQの効き方もガラッと変わるのも面白い。アンプが変わるんだから当然な話なんですが、僕は2203を使っていたんですが、あのミドルを上げるとハイも上がって来ちゃうところまでちゃんと作りこんであるんですよ!

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最後に…このフットコントローラーもすごく便利です。28通りのバンクとして使えるのはうれしい。使い方も非常に簡単でした。先日レコーディングで待ち時間ができちゃって、その間にチョコチョコっと取説えお呼んでその場で操作を覚えちゃったくらいですから。変に作りが凝っているんじゃなくて、MG2FXもそうっだったけど、どのモデルも使い方がシンプルなのがマーシャルのまたいいところなんですよね!シンプルが一番!

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デモ・サウンドはこちらをクリック!

      

JMD:1オフィシャル・ウェブサイト

※JMD:1の扉画面から何かひとつモデルを選んでください。そしてDEMO SOUNDというところをクリックしてください。

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2010年2月25日 (木)

Miyake Meets JMD:1~三宅庸介JMD:1を弾く

今、三宅庸介のような音楽をやっている人が他に日本にいるのだろうか?少なくともそうたくさんはいないであろう。ピュアでハードでソフトで神秘的でストレートで…たくさんあるギターという楽器の魅力の、今では隠れてしまった部分を大胆に切り出して我々に提示してくれる姿は勇ましさすら感じてしまう。

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彼の紡ぎだすボイシングにはいつもノックアウトしてしまう。以前のマーブロの記事では別のことを言ったけれども、今、最もセロニアス・モンクに近いのはビル・フリゼルなどといわれるが、三宅庸介の和声感覚や間や孤高の独自性はロック・ギター界のモンクと言っていいのではないか?この比喩が当たっているかどうかはYosuke Miyake's Strange, Beautiful and Loudの『Lotus and Visceral』を是非聴いてもらいたい。(ライブ・レポートも見てね)

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さて、今回はJMDとのお手合わせ。長年にわたってマーシャルを使用し、マーシャルを知り尽くし、それに飽き足らずいまだに研究に邁進する氏の意見は大変勉強になる。テクは完璧、ひたすらよい音を追い求める姿がまったく神経質に映らないところがスゴイ。多くのプロ同様、故障にも全く動じない。機材は二次的なものであることを熟知しているから変に神経質に陥らないのだ。

デジタル・アンプに抵抗があるわけではないんですけど、僕の場合のマーシャルといえば真空管が灯っていてこそあの音が出ているというイメージがどうしても強いんですよね~。
マーシャルは血が通っているように温かい。

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マーシャルのサウンドで僕が常々大切だと思っているポイントは、ピッキングした立ち上がりのすぐ後に来る何とも言えないスポンジのように吸収されて連れて行かれる感じ…。特にこれはメロディ・ラインを弾いている時に感じるんですけど、この感じと音を味わうために弾いている、というか弾かされているように思うんです。このJMDはその感じを味わえますね。バルブアンプ特有のアタックの後のコンプレッション感が完璧に出ています。

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デジタル系アンプというとたいていアタックとかレスポンスばかり気にされがちですが、それだけではなく、同時に減衰も大切な要素だと思うんですよね。これもうまく処理されていますね、JMDは。本当にマーシャルそのものだ。

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それから、いつもマーシャルって操作が実にシンプルなんですよ。JVMだってあんなにツマミがついているけど視覚的でわかりやすい。このJMDもそう。ギターをインプットして、インプットから近い順にセッティングしていけばいい。(ヘッドの場合)プリアンプで基本となるサウンドを決定して、左へ向かってゲイン、EQ、チャンネルのボリューム、エフェクターと来て最後にマスターボリュームで全体の音量を決めてあげる。何ら難しいところがない。

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コンボはもはやひとつの完成型に達してますね。僕は今回コンボの方が好きかも知れない。100Wコンボ(JMD102)は音の広がり感がキチンと出ている。ずいぶん僕も実験をしたんですけど、スピーカーが2台搭載されていると左右のスピーカーから出てくる音のタイミングがほんの少しズレるんです。そこに広がり感が生まれる。そこへいくとスピーカー1発コンボは音の出方がダイレクトです。このJMD501もそう。だから、コンボを選ぶときは出力だけでなくて「奥行き」を求めるか「ダイレクト」を求めるかというこちら側のニーズをハッキリさせておく必要があると思います。

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好きなチャンネルはCrunch6-ClassicとOverdrive9-Classicかな。6なんかは絶妙なクランチ具合ですよ。VintageModernに見られるような音の張りを感じます。これを弾くと逆にVintageModernのキモを見たような気がするな。すごくうまくできています。
エフェクターはトレモロが気に入りました。ディレイはテープ・エコーで育った我々のような世代には若干クリアすぎるかも知れない。

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マーシャルはこれまでうまくニーズを先取りして時代のロック・サウンドを引っ張ってきたという事実があります。プレキシやJTM、ブルースブレイカーでは弾き手の呼吸感やダイナミクスを見事に音楽的なトーンに作り上げたんですね。JCM800ではもう少しミッドに特化した次の世代のロック・ギター・サウンドを作って見せました。ここから後は自分たちで作り上げた伝説の音と向き合いながらも常に前を見てまた新しい「モノづくり」に励もうとしていることがよくわかります。そこが好きなんです。で、このJMDシリーズはサウンド的にも企画的にもまさにそれの結晶じゃないですか!となると、先に言ったようにマーシャルの音は真空管に灯る赤い炎じゃないってことになるかな?少なくともプリ管の灯じゃないってことですね!(笑)

出てくる音が歴代のモデルに似ているか似ていないかなんてことは完全に超越しちゃってますね。

三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Yosuke Miyake's "Strange, Beautiful and Loud"

JMD:1の公式ウェブサイトはここからお入りください。

2010年2月24日 (水)

ichiro meets JMD:1~ichiro、JMD:1を弾く

Ichiro曰く、「いい音の条件、そして、いいPlayの条件とは…いつの時代もどんなジャンルにでもあてはまる事だと思うんだけど、いい音の条件はいいPlay。いいPlayの条件はいい音。どんな考え方しても必ずここに辿り着くはずなんだよね」(ichiro blog:2010年2月11日付け記事より。同時に2187について触れています。是非ご覧あれ)

マーブロ曰く、「その前にichiroのようないい音が出せれば苦労はない」

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1987T、2061X等々を愛用し、いつも最高のサウンドを求めてやまないichiro。その礎は魅惑のビンテージ・サウンド。先日のGIBIER du MARIのライブでも2187を使って とろけるようなサウンドをクリエイトしていた。そんなビンテージの権化がJMD:1にチャレンジ!さてさて、いかなる評価が飛び出すのやら!

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俺らがやっているような古いタイプの、粗い部分を求める音楽に使用する楽器とは真逆のような感じはするけど、バンドの中にあってハッキリとした輪郭のある音を出すアンプだとは思うよ。実用性は絶対高いね。とても便利だし。

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デジタル・プリアンプだからって音が細いなんてことはまったく感じないな。特にCrunch5-VintageとかOverdrive10-Modernなんか最高にガッツのある音だよ。

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これだけ使える音が入ってエフェクターも完備しててこの値段ならメチャクチャお得だよね。

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スタックだとキャビネットが鳴りきるまでに必要な音量を出せないことが多いんだよね。でもコンボはひとつの箱の中でスピーカーにアンプが乗っかって重みがあってさ、その重みがキャビネットを鳴らしきる手伝いをしているような気がするんだよね。それで最近コンボにはまっているのね。

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それと、このJMDもそうなんだけど、後ろがオープンじゃん?後ろが開いてると前から出ている音と後ろから出ている音に包まれて気持ちいいのね。これはクローズドバックのキャビネットを使うことが多いスタックとの大きな違いなんだ。

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俺の場合、歌って弾いてるからクローズド・バックの場合は出てくる音があまりにも直進的すぎてステージでデッドポイントが生まれてくるのね。そうすると歌いにくいんだ。オープンバックの場合は音に広がりがあるので歌いやすい。それに音が広がっている分、音が耳に到達するまで空気に触れている量が多くて、レコーディングでオンマイクとオフマイクを使うようなアンビエンス効果があると思う。JMDのコンボも十分そういう効果が出ているよね。

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と今回のJMDはコンボの評価も非常に高いのも特徴のひとつかもしれない。

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JMD:1の公式ウェブ・サイトはここからお入りください。

2010年2月22日 (月)

Takasaki Meets JMD:1~高崎晃、JMD:1を弾く(菅沼孝三ソロ・アルバム・レコーディングより)

菅沼孝三のソロ・アルバムのレコーディングに潜入してきた。大好きなドラマー、孝三さん。何しろ筆者の勝手な野望は孝三さんとフリオ・キリコの「日伊手数王対決」なのだ!

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実は菅沼孝三とマーシャルは切っても切れにくい縁があるのだ。というのも孝三さんには2000年、2001年と「マーシャル祭り」に主演していただき「マーシャル・ギタリストの十人組手」で激演していただいた。ほとんどぶっつけ本番だった(第1回目はリハなしの完全なぶっつけ本番!)にもかかわらず素晴らしい演奏だった。演ってる方々は大変に決まってるけど、見てるこっちは楽しかったナァ~。

この日のレコーディングはトリオでロック!この3人がこれまた凄まじい演奏で…。

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ベースはCANTA地獄カルテット、自己のプロジェクトで大活躍、マーブロでもおなじみのMASAKI。この日もヤカンとタライを持参!…ウソだってば!

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そしてギターは世界の高崎晃

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そして、この使用されたマーシャルがJMD100だったのだ!

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レコーディング・ブースに収められたいつものキャビネット。

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高崎さんはJMDを弾くのがこの日が初めて。「ちょっと使い方教えて」と簡単に仕組みと構造をお伝えすると、16のチャンネルのサウンドをひと通りチェックして、キュキュキュとEQをセット。数分後にはもうJMD100を自家薬籠中のものとしてメガトン級の音を出していた。

画家が絵具を数種混ぜたり、作曲家が和音を組み立てたりして自分の表現したいものを自然に作り出すように、何といおうか、こういう人は「アーティストの才」というか「野生の勘」なのか機材をすぐに使いこなす能力を生まれつき持っているような気がする。もちろん、実際には機材ではなく、高崎さんの指が音をつくっているんだけどね。

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最初、使用するサウンドを「ま、3種類位やな…」としていたが、使っていくうちに「あんな音、こんな音」と 5種類の音を使うことになった。まだこちらも使い方に慣れていないので冷や汗タラタラ。でも、大丈夫。操作がもんのスゴイ簡単だからね~。

レスポンスも早くて文句なし。1回目のプレイバックでは「チョット音が細いのでは?」とご自身で気にされていたようだが、周りは「ゼ~ンゼン!」 セッティングを少々変えて録り直したところさらにゴン太サウンドに!ご自身もご満悦。

ギターのオーバーダブをミキサー室でみんなで見守っていると、孝三さん…「タッカンはアマチュアのころからリズムがものスゴかったんですよ」…ってトップドラマーに言わせしめる高崎晃。そう、いつも感心するんだけど、一流のアーティストは弾く楽器を問わず絶対にリズムが鉄壁なのだ。

歪み系のセッティングではキャビネットを収納しているレコーディング・ブースの頑丈なガラス戸が揺れているのではないかというほどの超轟音!でも高崎さんの轟音はいつも美しい!恐るべしはJMD!

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それはそうと、高崎さんのお気に入りチャンネルはClean1-Modern、Clean3-Classic、Overdrive9-Classic、Overdrive12-Detuned、Lead15、Lead16といったところ。

レコーディング・メンバーや居合わせたスタッフ、レコーディング・エンジニアの方、皆さんJMDの音質とパフォーマンスに驚かれておりました。手頃な値段にもビックリ!

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レコーディングに使用した愛器、KG-PRIME。

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終了後、3人で記念撮影。もう夜更け。

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高崎晃も認めたJMD100。もしかしたらマーシャルJMDがギターアンプの「デジタル」と「アナログ」の垣根を取り払うのかも知れない…。

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このセッションを収録した菅沼孝三ソロ・アルバムは5月発売の予定。絶対聴いてね!

公式ウェブサイトへはここからお入りください。

(継承一部略 2009年2月14日 都内某レコーディングスタジオで撮影) 

2010年2月10日 (水)

SHIMIZU MEETS JMD:1~清水保光JMD:1を弾く

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JMD:1体験レポートの第2弾はハード・プログレ・バンドCYCLONEを率いるベテラン清水保光さん。しっかりとした文脈を抜群のテクニックで綴る名人です。お弟子さんも多数。

普段はVintageModern2466と1960Aの組み合わせを愛用しています。さて、今日のベテランの耳にはJMD:1はどう鳴り響きますか…。

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(以下は清水さんのコメント)

「マーシャルといえば1959ですよね。やっぱりチャンピオン。でも僕には音が大きすぎてコントロールできない。だからJCM800が一番なんですね、僕らの世代では。800は1959ほどの炸裂感はないけどコントロールしやすい。僕の場合はマスター・ボリュームがないとシンドイ。「1959にそのままマスター・ボリュームがついていればいいのに」といつも思っていたんです…これ(JMD:1)、そうなってますよね、まず?2203の音も初期のヤツにそっくり」

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「そりゃホンモノと並べて弾けば違いはすぐわかるんでしょうけど、レスポンスも十分に早いし、右手のニュアンスもバッチリ出してくれるし、何の違和感もないですね。
僕もそうなんですけど、「マーシャルのクリーンが好き」という人が大勢いらっしゃいますよね。マーシャルのクリーンってレコーディングの時なんか芯がしっかりしていて実に気持ちがいい。JMD:1はそれをもしっかり実現していると思います。そのクリーンがスイッチ操作ひとつで歪みの音と同じ音量でスパッと出てくるなんてスゴイことですよ!1959や2203ではあり得ない現象ですもん」

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「レコーディングをよくする人なんかに持ってこいですよね。いろんな音を録音するのにアンプを何台も必要としていたのにコレ1台で済むんですからね。「マーシャルがデジタル?」なんていうのは偏見だと思う。すぐ現場で使えると思いますよ。
エフェクターもかなりレベルが高い。全部使えますよ、コレ。僕はこのアナログ・ディレイがすごくうれしい!(笑)そこらのアンプ・シミュレーターってコンビニっぽいんですよね。「あれもあります、これもあります」って。でも特別なモノがない。便利なのは「いつ行っても開いてる」ってことだけ。JMD:1もある意味そうなんだけど、コンビではないですよ。一流デパートのレストラン街なの。つまり専門店がズラッと並んでいるイメージ。しかも一流デパートだから実力とキチンとした歴史を持ったお店しか入れないじゃないですか、アレとおんなじ!」

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「これ以上入れて欲しかった音なんかはないですね。ここまでやってくれれば後はこっちの問題。使いこなしてあげないと!そうやってつき合わないとね。全部機材に頼っては絶対にダメなんですよ」

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「コンボも両方ともタイトでいいですね!普通100Wと50Wでスピーカーの数も違うので好みが分かれるところですけど僕は両方好き!501はレコーディングにピッタリじゃないかな?そりゃ音圧という面ではスタックにはかないませんけど、これならちょっとしたライブハウスでしたらコンボでも何ら問題ないでしょう。かえってスタックよりコントロールしやすいかも。
とにかくマーシャルはまた途轍もないことをやらかしちゃいましたね!」(談)

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JMD:1は日本では3月19日の発売を予定しています。

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2010年2月 9日 (火)

SHARA MEETS JMD:1~石原"SHARA"慎一郎JMD:1を弾く

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世界的に予想以上の高評価を得ているマーシャル初のデジタル・プリアンプ・モデルJMD:1。マーシャルを知り尽くした日本のギタリストにも試して体験していただきましょう!

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第1回目はおなじみEARTHSHAKERmintmintsでおなじみの石原"SHARA"愼一郎さんの登場です。最近TSL100からJVM410Hにヘッドを交換したSHARAさん。新しいものに抵抗を示さないその姿勢は決してただの「新しもの好き」というのではなく、よりよいサウンド、より便利な演奏環境を求める妥協なき態度に他ならないのです。

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30年以上に及ぶマーシャル歴を持つSHARAさんの耳にマーシャルが初めて採用したデジタル・プリアンプ技術によるサウンドはどう聴こえたのでしょうか?EARTHSHAKERツアーの真っ只中のお忙しいところ、「マーシャル以下はSHARAさん本人のコメントを採録したものです。(ヘッドの試奏に当たっては1960Aを使用しました)

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「こう、ただ歴代のマーシャルの音を再現するとかいうのではなくて、マーシャルの面白い使い方 みたいなものを詰め込んだところにマーシャルの誇りを感じるね。面白いなと思う。古いモデルの音をシミュレートするなんてのは他のブランドでも当たり前にやっていることだけど、JMD:1は全然違うね」

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「でも、今まで色々試して全然そういうのに満足できなかった。で、今回「マーシャルがつくるマーシャルのデジタル」っていうんで期待してたんだけど、昔のモデルの音が入っているだけじゃくて、新しい音が入っているところなんか「さすがマーシャル!」って思った」

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「僕はこういう新しいデジタル機材なんかには全然抵抗がないんだ。 MIDIはやっぱり便利だし、音色はいいし、音量が低くてもいい歪みが得られるし、mintmints(註:SHARAさんのギター・インストのソロ・プロジェクト)なんかにはすぐ使えるし、他の場面でもすごく便利だと思うね」

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「また、最近のマーシャルに入ってるエフェクターがすごくいいんだけど。JMD:1のも大きな売りやね~。最高に使いやすいよ!本当にギターとJMD:1だけでことが足りるねん。AVTも相当よかったもんね(註:AVT150もSHARAさんの愛器)」

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「入ってる音もみんな使える。僕は特に16番(Lead - Modern)と9番Overdrive – Classic)が気に入った。9番は「JMP-1」だっけ?少しEQでハデに仕上げた方がよいと最初は思ったけど、そんな調整も自由自在やもんね」

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「今日はスタジオで弾いただけだったけど、あれならバンドで弾いても何ら問題ないと思う。現 にギターだけのイントロは調子ええんやけど、バンド・アンサンブルに入ると何にも聴こえなくなっちゃうヤツもあるからね。その点、今まで使ってきたマーシャルでバンドで音がうずもれたことなんてただの一度もなかった。
時間が足りなくてあまり試せなかったけど、MIDI機能やループ、メモリーの機能とかの機能も文句ないね」

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「昔はエフェクターをズバっと並べたり、つなぐ順番を勉強したりすることに美学を感じていた人間だったけど、トラブルは多いし、お金はかかるし、もうシンドイし、必要ないよ!(笑)考えられないよ、アンプにあの水準のエフェクターが入っているなんて!

早く現場で使ってみたいナァ!(談)」

…とかなりお気に召していただきました。

驚いたのはコメントの中でSHARAさんも16番のプリアンプの音が気に入ったとおっしゃっていますが、その音はSHARAさんの現在の愛器、JVM410Hの音だったのです。ま、「それならJVMを使ってりゃいいじゃん」ってのはヤボな話し。プロの耳の正確さとマーシャルのデジタル・プリアンプの技術の高さに感心してしまいました。

JMD:1シリーズは日本では3月19日に発売の予定です。

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