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プロのマーシャル

2011年11月16日 (水)

STRAIGHTENER ~ LONG WAY TO NOWHERE TOUR

9月22日の渋谷QUATTROを皮切りに12月11日の新木場STUDIO COASTまで一大ツアーを敢行中のSTRAIGHTENER。名付けて『LONG WAY TO NOWHERE TOUR』。爆発的な人気で各地のシーンを席巻している。そのツアーの中盤あたり、10月の終わりに渋谷AXで彼らをキャッチした!

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ボーカル&ギターのホリエアツシはマーシャルを使用。

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モデルはヘッドが2204にキャビが70年代に製造された1960AX。まだインプットジャックが下の方に付いている時代だ。2204はJCM800シリーズの1チャンネル50バージョン・ヘッド。どこかのアンケートでもっとも重要なマーシャルのモデルに選ばれていた2203はその100Wバージョン。案外2204を見かけることは少ない。使用しているギタリストを考えてもパッと頭に浮かんでこないナ。

JCM800シリーズには2チャンネルバージョンの2210(100W)と2205(50W)もラインナップされていたが、マイケル・シェンカーの愛用によって2205ばかりが有名になってしまった。吉井和哉さんのサポートやNuevo Immigratoで活躍中の「バーニー」でおなじみの日下部正則氏は2210を愛用している。

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会場の渋谷AXは朝8時の山手線状態。揺れの大きさはAXの勝ち。イキのいいロックナンバーの連続に会場はノッケから興奮のるつぼだ。こうした最近の新しい(「新しい」というのは70~80年代ロックとは異なるという意味)ロック・バンドには比較的ビンテージ系のマーシャルが好んで使用される傾向にあるような気がする。音の立ち上がりが早く、抜けのよいサウンドがマッチするのであろう。こうした現場にもマーシャルの魂が連綿と生き続けているをみると何やらうれしくなる。

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STRAIGHTENERの詳しい情報はコチラ⇒STRAIGHTENER.NET

(一部敬称略 2011年10月27日渋谷AXにて撮影)

2011年4月22日 (金)

Stone Sour(ストーン・サワー)、Corey Taylor(コリィ・テイラー)のマーシャル

Stone Sour, Corey Taylor's Marshall

『LOUD PARK 10』で素晴らしいライブをブチかましたストーン・サワー、4年ぶりの単独来日公演。横浜、東京、名古屋、大阪を4日でこなすヘビィなスケジュール!赤坂BLITZでボーカル&ギターのコリィ・テイラーに密着してきた!

リハ後、マーシャルとのツーショットも快く引き受けてくれたどころか、時間を取らせても申し訳ないと思い、チャッチャと手際よく撮影を済ませたところ「もういいのかい?」なんて声をかけてくれた。いい人だ~!

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ショウの一部でギターを弾くコリィもマーシャル・プレイヤーだ。

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これがコリィのセット。ステージ前面からは見えないが、JVM210Hを愛用している。もう海外は完全にJVMシリーズがスタンダードなマーシャルとなっている。

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キャビネットは1936を2台セット。

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これはCoreyのオリジナル・ピック。みんなに見てもらおうと思ってもらって来た!

Pick

プログラムはアンコールを含めて14曲。緩急取り混ぜたヴァラエティに富んだ構成だ。

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もう何しろコリィのパワーがスゴイ!

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これがさっきニコニコ写真を撮らせてくれた人と同一人物か?って思えるほどエネルギッシュなのだ!

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超ノリノリの客席を見て満足気なコリィ。

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とにかくダイナミック!

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「騒げ!」とか「跳べ!」とか日本語もバッチリだ!

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これ1936の上を歩いているワケではない。ドラムの山台ね。

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聴くものの魂を揺さぶる歌声だけでなく縦横無尽にステージを駆け回るアクションも圧倒的だ。

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エ?コリィ、ギター弾いてないじゃないかって?ゴメンチャイ、撮影時間の制限があってね、写真とれなかったの…。次の次ぐらいの曲からギターを弾いてくれたのです。ご心配なく!

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Hey ADMF, Corey sent a big hello to you from Tokyo!! あ、これコリィのセリフではなくてマーシャル・スタッフとの楽屋落ちネタです。失礼!

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(敬称略 2011年2月21日 赤坂BLITZにて撮影)

2011年3月 3日 (木)

聖飢魔IIの魔ーシャル~『ICBM TOUR』から

SEIKIMA II's Marshall~ICBM TOUR

「エエッ!今頃聖飢魔IIのレポート?!」とおもわれても仕方ない。今頃レポートさせていただきやしょう。

でもね、遅いアップを威張っちゃいけないけど、多くの方が「ああ、懐かしい!あの日の興奮がよみがえる!」っと満更でもないんですよ。

ほうら、思い出すでしょ?中野サンプラザでのミサの興奮を!

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デーモン閣下

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ルーク篁参謀

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ジェイル大橋代官

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ゼノン石川和尚

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ライデン湯澤殿下

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そして、聖飢魔IIのミサは魔ーシャル・サウンドに満ち満ちているのだ。

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ジェイル大橋代官は1972年製の1959。手前は現行の1959SLPでサブとして使用している。

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キャビネットはビンテージの1959用の1960A。向かって右はモニター用に使用している現行の1960Aだ。

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ストレートでソリッドな1959サウンドで舞台上手を守る。

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代官使用のピック。

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一方のルーク篁参謀の魔ーシャルは…

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1959RR×2台、DSL100、そしてJVM410Hがセットされていて、メインは一番上の1959RRだ。

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ルークのキャビネットはお気に入りのMF280Aだ。

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参謀使用のピック。

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ステージ下手も1959RRとMFキャビの絶妙なコンビネーションで誰もがうらやむようなディストーション・サウンドをクリエイトされていた。

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こうしてステージの両端で魔ーシャルが活躍したワケだが、改めてそのサウンドの差異の大きさに驚いた。

参謀流麗なソロを連発。そのサウンドはいかにも大英帝国ロックを支えた魔ーシャルの典型的な歪み。それに加え輪郭のハッキリした粒立ちのよい音。

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一方、代官は「WINNER!」のカッティングで聴かれるような立ち上がりの早いハリのあるサウンドだった。

これらのギター・サウンドがキレイに混ざり合い絶妙なギター・サウンドのアンサンブルが生まれるのだ!

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ミサ自体も「1999 SECRET OBJECT」、「地獄の皇太子」、「アダムの林檎」、「蠟人形の館」等々、小教典を多く含んだ信者垂涎の好演目だ。

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そして希望的再演では「EL DORADO」を演奏。

素晴らしい演奏に信者はノックアウト。また近い将来の復活を願いたい。もちろん魔ーシャルを携えて!

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(敬称略 2010年11月14日 中野サンプラザホールにて撮影)

2010年11月24日 (水)

1992LEM大活躍!~寺沢功一ライダーチップス・レコーディングより

Hard working 1992LEM!!  Koichi "TERACHIN" Terasawa from recording of Rider Chips

ここのところナンカ知らんが1992 SUPER BASS系の話題が多いような気がするナァ。一昨日はレミーだったし…。

で、今日も1992LEMのお話し。

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主人公は寺沢”てらちん”功一。マーシャル・ブログではmintmints田川ヒロアキ・バンドで登場してもらっているおなじみのSUPER! HYPER!人気ベーシストだ。

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そのてらちんが所属するバンド、RIDER CHIPSの新曲のレコーディングに1992LEMが使用されたのだ。

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キャビネットはVBC810 を用いた。

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さて、そのサウンドはというと、「これでいいの?!」という位の深い歪み。んん~、タマランなぁ~!こういうベース・サウンドって最近は聞かなくなった。それこそレミーぐらい?クリームのジャック・ブルースがそうであったように一時代を築いたサウンドなのだ!

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RIDER CHIPSのギタリストは野村義男。

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笑いの絶えない楽しいレコーディング風景!

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でも、真剣。野村さんが次から次へと浮かんでくるアイデアを確実に受け止めてすぐにそれを実演するてらちん。回を重ねるごとに作品が充実していく。

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mintmintsなどとは全く異なるサウンド環境ながら、完璧なプレイでグイグイとバンドをドライブさせる様は最高にカッコよかった!1992の復活なんてどうですかね、ベーシストの皆さん?!

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寺沢功一の詳しい情報はコチラ⇒てらちんの低音日記

野村義男の詳しい情報はコチラ⇒PEG-MANIA.COM

RIDER CHIPSの詳しい情報はコチラ⇒ =TOP= of RIDER CHIPS

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(敬称一部略 2010年10月29日 都内某レコーディング・スタジオにて撮影)

2010年11月16日 (火)

伊藤広規のマーシャル~山下達郎『Performance 2010』より

Koki Itoh's Marshall~from Tatsuro Yamashita "Performance 2010" tour

夕暮れのNHKホール。

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今日は山下達郎さんのツアー『Performance 2010』のNHKホール2days公演の2日目。ほとんど楽日!デビュー35周年を記念しての35本組のツアーだ。最終的には39本の公演となった。

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そして今日のマーシャルは1992 SUPER BASSのフルスタック。

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弾き手は達郎さん一家で1979年から低域を担当している伊藤広規。マーブロへは森園勝敏、向山テツとのアートロック・トリオ、THLEE OF USの横浜でのライブ・レポート以来の登場だ。

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ヘッドは1979年製の1992。1992は100Wのベース用アンプヘッドで、1966年から1981年まで製造されていた。フロントの3つのスイッチはパワー、スタンバイ、ポラリティ。筆者もこのころ、つまりJCM800前夜の1959を所有していたが、普通のライブハウスで使う程度の音量では歪む気配さえまったく見せなかったっけ…。でも、この頃のマーシャルのクリーン・サウンドとオーバードライブ系のペダルをつないだ時のクランチ~ディストーション・サウンドは何物にも替えがたい魅力がある。森さんや秀人さんがその使い方の好例だ。

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広規さんはリンクして使用。マーシャルのベースアンプというと、ジャック・ブルースやレミーのようなブリブリ・サウンドを連想する人がいるかもしれないが、そのサウンドは芯があって、抜けてて、太くて、あったかくて、いかにもベースらしいサウンド。

この音と広規さんのこれまたベースという楽器の権化のような名プレイを聴けば完全主義者の達郎さんが広規さんを片腕ベーシストに据えている理由がわかるような気がする。「Sparkle」のチョッパー(あえてスラップとは言いません)などもう鳥肌モンだった!

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キャビネットは上下とも鳴らしている。

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ここで少しコンサート(あえてライブとは言わない)の様子を…。70年代の正統派ハードロックと気が遠くなるまでコネくり回して作り上げるプログレッシヴ・ロックとビバップ以降のガチャガチャしたジャズばかり聴いてきた筆者にとって達郎さんのソフィスティケイトされた大人のロックはこれまで無縁のものだった。よって恥ずかしながら今回のコンサートは初体験だった。

そして、心から感動した。開演前にギターの佐橋さんが「長いよ!楽しんでって!」とおっしゃってくれた。シュガー・ベイブ時代の曲も取り混ぜて集大成的に3時間。でも、一時たりともまったく飽きない完璧な音楽ショウだった。呆れるほど音楽をクリエイトすることに集中する達郎さん。音楽のことしか考えていない完全な音楽の職人だ。

このバンド、ワイアレス機材を使用していない。達郎さん曰く「音が悪いから」。80年代から機材はほとんど入れ替わっていないという。何たる音に対するこだわり!新しかろうが古かろうが、やっぱりいいものはいいのだ!

そして、それを見守る観客。この空間を身体全体で浴びて心から音を楽しんでいる。もちろんショウのはじめから立ったりしない。ジックリ…とにかくジックリ音楽を聴いている満場の4,000近くの人の姿がまた感動的であった。

ノリノリばかりがコンサートではない。アーティストと観客がお互いにいい音楽をシェアするというこういう一体化のあり方もあるのだ。さらにあの堂々たるステージ・マナー!何を取っても超一流のエンターテインメントだ。

こんなの久しぶりだ。昔はどんなコンサートでもこうだった。コンサートはゆっくりと音楽を鑑賞する空間だった。お願いだからジェフ・ベックのコンサートの冒頭から立ち上がったりしないで欲しい。音楽は踊るためのものであった時代もあったし、いつの時代もそれは間違いではないとは思う。音楽に合わせて存分に身体を動かしたいのならディスコか盆踊りへ行って欲しいし、ショウが始まった途端に立ち上がるのは何の礼儀だろう?演奏後のスタンディング・オベーションならわかる。30年ほど前の日本人はこの欧米の習慣ですら照れてしまって、避けて通るのが普通だったはずだ。2&4拍で手拍子が打てるようになった代償がこの意味のないスタンディングなのかしらん?

とにもかくにも達郎さんのコンサートのように3時間もジックリ座って鑑賞できる音楽が再び隆盛して欲しいと思う。

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足元のようす。足鍵盤だけで何もなし…。すべて指先で音を作っちゃうからね。

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スティーブ・ガッドが昔インタビューで「あなたの夢は?」と訊かれて「ビッグバンドのドラマーとしてフランク・シナトラの伴奏をすること」と答えていたのを雑誌で読んだことがある。楽器を志す者、自分で曲のメロディを奏で、圧倒的なソロで観客を酔わすことは最大の夢である。そして、もう一方では「声」という人類最強の楽器を使いこなす偉大な歌手の伴奏をすることも器楽奏者の最大の喜びなのである。

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広規さんの仕事はそれだ。最高の音楽家の最上の作品を完璧な技術と音楽性で作り上げていく。何と素敵で名誉ある仕事だろう!そのお手伝いができるマーシャルは幸せ者だ。そしてまた惚れ直しちゃった!

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伊藤広規の詳しい情報はコチラ⇒Koki Itoh Official Web Site

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達郎さんのMCから…デビュー35周年ということは1975年のデビュー。時は日本のロックの第2世代がものすごい勢いで暴れまわっていた頃。大阪からは上田正樹とサウス・トゥ・サウスやウエスト・ロード・ブルース・バンドのコテコテ勢、金沢からはめんたんぴんのデッド・サウンド、そして九州からは艶やかなサンハウスなどなど。対するはシュガー・ベイブのおしゃれなサウンド…これらが共存できるわけもなく、フェスティバルなどでは大層苦労をされたらしい。そりゃそうでしょ。しかし、あれから35年、達郎さんはそのサウンドを追求し続け、未だにテレビにもお出にならず、磐石の態勢で自分の音楽をクリエイトしている。本当にスゴイことだ。

そのシュガー・ベイブの『Songs』というアルバムが権威ある某音楽雑誌の「日本のロック100選(1960-70年代編)」の第3位に選ばれていた。このことはステージで達郎さんもうれしそうに触れていた。

その特集の中で、ある音楽評論家が「60~70年代は世界的に文化のバブルのようなものの中にいて、1970年代の日本のロックが持っていた得体の知れない魅力は現在のロックにつながっていない。なぜならその時代の背景を引き継ぐことができないから」みたいなことを述べていらっしゃった。まったくその通りだと思う。若人よ、今の内にいい音楽を大いに聴こうではないか!

最後に達郎さんは今の政治に若干の揶揄を加えた後、目の覚めるような素晴らしいことをおっしゃった。

「今、中国やロシアとの関係が危うくなっています。早く正常化して欲しい。平和じゃないと音楽はできませんから」

歳を取って涙腺が緩んできた2つの目から涙が流れた。

(2010年11月5日 東京NHKホールにて撮影)

2010年6月22日 (火)

detroit7のマーシャル~ニュー・アルバムのレコーディングから

detroit7's Marshall.  A report on new album recording.

「音楽が昔に帰ろうとしている」というのは音楽業界の人と話をしていて最近よく耳にすること。懐古趣味ということではなくしていい傾向だと思う。でも「昔」って何だろう?

機材や録音のテクノロジーを除いて今のロックがいわゆる昔のロックに比べて進化しているとは思えないし、演奏能力に至っては尚更でしょう。それはギター・ソロが死語になりつつある状況を見ても明らかで、色々なミュージシャンの話を聞いていると、テクノロジーの進歩が音楽や演奏技術を進化を妨げているという皮肉な事実が存在していることがわかる。

昔ばかりがいいわけではないけれど、60~70年代のロックに民衆が思慕の念を抱き始めているのも当然のことかもしれない。だってもっともロックがクリエイティブな時代だったワケだから。

でもその「昔感」みたいなものってどこから来ているのかというとこれがまた実に不思議で、昔の楽器を揃えればいいというワケでもなく、はたまた昔風の曲をやればいいワケでもなく、それは「空気感…みたいなもの」としか言いようがないような気がする。簡単に言えば雰囲気ということになるのかな。

さて、今日の主役はdetroit7。新作のレコーディングにお邪魔させてもらったのだが、スタジオに入って音を聴いた瞬間、個人的に非常に「昔感」を抱いた。「ガレージ・ディスコ」を標榜しているが、筆者には「昔の空気感」タップリでただひたすらに気持ちいい!これは決して「古い」ということではないよ。それがdetroit7。菜花知美(vo&g)、古田島伸明(b)、山口美代子(ds)のパワフル・トリオだ。

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下は2010年1月20日にリリースされたアルバム『FRESH』。

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そして、同時に発売されたベスト盤『FEVER』。どれもこれもストレートでゴリンゴリンのロックンロールだ!理屈抜きにカッコいい!

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ギターのレコーディング・ブース。レフティのJazz Masterがものすごい存在感をかもし出している。これレフティになると見慣れないせいで完全に違うギターみたいだね~。

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マーシャルはビンテージの19594100、そしてJVM210Hがセットされていた。

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キャビネットは1960A。

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ギター&ボーカルは菜花知美。彼女がクリエイトするギター・サウンドと同じくらいの破壊力を持つボイスに耳を奪われてしまう。今日は後ろ姿で登場だ!さぁ~て、1発カマシテやってくり~!

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今回のレコーディングは秋口にリリースする待望のフル・アルバムのためのもの。完成を楽しみにしています!

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detroit7の詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

(敬称略)

2010年6月17日 (木)

Kenta Harada(原田喧太)、 DAMIJAW(Ka-Yu/松本和之)ツアーでJVMを弾く!

Kenta Harada plays JVM in the DAMIJAW tour.

Janne  Da ArcのベーシストKa-yu/松本和之のソロプロジェクトDMIJAWのアルバム『I AM』が4月28日に発売され、そのツアー『DAMIJAW 2010 tour "I AM"』が6月5日のHEAVEN'S ROCK さいたま新都心を皮切りに快進撃を続けている!

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ギターは我らが原田喧太。

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今回のツアーではJVM410HMF280Bのコンビネーションがステレオで大暴れしている!その概要はJVMとギターの間に下のマルチエフェクターをつなぎ、JVMのSENDからもう一度エフェクターに信号を送り返し、そこでステレオにして2台のJVMもRETURNに返している。つまり、1台のJVMはパワーアンプだけを使用していることになる。

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足元のようす。MIDIを使用してJVMのチャンネルもコントロールしている。

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こちらはステージそでに用意されるサブのフットコントローラー。

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喧太の愛器たち。7弦も使用される。

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こちらもステージで使用される愛器たち。

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ちなみに喧太が使用しているチャンネルはCLEAN/GREEN、CRUNCH/ORANGEとRED、OD1/GREENだ。

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原田喧太の詳しい情報はコチラ⇒Kenta-Harada.com

DAMIJAWの詳しい情報はコチラ⇒DAMIJAW OFFCIAL WEB SITE

ツアースケジュールはコチラ⇒DAMIJAW OFFCIAL WEB SITE

(敬称略)

【お詫び】松本和之のご紹介の一文に不適切な表記を致しましたこと、訂正してここに深くお詫び申し上げます。

2010年5月19日 (水)

Do As Infinityのマーシャル

2008年の再結成以来、怒涛の快進撃を続けるDo As Infinity。今月よりスタートした全国ツアー『Do As Infinity LIVE TOUR 2010 ~ETERNAL FLAME~』も絶好調にこなしているところだ。

そして、お決まりのポーズで決めるDo Asサウンドの要、大渡亮が愛用するのもマーシャルだ!

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今回はそのツアーのリハーサルからのレポート。

ズラリと並んだマーシャルたち。左からVintageModern24661936VJVM210HVintageModern425BJCM900 41001960AV。色々と試してツアーに使用するマーシャルをところ。かつては1969年製の1959を所有していたこだわりの氏のこと、見極めの目は確かだ。

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足元のようす。中央にはJVM210Hのフットコントローラーが見える。氏はスイッチの1~3までをプリセットに割り当て、4をループのオンオフにアサインして1~3のどのプリセットにもエフェクターがかかるようにセットしている。氏曰く「もうメチャクチャ便利!」 結果、今回はJVM210H組が採用された。

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サポートのギタリストは佐藤大剛(ひろたか)。 JUJU、絢香、東方神起、Kinki Kids、コブクロ、スネオヘアー、大塚愛、PUFFY、槇原敬之などのツアー・サポートをこなし、レコーディングでは持田香織、槇原敬之、MINMI、V6、玉木宏等の作品に参加している売れっ子プレイヤーだ。

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ロック、ジャズ、カントリー等、若いのに音楽の幅がおっそろしく広く、メッチャうまい!売れっ子なハズですわ。と、その若きスゴ腕ギタリストが選んだアンプはVintageModern2466と425Bのコンビネーション。

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足元のようす。氏は2466のDynamic RangeをLowにして、これらのエフェクターをギターと2466の間につないでいる。いわゆる「土方流VintageModern術」ですな。

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メチャクチャ気さくな亮さんも打ち合わせは真剣!でもその手にはバナナの皮が!この後、亮さんがこのバナナの皮で滑ってしまったことは言うまでもありません。(ウソ!)

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Do As Infinityの詳しい情報はコチラ⇒Do As Infinity Official Website

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大渡亮のJMD:1試奏レポートはコチラ⇒JMD:1情報「Ryo Meets JMD:1」

そして、JMD:1サウンドの視聴はコチラ⇒JMD:1 DEMO SOUND

(敬称略)

2010年4月30日 (金)

Gary Moore(ゲイリー・ムーア)のマーシャル

ゲイリー・ムーア、21年ぶりの来日!泣かされました、泣きのギターに!特に熱心なファンではないんだけど、泣けた!何なのよ、あの音、あのプレイ!

個人的に初めて彼の名前を意識したのは1977年にColosseumIIのラスト・アルバム『War Dance』が出た時だった。「スンゲェ~ウメ~」とビックリしたそのギタリストの名前は「ギャリー・ムーア」といった。Garyは当然「ゲイリー」であって「ギャリー」はやっぱり変だよな…と後に思った。ところが、はるか時間が経ってマーシャルの連中と付き合うようになって初めて知ったのはイギリス人はGaryを「ゲイリー」ではなくて「ギャリー」、イヤどちらかというと「ギヤリー」と発音するということ。Mooreは「ムーア」ではなくて「モーア」。もう少し正確にカタカナ表記をするならば「ムォーア」だ。だから、イギリスに行くと「ゲイリー・ムーア」は「ギヤリー・ムォーア」となる…ように聴こえる。

ということでギター・テクから聞いた話も交えて今日はタップリ、ギアリー・ムォーアで行きま~す!(これ以降はゲイリー・ムーアにもどしますね)

ステージ全景。おっそろしく何の飾り気もない。照明も青や紫が基調の実に落ち着いた雰囲気でカッコよかった。ライブ写真撮りたかったナァ~。ギターもベースもマーシャルで統一!気持ちいいい!

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これがゲイリーのマーシャル(下の写真。マーブロの文章は基本的に位置的に次に出てくる写真を説明します)。 正真正銘、市販の普通の1959SLPだ。楽器店で売っている1959SLPと同じ。改造も何もしていません。ただし、230V&50Hz、つまりイギリスと同じ状況にして使用している。そして、キャビネットは1960BXだが、スピーカーはVintage30 に交換されている。(入力は280Wとなる)

先日のジェフ・ベックのギター・テクも言っていたが、連中は電圧の高低ではなく、供給される電源の周波数をエラク気にする。ジェフのギター・テクは「60Hzで使用すると倍音が乏しくなる」と表現していたが、ゲイリーのギターテクに言わせると「低域(less bassy)が薄くなる」とのことだ。

インプットはとにかく左上のトレブル・ブースト・チャンネルだけ。セッティングはPRESENCEが2、MIDDLEが8程度、以外はLOUDNESS 1も含めてすべて 9あたり。皆さん、間違ってもこのセッティングを1960BX1台で鳴らしてはダメdeathよ。スピーカー飛んじゃうからね。

1959弾きのベテラン・ギタリストの方々ならおわかりでしょうが、普通はとてもこんなセッティングじゃ弾けないですよね?

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実は今回ゲイリー所有の1959SLPの調子が悪くなってしまい、ウチで修理をしたのだ。当然戻す前に直っているかどうかをチェックをするワケだが、せっかくなので実際に上のセッティングとレス・ポールで鳴らしてみた。その様子が下の写真。

ま、ゲイリーと同じ音が出ると思うほど自惚れちゃござんせんが、死んだね、耳。狭い場所で弾くせいももちろんあるが、同じ音が出るどころか暴れまくっちゃってまったく弾けん!どこをどう弾いてもフィードバックよ!

ここで結論ひとつ。以前「デカイ音で練習した方がよいか、小さい音で練習した方がいいか」という問題があったが、「デカイ音練習」に1票入れますね。もうコレぐらいの音量になると、音を出しているのと同じくらい音を消しているというイメージだもんね。「ギターの技術はミュートにあり」に同感ですわ…。

そのゲイリー、当然ですが、まぁ~音デカかったよね~。一番最初の写真を見てください。少しマーシャルが下手側に振ってあるでしょ?JCBホールではミキサー卓が真ん中じゃなくて少々上手側にセットされていたのです。もちろんこれはマーシャルの音が卓を直撃しないようにという配慮なのです。恐るべし、マーシャル!

したがって下手の前の方のお客さんはもう完全に「マーシャル浴」ですよね。ギターの音が大きいとよく「ギターの音しか聴こえない!」と言ったりしますよね?そんな大げさな…。でもゲイリーの場合本当にそうだった。数曲、ほぼ真ん前でマーシャルの音を聴いてみたけど、誇張ではなくドラムや他の楽器の音が全く聴こえなかった。耳から入った爆音が頭蓋骨を揺さぶって共振させちゃう感じ。弾いている音以外の音が聴こえてくる!とにかくデカイ!ドラムがアテぶりに見えたもんね。こんなにデカイ音、武道館で観たテッド・ニュージェント以来か?!

でも、いい音だったナァ。

また、ギターのボリュームを絞った時のクリーン~クランチがたまらなくいいんだ~。そして、ボリュームをアップしてのロング・トーン!ホント、バルブアンプのすべてのいいところが発揮されていた。

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足元のようす。予想以上にリバーブが深めにかけられていた。アレ、ショートディレイもかかっていたのかしらん?使用していたのは現行の1959SLPなのでセンド&リターンが搭載されているが、エフェクターはギターとアンプの間につないでいた。古式ゆかしい使い方。

ライブはキャパが多いせいか、それとも曲を知っているお客さんが多いからか29日のフォーラムの方が少々盛り上がっていたかな。しかし、「Still Got The Blues(何度も言うけどジャケットのマーシャルコンボはオリジナルの1974ね。1962ではありません)」にしても「Parisienne Walkways」にしても、バラードであれほど盛り上がるギタリストなんて他にいるかね?

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現在使用しているピックは市販のティアドロップ型のエキストラ・ヘビィという厚めのもの。色々と見せてもらったが、「あんなんもあった、こんなんもあった」と案外ピックには神経質ではない印象だった。某メーカーのものが気に入っているのだが、柔らかいつくりになってしまったので現在使用中のエキストラ・へビィのものに換えたとか…。

市販のものではマーブロ読者の皆さんには面白くなかろうとかつて使っていた2007年のツアー時のピックを頂いてきやした。裏面はちょっと印刷がズレてるね。

そうそう、ロングトーンで1弦をヒットする時なんかピッキングはアップばっかりでしたね。そして、あのビブラート。好きだナァ、チリメンじゃなくて振幅の大きなビブラート。

とにかく硬くて厚いピックがお好み。弦はメインが0.10~0.52のセット。もっと太いゲージを使っている先入観があったけど、そうでもない。曲によっては0.09のセットも使用しているとのこと。

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ピート・リースのベース・アンプもマーシャル。VBA400とVBC810のコンビで両方鳴らしている。ベースも芯がしっかりした素晴らしい音色だった。

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でも、アンプってスゴイな。ゲイリーのプレイやギターを交換する様を見ていて思っちゃった。ギターの換えはあってもアンプの換えはきかないなって。惚れ直したゼ1959SLP!

また来てね、ギヤリー!

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(2010年4月28日 水道橋JCBホールにて撮影)

2010年4月28日 (水)

GAMMA RAY(ガンマ・レイ)のマーシャル

ジャーマン・メタルの金字塔、ガンマ・レイが来日した。ステージ上にアンプ類が見当たらなかったが、もちろんそのギター・サウンドはマーシャルから!カイとヘンヨのマーシャルを紹介する。

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まずはカイ・ハンセン。

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ステージ上手そでにセットされているマーシャルは2台。両方ともJCM900 4100(受注生産)だ。

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キャビネットは4台。すべてドラムの山台の下にセットされている。全部2×12"だ。その内訳は1936と1922が2台ずつ。

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つまり山台の下に収まるようにわざと2×12"を使用しているのだ。

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ヘンヨ・リヒターも4100を2台セットしていた。

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こちらは普通に4×12"の1960だ。ただこちらも造作の後ろにセットされていて客席からは見えない。でも1960ですから。

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ふたりが使用しているピック。

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スコーピオンズも解散ツアーが始まっちゃってドイツロック界もちょっと寂しくなるかと思いきや、重厚なジャーマン・メタル・ファン層に支えられたガンマ・レイのライブを見る限りでは何の心配もいらない気がしましたな。ウリもバリバリ活動しているし、ジーノもそろそろ日本で暴れてくれる頃でしょう。ニクラス・ターマン率いるCRYSTAL BREEDのこれからも楽しみだ。

(2010年4月15日 渋谷O-EASTにて撮影)

2010年4月14日 (水)

ジェフ・ベックのマーシャル 2010

ニュー・アルバム『EMOTION & COMMOTION』を発表し、ますます精力的な活動を繰り広げるジェフ・ベック。東京の2日目の公演に行ってきた。

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今回も友人であるジェフのギター・テクから色々と話を聞いてきたが、秘密にしている部分もあり、すべてをレポートできないことをご了承いただきたい。

前回はツアー前半がカスタム・メイドのマーシャル、後半はクラプトンとの共演時も含めて1987Xと1960BXの組み合わせだった。そして、今回ステージに上がっていたマーシャルはJCM2000 DSL100と1960BXだった。

ジェフといえば昔から50Wマーシャルという印象がもっぱらだが、今回は100Wで、しかもいつもとはセッティングも大きく異なっていた。

1960BXにマイクが立っていないことに気がついた人も多かったと思う。代わりにDSLのお隣さんのコンボにマイキングされていたことにも気がつきましたね?それでは下手側座席に座っていた方々はステージの後方に1960がセットされていたことに気がつきました?

前回とまったく違うバックラインに驚いたことをギター・テクに告げると、ジェフはいつも前進していて、頭の中に理想のギターサウンドが鳴り響いているのだそうだ。ギター・テクの彼はジェフの頭の中の理想のサウンドに実際のサウンドが少しでも近づくよう日夜アイデアを練っているとのこと。ところがジェフはイメージを伝えるだけなので、イメージ通りの音を作るのが至難の業だとか。

彼らは安定した電力の供給に並みならぬ配慮をしていた。世界中どこで演奏しても同じサウンドが得られるように電圧と周波数を絶えず一定にする機械を採用していた。電圧が異なると音質が変化することはよく知られているが、周波数も同じ。50Hzと60Hzでは倍音の出方に差が出てしまい、演奏に支障をきたしてしまう。そして、ジェフはその微妙な違いをたちどころに見破ってしまうらしい。

まだ他にも教えてもらったのですが、今回はこんなところで…ってコーヒーごちそうになってきました。  ギター・テクから許可をもらった部分だけ記しました。写真もなくてスミマセン。

さて、肝心のライブ。みなさんいかがでしたか?

やっぱカッコいいですよね~!「Stratus」演っていましたね。あちこちでこの曲を耳にするけど流行ってるのかな?そういえばこれもそのギターテクから聞きましたが、前日の公演にはジェイムス・テイラー&キャロル・キングで来日中のリーランド・スクラーも観に来ていたそうです。「Stratus」が収録されているビリー・コブハムの『Spectrum』のベーシストですね。

また、ナーラダ・マイケル・ウォルデンがよかった。豆絞りがすっかり似合っちゃって!三社さんになると浅草はああいうおじちゃん達であふれかえります。「Led Boots」素敵でした。久しぶりに『Velvet Darkness』聴いちゃおうかな?

「How High The Moon」には驚いた!それとアンコール2の「'Cause We've Ended As Lovers」!

人間なかなかここまでカッコよくできませんよね~。ジェフもギターがよく似合う人だ。そしてやっぱりマーシャルがよく似合う!マーシャルをバックにテリーを引っ提げた姿はもうクールそのもの!私的にはギターの音は以前の方が好きかな?皆さんはいかが?

P.S. そういえば今回の公演で素晴らしい体験をした。それはただ単に演奏中に観客が「立たない」こと。昔はイスから少しでも腰を浮かすと警備員が飛んできたもんですよ。それが、いつのまにか何でもかんでもあり。イスがあろうがなかろうがコンサートといえばとにかく立っちゃう。イスがないと暴れちゃう。30年位前には来日アーティストの雑誌インタビューを読むたびに書いてあった「時折、お客さんが静かで、自分たちの演奏がつまらないと感じているのでは?と心配になるよ。でも日本のお客さんはきちんとイスに座って自分たちの音楽を聴いてくれてくれていると知ってとてもうれしい」と。一方、数年前、Triviumが日本に来た時、Matthewと話をしていると彼は「日本のお客さんって本当にCarazyだね。何でもかんでもCrowd Surfinn'しちゃうんだもん!日本以外では僕らの音楽では誰もCrowd Surffin'をやらないよ!」と言っていた。札幌でのレインボウの教訓は一体どこへ行ってしまったんだろう…といつも思っていた。今回も実は客電が落ちる前まで心配だった。「頼むからイスに座ってジックリジェフの音楽を、ジェフのギターを鑑賞させてくれ」っと!

それがどうだ?前回も前々回も立ちあがっていたお客さんがドッシリとイスに座ってジェフの音楽をガチンコで受け止めているではないか!うれしかったね~。やっぱりこういう音楽はキチンおとなしく鑑賞して、感動したらスタンディング・オベーションをするというのがマナーなんでないの? 今回はバッチリでしたよね!

音楽だけでなく、聴き方も一番クリエイティブにロックしていた時代に戻ろうとしているのかな?

マーブロ史上最高の文字占有率でした。

2010年4月 7日 (水)

MG2FXは楽しいな!~SHARA の巻

実はこのお方もMG2FXにハマってらっしゃいます。SHARAさん。

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「音がいい」、「他のミニアンプと全然違う!」とプロ・ギタリストからたくさんのお褒めのことばを頂戴しておりやす。

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やはりアナログにこだわった音質優先設計が支持されているようです。「マーシャルなんだから小さくても音がよくて当たり前」という、うれしいんだか 苦しいんだかわからない宿命を背負ってデビューしたMG2FXですが、ナントカ胸をなでおろしております。

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そして、SHARAさんがMG2FXを使ってまるまる1曲レコーディングRECしちゃったのよ!

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実はMG2FXをレコーディングに使っているのはSHARAさんだけではなくて土方さんなんかも使ってらっしゃる。ジミー・ペイジもツェッペリンのレコーディングでは小さいアンプと大きいアンプの両方を使ってたとかいうもんね。

それにしても、こんなに全面的にMG2FXを使って1曲仕上げてしまったのはSHARAさんぐらいのもんでしょう?

こんな具合にレコーディング。

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使用ギターはおなじみのVFL-SHARA2。

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そして気になる作品はコチラ⇒MG2FX DEMO SOUND「君のもとへ」

レコーディング・インフォメーションといっしょにどうぞ!

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そして特報!近日SHARAさん自身によるMG2FX使い方講座を開設しちゃいます!

乞うご期待!!

(敬称略)

2010年3月29日 (月)

HOUND DOGのマーシャル

HOUND DOG、デビュー30周年記念ライブ「30th Anniversary HOUND DOG BIRTHDAY LIVE~だから大好きロックンロール~」のレポート。

30周年かぁ~。デビュー当時に見た野音のコンサートを思い出すナァ。大友さんがARBの石橋凌さんのモノマネをしたりして…。明るくて元気いっぱいの楽しいライブだったのを覚えている。

高校の時、いっしょにバンドを組んでいたボーカルのヤツのリクエストで「Welcome To The Rocn' n Roll Show」「Last Night Last Time(この曲のためにわざわざフランジャー買ったりして…)」をコピーして演ったこともあった。

それがどうだ!30年経っても大友さんのパワフルなステージは全く変わっちゃいない!ファンからの人気投票で編成した30曲+1を少しの手抜きも休憩もなく全力疾走で歌い抜けた様は、12ラウンドのタイトルマッチを闘い抜いたボクサーの姿のように感動的であった。

そんな素晴らしいステージのギター・サウンドをマーシャルが支えているのかと思うとまた感無量なのだ!

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ギターは土方隆行。今回も愛用のVintageModern2466と425Bのセットで超美しいサウンドを聴かせてくれた。こんなこと言うのは失礼千万なのはわかっとりますが、それにしてもウマイ!ギターがうまいってまさしくこういうことを指すんでしょうナァ。

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写真ではDYNAMAIC RANGEの白いLEDが点灯しているように見えるが、土方氏は常にDYNAMIC RANGEをLOW(上のLED)にしてペダルで歪ませている。これがもう絶品サウンド!わかっちゃいるけど改めて素晴らしい!

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こちらはスペアとして用意されている2203。親友の北島健二氏より譲り受けたものだ。そして、上に置いてあるMarshallポーチにはピックやスライドバー等の演奏に必要な小物が収納されている。

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足元のようす。

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この日メインで使用されたギター。

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上手の若手ギターは設楽博臣氏。使用マーシャルはTSL100と1960Aのコンビネーション。

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足元のようす。TSL100のフットスイッチをそのまま使用してくれている。

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この設楽氏、遅くにギターを始めてあれよあれよという間に第一線で活動するプロギタリストになってしまったという土方氏も認める天才なのだ!すごいのはそのテクニックだけでなく、ステージを縦横無尽に暴れまくる派手なアクション。ヘドバンは朝飯前!バッキングコーラスも完璧。これからの活動は要注目だ。マーシャルがよく似合う人だ。

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30周年という大きな節目を通過してまた新たな一歩を踏み出すことになるHOUND DOG。これからの活動が楽しみだ!

<マーシャルウェブサイトでマーシャルを使った土方隆行氏のデモ・プレイを聴くことができます>

16種類のJMD:1サウンド

Hazeシリーズの魅力

(2009年3月21日 渋谷CCレモンホールにて撮影)

P.S. そういえば、会場でこちらも30年ぶりに中学&高校の同級生に会ってしまった。HOUND DOGありがとう!彼は高校の時からずっとHOUND DOGを追い続けていた。

2010年3月25日 (木)

BLACK BORDERSのマーシャル

UNICORNのドラマー、川西幸一と野田タロウのユニット、BLACK BORDERS。このシンプルにしてパワフルなサウンドを支えているのもマーシャルだ。

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これまったくの偶然、昨日に続いてランディ・ローズ1959RRの登場なのだ!

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これが野田タロウ愛用の1959RRのハーフスタック。

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ギターとドラムだけのユニットというと男女混成のイギリスのBlood Red Shooesを思い出すが、ベースすらいないこの最も単純なバンド構成がロックの本質である「シンプリシティ」を創造する。楽しいね!

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川西のパワフルなドラミングが小気味よい!

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これは上下に付き出したかぶりつきで演奏して生音を聞かせちゃおう!という企画。こんなん初めて見た!ふたりユニットならではのアイデア?

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やっぱり1959系統のサウンドはいいナァ~。野田氏も大層お気に入りの様子だ!

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BLACK BODERSのオフィシャル・ウェブサイトはこちら

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(敬称略 2010年3月19日 渋谷AXにてリハーサル時撮影)

2010年3月17日 (水)

Ryo Meets JMD:1~大渡亮(Do As Infinity)、JMD:1を弾く

復活後の活動も大好評のDo As Infinity。ギタリストの大渡亮氏はマーブロ初登場なのだが、氏はご自分で1969年製の1959を入手するほどのこだわりのマーシャル好きで、実は我が方との付き合いも結構長いのだ。

この日はJMD:1の試奏の他に、現在使用しているマーシャルシステムを拡張すべくVintageModernキャビネットのチェックも行われた。まずはそちらのレポートから。

下の写真は亮さんが直前まで使用していたシステム。JVM210HとVintageModern425B。氏はキャビネットの重要性を深く理解していて、その違いを確認しようと425Aを念入りに調べ。結果、ミッド・ローの出方が好みということで425Bに軍配が上がった。そしてヘッドもJVM210Hと2466を併用することになった。(425キャビネットの入力は100Wです。JVMとの組み合わせには音量を上げすぎないよう注意してください)

まずは最近の亮さんの機材に対する考え方から…

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Do Asの解散前と後で僕の中で道具に関する考え方が変わったんです。こだわりのビンテージのマーシャルなんかも持っていましたが、ある特定の環境の中でしか使えない道具というというものは持っていてもしょうがないって考えるようになったんです。要は道具に利便性を追求するようになっていったんですね。
でも今色々と存在する他社の多機能のアンプに行くつもりは僕の中になくてやっぱりマーシャルなんですね。その時JVMという4チャンネルのモデルに出会った。でもちょっと4チャンネルも必要ないなって思ってしばらくしたら2チャンネルのJVM2が出た。「コレだ!」って思いました。で、実際に使ってみたらものすごくよかったんです。ちょうどその時はレコーディングよりライブの機会が多くて、ステージでより便利なJVMの方がいいなって思って、そのビンテージのマーシャルはそういう路線を追求する人が持っていた方がいいでしょうと考え売ってしまったんです。「レコーディングでしか使えない」とか「ライブでしか使えない」という道具を排除していったんです。色んな現場で自分が表現できる道具にしたかったんです。音がデカすぎてビクビクしながら弾くなんてことは避けたかった。それと骨董品を使うというストレスも十分勉強したから、「もういいかな」って思ったんです。それでモダンな機能も持ちつつざらつき感もある振れ幅の広いマーシャルがいいなってことでJVMを選んだんですね。で、そういう考え方になってからよそのアンプも使ってみたんです。でもミッドの感覚とかキャビとの相性とか、やっぱり使っているとマーシャルのディストーションで育った僕としてはやっぱり違うなって感じました。また、アンプで音圧感とかコンプレッションをナチュラルに出してくれるモデルがないかなって思って出会ったのがモダーン(VintageModernのこと)だったんです。初めはアンプではあまり歪まないって思ってたら全然強力に歪むし、もうそのよそのアンプは手放してモダーンに切り替えます!
下は使用中のエフェクター・ボード。

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ここからがJMD:1の試奏コメント。

まず、弾いてみたら操作性がよくてとにかく簡単だと思った。それがまずデジタル・アンプへの垣根を壊してくれた。プリアンプのところの機能が他と違うだけで後は全部普通のアンプと同じじゃないですか!

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まず、弾いてみたら操作性がよくてとにかく簡単だと思った。それがまずデジタル・アンプへの垣根を壊してくれた。プリアンプのところの機能が他と違うだけで後は全部普通のアンプと同じじゃないですか!

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すべてのプリアンプを調べてみましたが、とにかくよくできています。もしステージのJVMにトラブルが起こってJMDしか横にないとしたら僕はなんの迷いもなくJMDを使います。逆にJMDがメインになっちゃったりして!

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フットスイッチも駆使して音を作りこめばペダルがどんどん減って最終的にJMD1台で済ませることができるかも…。

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初期のデジタル機器ですと確かにレスポンスの遅さっていうのはありましたよね。正直、JMDもそういうことがあるのでは?という先入観がありました。今日、僕のJVMとVintageModernとJMDを弾いたワケですけど、レスポンスに関しては一体何の違いがありましょうか?まったく問題ないですよ。同じ感覚で弾けます。ともするとJVMやVintageModernの場合、ソロなんかの時音をまとめようとしてどうしてもペダルを踏みたくなることがありますが、JMDにはそんな必要は感じませんでしたね。ま、逆にエフェクターを踏むと音が濁っちゃう感じかな…でもそういう場合は内蔵の機能を使って予め音を作ってストアしておけばいいんだから何ら問題ない。

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ノイズ・ゲイトの効果は絶大ですね。ゲイトのかかり具合や減衰の処理なんかとても音楽的です。歪みの深い後半のプリアンプにはもってこいも機能ですね。欲しい音まで消されちゃうなんてことがない。とても自然で即戦力になります。
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弾いた感じコーラスはステレオのデジタル・コーラスという感触ではなくて、昔の古いコーラスを意識しているようなイメージを持ちました。
モジュレーション、それぞれものすごく細かい設定というのは少々難がありますが、どこかでうっすらと空間系のエフェクターがかかっているなんていう設定でしたらまったく問題ないですよね。
僕は空間系のエフェクターはセンド&リターンに接続していますが、JMDの場合は当然同じようにプリアンプとパワーアンプの間に内蔵エフェクターが入っているので、かえってゾロゾロとループにエフェクターをつなげる手間も要らないし、トラブルも当然少なくなりますしね。

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ディレイも細かいセッティングは難しいかもしれませんが、U2みたいに付点で使いたいみたいな複雑な設定をするときはループを使って外部のディレイを使えばいいですよね。リードにかけるディレイということではこれだけで全然文句なし!

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さっそく試しながら「僕ならどう使うかな…」って考えていたんですが、Lead15にうっすらディレイをかけてアメリカンなソロを狙う。Overdrive10 - Modernでバッキングの音を作って、後はクランチとクリーンをひとつずつセットしてこれで4つの音を使いますね、まず。Crunch5 - Vintageもすごくよかったナ…、スタックもコンボも。

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歪み系のサウンドはやっぱりスタックで鳴らしたいかな…。僕がこのJMDに感じる魅力のひとつとして、「これ1台で何でもあり」ということがあるんです。するとその利便性を追求するならコンボは最高でしょうね。僕にとって道具として一番便利なのはJMD102かな。本当にこれ1台で音楽が作れます。スタックっぽい迫力も兼ね備えていますし…。

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オープンバック特有の立体感もコンボのひとつの武器だと思います。
100W(JMD102)と50W(JMD501)とではやっぱり100Wにはよりロックを感じますね。それに100Wの方が出音に余裕があって僕は好き。

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ルックスに囚われなければ、これJMDが一番守備範囲が広いモデルになるような気がします。それからノイズ対策もスゴイですよ。本当にギターアンプをわかっている人が作った
アンプだと思います。先入観を捨てて使ってみれば自分のプレイの幅を広げる強力な武器になりますよ!

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またひとりJMDファン獲得!

JMD:1のオフィシャル・サイトへはこちらからお入りください。

JMD:1のDEMO SOUNDもお聴き逃しなく!

2010年3月11日 (木)

MG2FXは楽しいな!~高崎晃 の巻

プロの皆さんはライブの日、大抵小型のアンプを持参して会場に入ります。当然楽屋でウォーミング・アップをするためです。

去年のLOUD PARKでデイヴ・ムステインにあいさつしにMEGADETHの楽屋を訪れた時、デイヴたちはウォーミング・アップの最中で本番さながらにガンガンMG10を鳴らしていました。

ウォーミングアップ用だからといって、アンプなら何でもいいというワケにはいきません。いくら小さい音で鳴らすとはいえ、ステージのアンプ同様のしっかりしたトーンを出してくれないとウォーミングアップにならないばかりか、ショボイ音ではこれから大観衆の前で暴れようというのに気分も盛り上がらなくなってしまいます。

そこで人気なのがMG2FX。音がいいからね~。マーシャルももっと早く出しゃよかったのにサ!(これはマーブロのつぶやきでプロ・ギタリストの声ではありません)

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この人もMG2FXの愛用者。

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高崎晃さんも以前はウォーミングアップ用のアンプは他のブランドのものを使っていらっしゃいましたが、MG2FXが出た途端スイッチ!

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「ええ音やナ~」とピラピラ弾かれるそのプレイがまた凄まじい!

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コントロール・パネルをトップ・ローデッドにしたのは筐体をできるだけ小さくするため。

デュアル・ファンクションのコントロール・ノブも使ってみれば、アラ簡単。これもスペースの省略と操作性アップを目的に採用しました。

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そして何よりも肝心なのはその音質…MG2FXはデジタル・エフェクツは搭載していてもアナログのアンプです。いわゆる普通のトランジスタ・アンプ、MGですからね。だから音がいい!何しろ、これをレコーディングに使用しているギタリストもいらっしゃるくらいなのです。いくら小型アンプでも音がよくなきゃ意味ないですよ~。

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「バッチリやでェ~」という表情の高崎氏!

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取り扱いの楽器店で是非お試しください!

2010年3月 9日 (火)

DEEN LIVE JOY~充実のライブ・パフォーマンス!そしてJVM!

昨年12月に発表した17枚目のアルバム『LOVERS CONCERTO』も大好評のDEEN。

『DEEN LIVE JOY-Break 14 ~Negai~』千秋楽前日の新宿厚生年金会館にお邪魔してきた。これがまたどうにも内容の濃い素晴らしいライブなのだ!

緊張のオープニング、紗幕に映し出されるDEENのロゴ、そして3人の姿!

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…否が応でも盛り上がる!客席は興奮のるつぼ!

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のっけから観客を魅了する池森秀一!

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惜しげもなく華麗なテクニックを披露する田川伸治。

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先回リハーサルのレポートでも紹介した通りJVM410Hを2台使用している。キャビネットは1960Aだ。

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ステージ袖とマーシャルの裏にセットされたエフェクター群。こちらも先回レポートした通りだ。

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足元のようす。これだけの複雑なセットながらスッキリしたシステム。

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これが実に素晴らしいサウンド!ソフトなトーンからハードドライビン・サウンドまでどんな音質でもいいようにヌケまくる!またマーシャルの卓越したバーサティリティを発見した感じ。ドーンといくところはさすがマーシャル!他の追随は許しませんね。

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1曲1曲ていねいに「心をこめて歌う」姿が印象的な池森さん。

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田川さんの美しいアコースティック・ギター・ソロをはさんで中盤ではアコースティックコーナーが設けられた。

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1月29日生まれというキーボード山根公路。会場と一体となって「Happy Birthay Dear コージー」の大合唱。バースデイ・ケーキの他にメンバーからプレゼントが贈られた。

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アンコールでは、DEENの友人である「上海ロックスター」が登場!

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上海ロックスターはJCM2000 TSL100と1960Aを使用。これがまた図太くていい音を出されます!

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池森さんもギターを抱えた一幕!

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それにしても、アコースティック・セットを除き、曲間のMCを一切省いて音楽に集中しきるステージは圧巻だった!

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田川さんのスーパー・プレイもDEENサウンドの大きな聴きどころだ。

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テンコ盛りの2時間半で観客を魅了した3人!

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観客も大よろこび!もうすぐ閉館してしまう厚生年金会館でDEENを観たことは忘れ難い思い出になることでしょう。

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2010年5月8日(土)の武道館公演『DEEN LIVE JOY Special 日本武道館2010』も楽しみだ!

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DEENの詳しい情報はDEEN OFFICIAL HOME PAGEをご覧ください。

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(一部敬称略 2010年1月30日 新宿厚生年金会館ホールにて撮影)   

2010年2月23日 (火)

Puffyとマーシャル~中シゲヲのJVM

Puffyの新曲のレコーディングにお邪魔してきました。

ギターはライブでもおなじみのTHE SURF COASTERSの名手・中シゲヲ。

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以前に紹介した通り、中さんはPuffy関連ではマーシャルを起用されます。

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前回はDSL100を使用していましたが、いよいよ中さんもJVM化。JVM210H。もうステージでもレコーディングでもハイゲイン・マーシャルということにおいてはJVMが完全にスタンダード・モデルになってきました。

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レコーディングに使用される中さんの愛器たち。

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ステージでバリバリJVM を弾く中さんの勇姿が早く見たいものです!

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中シゲヲさんの詳しい情報は⇒さすらいのギター日記

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2010年2月19日 (金)

やっぱりカッコいいGIBIER du MARI!~ichiro Plays 2187

「MARIさんカッコいい~!」という声援が飛び交う。そうMARIさん、実にカッコいい~!「カッコいい~!」という形容しか思い浮かばないカッコのよさなのだ!

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『プロフェッショナル』という1966年のアメリカ映画があった。誘拐された妻を取り戻そうと金持ちの旦那がそれぞれの分野のプロを雇って戦っちゃおうという筋書き。射撃の名手、馬の名手、弓矢の名手、爆破の名手等など。これをバート・ランカスターやらリー・マービンやらロバート・ライアン、ウディ・ストロードなど激渋の面々が演ずるのだからタマラナイ!

GIBIER du MARIを見るたびにこの映画のことを思い出す。一流のプレイヤーがそれぞれの専門楽器で一流の演奏を繰り広げるからだ。

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パーカッションのプロフェショナルは斎藤ノブ

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ドラムのプロフェッショナルは樋口 昌之

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ベースのプロフェッショナルは高橋"Jr."知治

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鍵盤のプロフェッショナルはタケコシカズユキ

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ギターのプロフェッショナルは我らがichiroだ。

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これがプロフェッショナルが使うアンプ。日本50台限定生産の2187だ。もうすでに楽器フェアでも展示しているのでご存知の方も多いかと思うが、 1974年から1984年に生産されていた1987の2×12"コンボバージョンのリイシューだ。(センド&リターンは搭載していない)

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したがってコントロールは1987と全く同じ。

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ソロにバッキングにすべての場面において芳醇なサウンドをかもし出す。またカッティングの時の音がいいんだ~!

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足元のようす。

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このライブの翌日、あるギタリストから連絡があった。「昨日EASTでichiroが使ったマーシャルがエラクよかったって聞いたんだけど何?」って。うれしいね~。

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でも本当に素晴らしい音だった。枯れてて、色っぽくて、太くて、抜けてて、コシがあって…あと何があるかな?とにかくトロけるようなトーンとはこのこった!

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てっぺんまで張られたLCフレットのルックスがまたタマラン!

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それに増して素晴らしいMARIさんのパフォーマンス。老若男女を問わず「カッコいい!」と声を上げたくなるステージだ。ああ、また観たい!

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この後4月末よりGIBIER du MARIはBillboard Liveのツアーを敢行する。プロフェッショナルたちの素晴らしいパフォーマンスをお見逃しなきよう!

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2187は2月下旬に限定50台で発売の予定です。(現在公式ホームページ制作中)

(敬称略 2010年1月31日 渋谷O-EASTにて撮影)

2010年2月 2日 (火)

THE IRON MAIDENS~Live in Japan

話題のアイアン・メイデンの女性トリビュート・バンド、THE IRON MAIDENS(ジ・アイアン・メイデンズ)が来日した。もちろん本家公認。カッコよかった~。もうサービス満点でまったく飽きなかったね。

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ボーカルはKristen "Bruce Chickinson" Rosenberg。

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エイドリアン・スミス役のCourtney "Adriana Smith" Cox。

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サラはデイヴ・マレイ役だ。ギターSarah "MiniMurray" Marsh。 

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ベースはWanda "Steph Harris" Ortiz。もちろんスティーヴ・ハリス。

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  ニコ役のLinda "Nikki McBURRain" McDonald。

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クリステンは衣装替えも数回し観衆の目を惹く。

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日ノ丸の他にユニオン・ジャックも振り回してくれた。このバンドはアメリカだけどね。

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ギミックも多数で飽きさせない!

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ギターは二人ともマーシャルを使用。テクニックは完璧だ!

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コートニーのJVM210H。キャビネットは1960A。

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下手のサラもJVM210Hだ。

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スモークならぬスノーが吹き出る演出もゴージャス!(コレが出てくるとすっごい寒いの!)

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弾いて弾いて弾きまくるギター陣!

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リズム隊も負けていない。ワンダは終始ツー・フィンガー・ピッキング。

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ニコ顔負けのパワフルなドラミングを見せたリンダ。

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恐るべきサービス精神でしょ?!

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終演後ツアーマネージャーと話をしたのだが、今アメリカではいわゆる「トリビュート・バンド」が大ハヤリだそう。THE IRON MAIDENSはいち早く成功を収めた方なのだが、何でも聴衆はもう新しいバンドの凡百のオリジナルに飽き飽きしているそうで、「ノスタルジア」という意味合いもあるが、70~80年代のもっともロックが進化していた頃の音を求めているのではないかという。名前は出さないが、そこそこメジャーなバンドがオリジナルを演奏せずカバーに切り替えて再度成功しているケースもあるらしい。

確かに今のロックは完全に行き詰っているように思えてならないし、テレビでは「なつかしの~」系の歌番組がヤケに目立つような気がする。

マーブロでは何回か同じようなことを記してきたが、昔はロックと歌謡曲の線引きがハッキリしていて、ロック(=バンド)は不良で大人の特殊な芸能、歌謡曲は誰もが親しめる大衆芸能だった。でもロックは情報が本当に少ない中、イギリスやアメリカのレベルに少しでも追いつこうとみんながんばっていたし、一方、歌謡曲は一流の作詞家や作曲家が紡ぎだす最高の素材をキチンと音楽教育を受けたアレンジャーが編曲をし(ここでも海外の進んだ音楽を手本としていたのでしょうが…)、その譜面を元にこれまた一流のプレイヤーやオケが一同に会して音楽を作っていたのだからタマラナイ。昭和の歌謡曲を「古臭い」などと決して呼べないでしょう。永遠に残るよ、やっぱり歌謡曲と昔の日本ロックは。

イギリスの音楽業界の人も数ヶ月前にこんな話をしたことがあったが、イギリスでもそういう現象が散見されていて、70年代の音を意識している新人バンドが出てきているらしい。もっともビートルズと70年代ロックはイギリスの国家的財宝だからね。

アメリカもイギリスも決して「懐古」主義などではない「回顧」主義が台頭してきたのかもしれない。マーブロの読者のみなさんはどうお考えになるのかな?

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燃え尽きた5人のミューズたち!

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「今回来れなかったみんなも次回は観に来てね!」…とコートニーちゃんが言っているかはわからないけどね…。東京以外のギグも大成功!とにかくおすすめです!

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<おまけ>

こちらはTHE IRON MAIDENSのTシャツ。マスコット・キャラクターは「シャーロット」ちゃん。エディの彼女かね?

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実は筆者は比較的本家メイデンと近しくしておりまして(特にニコ。ジム・マーシャルの後輩ですからね)、毎年クリスマスカードが送られてきます。これが今回のバージョン。

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エディのサインも入ってる!

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(敬称略 2010年1月25日 新宿Holidayにて撮影)

2010年1月27日 (水)

FAIR WARNING(フェア・ウォーニング)のマーシャル

先日のLOUD PARK09にも来日したフェア・ウォーニングが単独来日した。これがまた実にいいライブでハードロックの素晴らしさを十二分に伝える演奏となった。

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トミー・ハートの張りのある歌声。やっぱりロック・ボーカルはこうでなくっちゃ!

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随所にソロが散りばめられ、ヘルゲ・エンゲルケの魅力が爆発した。

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リーダーのウレ・リトゲン。エレクトリック・サンにも在籍していた。

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ドラムはCCベーレンズ。終始パワフルなドラミングを披露してくれた。

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コーラス・ワークも美しい!いつも思うのだが、なぜに欧米の人たちはこれほどコーラスがうまいんだろう?

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サポートのキーボードはトーステン・リューダーヴァルト。

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サポートのギターは二クラス・ターマン。一昨年、ウリ・ジョン・ロートと来日を果たしている。あの時も素晴らしいプレイで業界では「あの若いのウメェなぁ~!」と話題になった。「カロンの渡し守(The Sails of Charon:これ正確には「シャロン」と発音します。ちなみに海外で「ケンタウロス」と発音してもまず何の事か相手に伝わりません。これは「センター」と発音されています)」のイントロのソロを何せ軽々と弾いていたからね。

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二クラスのマーシャルはJVM410Hだ。ウリの時もそう。

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楽屋でのショット。JVMについて少し話をきいてみた。それにしても目がブルー&グレイでめっぽう美しい!こうして見るとちょっと背の高さといいレイ・デイヴィスに似てる?

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彼はJVM4すべてのチャンネルを使用している。①CLEAN/GREEN②CRUNCH/ORANGE③OD1/ORANGE④OD2/GREENという設定。①を除いてかなりGAINが高めだがMASTERはそれほど上げていなかった。リバーブも使用している。

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そしてそれらのチャンネルをMIDIで制御している。足元すっきり。

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ヘルゲの超高音ギターによるソロがスリリングだった。

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やたらと高音域を使うのでは決してなく、実に音楽的なのだ。ヘルゲもキャビネットは1960を2台使用。開演前にヘルゲとも話をしたが、当然マーシャルや機材の話。これがまたメチャ詳しくて!自分が一番気に入っているマーシャルは70年代初頭の1959.とその写真を見せてくれたが、ナントその1959、フロントパネルがなかった!「It looks cool!」と言ったら大ウケしてくれた。つまりCool=「カッコいい!」と「涼しい」のシャレ。フロント・パネルがなくて真空管やトランスがむき出しになってるからね。楽しかったな。

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トミーもノリノリで観客をあおる!

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弦チーム揃い踏み!

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サポートメンバーだけにソロの回数は少なかったが二クラスもばっちりその存在感を示した。また、ウリの時も感心したのを覚えているが、コーラスがやたらとうまいのだ!

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コンビネーションも完璧!

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完全燃焼した6人。

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最後は体操の体系に開いた。ホットな活動でハードロックの炎を燃やし続けて欲しい!

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(2010年1月22日 新宿厚生年金会館ホールにて撮影)

2010年1月20日 (水)

THE USED東京公演~クイン・オールマンのマーシャル

昨年9月にニュー・アルバム『アートワーク』を発表したThe Used。東大名でジャパンツアーを敢行した。

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ギターの クイン・オールマン。

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使用マーシャルはVintage Modern2466と1960Bの組み合わせだ。

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「1年くらい前にギター・テクが教えてくれたんだ。それでVintage Modernを試してみたんだがすぐに気に入ったよ」とクイン。

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Dynamic Rangeは常時High。野太くてソリッドなサウンドが実に気持ちいい!

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ボーカルのバート・マクラッケン。鬼気迫る絶唱っぷりがスゴイ!

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ベースはジェフ・ハワード。日本語メッチャうまいのよ。ステージではバートのMCを通訳したりして…あんなの初めて見た!

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渾身のドラミングでグイグイとバンドを引っ張るのはダン・ホワイトサイド。

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Vintage Modernといえば、ブルース・ロックかシュレッド系での使用が多かったが、このようなオルタナ系にも完璧にマッチする。やはり立ち上がりの早さと存在感のあるヌケのよい中域がそうさせるのであろう。

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Vintage Modernの新しい魅力を発見したような気がする。

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(2010年1月16日 渋谷O-EASTにて撮影)

2010年1月12日 (火)

さよならROBOtS~素晴らしき人時のMBサウンド

先回の夜叉に続いてまたまたさびしい出来事が…。

TAKUYA率いるTOBO+Sが2009年12月21日の渋谷Quattro公演を最後に解散してしまったのだ。

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ROBO+Sのベースは人時。

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人時はMBを愛用している。

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これが人時のさまざまな現場で活躍する愛用のMB450HとMBC410。図太くてクリアなトーンが素晴らしい!人時はピック弾きがメインだが、ピック弾き特有の硬さが全くなく、真のしっかりしたベースらし~いサウンドが飛び出してくる。

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実は昨年マーシャルからこのMBシリーズの設計者が東京に来たことがあって、人時の出演するライブに連れて行ったことがあった。

その時、彼は人時のトーンを客席で聴いていて驚いていた。「マジでいい音!」と。これは自分の設計した製品への賛辞もちょっとはあるが、人時のプレイによって生み出される音への賞賛だった。

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設計した本人が驚くほど素晴らしいベースサウンドをMBから引き出す人時アッパレ!

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ROBO+Sは解散してしまうが、今後の人時の幅広い活動に大いに期待したい。人時のお供はMBだ!

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人時の詳しい情報はコチラ

(敬称略 2009年12月21日 渋谷Quattroにて撮影)

2010年1月 6日 (水)

【2010年のマーブロ今日からスタートです!】Superfly初の武道館公演

あらためまして…明けましておめでとうございます

2010年のマーシャル・ブログ、本日からスタート致します。本年もご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

夏休みとか連休とか、ま、土日もそうなんですが、休みが続くとマーブロへのアクセス件数が鈍くなるのがかつてだったのですが、おかげさまでこの年末年始は普段と変わらない皆様のお引き立てぶり!ようやくマーブロも定着してきた感があって…うれしい限りです!新年早々スタッフ一同力が入るというものです。ありがとうございます。

「1日1件」が基本のマーブロ、年末はドバっとマーシャル関連の話題がテンコ盛りで年内にご紹介できずにおりました。そこで年初はしばらくの間、旧年の話題となりますがよろしくお付き合いくださいませ。

一発目はSuperfly。初の武道館公演は12月14日のこと。イヤ~、素晴らしかった。それにしても志帆さん、何と感動的な声なんだろう。感じ方はもちろん人それぞれなんでしょうけど、私には映画『ET』で満月をバックに自転車が飛ぶところ…彼女の声を聴いているとあの時と同じ感覚になるんだな~。涙が出てしまう。

そして、イチイチ曲のクォリティが高い。とにかく出てくる曲、出てくる曲すべて味わい深い。アンコールがすべて終わって客電がついても「もっと聴きたい!」と思ってしまう!当日はジャニスで有名な「Piece Of My Heart(この曲のオリジナルレコーディングは1967年、エルマ・フランクリンというアレサのお姉さんによるものだそうです。ためになるネェ~)」をアンコールで披露。ヨカッタなぁ~。

客層もまさに「老若男女」。人気のほどがうかがえます。

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忘れてはならないのが志帆さんをインスパイアするノリノリのバッキング。ギタリストふふたりともマーシャルだもんね。マーシャルがこの素晴らしい音楽に一枚かめてうれしいな。

こちらはマーブロではすっかりおなじみの草刈浩司 のマーシャルBluesbreaker1962VintageModern2466+425Aの二刀流。ヌケヌケのサウンドが実にストレートで気持ちがいい!

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足元のようす。

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セットは先日紹介したCC Lemonホールの時と同じ。いつもとっても楽しそうにプレイする草刈さん。武道館のステージを所狭しと 走り回る姿がさらに楽しそう!見ているこっちも楽しくなっちゃう!

そういえば、最近コンサートに行くたびにつくづく思うことがあるのです。日本人って手拍子がうまくなったなって…。私もライブ・コンサートに行くようになってかれこれ35年以上が経とうとしていますが、昔のお客さんは2&4拍で手拍子をすることなんてまずなかったように思います。

16ビートや3連のミディアム・テンポの曲なんかは必ず4分全拍で手拍子をするのが当たり前でした。シャン・シャン・シャン・シャンって。要するに木魚です。我々日本人が人から教わらなくても自然にできる音楽的なことと言えばこれと演歌の節回しを口ずさめることぐらいでした。これが我々日本人が生まれながらにして持っている…イヤ、持っていたDNA。

それがどうでしょう、最近はステージ上のミュージシャンにリードされることなくごく自然に、ウン・シャン・ウン・シャンと観客が自らバック・ビートを醸し出すんですね。

ロックが日本に上陸して60年近くなるんでしょうか、リスナーもジェネレーションが替わり、DNAが変化し、その結果、西洋のビートをごく自然に体で表すことができるようになったのではないでしょうか?…といつも考えてしまうのです。

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下手のギターは八橋善幸。こちらも1962!Bluesbreakerが2台ステージに上がるにはなかなかに珍しい。

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向かって左のコンボはもうすぐ販売される予定の2187。50W、1987Xの2×12"コンボ・バージョン。日本だけの限定販売だよ。発表に先駆けて使ってもらいました。右端のコンボはアコギ用のアンプ。欧米ではアコギ・アンプの使用は当たり前。日本でも音にうるさいギタリストたちの間では普及が進んでいる。何たって手元で自分で音が作れるからね。モニタリングもしやすいし。マーシャルのアコギ用アンプはAS(Acoustic Soloist)といいます。

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是非Spuerflyのライブにお出かけください。感動しまっせ~!

(2009年12月14日 日本武道館にて撮影)

2009年12月16日 (水)

DEENのJVM

12月2日に17枚目のアルバム『LOVERS CONCERTO』を発表、ツアー『DEEN LIVEJOY-Break14 ~Negai~』も真っ最中の乗りに乗ってるDEEN!

DEENのギター・サウンドもJVMが支えている。下の写真はツアーのリハーサルで都内某スタジオを訪問した時のようす。

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そのサウンドの持ち主は田川 伸治。JVM410Hのハーフ・スタックを2台使用してすさまじく美しいステレオ・サウンドをクリエイトしている。

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機材にメッチャ明るい田川氏。氏のホームページの機材紹介『GUITARest HOUSE』を見ればその凝りぶりがうかがえるというもの。GUITARに-estがついて「最上級」になってるもんね!

「とにかく操作が簡単で機能も申し分なし、何よりも音がいい!」

と最高のほめことばを頂戴した。音質・機能・操作性のすべてを重視する厳しい目を持つ氏がJVMに行きついたのは当然のことかもしれない。

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マーシャル以外の機材のようすは以下の写真の通りだが、もう複雑で解説できません…スミマセン。いつか詳細にお伝えさせていただくことにしましょう。

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アレがコッチへつながってて、コッチがアッチとつながってて…。

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とにかく足元はこれだけ。実にすっきりしていて使いやすそうなシステムだ…といえる。とにかくそのサウンド!パノラマのクリーンなステレオ・サウンドからド迫力のぶっとい歪みサウンドまで自由自在に操作していた。

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来年5月8日には今年に引き続いての武道館公演を控えているDEEN。JVMサウンド多くのファンを楽しませてくれることであろう。

DEENの詳しい情報はコチラ

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(2009年11月30日 都内某スタジオにて撮影)

2009年12月 1日 (火)

陰陽座『三国伝来玉面金剛九尾の狐』楽旅最終公演<前編・機材編>

ナンダ、ナンダ~?2009年11月8日、水道橋駅前には神主やら巫女やら白装束に身を包んだ若者がゾロゾロと集結していた!

そう、この日は2009年9月9日に発売された陰陽座9枚目のアルバム『金剛九尾』ツアー、『三国伝来玉面金剛九尾の狐』の千秋楽がJCBホールで開催されたのだ!満員御礼、乗りに乗っている陰陽座を一目見ようと3,000人を優に超えるファンが一同に会したというわけ。

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陰陽座のステージ・セットといえば何といってもマーシャル・キャビネットの壁!1960が4段×4列…マーシャルもこれだけ積まれりゃジムも大喜びってもんだ!

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マーシャルはキャビネットだけではない。下手のギターは招鬼。

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招鬼のシステムがこれだ。今はなきプリアンプの名器JMP-1とパワーアンプEL34 100/100がマウントされている。

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足元は実にスッキリ。MIDI制御で実にバラエティに富んだ音色が飛び出してくる。

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上手のギターは狩姦だ。

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基本的には招鬼のセットとおそろいでJMP-1とEL34 100/100を使用している。これ後で写真を整理するときにどっちのラックだったかわからなくなってしまいそうになるが、そういうときは貼ってある可愛い似顔絵ステッカーで判別しています。

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こちらもスッキリとした足元。

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ステージの中央辺りにも1960が2台セットされている。これはふたりのギターの音をステージ中央でモニターするため。外音と同じギターサウンドがモニタリングできるというわけ。

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結成10周年を迎える記念すべきライブでもあっただけに瞬火の熱演が感動的だった。

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黒猫も同様。歌に踊りにと、その素晴らしいパフォーマンスでこの日を忘れがたきものとした。

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明日は当日のライブの模様をお伝えします。

(敬称略 2009年11月8日 東京JCBホールにて撮影)

2009年10月26日 (月)

デーモン小暮閣下マーシャル固め!~原田喧太と石垣愛のマーシャル

ちょっと遅くなってしまったが、デーモン小暮閣下09ソロツアー『DEMON'S ROCK EXPO.』のもようをレポートする。会場はZepp Tokyo、9月22日のツアー千秋楽だ。

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もうとにかく最初から最後までサービス満点のスペクタクル・ショウ!最高の演奏に加えて抱腹絶倒のMCや観客参加のコーナーまであってまったく飽きさせない。さすが閣下!

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バックでギター務めるのは、まずは原田喧太

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使用マーシャルはJVM410HVintageModern2466のハーフ・スタック。キャビネットはMF280と425、ともにBキャビだ。

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足元のエフェクター群。

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いつもの喧太通り、縦横無尽にソロを弾き倒す!

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曲に合わせて、またはソロの場面に合わせてマーシャルを使い分けるあたりはさすが!どれも曲にマッチした極上のサウンドだ。

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喧太の野性味あふれるステージ・アクションも見逃せない!

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もうひとり…下手のギターは石垣愛だ。

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石垣は JVM210H。キャビネットはやはり1960Bだ。

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石垣のペダル類。

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石垣は堅実なプレイでバンドのサウンドをガッチリと組み上げていく。

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幅広いジャンルで活躍する百戦錬磨のギタリストだけあって、そのJVMサウンドはとても魅力的なものであった!

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(敬称略、2009年9月22日 Zepp Tokyoにて撮影)

2009年10月23日 (金)

三宅庸介のリーダー・アルバム、そして鬼気迫るライブ!

今日はコテコテのギター・ミュージック・ファンに最適のアルバムを紹介する。それは三宅庸介(元テラローザ)によるプロジェクトYosuke Miyake's Strange, Beautiful and Loudの『Lotus and Visceral』だ。プロデュースは氏自身と島紀史。

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これネェ、マジでスゴイっすよ。スゴイところのひとつめはもちろん氏の素晴らしいギター・プレイ、そしてストラトキャスターとマーシャルのコンビネーションによって生み出されるあまりにも美しいサウンド。このサウンドを聞いてジミを頭に思い浮かばないギター・ファンは皆無であろう。それからギター・プレイに関してはまさにワン・アンド・オンリー。一体この人の頭の中はどうなっているのだろう?日本人の思考回路からは出てきそうにないフレージングがテンコ盛りだ。ランドウの影響を受けているようだが、私にはマイク・ケネリーに近いものを感じる。それともラサーンかな?

そしてこの音楽性。ここには大衆への媚びが一切ない。ポピュラリティを完全に無視したストイックな姿勢にはカミソリのような鋭敏さと冷たさ、それでいてドライアイスに触った時のような熱さを感じる。作品そのものの印象、あるいは制作の姿勢としてはホールズワースの『I.O.U.』やヘンリー・カウの諸作、やはりマイク・ケネリーの作品、『Ascension』以降のコルトレーンの作品群を連想させる。

「イケネッ!気が付いたらこんなの作っちゃった」みたいな自由さに美を感じるし、そういう意味ではパット・メセニーに通じているかもしれない。

氏のブログを拝見するとマイルスの『Bitches Blew』あたりがお好みのようだが、わかる気がする。それもいいが『In A Silent Way』でボヨーンと妙なアルペジオを弾くか、『At Fillmore』の「Friday Miles」のメンバーとなって破天荒なフレーズを弾きまくる姿が見てみたかったかな?

っとやや興奮気味にCDを紹介したところで、後半はCD発売記念ライブのレポートをお送りする。

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ギター、ベース、ドラムのトリオ編成でもう自由自在に弾きまくる。ま、これは想像に難くないんだけれど、何しろその音がスゴイ!普通楽器のクレジットには(guitar)とか(g)とか書くのが普通というかそれ以外にないんだけれど、この人、そこに(Stratocaster)って書いちゃうんだぜ。でもそれだけのことはある。レイブンさんが「魔術師」なら氏は「妖術師(マイルス・デイビスの『Sorcerer』に引っかけております、ハイ)」といったところ。

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もちろんアンプはマーシャル。

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この日はDSL100と1936Vのコンビネーションで臨んだ。

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氏のペダル類。DSLは常時クリーンにしておいてペダルで音をつくるスタイルだ。(ルーパーにMarshallロゴが入っているが、もちろんMarshall製ではありません。ありがとう三宅さん!)

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鬼気迫るプレイ。顔だけじゃなくて、この瞬間、すさまじいサウンドが繰り出されている。ああ写真だけじゃなくて実際の音を聞かせたい!コアなギター・ファンにはマストな人です。

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三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Yosuke Miyake's "StrangeBeautiful ans Loud"

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(一部敬称略 2009年10月13日 三軒茶屋Grapefruit Moonにて撮影)

2009年10月20日 (火)

SuperflyとMarshall

昔、何かのインタビューで「あなたの夢は何ですか?」と訊かれたスティーヴ・ガッドがこう応えていた。「ビッグ・バンドでフランク・シナトラのバックを演ること」

楽器を演奏する者、ソロを極めるのも素晴らしい。しかし、優れた歌手のバックをするのもプレイヤーにとってこの上ない喜びなのだ。

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毎朝あの歌声で、やさしい気持ちで目を覚ましている。ホンモノの声を聞いてごらん。エラやサラ、レディ・デイ、そしてジャニスがそうであったように、あれは声ではなく楽器なのかもしれない。Superfly。それも最上の楽器。ヴァイオリンでいえばストラディヴァリウス。エレクトリック・ギターでいえば1959年のレス・ポール。マーシャルなら1969年産の1959だ。リハで歌声を聴いてつい涙がこぼれちまった!また、1曲1曲のクォリティがヤケに高い!

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そんな素晴らしいディーバ、越智志帆のバックを務めるというギタリストにとって夢のような仕事をしているのが草刈 浩司

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もちろんアンプはマーシャル。1962BluesbreakerとVintageModern2466+425Bを使用している。

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1962はリンクせずに使用。下のペダル類をつなぎメインに使用している。「ここぞ!」というソロのときにはVintageModernの出番となるが、その時はアンプ直のガチンコ勝負!抜ける抜ける!

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足元のようす。

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そして、ベースもマーシャル!弾き手は「ナオミチ」こと岩崎なおみ。この人、カッコいいよ~。もちろんベースもベースらし~いプレイで的確にバンドの屋台骨を支えているのだが、コーラスが殺人的にスバラシイ。志帆チャンのリードボイスを殺すでもなく完璧にハモって見せてくれる。アノ、はじめ聞いた時、専門のコーラスの人がいるのかと思ってステージを見回したくらい。

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ヘッドは最近世界的にメキメキとプレイヤーが増えているVBA400。キャビネットは8×10"のVBC810だ。

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ナオミチの足元のようす。

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12月14日には武道館公演を控えたSuperfly。是非みなさんもどうぞ!

SuperflyサウンドをサポートしているのもMarshallです!

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(敬称略 2009年10月16日 渋谷CC Lemonホールにて撮影)

2009年10月15日 (木)

The Sons、Triple Booster Tour "15th Boost On"千秋楽

The Sons渾身のロング・ツアー「Triple Booster Tour "15th Boost On"」が10月3日、渋谷Egg Manで千秋楽を迎えた。

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この日のichiroのマーシャルは1987に珍しいサイズの1×12"キャビを使用していた。ichiroの1987は1975年まで生産されていたトレモロつきのものだ。(100Wのトレモロつき1959はクリーム時代のクラプトンが愛用していたことはつとに有名)ちなみに1987のコンボ・バージョンは2187、1959のそれは2159といってともに2×12"で「21」が頭についていた。これらは1980年代の初頭まで生産されていたが、イギリス国内で主に流通し、どうも日本には入ってこなかったようだ。

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このキャビネットは「70年代前半の製造、1×12"」という条件で調べてみると、2053BというモデルナンバーのLEAD&Organ用キャビネットのよう。以外にも奥行きが浅い。しかし、出てくるサウンドキャラクターはかなりのビンテージ・トーンでバランスも非常によい。

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1972年から1973年にかけてごく短期間に生産されていたことになる。すなわち、かなりレア。

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さて、この日のichiro、いつも通りの入魂のプレイで終始観客の目を、耳を釘付けにしていた。

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盟友、鮫島秀樹。深く熱く、そして正確なベース・プレイ…。「やっぱりベースってこういう風に弾くもんだ~」っと教えてくれるかのような円熟のパフォーマンスだ。

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いいバンドにはいいドラマーが必ず存在する。クリスピーでパワフルなプレイにはいつも感動させられる…ロジャー高橋

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まるで歌うようにギターを操るichiro。また実際にichiroの歌も素敵なんだな~。それと今回つくづく思ったのは、この人、歌っている時のギタープレイがまるっきりスゴイ!何でもなく2人分の役割をこなしてしまう。イヤ、2人分以上かな?

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それもこの鉄壁のリズム隊があるからこそ!

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それぞれ究極的に忙しいメンバーだが、また近いうちにThe Sonsの活動が再開されることを期待しよう!

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ichiroは今度はRockamencoのツアーに突入だ!

The Sons、ichiro関連の詳しい情報はコチラ⇒ichiro公式ウェブサイト

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(敬称略、2009年10月3日 渋谷Egg Manにて撮影)

2009年10月14日 (水)

噂のLAZYgunsBRISKY !

LAZY guns BRISKY。Lucy(vo)、izumi(g)、azu(b)、Moe(ds)からなる2006年結成の注目のガール・バンド。とにかく小細工なしでシンプルかつストレートなテイストが魅力だ。

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ギターのizumiのアンプはマーシャル。

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しかもヘッドは1959RRだッ!

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izumiの足元。

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ほとんどの曲で作詞を手掛けているLucy。やはりシンプルな単語を織り重ねて独自の世界を繰り広げる。

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7月8日には浅井健一プロデュース第2弾のミニアルバム『26times』が発表されて話題を呼んでいる。

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MCもほとんどなし。頭には「バッド・ガールズ・ロック」という言葉が浮かぶ…これぞロックンロール原点だ!

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ロックの原点。たどりつくのはいつもマーシャル。

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(敬称略、2009年9月18日 代官山UNITにて撮影)

2009年9月18日 (金)

ここで一句…秋の夜に 弾きも弾いたり ボナマッサ ~ ジョー・ボナマッサ東京公演

先日、ロンドンで開催されたClass5の発表会Class5のHP上がりました!)で大活躍した話題の若手ブルース・ギタリスト、ジョー・ボナマッサがやって来た!東京公演の模様をレポートする。またまた写真タップリでお送りしマッサ。

ジョーのステージの前にサポートバンドが登場。大阪はBluestone Company。東京は永遠のアラバマ・ボーイ、クニオキシダが登場した。

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クニオのいぶし銀のボトルネック・プレイ。アラバマ・ボーイの名はダテじゃない!

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知らなかった!驚いた!だってドラムがRockamencoのPonyちゃんなんだもん!Rockamencoではパーカッションのセットを叩いているが、このバンドでは普通のセット。これがやたらとクリスピーなプレイで気持ちいい!

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何の飾りもないストレートなクランチ・サウンドが素晴らしい!デュアン・オールマンもマーシャル使ってたのサ。

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このアクション!誰が呼んだか「日本のエイブ・ラボリエル jr.」!とにかく楽しそうに、イヤ、楽しくドラムを奏でる人だ。

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クニオキシダ・バンドの演奏中、ステージのそでで出番を待つジョーの愛器たち。

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そして、いよいよジョーの出番!一発カマシマッセ!(さすがにちょっとヒネッてみたゾ)

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アンプはDSL100 とTSL100。キャビネットは双方1960B。チャンネルはクリーンしか使わない。GAINはかなり上げ目、TREBLEは両方ともゼロになっていた。まるでジェフ・ベックの正反対のようなセッティング。まったくブーミーにならずに心地よく抜けるトーンが美しい。

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むやみやたらと弾きまくらず実にツボを得たプレイが観客を思い切り惹きつける!

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比較的高めのキーの歌声がまたいいんだナ~。「歌は楽器のように、楽器は歌のように」!

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フィードバックきめるの図。

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  影響を受けたギタリストの名にクラプトンやエリック・ジョンソンのなを挙げていたが、「Further Up On Road(『Last Waltz』のクラプトンは何回見てもビクッとしちゃうよね?!ジョーがはじめて学んだブルース曲だそう)」やBlind Faithの「Had To Cry Today」を演奏していたのはそのリスペクトですな?ついでに「Presence Of The Load」なんかも演って欲しかったな。結構お似合いなのでは?

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1977年生まれというからジョーは今年で32歳。

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聞けばダニー・ガットンのお弟子さんだとか。ダニーのような裾野の広いギタリストになることだろう。(ダニーといえば定番『エルミラ』もいいけど何と言っても『In Concert 9/9/94』!すさまじい!おすすめです)

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フレーズ的にはエリック・ジョンソンの影響もかなり大きいと見た。

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14歳の時に出会ったベリー・オークリーやマイルス・デイビス(!)、ロビー・クリーガーの子供さんたちと「ブラッドライン」というバンドをやってんだって!これ、それぞれが親父の薫陶をモロに受けてそれぞれの音楽性を出しあったらものスゴイことになっただろうな~。

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今年の5月4日にはロイヤル・アルバート・ホールでクラプトンといっしょに演るわ、マンフレッド・マン(大好き!)の初代シンガー、ポール・ジョーンズとも共演するわと…おそろしくゴージャスなキャリアを持った人だ。かなりブリティッシュよりな立ち位置だ。

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汗だくの魂の演奏!そして感動のフィナーレ!

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観客にピックをプレゼントするジョー。

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ドップリとブルース・ギターを堪能させていただきました。本当にギターが弾けるこういう人がドンドン出てきて欲しい!みんなで応援しようではないか!また来てね!

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(2009年9月16日 代官山UNITにて撮影)

2009年8月 3日 (月)

中間英明とマーシャル~Kenのライブより

L'Arc~en~CielのギタリストKenの『Ken TOUR 2009 “LIVE IN PHYSICAL”』の最終日を新木場Studio Coastでキャッチしてきた。

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下の写真は渋谷AXの時のようす。

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サポート・ギタリストのひとりは中間英明!

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今回のツアーでは1959RRを全面的に使用。同時に1970年代前半製造の1959も使用された。 これが彼のスーパー・プレイにバッチリとマッチしてものスゴイサウンドを繰り出していた。

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足元のようす。

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AX公演ではステージ上の高さ制限があって3段に組むことができなかったが、最終公演のSTUDIO COASTでは3段積みが実現。ここで写真をお見せできないのが残念だが、公演のもようを収録したDVDが秋に発売されるので是非チェックしてもらいたい!

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中間英明は背も高いし、やっぱりマーシャル・フル・スタックが最高に似合う人だ。もちろん、観客の骨の髄まで轟くサウンドも中間英明とマーシャルのコンビネーションならではのものなのだ!

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8月15日、同ユニットで幕張メッセでのイベント『JACK IN THE BOX 2009 SUMMER』への参加が決定。9月にはCONCERTO MOONとのカップリング・ツアーも決定している。今後の活躍が楽しみだ!

中間英明の詳しい情報はコチラ

(敬称略、ステージと機材の写真は2009年7月11日渋谷AXにて撮影。ライブ写真とポートレイトは支給していただきました)

2009年7月28日 (火)

土方隆行&西岡和哉 in HOUND DOG

いよいよ活動を再開したHOUND DOG!7月12日に渋谷O-WESTで開催された抽選で500名が招待されたライブが『HOUND DOG ULTIMATE BEST発売記念プレミアムライブ』。そのサポートメンバーとして我らが土方隆行が登場した。

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使用マーシャルは当然VintageModern2466+425B。お、何気なくヘッドの上に置かれているのはマーシャル・ポーチ!

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セッティングはREVERB=0、MASTER VOLUME=6、PRESENCE=1、BASS=0、MIDDLE=4.5、TREBLE=1、MID BOOST=OFF、DETAIL=6、BODY=3だ。氏の場合、プリアンプ部(DETAIL)で高域を強調し、EQの高域を抑えているのが特徴。 ほとんどDETAILとBODYで音を作っているイメージだ。DYNAMIC RANGEは常にLOWで歪み系のサウンドはペダルで作り出している。

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これが氏の足元。

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それにしてもこのとろけるようなサウンドは何だ?氏の指から生み出される美しいトーンにただただ驚くばかり!

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そして、もう一人のサポートギタリストが西岡和哉氏。平野綾ちゃんとの活動や自己のバンドBlack Velvetで注目を集めるギタリストだ。TSL100を愛用している。

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西岡氏の足元。

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左右のマーシャルがHOUND DOGサウンドを盛り上げる!

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新旧(失敬!)ギタリストの息はピッタリ!「嵐の金曜日」のイントロなんざァ涙ものです。

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ああ、それにしてもスゴイ土方さん。氏のプレイに真のプロフェッショナリズムを感じるのは私だけであろうか?マーシャルの新商品「Haze」のホームページには氏の壮絶なデモンストレーションが収録されているのでそちらもお聴き逃しなく!⇒コチラ

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HOUND DOGがデビューしたてのころ野音で見た大友さん、カッコよかった。何せ高校のころころ「Welcome to the Rock 'n' Roll Show」と「Last Night Last Time」やったけんね。あれから30年近くたって(もちろんその間にも何回も見ているけれど)、あらためて思った。大友さんカッコいい!

(2009年7月12日 渋谷O-WESTにて撮影)

2009年7月27日 (月)

日下部Burney正則大活躍!~吉井和哉『宇宙一周旅行』より

それにしても何なんだろう?この歌詞、このメロディ、このアレンジ。吉井和哉だけがなし得る何人も否定し得ない音宇宙。このパフォーマンスこそが『宇宙一周旅行』旅行なのだ!

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2日間にわたった宇宙旅行の会場となったのは代々木第一体育館。天井真下のシートまでギッチギチの満員だ!

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ギターは我が盟友、日下部Burney正則。カッコよかった~。本物のBernie (Marsden) があの巨漢でアイスクリームを食べてる姿もなかなかに味わい深いが、日下部Burney最高!(ちなみにBabe RuthやWhitesnakeでおなじみ…でもないか?…のバーニー・マースデンのブルース・ギターと歌は絶品です)

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Burneyは愛用のJCM800 2210を使用。マスターボリュームつき2チャンネル使用のJCM800だ。この50Wバージョンの2205はマイケル・シェンカーの愛器として有名だ。

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足元の様子。

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愛用のレスポール。後ろに見えるのはスペアの2210。

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ギター・ソロはもちろんのこと、カツラをかぶってのプレイなど大活躍だったBurney。ロック魂がビンビンだゼイ!

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そして代々木体育館の夜は更けていくのであった。吉井和哉最高!

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(敬称略、2009年7月11日 代々木第一体育館にて撮影)

2009年7月17日 (金)

竹内電気にシビレル!

8月19日に新しいシングル『YOU & I』がリリースされる人気絶頂の竹内電気。CLUB QUATTROのワンマンライブにお邪魔してきました。

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山下達郎の名曲「SPARKLE」をSEに颯爽と登場したメンバーたち。とにかくさわやかな音楽がとても楽しい!それでいてパフォーマンスは激熱なのです。

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そしてボーカル&ギターの斉藤伸也はマーシャルを使用。ヘッドはECフレット、スモール・ゴールド・ロゴ、ゴールド・パイピング、レヴァント・カバリング、ノン・コーナーガードというビンテージ仕様のDSL100。日本のみの限定で2005年に発売されたもの。

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足元のようす。

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それにしてもスムースでカラッとした楽曲が目白押し!しかめっ面をしているお客さんなんて皆無!みんなニコニコのとびっきり明るく楽しいステージなのよ。

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Maj7系の雰囲気をお求めの方には超おすすめです!!

竹内電気の詳しい情報はコチラ⇒TAKEUCHI DENKI OFFICIAL WEB SITE

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(敬称略、2009年7月4日 渋谷CLUB QUATTROにて撮影 ライブ写真提供:SPEEDSTAR MUSIC)

2009年6月23日 (火)

MR. BIG(ポール・ギルバート)のマーシャル

マーシャル・ブログでMR.BIGの再結成の記者会見をレポートしたのはつい先日かと思っていたら、もうジャパン・ツアーが終わっちゃった!…ということでマーシャル・ブログは最終公演、横浜アリーナでの追加公演での模様をレポートする。

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前日には日本武道館で演奏。その模様がDVDに収録されたが、ポール曰く、「昨日は撮影があって少し緊張しちゃったけど、今日は徹底的に楽しんで弾けるゾ!」その言葉通り、最初から最後まで全力疾走の素晴らしいパフォーマンスを繰り広げた。

ポールはVintageModernだけを使用。フレディとのバンドでは50Wコンボの2266Cを使っているが、今回のツアーは巨大な会場が多いため100Wヘッドの2466と425キャビネットを組み合わせた。

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3台のヘッドのうち2台を使用。向かって左の2466はDYNAMIC RANGEをLOWにセットしてクリーン系のサウンドをクリエイトしている。セッティングはREVERB=2、MASTER VOLUME=9、PRESENCE=6、BASS=3、MIDDLE=6、TREBLE=6、MID BOOST=ON、DETAIL=6、BODY=5.5。そのとなり、つまり真ん中の2466はDYNAMIC RANGEをHIGHにし、歪み系サウンドを一手に引き受けている。そのセッティングはクリーン用の2466より高域を強調したものとなっている。REVERB=3、MASTER VOLUME=8、PRESENCE=9、BASS=5、MIDDLE=5.5、TREBLE=7、MID BOOST=ON、DETAIL=6、BODY=5。

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シングルコイル系ギターのよいところを十分に発揮しつつ、図太いサウンドが飛び出してくる。「抜けるサウンド」の権化だ!また、ポールのプレイを見ていてきがついたのは、かなりギターのボリュームで音質をコントロールしているということ。歪み系の方の2466を使いながら、ギターのボリュームを下げ、ピッキングを弱めてクリーンサウンドをクリエイトするなんてことは朝飯前。ポールがVintageModernを重用している理由がよ~くわかる!

そういえば、アンコールのときにメンバーがめいめい楽器を交換してエリックとビリーがギターを演奏したが、エリックがリフを弾いても、ビリーがソロを弾いても、ものスゴくいい音がしていた!恐るべしVintageModern!!

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ポールのエフェクター類。ステージ脇でギターテクがコントロールしている。

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ポールのギター類。ここには写っていないが、日本酒をモチーフにした新しいギターもお目見えした。

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ポール使用のピック。ミディアム程度の厚さ。

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もちろん電動ドリルも健在だ!

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かつては3枚のピックを装着していたが、弦に当てる回数を増やすため4枚に増やしたとのこと。

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本編17曲にタップリとアンコールを加えた3時間弱の最高のエンターテインメント・ショウ。「これでもか、これでもか!」と息もつかせないテンコ盛りの素晴らしいライブだった。DVDの発売が楽しみだ!

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(2009年6月21日 横浜アリーナにて撮影)

2009年6月15日 (月)

DAITAのマーシャル

縦横無尽なギター・プレイで注目を集めるDAITA。今年で5回目となるTGE(THE GUITAR EMISSION)シリーズ『TGE FORUM 2009 -5 Anniversary-』が2009年6月13日、Shibuya O-EASTで開催された。

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「エ?DAITAがマーシャル?」と訝しむ方もいるかもしれない。はい、DAITAはマーシャルも愛用しています。これがDAITAのラック・システム。

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使用しているのは名プリアンプ、JMP-1。(現在は製造完了)

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そして2×100Wのパワー・アンプ、EL34 100/100だ。(受注生産品)

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実はDAITAはこの他にもレコーディングでJVM410Hも愛用しているのだ。

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メロディックで親しみやすい曲から変拍子を大胆に取り入れたトリッキーな曲、はたまたノリノリのファンキーな曲まで実にバラエティに富んだ構成で素晴らしいステージを見せてくれた。これからの活躍にも用注目だ!

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DAITAの詳しい情報はコチラ

BINECKSの詳しい情報はコチラ

(敬称略、2009年6月13日 Shibuya O-EASTにて撮影)

2009年6月 5日 (金)

PURE ROCK JAPAN LIVE 2009 レポート vol.2~陰陽座

豪華絢爛だった『PURE ROCK JAPAN LIVE 2009』レポートの第2弾は陰陽座だ。意気軒昂なステージで当日のトリを務めた。

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威風堂々たる瞬火と黒猫のツイン・ボーカルが陰陽座のドラマを盛り上げていく。

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当意即妙なツインギターも陰陽座の看板。ふたりとも魔亜斜留、イヤ、マーシャルの愛用者だ。

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上手ギターの狩姦の当日のセット。陰陽座といえばステージに聳え立つマーシャルキャビネットでつとに有名だが、この日はイベントのため両ギタリストとも小規模なセットとなった。

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1960Bは上下両方鳴らしており、その向って左隣の横になっている1960Aの下側も使用してステージ中央に向けて音を送っている。

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プリアンプはJMP-1を2台。パワーアンプはEL34 100/100だ。EL34のAチャンネルで1960Bを、Bチャンネルで1960Aを駆動させている。 

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こちらは下手ギター招鬼のセット。

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キャビネットは1960Bを2台使用。そして、狩姦サイドの1960Aに同じく信号を送ってステージ中央に向って音を出している。

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招鬼もプリアンプはJMP-1を2台。パワーアンプはEL34 100/100。使用法は基本的に狩姦と同じ。

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完全燃焼せんとする過激なアクションに乗せられ奏でられる直截簡明にして気宇壮大な楽曲が満員の聴衆の心をわしづかみにする。

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そして、間奏中の黒猫の舞いが唯一無二の幽玄の世界へ誘う。

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軽妙洒脱なMC、縦横無尽なステージアクション、堅牢堅固な重低音、陰陽座の頭脳、瞬火の八面六臂の活躍に一時も目が離せない!

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画竜点睛、こうして陰陽座の素晴らしいパフォーマンスによって一大スペクタクルなイベントが締めくくられた。

獅子奮迅のツアー『三国伝来玉面金剛九尾の狐』も決定!そしてシングル『蒼き独眼』が8月26日に、アルバム『金剛九尾』が9月9日に発売される。このニューアルバムにはJVMと2203KKが使用された。

勇往邁進の活動を続ける陰陽座の世界にあなたもどうぞ!善財の一歩を勧め来たるに。

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陰陽座の詳しい情報はコチラ⇒陰陽座公式庵頁

早くもまた来年のPURE ROCK JAPAN LIVEが待ち遠しい!

(2009年5月30日 CLUB CITTAにて撮影)

2009年6月 3日 (水)

PURE ROCK JAPAN LIVE 2009 レポート vol.1 ~CONCERTO MOON

今年で10周年を迎えた名物イベント『PURE ROCK JAPAN』。10周年とだけあって豪華な出演者が集い狂熱のライブ・パフォーマンスが繰り広げられた。出演は陰陽座、SEX MACHINEGUNS、GALNERYUS、CONCERTO MOONの四強。開演に先立って当イベントのプロデューサー、土屋京輔氏より超満員の観衆に向けてオープニング・ステイトメントが発せられる。

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トップ・バッターはおなじみCONCERTO MOON。実は今回のCONCERTO MOONはキーボードの小池敏之脱退後の初ステージなのだ。何だかステージ下手が寂しい?!

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ドクター小池の不在をフっ飛ばすかのような全編ドライブしまくりのステージは圧巻だった!メンバーによると、ヘタをすると2時間半のフルステージをこなすよりシンドイとか…いつでも全力投球なのだ!

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島は愛用のVintageModern2466のセットを使用。ますます音がよくなって来ているとの評判だ。中域がきれいに張り出していて、エレクトリック・ギターの音色の魅力が何たるかを主張しているようだ。

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今回の島の足元。そう、足鍵盤がセットされいる。これで小池氏のパートを補充するのだ。

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ステージ上手袖にセットされたVintageModern2266C。これは島用の足鍵盤のモニターとして使用された。ポール・ギルバート・バンドのキーボード・プレイヤー、エミ・ギルバートは2266Cも使用していることは以前にレポートした

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怒濤のフィンガーピッカー、ベースの木本高伸はVBA400フルスタックを使用!

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4×12"のVBC412がサウンドのカギ。そのサウンドはガリゴリガリゲリゴリガリギリギリゴリゲリグリゴリゲリゴリガリ!!!

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セッティングは意外にも控え目。木本のフィンガーテクニックとの絶妙な組み合わせがあの驚異の剛速球サウンドを生み出しているのだ。しっかしあれだけ指で弾くのは大変なことです。ライブ後半には右手の人差指と中指がすり減って少し短くなるとか…ウソです。

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4人となったCONCERTO MOON。そのサウンドはさらにタイトに、ダイナミックに!前進あるのみ!

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島紀史と井上貴史のコンビネーションも完璧だ!

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相変わらずのテクニックで初めてCONCERTO MOONを見る感曲のドギモを抜いた島紀史。

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グイグイとステージを盛り上げる井上貴史。

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VBAという新しい武器を得て爆発的なプレイでバンドの低域を固める木本高伸。

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ステディにCONCERTO MOONの音楽を構築していく長田昌之。

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9月には御大、中間英明との共演も決まった4人編成のCONCERTO MOON。これからの活動がますます楽しみだ!

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PURE ROCK JAPAN LIVE 2009 レポート vol.2につづく。

(一部敬称略 2009年5月30日 CLUB CITTAにて撮影)

2009年5月27日 (水)

ユニコーンUNICORNのマーシャル~日本武道館公演より

待ちに待ったユニコーンの日本武道館。2日目の5月20日の講演にお邪魔してきました。

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働く男たちの商売道具がこのトラックで運ばれる。

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  ステージの全景。正面奥の巨大モニターがライブを盛り上げる!

Stage

それではユニコーンのマーシャル、紹介しましょう。まずは手島いさむ。JVM410Hと1960Aを使用。左のTSLはスペア。

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TESSYのペダル。JVM専用のフットコントローラーを使用している。フットコントローラーには①クリーン②クランチ1③クランチ2④OD1⑤マスターボリューム⑥リバーブをアサインしている。

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ステージ中央は奥田民生のJCM800 2203と1960Bが位置している。

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客席からは見えないが、1959も併用しているのだ。

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奥田民生のペダル。中央はカスタムメイドのペダルボード。

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そして下手はEBIの1992LEM。モーターヘッドのレミーのシグネイチャー・モデルだ。 キャビネットはJCM800時代の1960Aだ。これがまたメチャクチャいい音!そう、1992 SUPER BASSのファンはたくさんいるのです!

1992lem

ニューアルバム『CHAMBRE』からの曲を中心にアンコールを含めて約3時間。16年ぶりの武道館とのことだが、そんなことをまったく感じさせないフレッシュなパフォーマンスだった。これからのパーマネントな活動に期待したい。

(敬称略、2009年5月20日 日本武道館にて撮影)

2009年5月26日 (火)

CYCLONE独自の音世界

昨年ファーストアルバムを発表したCYCLONE。80年代ハードロックにプログレッシブ・テイストをまぶした独自の様式美で多くのファンを獲得している。

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清水保光のマーシャルは当然VintageModern。2466と1960Aを組み合わせてCYCLONEサンドの核を作り上げている。

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セッティングは、REVERB=0、MASTER VOLUME=5、PRESENCE=7、BASS=5、MIDDLE=4、TREBLE=8、DYNAMIC RANGE=HIGH、MID BOOSTは常時ON、DETAIL=5、BODY=4(シングル・コイル系ギターを使用する際にはD=8、B=4.5にセット)でMASTER VOLUMEは当然会場の大きさに合わせて調節している。パネルの中央部には「YASUMITSU SHIMIZU#001」というステッカーが貼られている。本人曰く「これってダグっぽくない?」

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ペダルの一部。清水が共同で開発したCYCLONEエフェクター。ディレイとコーラスだ。他にも歪み系エフェクターも使用しているが、歪みを足すのが目的ではなく、若干ブーストさせている程度。

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ライブではCDにも増して鬼神のごとく弾きまくる清水保光。さすが!スウェット・バンドまでMarshall!

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ボーカルはNOVELA、難波弘之や日下部Burney正則とのユニットのNuovo Immigratoでも活躍する五十嵐"Angie"久勝、キーボードは板倉真一

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新加入のベースは元アトミック・トルネードの大舘寛幸、ドラムは元カブキロックスの谷中香織だ。

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紅一点で「The King Of Ocean」と「Lost The Day Of Rest」の2曲に参加してた小林紗英子    。彼女の美しいソプラノ・ヴォイスがCYCLONEに独特なサウンドの広がりを加える。

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ハードロックの王道を突き進むCYCLONE。そのサウンドもマーシャルがサポートしている。

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CYCLONEの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

清水保光のブログはコチラ⇒岸町の城門

(敬称略、2009年5月15日 表参道FABにて撮影))

2009年5月15日 (金)

マシュー・キイチ・ヒーフィMatthew Kiichi Heafy(Trivium)のJVM

待ちに待ったTriviumの来日公演!

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昨年9月の『将軍』発表後初の来日公演とあって注目度満点!さっそくライブ会場にお邪魔してきやした。

Stage

色々なアンプを使用してきたマシュー・キイチ・ヒーフィだが現在はJVM210Hを使用している。下の写真の1960Bと真中のヘッドはコリィのもの。

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上に積んであるマーシャルがマットのJVM210Hだ。セット・アップはいたってシンプル。JVMの前にノイズ・ゲートをつないでいるだけ。多機能高音質を誇るJVMだが、センド&リターンもD.I. OUTもな~んにも使っていない。

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もっと言っちゃうと6通りの音が出せるJVM2でもマットはひとつのチャンネルしか使わないのだ。そのチャンネルとはOD/RED。JVM2のODはJVM4のOD2と同じで、「Akira Takasakiもお気に入りなんだよ」とマットに話したら「そりゃ、そうだよ!あの音は最高だもん!」 と大喜びしていた。

なるほどドロップDにチューニングされたギターはものスゴイ雄叫びをあげていた!

Panel

ステージ上手の衝立ての裏にセットされているのがマットのキャビネット。こちらも1960Bだ。

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これは先日のフランクフルトMUSIK MESSEで本人からもらったサイン入りのポートレイト。今日のオマケ。見にくいけど真中の名前のあたりにサインが入っています。とにかくメチャ感じのいい人。

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マットは「日本のオーディエンスはクレイジーだよ!あのクラウド・サーフィンときたらまったく信じられないね!」と受け具合に大満足の様子。「30年前のコンサートでは席を立つことも禁止されていたんだよ!」といったら驚いていました。

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(2009年5月10日 新木場STUDIO COASTにて撮影)

2009年5月14日 (木)

石垣愛のJVM~川村カオリ20周年ライブ『羽化』から

先日のアストロ・ホールで催されたファン限定ライブから4ヶ月。川村カオリは『Kaori Kawamura 20th Anniversary Live 羽化』 として5月5日、CCレモン・ホールのステージに立った。吉川晃司や浅井健一ら豪華ゲストを交えた素晴らしいコンサートとなった。

ギターでバックを務めるは石垣愛。前回のアストロ・ホールではVintageModernとDSLを使用していたが今回はJVM210Hと1960Bで登場した。
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JVMのセッティングはCLEAN&CRUNCHチャンネルがVOLUME=7、BASS=4、MIDDLE=4、TREBLE=4、GAIN=4。そして、ODチャンネルがVOLUME=8、BASS=7、MIDDLE=7、TREBLE=5、GAIN=3。マスターセクションはRESONANCE=1PRESENCE=5、MASTER1=3、MASTER2=4としている。このセッティングの狙いはCLEAN&CRUNCH側で歪み気味に、反対に OD側では歪みを浅くして太い音色を得ようとしている。また、マスターボリュームは2を1より若干大きめにセットし、ソロ時に切り替えている。

Panel

これが足元。JVMのチャンネルやマスター・ボリュームはMIDIペダルで制御している。MIDIといい、2つのマスター・ボリュームといい、JVMを上手に使いこなしている。

Pedal

どの曲においてもツボを得たギターサウンドが心地よい。音だけでなく、利便性も高いJVM、愛用者が急増しています!

Stage

(敬称略、2009年5月5日 渋谷CCレモンホールにて撮影)

2009年5月 8日 (金)

DUSTAR-3のマーシャル~YUKIのJVMとNOISYのVBA

DUSTAR-3最新のワンマン・ライブからのレポート。

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これがYUKIの今回のセット。JVM410Hを導入したのだ!ヘッド下段のDSLは万が一の時のためのスペアだ。

Marshalls

さすがYUKI、場面に合わせてすべてのチャンネルを使用している。

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以前は足もとに巨大なエフェクターボードが鎮座ましましていたが、今はホレ、これだけ。JVMのMIDI機能を活かして一気にスッキリ!Pedal

こちらはNOISYのVBAスタック。NOISYもVBA400フルスタックに乗り換えてからずいぶんと時間が経つ。いまや切っても切れない相棒なのだ!

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GAINは抑えめながらEQはすべてフルテンのド迫力セッティング。キャビネットはVBC412を2台使用。VBC412は810よりよりロックっぽいゴリゴリした音を出すのが特徴だ。このセットとピック弾きであのロック魂満点のベースラインを生み出している。

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それにしてもこのYUKIのギターの音ヌケの良さはナンダ?!ソロではYUKIの呼吸が聴こえてきそうな生々しさを感じさせてしまう!恐るべしYUKI、恐るべしJVM!!

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(2009年4月24日 渋谷O-WESTにて撮影)

2009年4月28日 (火)

さよならTHUNDER!~渾身のラスト・ライブ!

1989年の結成以来、クォリティの高いアルバムを発表しつづけたイギリスの名バンド、サンダーがそのキャリアに終止符を打った。その最後の日本公演を見守ったのもマーシャルだった。

Stage

バンドの中心的存在のルーク・モーリー。使用アンプはVintageModern2266と425キャビネットのフル・スタックだ。

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エフェクターは特に使用せず。やや強めに歪ませたVintageModern素の音で勝負。これがまたピュアなトーンで気持ちがよい!DETAIL=7, BODY=4, MID BOOST=Off, EQはすべてほぼ5というセッティング。

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サウスポーのVもまたよきかな!

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最初から最後までノリノリのプレイ!

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キーボードとギターを担当するベン・マシューズもVintageModernなのだ。いつもニコニコ最高に気さくな人!

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ルーク同様にエフェクターを使わないピュアなVintageModernトーン!

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ベンの2466のセッティングはDETAIL&BODY=6,  MID BOOST=Off, PRESENCE=5, EQはそれぞれほぼ7というセッティング。

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ベースのクリス・チャイルズもVBAを愛用しているとのこと。最近本当にVBAプレイヤーが増えてきた。

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セッティングはMASTER=6, TREBLE=3, MIDDLE=7, CONTOUR SELECT=1, GAIN=4, BRIGHT&DEEP=Offだ。

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いかにもベースらしい芯のあるトーンが美しい!

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息の合った楽しいステージ。それにしても佳曲が目白押し!

Band

またボーカルのダニー・ボウズの声が究極的に素晴らしい!声を聴いているだけでもウットリ。

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Vを股にはさんでのルークの迫真のプレイ。

Luke3

上手グループも負けていません!

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ドラムのハリー・ジェイムスのプレイにも気合いがこもる!

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マーシャル・トリオ揃い踏み!

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それにしてもこれで解散とはもったいない!

Audience

(2009年4月19日 CLUB CITTA川崎にて撮影)

2009年4月16日 (木)

イングヴェイ、イングヴェイ、イングヴェイ!

やっぱりイングヴェイはスゴイ!とにかくスゴイ!4月15日の東京フォーラムでの公演のもよう。

Stage

もう何回かイングヴェイには会っているけど、今回はずいぶんとイングヴェイの話しを聞く機会に恵まれた。ひとことで言ってイングヴェイは究極のギターキッズ。ギターのことしか考えていない!ものすごくピュアでアーティスティックな人なのです。

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何とイングヴェイは11歳のときからずっとマーシャルを使っていて、とにかくマーシャルがなくてはどうにもならない。曰く「ステージにマーシャルがなければ弾く気がせん!」ありがたい人です。

Left

この日は日本公演の最終日とあってか、ディープ・パープルとの夢の共演が実現!演目は「スモーク・オン・ザ・ウォーター」。スティーヴ・モーズとのバトルが何といっても最大の見どころでした!

Venue

しっかし、あれだけ指が動けば気持ちいいだろうな…。右手のテクニックたるや尋常じゃないもんね。改めておみそれいたしました! m ( _  _ ) m

(2009年4月15日 東京フォーラムにて撮影)

2009年4月15日 (水)

鳥肌連発のThe Answer~2回目の来日公演

Stage

待ちに待ったThe Answerの2回目の来日公演。予想通り鳥肌が立ちっぱなしの素晴らしいものだった!

Band

タイトなリズム隊に図太くシンプルなギター、カッコいいリフと魅惑的なボイス。これぞブリティッシュ・ロック!

Cormac2

ボーカルのコーマック・ニーソンのカッコよさといったら!

Paul4

フロントを務めるもう一人はギターのポール・マホン。泣き泣きのビブラートが美しい!まるでコゾフ!

Paul_marshall2

アンプはVintageModern2466。2台使用している。

Marshalls

セッティングは2台とも同じ。ただし1台はDYNAMIC RANGEをLOW にしてもう1台をHIGHにしている。そして、HGHの方のキャビネットは425。LOWの方は1960をつないでいた。

Panel_high

そのサウンドは荒々しく、太く、実にブリティッシュなのだ!

Paul1 Paul2 Paul3

それにしてもコーマックは素晴らしい!声を聴いているだけで満足。体を揺さぶってシャウトするその姿は古今のブリティッシュ・ロックの偉大なボーカリストを足してパワーアップしたかのよう!

Cormac3

こんなド迫力のコーマックだが実に感じのいい人なのだ。出番前に"Good luck!"なんて気軽に声をかけると実に丁寧にお礼を言ってくれた。

Cormac1_2 Cormac5_2 Cormac4_2

リズム陣も見逃せない!鉄壁のノリでコーマックをあおるのはミッキー・ウォータース(b)とジェイムス・ヒートレイ(ds)。

Bass_2

Drum_2

Come Follow Meだって?全然フォローしちゃいます!下の写真は当日のベスト・ショット。

Paul_marshall_2

(2009年4月8日 渋谷Club Quatroにて撮影))

2009年3月27日 (金)

Dragon Ash(ドラゴン・アッシュ)のマーシャル~最新ツアーより

いよいよスタートしたDragon Ash Tour FREEDOM ~新進シャンソン歌手総出演新春シャンソンショウ~。ツアー初日、SOLD OUT超満員の赤坂BLITZからIKUZONEと降谷健志のマーシャルをレポートする。

Venue

まずはIKUZONEのVBA400。以前は2台のVBA400を用い、クリーンと歪みで使い分けていたが、今回のツアーは向って右のVBA1台を主に使用している。

Vbas

IKUZONEのトレードマークのタータン・パターンのカバリング…というより着せ替えカバーが可愛い!ずいぶんとマーシャルの雰囲気が変わる。

Vba_left

何とモニターまでおそろいなのだ!

Monitor

BRIGHTはON。EQは比較的フラットに上げ目にセッティングしている。

Panel

キャビネットは向って左は1969AX。インプット・プレートが下に付いている70年代初期のもの。そして、右は1984。JCM800時代の入力が400Wのベース用キャビネットだ。しかし、実は両方ともスピーカーがCelestion Sidewinderに交換されている。

1984 

エフェクター類。なんかとっても楽しそう!

Pedal

この写真は何を撮っているのかというと、モニターにかけられているイラストのゴムシート。実はこのシートはIKUZONEが足をかけた時の滑り止めになっているのだ!しかも網状になっていて、返しの音を妨げないようになっている。

Monitor_rubber

一方の降谷隆志のマーシャル。一瞬2203ZWかと思うがさにあらず。

4100

JCM900 4100なのだ。

4100_panel

マーシャルは白一色のフレットクロスを持っていない。そのため自前で張り換えたワケなのだが、適当な素材がなく大変苦労したとのこと。この作業を担当した人は生地屋へ赴き、白い生地でもっとも空気を通すものを選んだのだ。何と店先で一枚一枚いろいろな生地に「ハ~ッ」と息を吹きかけ、その通過具合をチェックした。かなり不審な目でみられたとか!

Fretcloth

さて、そのIKUZONE、ベースマガジン(リットーミュージック)3月号にインタビューと機材の紹介がたっぷり掲載されている。お見逃しなく!

Mb_p1

Ikuzone_bm_2

(2009年3月18日 赤坂BLITZにて撮影)

2009年3月25日 (水)

HANOI ROCKS(ハノイ・ロックス)のマーシャル

1980年デビュー。一度は解散したもののマイケル・モンローとアンディ・マッコイにより2001年に不死鳥のごとく復活しファンを狂喜させたが再度解散が決定。今回の日本でのフェアウェル・ツアーを経て、キャリアをスタートさせたフィンランドで数回のライブを行いすべてを終了させる…さらばハノイ・ロックス!

Backdrop

今回のフェアウェル・ツアーでも当然マーシャルが登場。アンディ・マッコイはTSLを使用している。

Andy_mccoy

EARTHSHAKERのSharaもTSLのLEADチャンネルを愛用していることは幾度となくこのマーシャル・ブログで紹介してきたが、コントロールを見る限り、どうもアンディ・マッコイもTSLのCRUNCHチャンネルしか使用していないようだ。

Right_panel

こちらはコニー・ブルームのマーシャル。DSLの4段(!)積みだ。やっぱり、ロック・コンサートはこう派手でなくちゃ!

Conny_bloom

さようならハノイ・ロックス!

Backdrop_marshall

(2009年3月16日 赤坂BLITZにて撮影)

2009年3月18日 (水)

YOUTHMOVIESのJTM45

British Anthems 2009の3番目に出場したのがYOUTHMOVIES。オックスフォードのバンドだ。

Youth_2

このバンド、実にユニーク。2人のギタリストが織りなすハーモニー、変拍子、バッキングの複雑なアンサンブルなどそこいらへんのバンドとはワケが違う。何とも言えない雰囲気がたまらなくよい!ま、往年のプログレをコンパクトにまとめたと言ったら褒め言葉になるのか、失礼にあたるのか?そしてもうひとつこのバンドを特徴づけているのはトランペッターがいるということ。昔、イタリアにMAXOPHONE(マクソフォーネ)というホルンとクラリネットがいるバンドがあったけど、あれはプログレ・バンドだった。とにかくこのYOUTHMOVIES、一聴に値すると思う。そこで、使われているアンプはというとマーシャルなのだ!ボーカル&ギターのアンドリューのマーシャルがこれ。

Left

4InputのVintageマーシャルですね。リンクしています。

Left_panel

ギターのアルのマーシャルがこちら。

Right

こちらもリンクしている。 

Right_panel

ふたりのアンプはJTM45。別名2245なのです。Bluesbreaker1962のトレモロ回路をオミットしたモデル。つまり、整流回路にGZ34を搭載したビンテージなモデルです。音はどうかというと実にクリーンで温かみのある音。これを知ってか知らいでかYOUTHMOVIESのふたりは絶妙なトーンを作り上げていた。 実は、どちらかのギターはマーシャル以外のアンプを使用しようとしていたのだが、一旦JTM45を試した途端すっかりハマってしまったらしいよ。

何はともあれ、YOUTHMOVIES、是非一度聴いてみてください!

コチラで試聴できます⇒MySpace

(2009年3月16日 原宿ASTRO HALLにて撮影)

2009年3月17日 (火)

The Xcertsのマーシャル~BRITISH ANTHEMS 2009より

British_music BRITISH ANTHEMS 2009でトップ・バッターをつとめ鮮烈な日本デビューを果たしたThe Xcerts。3月30日にはデビュー・アルバム『In The Cold Wind We Smile』がイギリスでリリースされる。

Trio_2

メンバーはマレー・マクレオド(g)、トム・へロン(ds)、ジョーダン・スミス(b)の三人。シンプルでメロディアスなサウンドと若さあふれるステージングが魅力だ。

Guitar Drum 

Bass

ギターのマレーはDSL100を使用。Dsl

意外にも(?)CLASSIC GAINとULTRA GAINをこまめに切り替えて緻密な音作りをしていた。

Murray_marshall2 

「今度はJVMを試してみようと思っているんだ」とマレー。

Murray_marshall

これからの活躍が楽しみなThe Xcerts。ぜひ注目してね。

G_marshall_2   

(2009年3月14日 新木場STUDIO COASTにて撮影)

2009年3月12日 (木)

大谷令文と藤岡幹大のマーシャル~また逢う日まで2009より

昨日レポートした元MARINOのドラマー、板倉ジュン氏の東京でのラスト・ライブで使用された大谷令文氏と藤岡幹大氏のマーシャルを紹介しよう。

Marshalls_2

令文氏はいつもの1959を持参しての参加。

Reibun1

これが愛用のメインの1959。詳しくは「大谷令文の1959」を参照のこと。

1959

キャビネットは今回持参せずライブハウスの1960Aを使用したが、当然サウンドはいつもの超極太状態!しっかし、どうしてここまで図太い音が出るかね~?

Reibun2_2

フィードバックも思いのままで、ハイトーンのチョーキングなど鳥肌もののトーン!入魂のプレイだ!ところでみなさんはMARINO、44 MAGNUM、EARTHSHAKERの2008年中野サンプラザホールのライブを収めたDVD&CD『JAPAN HEAVY METAL FANTASY~KANSAINAGURIKOMI GIG 2008』をご覧になりましたか?必見です。

Reibun3

一方、藤岡幹大氏は愛用のJVM410Hを持参。

Mikio3_2

藤岡氏はCRUNCH/ORANGEとOD1/ORANGEを多用。どちらも伸びやかなトーンで藤岡氏のトリッキーなフレーズをJVMがピタリとサポートする。

Jvm

右手は時に指で、時にピックで表情豊かに弦をはじき、そして、左手はフレットボードのすべてをまさしく縦横無尽に駆け巡る。そのあふれ出る表現力を音に具現化できるのはマーシャルだけなのだ!

Mikio2_2

藤岡氏の著書『ペンタトニック虎の巻』もその内容のよさが受けて増刷が出来した!おめでとう、ミキティ!

Mikio1_2

(2009年3月9日 高円寺Show Boatにて撮影)

2009年3月 9日 (月)

anberlin(アンバーリン)のマーシャル

フロリダ出身のアンバーリンはメジャー・デビュー作『ニュー・サレンダー』がもはやアンダーグラウンドの衝撃ではなく、より大きな無限の可能性をもったバンドであることを証明した。

Anberlin_2

そんな注目のアンバーリンもマーシャルのへヴィ・プレイヤーだ。

Dsl1

二人のギタリスト、ジョセフ・ミリガンとクリスチャン・マカルハニーはDSLを愛用している。

Dsl2

二人とも付属のフットスイッチを用いてCLASSIC GAINとULTRA GAINを使い分けていた。そのサウンドは単なるパンクなどというジャンルに収まりきれないどこかノスタルジックなキャラクターを秘めた魅力的なものであった。

Coast

それしにしても、二人のギタリストがデカイ!とてもギタリストとかいう風情ではなく完全に格闘技でもやっていけそうなボディだった。そういう意味でも決まり切った枠に収まらないバンドなのよ!

(2009年3月7日 新木場STUDIO COASTにて撮影)

2009年3月 6日 (金)

Jimmy Sakurai (Mr. Jimmy)のマーシャル2

いつも超満員の観客を完璧なツェッペリン・ミュージックで感動の渦に叩き込むMr. Jimmy。中心人物のJimmy Sakurai氏には以前にもご登場いただいたが、今回は前回と異なるマーシャルを使用するとのことで再度取材をお願いした。

Trio

この日のMr.Jimmyの演目は1975年5月25日、Earl's Court最終日の再演だ。前回取材時は1973年製の1959を使用していたが今回の1959は1969年製。

1959st

実はジミー・ペイジのギター・サウンドは1973年、もしくは1975年を境にキャラクターが変わっている。(1974年はライブ活動なし)その間に手持ちの1959を改造したと考えられており、1975年以降は以前に比べクリアな音像となった。。(Jimmy Sakurai氏談)よって、Jimmy Sakurai氏もこのEarl's Courtバージョンを演奏するにあたりクリアな音を持つ今回の1969年製の1959SUPER TREMOLOを起用したのだCream時代のエリック・クラプトンの写真でよく見かけるマーシャルもこれ。トレモロ調節用にするためコントロールはSPEEDとINTENSITYと通常の1959よりもノブがふたつ多い。

Panel

リア・パネルにはトレモロ・オン/オフ用のフットスイッチ・ジャックが付いている。

Rear2

ジミー・ペイジが憑依しかたのような鬼気迫るJimmy Sakuraiの 演奏に観客が息を飲む。

Playing

これが愛用の1959年製Gibson Les Paul Standard。

Lp

Mr.Jimmyのライブでしか見れないものは完璧な再現演奏のほかに(これも再現に一種だが)テルミンのプレイがある。これがまたカッコいいのだ!もちろんこちらもマーシャルで鳴らしている。

Termin_2 

Termin2_2 Termin3

Mr.Jimmyの詳しい情報はコチラ⇒Mr.Jimmy公式ウェブサイト

Playing2

(2009年 2月28日 渋谷DUO MUSIC EXCHANGEにて撮影)

2009年3月 5日 (木)

ビョーン・イエロッテ(Bjorn Gelotte:IN FLAMES イン・フレイムス)のマーシャル

メロディック・デスメタルの雄、イン・フレイムス(IN FLAMES)のビョーン・イエロッテ(Bjorn Gelotte)のマーシャルを紹介する。

Stage

ビョーンといえばJVMJVM210HとJVM210Cが用意されていたが、今回はJVM210Cを使用。

Jvm210h

CLEAN/GREENを使いクリーン・サウンドを担当している。

Jvm_panel

一方、歪み系のサウンドは2203KKだ。Alexi Laiho、Air Bourne、ルーク篁、YUKI、LEDAなどここへきて2203KKの愛用者が増えてきた。やはり、この灼熱の歪みは他のモデルでは得られないから。

2203kk

GAINは9。ASSAULTは常時入れっぱなし。実に味のあるディストーション・サウンド!ふと気がついたのが、ビョーンは2203KKを4Ωでキャビネットにつないでいる(当然キャビネットの設定もMONO 4Ω)。ギターテクに話を聞いてみると、会場によって16Ωと使い分けているが、4Ωの方がパンチは効いた音がするとのこと。

2203kk_panel

2203KKのキャビネットには1960AVを使用している。

1960av

1960_plaque

ビョーンのトレードマークのギター。

Lp

残念ながらステージにはアンプ類が一切セットされていないので客席からはほとんどマーシャルが目に入ることはない。ステージ袖はこんな感じだ。

Stage_side1

Stage_side2

(2009年3月4日 赤坂Blitzにて撮影) 

2009年3月 4日 (水)

PUFFY、9mm Parabellum Bulletのマーシャル~大貫亜美、中シゲヲ、岩瀬敬吾、菅原卓郎

人気フォトグラファー橋本ルイさんのライブ企画『SOUND SHOOTER』の第4回目が新木場STUDIO COASTで開催された。

Board

出演はオープニングアクトにBlieAN。Riddim Saunter、One OK Rockも登場。

そしていよいよPUFFYの出番。亜美ちゃんはVintageModern2266と425Aのコンビだ。DYNAMIC RANGEはHIGHにセット。パープルのVintageModernにパープルのフルアコ・ギターを突っ込んでクランチ・トーンでジャンジャカやるのだが、これが法外にブ厚い音なのだ!亜美ちゃんがここまでブ厚い音をお望みかどうかは定かではないが、やはり太くて厚い音をお望みの貴兄には間違いなくVintageModernが最良の武器になるであろう。

Ami

ステージ下手のギターは元19の岩瀬敬吾氏。現在もソロでバリバリ活動中だ。いつもは1962Bluesbreakerを使っているがこの日はDSLのハーフスタックを使用。

Keigo

上手はDSL50のハーフスタック。

Shigeo

弾き手は中シゲヲ氏。チャンネルはCLASSIC GAINを使用。歪みは足元で作っている。なぜDSL50 か?それはJB。当然楽屋ではJBの話で盛り上がる!

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ステージにずらりと並んだマーシャルの三役そろい踏み!

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この日、トリは今もっともチケットが獲りにくいと言われている9mm Parabellum Bullet。ボーカル&ギターの菅原卓郎さんもVintageModernに切り替わったことは年末のZeppのレポート通り。今回は1960AXと組み合わせた。1960XはCelestion Greenback (G12M-25)を搭載しており中域がリッチなのが特徴。VintageModernのキャビネット425では少し音が太すぎるという人にはこのXキャビネットとの組み合わせがいいかもしれない。VintageModern最大の特長であるヘッドの中域のおいしさをそのままに若干ライトな音になるからだ。

Takuro

(一部敬称略、2009年3月1日 新木場STUDIO COASTにて撮影)

2009年2月26日 (木)

ジェフ・ベック(Jeff Beck)のマーシャル

今回の来日に際し、2月12日の名古屋公演より使用したジェフ・ベックのマーシャルをご紹介しましょう。下の写真は2月21日と22日に開催されたエリック・クラプトンとのジョイント・ライブでのセットです。

ヘッドは1987Xで一般に販売されているものです。キャビネットは基本的には1960BXですが、スピーカーは一部入れ替えています。今回は機材の取材が完全にオフリミットとなっているためあまり詳しく解説できないのが残念ですが(機材写真の掲載が許されたのはこのマーシャル・ブログだけかもしれません)、リンクはせずにEQはかなりトレブリーにセッティングされています。

1987x

それにしても、あの音。このマーシャル・ブログでは過去何回か「音の良し悪しは機材ではなく指(=テクニック)が決める」旨のことを言ってまいりましたが、ジェフの演奏がもっともいい例でしょう。ウリ・ジョン・ロートの時にも痛感しましたが、改めて本当にそれを思い知らされた今回の演奏でした。私も同じくギターを嗜む者として、ケーブルがどうとか、真空管がどうとか言っているのが正直恥ずかしくなってしまいます。それでも、あの音に少しでも近寄せたいとお思いになる方がいらっしゃるのであれば、少なくとも同じ機材を揃えることは必須でしょう。何しろジェフが使ったものと全く同じ仕様のアンプヘッドがいとも普通に入手できるのですから!「機材を楽しむ」というのも間違いなくギターを弾く者のロマンですものね!でも、残念ながら1987Xをゲットしても残念ながらジェフと同じ音を出すことはまず不可能でることは予めご承知ください!

Stage

<2月11日、パシフィコ横浜の単独公演をご覧になられた方へ>

当日の公演の5曲目「哀しみの恋人たち('Cause We Ended As Lovers)」の冒頭よりジェフのギターにノイズが乗ってしまい、数曲を演奏した後にコンサートが中断されました。キーボードのソロ中にジェフがアンプヘッドを揺さぶったためにあのノイズがギターアンプによるものとお思いになられた方もいらっしゃったと存じますが、あれはアンプによるノイズではありません。ジェフのギターテクがアンプを交換してもノイズが治まらなかったことを見ても明らかですが、マーシャル・ブログでは念のためにジェフのギターテクに原因を聴き取りました。案の定、ノイズの原因はアンプによるものではなく大本の電源ケーブル(イギリス国内用のテーブル・タップ)のアース・ピンの老化が原因で、ギターの音を出すたびに振動を受け、グランドが不安定になってしまったのことです。今回のアジア・オセアニア・ツアーでその電源ケーブルが酷使されアース・ピンが傷んでしまったのです。中断後、アンプを替えたりせず、短時間でコンサートが再開できたのも電源ケーブルと交換するだけという単純な対処で済んだためです。

筆者も30年以上にわたっていろいろなコンサートを見てきました。かつて、TOTOのコンサートのアンコールでチューニングが全く違う(あるいは狂っていた)ギターで「子供の凱歌(Child's Anthem)」を弾いてしまったスティーヴ・ルカサーを見たことがありました。なぜかルカサーはその状態に気が付かず、しばらくの間、よりによってそのままテーマ・メロディを弾いてしまったのです。お客さんの反応でハッと気がついたのでしょうか、ルカサーはやおらステージそでにギターを放り投げ、ローディに向かって「クビ!」の仕草をしたのです。超一流のプロでもこんなことが起こると知ってショックを受けました。

今回のジェフも正直ヒヤっとさせられましたが、反面、滅多にお目にかかれない貴重なシーンに遭遇できたと筆者は思っています。

(2009年2月22日 さいたまスーパーアリーナにて撮影)

2009年2月17日 (火)

高崎晃(LOUDNESS)のマーシャル

Akira1

2009年2月14日の樋口宗孝氏追悼コンサート『Munetaka Forever Our Hero』での高崎晃氏のマーシャルを紹介しよう。

Akira2

これが当日の高崎氏のセット。

Marshalls

愛用のJMP1とその他のアンプ群。

Jmp1

Jmp1_2

長年にわたって高崎氏のサポートを続けるキャビネット。スピーカーは入れ替わっている。1960AXの上に乗っているのはJVM410H。氏はレコーディングで重用している。とりわけ高崎氏はOD2のサウンドがお気に入りなのだ。

Jvm

新旧取り混ぜたバックラインがよく似合う。

Akira_marshall

この日、改めて確信した。エリック・クラプトンに1962を介した「ウーマン・トーン」があったように、エドワード・ヴァン・ヘイレンに1959でクリエイトした「ブラウン・サウンド」があったように、間違いなく高崎氏は「RSサウンド」とでも呼ぶべき 誰にも真似ができないマーシャル・サウンドを擁していると…Rising Sun Sound。

Akira4

当日使用された愛用のギターたち。

Guitars

新生LOUDNESSの今後の活躍に大いに期待しようではないか!

Backline

(2009年2月14日 渋谷CCレモンホールにて撮影)

2009年2月13日 (金)

プライマル・スクリーム(Primal Scream)のマーシャル

1982年の結成以来常にブリティッシュ・ロック・シーンをリードし続けているプライマル・スクリームもオール・マーシャルだ!さすが!

Stage_2

下手ギターのアンドリュー・イネスはビンテージの1959を使用している。

Left_2

CHORUS ECHOなつかしいナァ~。ハイがキツイらしくコントロールはVOLUME1が2、VOLUME2が4、BASSが10、TREBLEが1と高域を抑えたセッティング。

Left_panel

ペダル類もブリティッシュ!

Left_pedal

ベースのマニはVBAを愛用している。VBA400とVBC810のセットだ。

Bass

EQがそれぞれ上がり目の元気のいいセッティング!

Bass_panel

ペダル類はいたってシンプル。

Bass_pedal

上手ギターのバリー・キャドガンも1959。こちらはSLPだ。

Right

やはりバリーもリンクして使用している。

Right_panel

こちらもイギリス製のペダルを愛用している。

Right_pedal

ああ、何と愛国心豊かなバンドだろう!イギリス好きにはタマリマセン!

View_right

(2009年1月29日 ZEPP TOKYOにて撮影) 

2009年2月 4日 (水)

ポール・ギルバート(バンド)のマーシャル~VintageModern大会だ!

UNITED STATES』発表後の2008年12月、渋谷HMVプロモ・ライブの興奮も冷めやらぬ間にとうとうポール・ギルバートがバンドを従えて来日した!

Board

記念すべき第1回目のインタビューCDやDVDの発売情報、上述のHMVのライブ等々、ポールはこのマーシャル・ブログに惜しみない協力をしてくれているが、何と意外にも『プロのマーシャル』に登場してもらうのはこれがはじめて。しかも!マーシャルはポールだけではなく、フレディも、ベースのマイク・ズーターも、そしてキーボードのエミ・ギルバートもみんなみんなマーシャルなのだ!気持ちいいったらありゃしない!

Stage

それではまずはポールのマーシャル。VintageModernコンボ2266Cと1987X。当初ポールは、1987Xで2266C(ポールはコンボをギンギンに鳴らしたサウンドがお好みなのだ)を鳴らそうとしていたが、ソロ時はゴキゲンだが、バッキングで低音弦を刻んだ時にサウンドがルーズになってしまうということであきらめたとのこと。結局、2266Cを単体で使用。

Paul_amp

セッティングはDYNAMIC RANGEは常にHIGHでMID BOOSTはON。BODYもDETAILも6。ソロ時にはエフェクターで歪みをプラス。クリーンはギターのボリュームを絞って作っている。これがまたいい音なんだナァ~。ソロ時の音も最高。ポール+2266Cのサウンドはフランクフルトなどでも体験しているが、今回の音の方が断然よかった。

Paul_panel

もうピッキングのニュアンスがギンギンに出ていて何というか生々しいサウンドだ。これがエフェクター群。

Paul_pedal

それからお隣のフレディ・ネルソンのマーシャル。こちらも2266C。

Freddie_2266c

フレディはPRE AMP VOLUMEが双方5位でポールよりも幾分おとなしいセッティング。ポール同様、DYNAMIC RANGEは常にHIGHだ。フレディはサウンドチェックの時、喉のウォーミングアップでギターの弾き語りでクイーンの「Bohemian Rhapsody」と「Play The Game」を歌っていた。これが、もう男が聞いてもとろけるような声…ギターも抜群にうまいし。フレディすごし。

Freddie_panel

エフェクターはとてもシンプル。

Freddie_pedal

次はベースのマイク・ズーター。マーシャル・ベースアンプのフラッグシップ、VBA400とVBC412のハーフスタックだ。

Vba_2

マイクもパワフルなベースラインでポールをあおるわ、超絶ユニゾンフレーズをビシっと決めるわで大活躍。VBAサウンドが大好きなんですって!ペダルも使用。歪みサウンドはド迫力だった!

Mike_pedal 

そして最後にもう1台。ポールの細君、エミ・ギルバートもVintageModernなのだ!

Emi_2266c

マーシャルも70年代にはまだせっせとキーボードアンプを作っていて、ディープ・パープルのジョン・ロードが愛用していたというのは比較的有名な話し。さすがにセッティングはPRE AMP VOLUMEを3程度に落としクリーンなサウンドを作っている。

Emi_panel

「The Last Rock & Roll Star」で幕を開けたステージは『咆哮!!』や過去のソロ・アルバムからのレパートリーを散りばめたステージは、楽しくて、陽気で、スリリングで…とにかくお客さんにハッピーになってもらおうというポールの熱意が伝わってくる素晴らしいものだった。

<おまけ>

ポールの今回のツアーのピック。

Pick

(2009年2月2日 渋谷CLUB QUATROにて撮影)

2009年2月 2日 (月)

竹尾典明(FoZZtone)のマーシャル

いつでもフル・スタックを使用するという希代のマーシャル好き、竹尾典明率いるFoZZtoneが絶好調だ。

Takeo2

この日「ワインドアップツアー 2008」最終日、超満員のClub QUATROのステージにそびえ立ったのがJCM800 2555とSUPER100JH Jimi Hendrix Signatureのフル・スタック。

Stacks2

曲に合わせて2台を使い分けているが、何とそれぞれキャビネットを両方鳴らしている。

Back

爆音とまではいかないが、実に余裕のあるバランスの取れたトーンが心地よい。ルックスもいい!不思議だね~、こんな四角い箱が積まれているだけでカッコいいなんて…。何度も言ってるけど、マーシャルのこの世で一番カッコよくて、簡単で、便利で、リーズナブルな舞台装置なのだ!しかも音が出るし!(って当り前じゃんか!)

Stacks1

竹尾氏のエフェクター群がこれ。

Pedals

これからの活動が本当に楽しみなFoZZtone。そのサウンドもマーシャルがサポートしています。

Takeo1_2 

(2009年1月31日 渋谷Club QUATROにて撮影) 

2009年1月30日 (金)

人時のMB~黒夢、一夜限りの復活にして解散ライヴより

2009年1月29日、武道館、『清春 15th Anniversary Presents 黒夢“the end" ~CORKSCREW A GO GO! FINAL~』…復活を歓び、そして解散を惜しむ1万人を超えるファンを前に人時のマーシャルMBが雄叫びを上げた。

Entrance

これが人時のマーシャル。ヘッドはMB450H。左はスペア。Mbs

キャビネットは10インチ4発のMBC410で両方とも鳴らしている。

Mbs2

ループを使った大ベースソロはもちろん、人時のベース・サウンドはとことんたくましい。轟音と信じられらいほどのドライブ感。エキサイティングなロック・ベースの昇華した形であることは間違いないのだが、どこか氷のようなクールさが漂っている。それが人時のベースだ。

Panel

エフェクター類はディレイをMBのセンド&リターンにつないでいる他、歪み系ペダルを使っている。

Pedal_2

この日、またひとつ日本のロックの1ページが閉じられた…。

View

(2009年1月29日 日本武道館にて撮影)

2009年1月22日 (木)

菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)のVintageModern~Zepp Tokyo公演より

超満員のZepp完全Sold Out!! もう誰も9mmの弾丸を止めることはできない!

Outside_2

日比谷野音公演ではじめてお目見えしたVintageModern。その時はサブとして使用されていたが、今回のZeppではメインに昇格!キャビネットも425をセットアップした。

Stage_3

これが卓郎のVintageModernセット。ヘッドは2466だ。上段はサブ。

Marshalls_2 

DYNAMIC RANGEはLOW。比較的フラットなセッティングといえよう。歪み系サウンドはエフェクターを使用。やはりビンテージ・マーシャルの特長である中域が張り出したトーンを再現しており、太さもあいまって実に気持ちのいいサウンドだ。

Panel

…と気持ちよさそうにパフォーマンスを展開する卓郎!

With_marshall3

これが卓郎のペダル類だ。

Pedals

それにしても9mm恐るべし…この独特の音世界は9mmだけが創り得るもの…日本人だけのロックとでも言おうか。人気が爆発するのも当然か。そして、そのサウンドを支えているのもマーシャルなのだ。

Marshalls2

(2008年12月28日 Zepp Tokyoにて撮影)

2009年1月20日 (火)

DELUHI初のワンマン・ライブ~炸裂するLedaの2203KK!

「創造・繁栄・破壊」のトリロジーも大好評のDELUHIの初ワンマン・ライブが開催された。チケットは完全にソールドアウト。

Stage

Leda

これがLedaのバックライン。ヘッドはJCM800 2203KKとJCM2000 DSL100。そして、キャビネットはMF400Bと1960B。クリーン系サウンドをDSL+1960B、激歪み系サウンドを2203KKとMFキャビネットが担当しており、足もとのABボックスで使い分けている。

Wall

特に注目すべきは2203KKのサウンド。「もうこれでなきゃダメ!歪み系はもう他のアンプは使えない!」とLeda。"THE BEAST"は常にオン。ASSAULTもかなり強めにセットしている。

Heads

キャビネットも以前は1960を組み合わせていたが、今回初めてMFキャビにトライ。そのド迫力サウンドは一発でLedaをノックアウトした。

Leda2

とにかく図太いサウンドが小気味よく、全音下げ(6弦はC)チューニングのLEDAのギタープレイを劇的に盛り上げてしまう!

ボーカルのJuriのステージングもエキサイティング!

Vocal

これからの活動が実に楽しみなDELUHI。2009年は彼らにとって間違いなく大きな飛躍の年になるであろう!

Leda3

(2009年1月8日 SHIBUYA O-CRESTにて撮影)

2009年1月16日 (金)

吉川晃司とマーシャル~原田喧太、アベフトシ、弥吉淳二のマーシャル

2008 年末、スゴイものを見た。29、30、31日と代々木第二体育館が興奮のるつぼと化したのだ!

Outside

イヤ~、とにかく筆舌し難い素晴らしいライブだった…。バラード、MC、休憩ほとんどなし、アップテンポの曲を矢継ぎ早に約2時間半、吉川晃司は歌いつくした。そして、燃え尽きた。それが『KIKKAWA KOJI LIVE 2008 25th Year's Eve 』の3days。

Stage

メンバーも強力!ギターには弥吉淳二、菊池英昭、ベースが小池ヒロミチ、キーボードに日本が誇る音楽王・ホッピー神山。それに我らがFuzzy ControlからベースにJOE、そして、ドラムがSATOKO。さらにさらに…!ゲスト・ギタリストとしてthee michelle gun elephantのアベフトシに、これまた盟友・原田喧太。メンバーだけでもエキサイトしちゃうよね~。そして4人のギタリストのうち、3人がマーシャルなのだ!

3_marshalls_left

ステージ上手が三役揃い踏み。

3_marshalls_right

そこでみなさんのマーシャルを紹介しましょう。まずは原田喧太。

Kenta_jvm

ヘッドはJVM410H。キャビネットは愛用のMF280B。喧太のド迫力サウンドのカギのひとつ。

Kenta_jvm_panel

ODチャンネルのGAINがかなり上がっているがまったくハウリングなし。ギターのボリュームを絶妙にコントロールしているのだ。まぁ、よう抜ける音だこと!ペダル類がこちら。

Kenta_pedal

つづいては同じくゲスト・ギタリストのアベフトシのJCM900 4100。エフェクターは使用せずストレートなマーシャル・サウンドで大気を切り裂く。

Abe_4100

レギュラー・ギタリストの弥吉淳二もマーシャルだ。JCM900といえば4000番台がポピュラーなモデルだが彼の900は2100。1チャンネルのガッツのあるモデルだ。しかし、JVMにスイッチする日も近そうだ。

Yayoshi_2100

そして、ペダルはこちら。

Yayoshi_pedal

それにしてもアッパレな吉川晃司。これまた素敵なのだったのは「素晴らしいギタリストが4人もいたらギターを弾かなくてもいい」と初めてギターを弾かないライブを展開したのだ。素敵!

(文中敬称略、2008年12月29日 代々木第二体育館にて撮影)

おまけ:ホッピー神山さんはキーボード・プレイヤーゆえ「マーシャル」という切り口ではなかなかご登場していただく機会がないのでここで強引に紹介します。氏のソロ・アルバム『A meaningful meaningnessless ~意味のないものには意味がある~』は最高です。

Hoppy

音の万華鏡というかジェットコースターというか、その複雑で独創的なパフォーマンスはこの分野において完全に世界レベルに到達しているといっても過言ではないでしょう。フランク・ザッパ・ファンにおすすめ!

2009年1月15日 (木)

筋肉少女帯のマーシャル~赤坂Blitz編

2008年も押し迫った27日、イルミネーションも鮮やかなakasaka SacasはBlitzに我らが筋肉少女帯が登場!武道館公演も大成功させた2008年を締めくくるにふさわしい素晴らしいライブとなった。

Outside

この日はナント、大槻ケンヂさんが杖をついて登場。右膝を痛めてしまったとか…。痛そう…。本当に立っているのもシンドイ様子。ということでほとんど動き回れない状態だった分、心なしかいつもより歌い込んでいたような…。大熱演だった!お大事に!

Stage_2

今回は本城さんのマーシャルからレポートする。メインは向って右のJCM800 2203のオリジナル。VintageModern2466はサブとして使用している。

Honjo_marshall

Honjo_marshalls_left_3

シンプルなペダル類。歪み系とワウのみ。これでいいのだ!

Honjo_pedal

マイクスタンドにセットされたピック。本城さんはおにぎり型を使用しているのだ。

Honjo_pick

一方、こちらは橘高さんのマーシャルセット(中)。やはり橘高さんにはマーシャルの壁がよく似合うのだ。

Kitsutaka_wall

使用ヘッドは1987のビンテージがメイン。詳しくは[プロのマーシャル:橘高文彦の1987] をご覧ください。

Kitsutaka_heads

橘高さんのペダル類。こちらもシンプル!もちろん、これでいいのだ。

Kitsutaka_pedal

橘高さんはティア・ドロップタイプのピックを愛用している。

Kitsutaka_pick

筋少のライブを見ていていつも思うのは、「あ~、橘高さんって、一回のライブで一体何枚ピックを投げるんだろう?」ということ。今回、よく観察していたところ、最低では2回ピッキングしただけで投げていた。見よ!このピックの「すだれ」。これぐらいアッという間になくなっちゃう!ローディさんの忙しさがうかがえます。

Picks

この日はいつもと少々異なったソングリストで、之モマタ良キ哉。

Kitsutaka_wall_right

(2008年12月23日 赤坂BLITZにて撮影)

早くも「名作」の呼び声も高い2008年9月21日の武道館公演を完全収録したマーシャル炸裂のDVDもよろしくね!

King_show_dvd 

筋肉少女帯の詳しい情報はコチラ⇒筋肉少女帯公式ウェブサイト

2009年1月 7日 (水)

HIROTO(アリス九號.)のマーシャル2~NHKホール公演から

2008年9月の中野サンプラザホール公演よりさらにグレードアップしたアリス九號.のライブが12月19日NHKホールで開催された。HIROTOのVintageModernは以前にも紹介しているが今回の公演に際しシステムをグレードアップしたと聞き会場に急行した。

Nhk_stage

これが新しいHIROTOのセット。メインであるVintageModern 2466+425Bは以前の通り。左右のキャビネットは2×12"の1922だ。基本的にVintageModernは歪み系、クリーン系には以前はJTM622を使用していた。

Nhk_2466_1922

2466はDYNAMIC RANGEをHIGHにして歪み系サウンドを担っている。セッティングはMIDDLEが上げ目なのが特徴。

Nhk_panel

今回も登場したJTM622。ステージ袖にセットされている。しかし、今回はJTM622のプリアンプだけを使用している。プリアンプから出た信号は足もとのペダル類を経由して写真のEL34 50/50に戻され1922にステレオアウトされている。以前にも増してクリーンのサウンドに張りが出たようだ。

Nhk_el34

これがペダル類。

Nhk_pedal

それにしてもVintageModernの音抜けは特筆ものだ。

そして2009年1月14日、待望のニューアルバム『VANDALIZE』が発売される!ここでもHIROTOのVintageModernが大活躍だ!

Normal

CDの詳しい情報はコチラ⇒アリス九號.オフィシャルサイト

Nhk_mic

(2008年12月19日 NHKホールにて撮影)

2008年12月25日 (木)

PATAのマーシャル~Ra:IN極太サウンドの秘密

太い!とにかく極太!ここまでゴリンゴリンの骨のあるサウンドを聞かせるロック・バンドも最近めずらしい!それがRa:IN。メンバーはPATA (Guitar/ X-JAPAN)、michiaki (Bass/ ZZK,ex.TENSAW)、Tetsu (Drums/ ex.CoCCo,RED WARRIORS)、DIE (Keyboard/ ex.hide with spread beaver)のスゴ腕たち。もちろんPATAはX-JAPANからのマーシャルを愛用している。

Lp_2_banner

ヘッドは2台とも1959だ。

1959

こちらが上の1959。1975年製で改造が施してある。左下のInputに付いているノブはマスター・ボリューム。

Upper_panel

リア・パネルのようす。こちらも派手に手が加えられている。センド&リターンとそのレベル調整コントロールと位相を考慮した2種類のスピーカーアウトが取り付けられている。

Upper_rear

そして、こちらは下の1959。プレキシ・パネル。アルミに移行する直前、つまり1969年近辺の製造らしい。こちらもマスター・ボリューム仕様に改造されている。VOLUME1と2をそのコントロールに充てているところを見るとランディ・ローズ・シグネイチャー1959RRのようなカスケイド仕様になっているのかも知れない。

Below_panel

リア・パネルには上の1959同様にセンド&リターン改造が施されている。

Below_rear

キャビネットも1960年代後半のもの。もともとはソルト&ペッパーのフレット・クロスだが、すっかり色が抜けてまるでバスケット・ウィーヴのような茶色に変色している。

Fret_cloth

Bキャビネットのキャスター受けも昔は金属製だった。

Caster_receiver

エフェクト類のセッティング。

Effects

Pedal

PATAのマーシャル・サウンドがRa:INの極太サウンドのカギを握っているといっても決して過言ではないであろう。是非、ライブに足を運んでこのサウンドを体験してもらいたい。

Double_neck

(2008年12月14日 表参道FABにて撮影)

2008年12月17日 (水)

ブラッド・レッド・シューズ(BLOOD RED SHOES)のマーシャル

イギリスはブライトンからやって来たロウラ・メアリー・カーター(vo, g)とスティーヴ・アンセル(vo, ds)によるユニットBLOOD RED SHOES。恐ろしくストレートでシンプル、かつ、懐かしいような新しいようなメロディラインが印象的な独自のロックだ…って、おい君、大丈夫か?鼻血出てっゾ!

Brs_3

この日のライブは同じく男女ユニットのTHE KILLSとのダブル・フィーチュア。2バンド出演してプレイヤーが合計でナ、ナント4人!フォークのライブか?だからステージもスッキリ!搬入&撤収がラクだゾ!これは本番直前のステージの写真。決して搬入や撤収作業の途中ではない。

Stage_3

さて、こちらロウラのマーシャル。ヘッドはJCM2000 DSL50。ずいぶんローがしっかりした音だと思ったら、道理で…キャビネットは1960TVを使用していた。最初は1960Aがレンタルされる予定だったらしいが、彼女の強い要望でTVになったとのこと。入力が100Wのためヘッドとのコンビネーションには注意が必要だが、この1960TV、実にいいキャビネットなのだ!ロウラはその特性を利用して低音弦のチューニングを変え、ベースがいないこのバンドの低域を補強していた。

Half_stack

ULTRA GAINはまったく使用せず、もっぱらCLASSIC GAINでエフェクターを使用して歪ませていた。

Panel_2

これがエフェクト群。Guv'nor Plusがしっかり使われている。

Pedals

  (2008年12月8日 渋谷O-EASTにて撮影)

2008年12月16日 (火)

後藤まりこ(ミドリ)のマーシャル

ワン・アンド・オンリーな音楽性と過激なパフォーマンスでますます人気がうなぎ昇りの「ミドリ」。前回はライブの様子をレポートしたが、今回はミドリの頭脳にして司令塔の後藤まりこのマーシャルを紹介する。

Mariko_2_v

まりちゃん使用のマーシャルたち。JCM2000 DSL100+1960Aと1959+1960BもともとDSLのハーフ・スタックを使用していたが、サウンドを強化するため1959のハーフ・スタックを追加した。所有者のルックスからは創造できないような超"ド"へヴィな音が飛び出してくる。

Marshalls

フレッド・フリス、ソニー・シャーロック、デレク・ベイリー等などギターの可能性を追求せんとたくさんの独創的なギタリストがこれまで存在したが、まりちゃんもこの路線をフォローしているといえるだろう。そして、その頭の中のサウンドを現実に奏でているのがこの2台のマーシャルなのだ。(本当に個人的に思っているのだが、彼女のギターって何となくレジー・ルーカスを感じさせる時がある気がする。アノ、本当に個人的な感覚ですから)

Mariko_1

1959

1959のセッティングはいたってノーマルだが、リンクをした後、多くの人はHIにIにインプットすることが多いようだが、まりちゃんはLOWのIIにインプットしている。このような使い方はまったく間違いではない。4 Inputのモデルで対角線上に正しくリンクすると残り2か所のどちらかにInputすることができるわけだが、どちらにInputしても出てくる音が同じというワケではない。Input した箇所の元のキャラクターが出てくる仕組みになっているため、これを利用すればサウンド・メイキングに大きな幅を持たせることができる。4 Inputモデルを持っている人は試してみてください。

1959_panel

一方。こちらはDSL。チャンネルは始終CLASSIC GAINのままだ。

Dsl100

まりちゃんのエフェクター・ボードの一部、というか心臓部。写真の様子では少々わかりにくいが、ディストーションの次の銀色の箱は高級ハンドメイド・アンプ製作者のシノーズの手によるパラ・ボックス。これで1959とDSLに信号を分波させている。信号が劣化しないようにシノーズは配線にはウェスタン・エレクトリック社のビンテージ・ワイヤーを使用した。

Effects

アップの写真は本番時ステージと客席最前の柵の間に潜り込んで撮ったものだが、マーシャル・ブログ取材チーム決死の撮影だった。客席からは人が飛んできそうで、とても安心してファインダーを覗けなかったとのこと。ライブ・レポートも見てね!

Mariko_marshall

(2008年12月5日 代官山UNITにて撮影)

2008年12月15日 (月)

菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)のマーシャル~日比谷野外音楽堂の巻

大分遅くなっちゃいましたが、ここで12月20日から始まるZEPPワンマン・ツアーに備えて9mm Parabellum Bullet菅原卓郎の日比谷野音(10月18日)のマーシャルをおさらいしておきましょう。

Stage_2

この日も完全ソールドアウトで会場は立錐の余地もありませんでしたね。

まず目を引くのはステージ中央のMODEFOURキャビ軍団。その低音リッチで粒立ちの良いサウンドで一部では熱狂的な愛用者を誇るMODEFOURキャビですが、タッパがあるだけあって並べてみてもかなりの迫力。メタル・ロゴは普段は目立ちませんがピンスポが当たるとキラリと光ってカッコいいよね~。

5_mfs

ヘッドは最近ゲットしたVintageModern 2466と予てより愛用しているJCM800 2203

Heads

じっくり選んだ甲斐あって、次回のZEPP ツアーではVintageModernがメインで活躍する予定なのです!

Seriously

このMODEFOURの壁も見納めだ!

Mf_left

ツアー他の詳しい情報はコチラ⇒9mm Parabellum Bullet公式ウェブサイト

2008年12月11日 (木)

FUZZY CONTROL(JUON&JOE)のマーシャル

12月4日、朝8時、フジテレビ系列『特ダネ!』をご覧になりましたか?毎週木曜日は「朝のヒットスタジオ」というコーナーがあって、当日は相川七瀬ちゃんが登場しました。そして、そのバックとして、FUZZY CONTROLが登場したのよ!

まぁ、目立つこと、目立つこと!JOEはいつものアクションで画面せましと駆け回るわ、JUONもマイクから解放されて始終動きまくるわ、SATOKOもいつも通りの熱演だわで大騒ぎ!カッコよかったです。JUONはVintagemodern 2466のハーフ・スタックを使用。JUONクン、JOEクン、ストラップには注意しよう。『ラスト・ワルツ』のクラプトンもマッツァオだ。

さて、JUONのマーシャルは以前紹介しているが、今回は『4 FORCE』のレコ発ツアーに合わせた最新のセットを紹介する。

Stage

ステージにセットされているのは1959SLP1960AXVintageModern2466+425Aの2つのハーフ・スタック。2466の方はスペア。

1959_2466_2

Juon_marshall

愛用の1959のセッティング。JUONはいつも1959をリンクして使っているが、面白いのはLOUDNESS 1を下げ目にして、替わりにPRESENCEとTREBLEをかなり上げている点。LOUDNESS 2を上げて低域を稼いでおいてその分EQで高域を足すことによって太く、抜けのよいトーンを引き出している。これがJUONのマーシャル・サウンドの秘密。

Panel

ペダル類はこちら。結構頻繁に入れ替わっているが、いつもオーソドックスなものを使用している。今回、気になったのはフェイザーの使い方。あざとく、かつ効果的に使用している点がカッコいい!

Pedal

常に進化を続けるJUON。これからのFUZZY CONTROLがますます楽しみだ!

Juon_red_2 

そして、今回のライブが初の試みのベース編。JUONの発案により、8×10"キャビネットを2台使用するというもの。…ということでVBC810が登場。

Vba

結果はJUONの思惑通りまんまとパンチ力を増すことに成功!ただでさえ爆発的なJOEのベースがいつもよりパワーアップしていた。

Joe

がんばれFUZZY CONTROL!!

FUZZY CONTROLの詳しい情報はコチラ⇒FUZZY CONTROL公式ウェブサイト

(2008年11月30日 SHIBUYA O-WESTにて撮影)

2008年11月27日 (木)

SUGA(dustbox:ダストボックス)のJVM210H

以前、マーシャルブログでレポートしました通りdustboxのSUGAはJVM210Hを愛用しています。

Screaming

Marshallロゴがはずれていますが、キャビネットはJCM900の1960A。かなり使い込んだ風貌。使い込んだキャビネットというものは風貌だけでなく音にも貫禄が出てきますね。いずれ寿命が来るにしても、やっぱり自分のキャビネットを長い時間大事に使って自分だけの音を作るというのは実に楽しいものです。

Jvm2

チャンネルはOD/ORANGEがメイン。意外にもGAINは2~3と低めに設定しています。また、専用フットコントローラーに誤ったセッティングがストアされないようにFOOTSWITCHボタンをガードしています。

Panel

ペダル類はコチラ。JVMのフットコントローラーにはDISTORTIONとCRUNCHの表記が…。

Pedal

SUGAはJVMを自由に操り、疾走感あふれるdustboxサウンドを見事に演出しているのがうれしいですね。それにしても、このエキサイティングなパフォーマンス!皆さんも是非dustboxのライブにお出かけください。その熱いSUGAの演奏のバックにはJVMが控えているはずです。

Suga_jvm2_1

(2008年11月21日 新木場STUDIO COASTにて撮影)

2008年11月14日 (金)

ウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)の1959SLP

令文さん、島さん、中間さん、日下部さん、Syuちゃん、そしてマーシャル・ブログ愛読者のみなさん,、お待たせしました!ウリのマーシャルで~す!

それにしても素晴らしかったウリの2日にわたる東京公演。マーシャルも希代のギタリストのお手伝いができて光栄でした。また、何人も否定し得ないあの素晴らしいトーンがマーシャルから出ていることが最高にうれしい!12日、アンコール最後の曲の美しさは一生忘れないことでしょう…。

Stage_2

今回のウリのマーシャルはすべて日本で用意しました。来日に際し、ウリは最初1959RRを希望していました。「ウリがランディ?」ということで楽しみにしていたのですが、ウリ自身の希望により、直前になって1959SLPに変更となりました。ウリが言うには、「マスター・ボリュームが付いているモデルは好きではない」とのこと。もちろん、これは1959RRを指してのことではありませんが…。他のハイゲイン系が好みではないということです。インタビューで彼が述べている通り、ウリの愛器は1960年代後半の1959 SUPER TREMOLO。マスターボリューム・モデルなどなかった時代の代物ですから無理もありません。そこで出された希望が1959SLP。まったく市販されているものと同じです。それと1987X。こちらはウォームなトーンを出す時に使いたいということで用意しましたが、結局、東京公演では使われませんでした。終演後、記念に1959SLPにサインをしてもらいました。

Uli_backline

ウリは真ん中の1959SLPをリンクして、同じく真ん中の1960Bを鳴らしていました。音がよりクリアになるということで230Vで駆動。実はこの他にも持参のヘッドが1台ステージそでに用意がしてあって、クリーンの時にマーシャルとミックスして使用していました。そのヘッドを鳴らしているのが左の1960Bです。でも、ほとんどがマーシャル。そして、セッティングはこの通り。

Panel

この写真はリハーサル時に撮影したものですが、ウリは本番中に何度かボリュームを上げていたようです。この1959SLPにはループも付いていますが、ウリは使用せずギターとアンプの間にエフェクターをつないでいます。そのエフェクターがこちら。

Pedal_before

でも、実はこれはリハ時の様子なんです。本番には次の写真のようにセットアップが変更になっていました。

Pedal_after

下の写真の2ケは不変でした。

A_b_box

左の赤いペダルはスイッチ・ボックス。これで1959SLPとステージ脇のアンプをミックスさせます。

スカイ・ギターとともに、これらであの世にも美しいトーンを作り出しているのです。しかし、機材ではないということを改めて思い知らされましたね、あの音には。実際、ウリはピッキングの強弱は言うに及ばず、位置、角度を明確に使い分け、時にはネック上でピッキング・ハーモニクス風にやさしく弾いたり、ブリッジ際で力強く弾ききったり右手のテクニックだけで恐ろしいほどたくさんのトーンバリエーションを実現しているのです。やっぱり、これだけのテクニックを音で具現化するには激歪みというワケにはいきませんよね?そこで1959SLPというか、ビンテージ系のアンプが必要だということがわかります。また、それが、古い本物のビンテージ品でなくても全くOKということをマーシャルとともに音で証明してくれたのです。

そして、サイド・ギタリストのニクラス・トゥルマン(一応ドイツ人の友達に確認しましたが、もし発音が違っていたらゴメンなさい)にも注目です。彼もマーシャル。JVM410Hです。日本でもルーク篁さんをはじめジワジワとJVMプレイヤーが増加していますが、欧米では猛烈なスピードでJVMを使用するギタリストが急増しています。

Jvm_stack

ニクラス、ほとんど目立ちませんでしたが、うまかったですね~。リハの時には「カロン(英語圏ではシャロンと発音します)」なんか完璧に弾いていました。それにしてもその昔、この「カロンの渡し守(Sails of Charon)」がシングル・カットされていたんですよ!いい時代でした。そして、あのリフが5弦だけで弾かれていると知った時は驚きましたワ。

Jvm_panel

ニクラスはしっかり付属のフットスイッチもつかっていましたが、メインはCrunchのOrangeとRedのようでした。それとすごかったのは彼のハイトーン・コーラス。

ああ、2日間アッという間に終わっちゃった。11日の公演で前の席にに座っていた方が、感激もあらわに終了後しきりに「ウリ、ありがとう!」と叫んでいらっしゃいました。ホントにその通り。素晴らしい体験をさせてもらいました。ウリ、ありがとう!

ウリのマーシャル・ブログ・オリジナルインタビューもどうぞお楽しみください⇒マーシャル・トーク:ウリ・ジョン・ロート、マーシャルを語る

P.S.: 令文さん、島さん、中間さん、日下部さん、Syuちゃん、今日のブログお楽しみいただけましたでしょうか?

2008年10月27日 (月)

Doug Aldrich(ダグ・アルドリッチ:Whitesnake)のマーシャル

デヴィッドはステージで"My Brother !"とか"Mr. Les Paul !!"とダグを紹介していた。Doug Aldrichはデヴィッドとともに完全にWhitesnakeの主役と化していた。

ドラマチックでエモーショナル、そしてテクニックを感じさせない歌心あふれるプレイに武道館の観客は大きな歓声を送っていた。そして、その孤高のギタープレイを支えているのもマーシャルなのだ!

Ws_fence

フェンスの裏はこんな感じ。ダグは4台の1960Bをすべて使用。後ろの1960BはDef LeopardのBackline。

Bekind_fence

ダグのマーシャルを収めたラックのステンシル。なんか、こういうのってカッコいい…だって本当に本人の持ち物なんだもん。昔、パット・メセニーのコンサートに行った時、パットの機材ケースに"Joni Mitchell"というステンシルを見つけて感動したことがあった。

Rack_2

そしてこれがダグのマーシャル。上からVintageModern2466、1978年製1959、1979年製1959。2466は市販のものとまったく同一。1959は両方とも改造が施されている。

そしてダグは2466を基本に、曲によっては1959を使用。また、会場の環境によって78年製と79年製を使い分けている。2466とミックスして使用しているわけではない。

Marshall_rack

まずは、愛用のVintageModern2466。

2466_panel

DYNAMIC RANGEは常にHIGH。MID BOOSTはOFF。DETAIL 5、BODY 3、TREBLE  8、

MIDDLE  3、BASS 5.5、PRESENCE 9、MASTER 5.5、REVERB 1という設定。もちろん会場に合わせてセッティングは変えている。ダグはこれに歪み系エフェクターを併用している。(実はリハーサル時、ダグは武道館の音響が苦手らしく音作りに苦心していた。リハーサル後楽屋で、「ここの音響はいつもこうかい?」とダグが訊いてくるので「そうだよ、40年以上前にはジョン・レノンも苦労したんだよ!」と言ったら大笑いしていた)

78_1959_panel

これが1978年製の1959。マスターボリュームの改造が施してある。

79_1959_panel

こちらは79年製の1959。こちらもマスターボリュームがついている。当日の出番はなし。パンチを必要とする曲でどちらかの1959を使用しているとのこと。

Name_2

1959にはキチンと名前が入っている。几帳面な人だ。

Guitars_jacket

愛用のギター群。右はダグのジャケット。

Picks

これが今回のツアー用につくられたピック。表面には"Good To Be Bad Tour 2008"、裏面はダグのサインが入っている。白と青の2種類が用意されている。

Rack2_4

あ~カッコよかった、ダグ。

(2008年10月24日 日本武道館にて撮影)

2008年10月24日 (金)

AIRBOURNE(エアボーン)のマーシャル

フッフッフッ、オイラの負けだ…AIRBOURNE。まだ若ェのに…オメエら男だ。こんなに骨のあるやつらがまだ残っていたなんて驚きだ。シンプルでストレート、気風がいいな。まさか浅草の生まれじゃなかろうな?エッ、豪州だってか?

Airbourne_backdrop

こんなにガッツのあるロックを聴いたのは久しぶりだ。胸がすくゼ。まず、音がデケエ。どっちかって言やぁデカすぎじゃねェのか?まぁいい、汗を感じるってもんだ。

感心、感心、見りゃギターふたりともマーシャルだ。やっぱ男はそうこなくちゃな。それじゃ、ふたりのマーシャルを見てみるとするか。まずは上手ギターのDavid Roads(デヴィッド・ローズ)だ。

Right_fullstacks

DSL100と1960のフルスタックと2203KKと1960のフルスタックだ。主に使っているのはDSL。エフェクターなんざ何も使っちゃいねぇ。生粋のアンプの歪みだ。

Right_cabs

道理で音がデケエわけだ。キャビは全部鳴らしてら!!

そして、ボーカル&ギターのJoel O'Keeffe(ジョエル・オキーフ)のマーシャルがコレだ。

Left_fullstacks_3

何のこたぁネェ、デヴィッドとおんなじだ。ワイアレスから来たギターの信号をパラって両方のマーシャルを鳴らしているんだが、ジョエルは2203KKを主に使ってる。

Left_2203kk_panel

コントロールもみんなほとんど5~6だ。男だねぇ。The Beastはオフってる。エフェクターは何にもなしだ。こっちも全部アンプの歪みだぜ!

Left_cabs

おっと!こっちもキャビを全部鳴らしてるってワケかい?そこまで音がデカきゃ気持も晴れらァ!マーシャルも本望ってもんだゼ!

訊きゃ、"AIRBOURNE"ってのは「離陸した瞬間」って意味があるらしいじゃネェか。オメェらこんなにぶっ飛ばして着陸できんのか?これからも飛びっぱなしってワケなんだな?

見てみな、AIRBOURNE…新木場の美しい夕日もオメェらの将来を祝ってるゼ!!

Sunset

(2008年10月21日 新木場STUDIO COASTにて撮影)

2008年10月21日 (火)

Avenged Sevenfold(アヴェンジド・セヴンフォールド)のマーシャル

Avenged Sevenfold(アヴェンジド・セヴンフォールド)のふたりもマーシャルを使っています。LOUD PARL2008明けの単独公演、『Bullet For My Valentine vs. Avenged Sevenfold』のステージに潜入してきました!

Board_2 

ステージには1960がドラムセットをはさんで上下に4台ずつ配置。あまり見たことがない光景でこれもまたなかなかカッコいいもんです。

Backdrop

ステージ上手はSynyster Gates(シニスター・ゲイツ)。

Synyster_head_2

これDSL50です。センド・リターンも使わない実にシンプルなセッティング。チャンネルも付属のフットスイッチを使用。キャビネットは1台のみ使用。

Synyster_cabs_2

下手のギターはZacky Vengeance(ザッキー・ヴェンジェンス)。こちらもDSL50を使用しています。

Zacky_head_2

こちらもSynyster同様にセンド・リターンも使わない実にシンプルなセッティングでした。キャビネットも同様。

Zacky_cabs

飛び出してくる音はふたりとも実にへヴィで、かつマーシャルのお家芸でもある音抜け、粒立ちの良さ、コシの強さがギンギンに目立った超ド級のサウンドでした!Avenged Sevenfold、カッコいいバンドです。

(2008年10月20日 新木場STUDIO COASTにて撮影)

2008年10月14日 (火)

DAI(ketchup mania)のJVM2

Hiro_2

キュートなHIROの歌声に乗せた抜群なポップ・センスとソリッドなパンク&ハード・ロックビートが絶妙に混じり合ったサウンドをクリエイトするketchup mania。そのサウンドの核、DAIもマーシャル・プレイヤーだ。最近までDSL100を使用していたが、JVM210Hに転向。以前にも増してソリッドでヘヴィなサウンドを構築している。キャビネットは1960A。

Dai_marshall

使用しているチャンネルはCL&CR/GREENとOD/ORANGE。パラレル・ループにグラフィック・イコライザー他を接続。

Dai_left

DAIはさっそくJVM特有の機能、ふたつのMASTER VOLUMEを駆使している。リフと時とバッキングの時の音量差をMASTERの切り替えで制御しているのだ。

Dai_right

サウンドはクリーン系はもう完全にクリーン(当り前か?)、一方、OD系は低域がズンズンに張り出して予想以上にへヴィ。相当RESONANCEを上げているのかと思うとそうでもなく、せいぜい5程度。JVMのバーサティリティ恐るべし…。

(2008年10月13日 渋谷O-EASTにてリハーサル時に撮影)

2008年10月10日 (金)

The Sons~Triple Booster More Drive 2008より

The Sonsのツアー『Triple Booster More Drive 2008』も残すところあとわずか…。目黒BLUES ALLEY JAPANで熱いステージをキャッチした。

Screaming 

この日のichiroは1987 SUPER TREMOLOと2061CXのコンビネーションで登場。(プロのマーシャル:ichiroの2061Xと1987)パッと見ると1960系のキャビネットに見えるかもしれないが、こちらは2061CX。ichiroはこの2x12"のタイトで深みのある音像が気に入っている。(使い込まれてきて以前より一段と音がよくなった)

1987_2061cx

アンプの音量はさほど大きくはない。これに歪み系、空間系のエフェクターとワウワウ・ペダルを接続しとろけるようなトーンを醸し出している。

1987_panel

ショウは2部構成で、おなじみのThe Sonsチューンに加えて、ツアーに合わせて発表されたミニ・アルバム『Triple Booster』からのレパートリーを披露。起伏にとんだ構成で観客を飽きさせない。アンコールではスペシャル・ゲストとして、イヤほとんど飛び入り状態でジョニー吉長氏が登場し2曲をプレイ!タイトなドラミングが痛快そのもの。

アッという間の(休憩をはさんで)3時間だった。このichiroの極上ビンテージ・マーシャル・トーンを是非みなさんにも味わってもらいたい!

Ichiro_marshall

(2008年10月4日 目黒BLUES ALLEY JAPANにて撮影)

2008年9月24日 (水)

TESTAMENT(テスタメント)のJVM2とTSL

今回で5回目を迎えるTHRASH DOMINATION(スラッシュ・ドミネーション)。2005年に引き続きヘッドライナーにTESTAMENTが登場!Eric Peterson(エリック・ピーターソン)とAlex Scolnick(アレックス・スコルニック)が使用しているマーシャルをレポートする。

Testament_stage

こちらはステージ造作。本番時、これを置かれるとマーシャルが見えなくなっちゃう!

Testament_set

Eric PetersonのJVM

まずはステージ上手。Eric Peterson(エリック・ピーターソン)から。

Testament_eric_jvm2s_4 

エリックはJVM210H1960を使用。ギターとアンプの間にはワウと歪み系エフェクター、フェイザー、そして、JVMのパラレル・ループにはコンパクト・タイプのデジタル・ディレイをセット。

Testament_eric_jvmpanel

チャンネルは歪みはOD/RED、クリーンはCLEAN/GREEN。MIDIを使用しないシンプルなセッティングでせずJVM2付属のフットスイッチでチャンネルを切り替える。JVMのセッティングの特徴は、OD/RED時のGAINの設定はかなり高めにし、高域を強調する。何せPRESENCEもTREBLEも10なのだ。RESONANCEは4位。さしてBASSを上げているわけでもないのにものすごく低域が張り出してくる。

Testament_eric_amps_cabs

マイキングはキャビネット1台のみにセットされているが、1960Bを2台とも鳴らしている。

Alex ScolnickのTSL

下手のギター、Alex Scolnick(アレックス・スコルニック)はJCM2000 TSL100を使用。

Testament_alex_tsl2

Alexも専用のフットスイッチを用いて3チャンネルとも使用。やはり空間系のエフェクターをループに接続し、こちらは1960AとBを1台ずつ鳴らしている。

Testament_alex_tslpanel

ジャズ・ギター・トリオも率いているAlexだけあってか、セッティングはノーマル。

(2008年9月20日 CLUB CITTA'にて撮影)

2008年9月22日 (月)

湯浅将平(Base Ball Bear)のマーシャル

若さあふれる楽しいステージでC.C.Lemonホールを2days沸かせたBase Ball Bear。ギターの湯浅氏のマーシャルを紹介します。

Bbb_stage_2

湯浅氏はDSL100と1959を使用。A/Bボックスで場面に応じて使い分けています。キャビネットは双方1960A。

Bbb_shohei

1975年製の1959をリンクして使用。バルブ内臓型のオーバードライブで歪ませ、ソロの時に使用しています。

Bbb_1959

一方、こちらは愛用のDSL100。ソロの時以外はもっぱらこちら。

Bbb_dsl

DSLではチャンネルはClassic Gainに設定。こちらでもオーバードライブ系のエフェクターを使用しているが、その他空間系のエフェクターも多用し驚くほどバラエティに富んだサウンドをクリエイトしています。

Bbb_2amps_vertical

(2008年9月19日 渋谷C.C.Lemonホールにて撮影)

2008年9月19日 (金)

Killing Joke(キリング・ジョーク)のJVM2

充実した機能と操作性のよさ、そして純クリーンから激歪みまで最高の音質を詰め込んだJVMがJCM2000の後を受け継ぎ、世界中猛烈な勢いで普及が進んでいます。
今回ご紹介する1978年にロンドンで結成されたベテラン・バンド、Killing JokeもJVM2を愛用。ギターのケヴィン”ジョーディ”ウォーカーはフルアコをJVM210Hにつなぎ(キャビネットは1960)独特のサウンドをクリエイトしていました。

Kj_jvm_stage

ケヴィンはギターからの信号を左右に振り、センド&リターンに空間系のエフェクターをつなぎ、2台のJVM210Hを完全ステレオで使用。フットスイッチは使用せずチャンネルはほとんどOD/GREENを使用。独特なクランチ・サウンドを放っていました。

Kj_jvm210_2

(2008年9月12日 渋谷MUSIC EXCHANGE DUOにて撮影)

2008年9月18日 (木)

YUKI(DUSTAR-3)の2203KK他~Acid Black Cherryのレコーディングから

DUSTAR-3YUKIがギターをプレイをしているAcid Black Cherryのレコーディングに潜入!今回のレコーディングでYUKIは3台のマーシャルを用意。それはいつもレコーディングで使っているビンテージの1959、ステージでおなじみのJCM2000 DSL100、そして今回は特に太い激歪みが欲しいということJCM800 2203KKが選ばれた。

Yuki_abc_3amps_2

キャビネットは愛用の1960Bだ。スピーカーひとつひとつをマイキングしている。

Yuki_abc_cab 

いよいよ次は2203KKの出番!ケリー・キング・サウンドとは別に、ここまで太くコシのある歪みは他に類を見ないためアレキシ・ライホをはじめ愛用者が急増している。

Yuki_abc_v

(2008年9月11日 都内某レコーディング・スタジオにて撮影)

2008年9月11日 (木)

HADOUKEN!のDSL50

海外に行った時に、わかっていながらドキっとすることのひとつに日本のアニメのキャラクターがTVで英語をしゃべっているということ。耳慣れた英語サウンドならまだしも、ドイツ語あたりをしゃべっていた日には結構エグイものがあります。特に昨今はヨーロッパで大変なアニメブームだとか…。いずれにしろ日本の文化が海外に進出するということは大変な喜びです。

ゲームもしかり。マーシャルのふるさとイギリスはリーズからお目見えしたのはHADOUKEN!。もちろん「ストリート・ファイター」からの命名。若さはち切れんばかりのバンドです。

Hadouken_stage

こういうのは何というジャンルになるんだろう?「ドッチータッチー」のリズムに乗って何とも言えない独特なシンセがかぶさるダンサブルな音楽。なかなか気持ちよい!そのギターのクリスはDSL50を使用。チャンネルをCLASSIC GAINにしたままでエフェクターで音を作るというセッティング。

Hadouken_dsl50hs

こんなタイプの音楽にもまたマーシャルはよきかな…です。

(2008年9月10日 恵比寿リキッドルームにて撮影)

2008年9月 2日 (火)

HIROTO(アリス九號.)のVintageModern他

やっぱりVintageModernの音ってって太い…改めてそう感じさせてくれたのがアリス九號.のHIROTO。空間を突き抜けてまるで耳元で鳴っているかのように聞こえるのだ。

Alice_sunplaza

Hiroto

HIROTOのマーシャルはVintageModern2466と425B、そしてJTM622。歪み系の音をVintageModernで、クリーン/クランチ系の音をJTM622が担当している。

※JTM622は1995年から1997年まで製造されていたECC83とEL34を搭載したオールバルブのシリーズ。その後、1997年にJCM600シリーズへと発展した。

Hiroto_2466_622_2

2466のセッティングは、DYNAMIC RANGEは常にHIGH、MID BOOSTも常にONにしている。しばらく前まではDYNAMIC RANGEをLOWにしエフェクターで歪ませていたが、より太いサウンドを求めて現在のセッティングに落ち着いた。

Hiroto_2466_panel

当日は 『alice nine. tour 2008』のツアー・ファイナル。最新シングルの『RAINBOWS』も大好評とあって最高のライブとなった。

※HIROTOが『RAINBOWS』のレコーディングで使用しているマーシャルもVintageModernです。

Hiroto_amps_vertical

(2008年8月31日 中野サンプラザホールにて撮影)

2008年8月29日 (金)

OPETH(オーペス)フレドリック・オーケソンのJVM

スウェーデンという国は時折超ド級のアーティストを排出してくれます。古くはABBA、イングヴェイ、ヨーロッパ、マッツ=モルガン…比較的近いところではアーク・エネミー、フリーク・キッチン、イン・フレイムス(ビョーン・イエロッテはJVMを使用)、アネクドテン(スウェーデンのマーシャルの仲間に「アネクドテン」と発音したらまったく通じませんでしたね、コレ。正しくは「アニクートゥン」みたいな…)、そして今回の主役OPETH(オーペス)。

ギターのフレドリック・オーケソンはJVM410Hを愛用しています。欧米もJVMが今や主流になっています。

Opeth_jvm_backdrop

フレドリックは今回のジャパン・ツアーに自身愛用のJVMを持参しました。

Opeth_jvmfull

JVMのフロント・バッフルにはOPETHのステッカーが…。当然スウェーデンとは電圧が異なるためステップ・アップをしています。

Opeth_transformer

歪み系サウンドでは主にOD1/ORANGEを使用。GAINは4程度。RESONANCEは7位まで上げて重低音サウンドをクリエイトしています。

Opeth_jvm_panel_2

専用フットスイッチは使用せず、パラレル・ループに接続したフロアタイプのマルチエフェクターをMIDIで連動させJVMを制御しています。真空管は見たところマーシャル純正のECC83ろEL34をそのまま使用しています。また、キャビネットはA、B双方とも鳴らしています。

Opeth_jvm_rear

(2008年8月27日 赤坂BLITZにて撮影)

2008年8月27日 (水)

ichiroの2061Xと1987~ダイアモンド☆ユカイのレコーディング

ダイアモンド☆ユカイさんのレコーディングでichiroをキャッチ!使用アンプはいつもの1987 SUPER TREMOLOに加え2061Xスタックも併用。Topics『The Sonsのニュー・ミニ・アルバム』でもご紹介した通り、最近のichiroは2061ドップリ。最高のサウンドを聞かせてくれている。

2061_1987t

向って右のヘッドが旧友の1987 SUPER TREMOLO。その名の通り、50Wの1987にTREMOLOが搭載されており、コントロール・ノブも通常の1987より2ケ多い。クリーム時代のエリック・クラプトンの写真の中でよくこの手のモデルを見かけるが、当時のクラプトンは1959、つまり100WのSUPER TREMOLOを使用していた。1987のTREMOLO搭載モデルは1975年まで製造されていた。

1987t_panel

こちらが2061のスタック。キャビネットがCelestion G12H-30を2台搭載。そもそもichiroと2061の出会いはこのキャビネットから。当初は上の1987をこの2061CXにつないで使っていた。

2061_stack_2

2061XはHigh とLowの2チャンネル仕様で、1959のような4インプット・モデル同様リンクして使用することもできるがichiroはHighチャンネルのみにインプットしている。

2061_panel

こちらがエフェクト・ペダル群。これらを経由して2台のマーシャルを併用。曲によって1987と2061のバランスを調整して音を決めていた。

Board_1

Board_2

<おまけ>

スタジオにはもう1台のマーシャル、それもオンレンジの1959が!

Mikuni_1959

これは、レコーディングに参加しているベテラン・キーボード・プレイヤー、三国義貴さんの所有。「60~70年代風のサウンドを出したいときにバッチリ!」とのこと。1976年製の1959だ。

Mikuni_1959panel

ギター・アンプやベース・アンプばかりでなく、実はマーシャルは最初期より PAアンプやキーボード・アンプを積極的に製造していた。Deep PurpleのJon Lordがマーシャルでオルガンを鳴らしていたのは有名な話し。

(2008年8月20日 都内レコーディングスタジオにて撮影)

2008年8月12日 (火)

草刈浩司(Superflyスーパーフライ)のマーシャル2

いよいよ大ブレイクのSuperfly。7月21、22日の赤坂Blitzの2デイズでギタリストの草刈浩司さんはVintageModern2466+425A1962Bluesbreakerを使用しました。

Superfly2

草刈氏は曲によってVintageModernと1962を使い分け、アンプはほぼクリーンにセット(VintageModernのDynamic RangeはLOW)。歪みはエフェクターで作ります。

Superfly_2466

どちらもビンテージ・サウンドを狙ったモデルですが、パワー管がそれぞれ異なり、VintageModernはKT66、1962は5881を搭載。サウンド・キャラクターははっきりと分かれ、1962には整流管GZ34が使用されているので弾き心地も違ったものになります。また、キャビネットの形状の違いもさることながら、搭載スピーカーが同じClestionでもかたやG12C-25、1962はGreenbackのため飛び出すサウンドが異なります。

草刈氏はこれらの違いを把握し曲に合わせて実にうまく使用されています。

Superfly3

(2008年7月21日 東京赤坂BLITZにて撮影)

2008年7月11日 (金)

Alexi Laiho(アレキシ・ライホ、Children of Bodom)の2203KK

予告通りChildren of Bodomのステージにお邪魔してきました。これがAlexiのJCM800 2203KK1960B、そして愛用のギターたち。

Alexiは今年に入ってからこの2203KKを使用。実はこれがはじめてレギュラーで使うマーシャル。以前は他社製のラック・タイプのアンプを使っていた。当時はブースターが搭載されたアクティブ・ピックアップのギターを使っていたが、非常に繊細なつくりでステージアクションの激しさからか故障が頻発。サウンドが安定しないためにオーソドックスなピックアップに交換。そして、新しいアルバムをレコーディングする時にスタジオにあった2203KKにトライしたが、アレキシはあまりその音に満足できずまた、ピックアップをディストーションがやや深いものに交換した。すると、2203KKから出てくる音がガラリと変わり、素晴らしいものになった。2203KKの魅力はヌケのよさと中域の厚み。その素晴らしさは特にソロに時に発揮され、アレキシが今まで一度も経験したことのない納得のいくギター・サウンドになった。

Alexi_2203kk

Alexi_1960b

Alexi_guitars

THE BEASTスイッチは常時オンにしている。そして、GAINも含めたほとんどコントロールには触ることがなく安定しているらしい。エフェクターで歪ませることはなく、ピックアップのディストーションと2203KKですべての歪みを作り出している。(一番上の写真に写っている2203KKの手前に置いてある黄色いディストーション・ペダルはベースが使っているものでアレキシが使っているものではない)ちなみに、アレキシとケリーは仲のよい友達とのこと。

Alexi_2203kk_panel

キャビネットはごく普通の1960Bを1台使用しているが、8Ωステレオで結線している。SPEAKER OUTのひとつはキャビネットにダイレクトに、もうひとつは間にダイレクトボックスを経由させており、いつもこの方法でキャビネットをつないでいる。「本当は16Ω一発でつないだ方が音がいいんだけどね!」とは2001年からアレキシについているギターテクのノイビ氏。

Alexi_rear

Alexi_1960_rear

(2008年7月7日 名古屋ダイアモンド・ホールにて撮影)

2008年7月 3日 (木)

大村孝佳のJVM

いつもはJCM800 2203を愛用している大村孝佳だが、今回はマーティ・フリードマン・バンドのツアーに参加するにあたりJVM410Hをチョイス。そのJVM4へのミッションは、多彩な音色をクリエイトすることに他ならない。

Takayoshi_ohmura_jvm

そして、大村氏の狙いはJVMが完璧に遂行した。氏はCLEANからOD2まですべてのチャンネルを活用し4通りのトーンをクリエイトしていた。

Takayoshi_jvm_panel

使用しているチャンネル/モードはCLEAN/GREEN、CRUNCH/RED、OD1/ORANGE、OD2/ORANGEの4つ。ゲインはそれぞれ5程度。セッティングもすこぶるシンプルでパラレル・ループにディレイを接続しているほかは、ノイズ・サプレッサーとチューナーだけを使用(孝佳くんゴメン!)。あとはJVM 付属のフットスイッチでコントロールしているだけ。つまりかなりのJVMサウンド!

Takayoshi_jvm_rear_2

Takayoshi_jvm_pedal

キャビネットはいつも通りの1960Bを使用。シンプルなセッティングゆえ、音も図太くストレート!

マーティ・フリードマン・ツアーの詳細はコチラ⇒大村孝佳公式ウェブサイト

(2008年7月2日 都内某リハーサルスタジオにて撮影)

2008年7月 1日 (火)

潤(ALvino)のJVM

大好評のうちに赤坂BLITZで「TOUR2008 "ココロフィルム"」ツアー・ファイナルを迎えたALvino。ソリッドなバッキングでバンドの骨格を構築している潤さんもJVM410Hの愛好者だ。

Jun_jvm

潤さんはおもにCLEAN/GREENとCRUNCH/ORANGEを使用。CLEANではもちろん完全なクリーン・サウンドをつくり、CRUNCHでGAINを5程度に抑え控え目に歪ませている。

Jun_jvm_panel

セットアップは完全にMIDI制御。エフェクト類はJVMのPARARELL LOOPを使用し、完全ウェット(=シリアル・ループ。EFFECT MIXを右に回しきった状態)にセットしている。(エフェクターをLOOPにつながないでこの状態にすると音が出なくなるので要注意!)

Jun_jvm_rear

潤氏はJVMの機能を十分に活かしたこのセッティングで実に小気味のよいサウンドをクリエイトしている。

Jun_reha

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(2008年6月29日 赤坂BLITZにて撮影)

2008年6月25日 (水)

石原SHARA慎一郎のTSLとMF400B~その2

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SHARAさんのマーシャルはすでに紹介していますが、EARTHSHAKERデビュー25周年記念コンサートに際し、もう一度レポート致します。

まずはおなじみのJCM2000 TSL100。上がメインで下がサブ。

Shara2_tsl

いつも通り、使用法はいつでもチャンネルはLEAD。クリーンはギターのボリュームを下げてつくる。今回も本番演奏中に悠然とボリュームを下げてクリーンに変える場面が何回もありましたが、これがまたカッコいい!ヘッドを下のMODEFOURキャビネットと組み合わせ8Ωで使用しています。

Shara2_cabs2 

MODEFOURキャビネットの壁。「これ以上のキャビネットはあり得ない」というSHARAさんの大のお気に入り。実際に鳴らしているのは左下のMF400Bのみ。これだけMFキャビを並べて使っているのは世界広しといえどもケリー・キングとSHARAさんだけかも?!(未確認です)

コンサートの第2部はO-EAST上手のミニステージでのアコースティック・セット。ここでもマーシャルが大活躍。これ1台で何でもできるAVT150Hを使用。

Shara2_avt150h

マーシャルもEARTHSHAKERの記念すべき夜をサポートできたことをハッピーに思っています。

Shara2_stage

(2008年6月21日 東京渋谷O-EASTにて撮影)

2008年6月24日 (火)

Jimmy SAKURAI(MR.JIMMY)の1959

レッド・ツェッペリンのトリビュート・バンドととして真っ先に名前が挙がるのがMR.JIMMY。どこでも会場は超満員。そのことからも日本におけるツェッペリン人気がうかがえるが、なんと言ってもMR.JIMMYの人気の秘密は完璧な演奏やアクション、衣装のみならず、機材の端々にまでこだわっているところ。過日「マーシャル本家の広告」でも触れたように本国イギリスでもレッド・ツェッペリンのトリビュート・バンドが多数活動しているが、MR.JIMMYはその中でも群を抜いてトップ・レベルに位置しているのではないだろうかと想像に難くない。この日は1977年のセットを上演。

Jimmy_sakurai_backline

まずは、アンプ・ヘッド。当然1959をメインに使用している。氏の愛用は1994年に入手したという1973年製の1959。シリアルナンバーはSL/A2481E。他にクリーム時代にエリック・クラプトンも愛用していた1969年製のSUPER TREMOLOも所有している。

Jimmy_1959

Jimmy_panel

キャビネットも同時に手に入れたもので、リアのプラークには1960 TYPE BASS LEADの表示がある。因みにこの「ZOSO」ロゴが登場した『レッド・ツェッペリンIV』はイギリスではしばし「FOUR SYMBOLS」などと呼ばれているが、リアル・タイムでレッド・ツェッペリンを経験しているマーシャルに勤めるイギリス人に話を聞くと、『IV』は「STICKERS」などと呼ばれることもあるらしい。また、マーシャルの工場にはレッド・ツェッペリンを見ている人が当たり前のようにゴロゴロしており、みな「イヤ~、アレはカッコよかった!」と口を揃えて言う。羨ましい!!VintageModernを開発したSteve Dawson(元アニマルズでギタリストを務めた経験あり。近日中にリニューアルされるVintageModernのウェブ・サイトに登場します!)も生まれて初めてのコンサートがバーミンガムで見たツェッペリンで、あまりの音の大きさに腰を抜かしたとか。

Jimmy_cabs

ドラゴン・スーツもピッタリのJIMMY SAKURAI氏。

Jimmy_sakurai_zoso

Jimmy_backline_live   

VintageModernはテルミンに使用。しかし、Jimmy氏がVintageModernをステージにセットしている大きな理由がまだある。それは、万が一メインの1959にトラブルが発生した場合に十分に2466が代役を果たしてくれるというもの。やはり、機材を知り尽くした男たちが選ぶVintageModernだけのことはあるようだ。

Jimmy_theremin

(2008年 東京渋谷 DUO MUSIC EXCHANGEにて撮影)

2008年6月17日 (火)

AVANTASIA(アヴァンタジア、サシャ・ピートとオリバー・ハートマン)の2203

2008年6月13日の金曜日、エドガイを率いるトビアス・サメットの主宰によるAVANTASIA(アヴァンタジア)のたった一度だけの日本公演が開催された。

Avantasia_backdrop

ギターはサシャ・ピート、オリバー・ハートマン。ふたりともマーシャルを使用。

まずは、ステージ上手のサシャ・ピートのマーシャルから。

Avantasia_sascha_paeth_2203

ヘッドは2台ともセンド・リターンがついたリイシューのJCM800 2203。下がメインで上がサブ。

Sascha_paeth_panel_2

セッティングは意外にもPRE-VOLUMEもMASTER VOLUMEもかなり低め。しかし、エフェクターを併用しかなり芯のある2203らしいサウンドをクリエイトしている。

下手のオリバー・ハートマンはサブ的にサシャ同じJCM800 2203を使用。キャビネットは常時1960だ。

Avantasia_oliver_hartman_2203

Avantasia_oliver_hartman_panel

(2008年6月13日 東京品川プリンス ステラボールにて撮影)

2008年6月16日 (月)

菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)の2203と1960AX

『無重力のキューブ』ツアーで怒涛の大進撃を続ける9mm Parabellum Bullet。メロディ、歌詞、アレンジ、そして一触即発のステージアクション…これでブレイクしないワケがない!そして、そのフロント・マン、卓郎のギター・ワールドを支えているのもマーシャルなのだ。

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向って右がメインで使用している歪み系担当のJCM800 2203のオリジナル。となりのDSL100は予備として常備している。クリーンは他社のアンプを使用。

Takuro_9mm_2203_1960ax_2

2203は1983年製。卓郎氏は2203の特徴、言い換えると2203にしかない独特の荒々しさとトゲトゲしさが気に入っている。キャビネットは以前1960Aを使用していたが、試しに使ったこの1960AXにハマりこちらに転向。Xキャビネットは搭載されているGreenbackスピーカーが醸し出すリッチな中域に特徴があり一度この魅力にハマると抜け出せないかもしれない?!ただし、Xキャビネットは入力が100Wしかないためヘッドのコンビネーションには注意が必要です。(キャビネットの選び方参照)

Takuro_9mm_2203_panel_5

ゲイン(いちばん右)は上がっていて比較的深い歪みのセッティング。マスターボリュームとプリアンプ・ボリューム(ゲイン)のノブは後づけですのであしからず!ソロの時にはペダルで歪みを増している。

Takuro_9mm_singing2_3 

卓郎氏はキャビネットについても知識が豊富でAキャビとBキャビの音質の違いなどもよく理解されている。ところが背が高いためにBキャビだとモニタリングがしにくくなってしまうとのこと。うらやましい悩み?!

9mm_stage2

(2008年6月6日 東京渋谷AXにて撮影)

2008年6月12日 (木)

草刈浩司(Superflyスーパーフライ)のVintageModern

オリコン・ヒットチャートNo.1をゲットして大ブレイク中のSuperflyのニューCDのレコーディングにお邪魔しました。ギターを担当するのはSuperflyのデビュー前から活動を共にしている草刈浩司さん。草刈さんはVintageModern2466と425Aキャビネットを全面的に使用しています。何しろスタジオで使い出した途端、バンドメンバー全員から「音がいい!」と大絶賛を受けたとのこと。セッティングは、DYNAMIC RANGEをLOWに。比較的PRE-AMP VOLUMEを上げめにしています。歪みを増す時には外部エフェクターを使用。また、クリーン系のサウンドにはコンプレッサーをかけて音を滑らかにしています。さらに、クリーン度を増す時にはギターのボリュームを下げています。ギターのボリュームの操作で音質が変わるのがVintageModernの特長のひとつです。

Superfly1_2

実は草刈さんは以前Bluesbreaker 1962を使用したことがあり、当初は今回のレコーディングにも1962で臨む予定でした。しかし、同じ太い音のアンプということでVintageModern 2266Cにもトライ。音質的には双方大満足。使い勝手も考えた結果、2266Cに軍配が上がりました。ところが、「ものは試し」ということで2466と425Aを試奏したところ100Wヘッドと4×12"の魅力にアッサリとやられ、結局2466と425Aでレコーディング・スタジオに入ったというワケ。SuperflyのニューCDではVintageModernの活躍も聴き所のひとつです!

Superfly2

(2008年6月11日 都内某レコーディング・スタジオにて)

2008年6月 4日 (水)

Dropkick Murphys(ドロップキック・マーフィーズ)のビンテージ・モデル

Dropkick_bulletboard

人間長生きするもんです。素敵なものを観ました。世の中、まったくいろんなことをする人達がいますね。昨今、「ナントカ・メタル」とか「カントカ・パンク」とかロックのカテゴリーの細分化も極限まで進んでいるようですが、今日のバンドは「アイリッシュ・パンク」。しかも、ボストン出身?しかし、これがカッコいいのなんのって!その名もドロップキック・マーフィーズ。新木場スタジオ・コーストで開催されたライブ、「ドロップキック・マーフィーズ vs. マキシマムザホルモン」というイベントからマーフィーズのふたりのギタリストのマーシャルをご紹介します。

Dropkick_stage

これはサウンド・チェック時のようす。きれいにシンメトリックにアンプが配置されています。

上手のギター、ジェイムズ・リンチは1959SLPをリンクして使用。パンクっていうからギンギンに歪ませるのかと思いきやアンプで歪ませて実にいい頃合のクランチを作っています。そのままだと音が大きすぎるため、アッテネーターPB100でひと目盛かふた目盛パワーダウンさせています(プロはどんなことがあっても極端なアッテネーションはしません。ほんの気持ち下げる程度です)。そして、ここ一番のところで歪み系ペダルをオン。キャビネットはひとつだけ鳴らしています。

Dropkick_right1959

Dropkick_right_cabs

下手のギター、マーク・オーレルも同じまったく同じ使い方。こちらはJCM800時代の1987。50Wヘッドです。心地よいクランチでビンテージ・モデル系マーシャルを実にうまく使いこなしているといえましょう。むやみやたらと歪んでいないため、早い8ビートのストロークでピッキングのアタックがくっきり、しかも、マーシャル特有のヌケる押しのあるサウンドが出てきます。

Dropkick_left_1987

Dropkick_left_cabs

ところで、このアイリッシュ・パンク、なるほど出てくる出てくるパンクには無縁と思われるアコースティック楽器が!バグパイプはもちろん、アコーディオン、リコーダー、バンジョー、マンドリン…これがタイトな8ビートに絡んできて、イヤ快感!濃い目のコーヒーに上質なクリームを流し込んだような絶妙な風味がかもし出されておりました。これ、ベースがパンクだからこうなるんですね。素敵なものを観ました。人間長生きするもんです。

Dropkick_coast

(2008年6月3日 新木場スタジオ・コーストにて撮影)

2008年5月30日 (金)

JUON (FUZZY CONTROL)の1959と2466

FUZZY CONTROLのサウンドに欠かせないもののひとつにJUONのマーシャル・サウンドがある。そして、JUONの人並み外れたエモーショナルなギター・プレイに応えることができるギター・アンプはマーシャルだけなのだ。

Juon_east_posing

この使いこまれたマーシャルだけが放つ風格!スピーカーユニットはもう何度も交換してきた。愛用の1959は実はそれほど古いものではない。上段はVintageModernの100Wヘッド、2466。相川七瀬さんのサポート時に多用している。

Juon_east_1959_2466

1959はリンクして使用している。歪み系の音を出す時はエフェクターを使い、それ以外のときもギターのボリュームを用いてトーンを変えている。2466はレス・ポールと併用すること多いようだ。それでもMID BOOSTは入れっぱなし。時にブーミーになるのでEQでかなりハイ寄りにセットしている。

Juon_east_panel

JUONのトーンはまさにマーシャルのかたまり。ヌケがよく、太く伸びきったトーンが気持ちいい!

Juon_east_crowds

Juon_east_singing

(2008年5月28日 渋谷O-EASTにて撮影)

2008年5月27日 (火)

島紀史のVintageModern

島紀史もマーシャルといえばビンテージと相場が決まっている…イヤ、決まっていた。そう、今はVintageModernにぞっこんなのだ!さすがにマーシャルを知り尽くした島紀史(マーシャル・トーク)、音の太さ、レスポンスの速さ、ダイナミック・レンジの幅広さ等、VintageModernの長所を瞬時に見抜いて2466のセットを組み上げすぐに実戦で使ってしまった。

Shima_boxx5marshall

(2008年4月19日 渋谷BOXXにて撮影)

それでも昨年使いだした当初は使用エフェクターとの相性もありセッティングに試行錯誤したが、最近ではVintageModernを完全に自家薬籠中のものにしたようだ。そのサウンドは筆舌しがたいほど素晴らしい。そのすごさを体験してもらうにはCONCERTO MOONのライブに足を運んでいただくしかないが、へヴィ・メタル・ギターを志すギタリストには必ずや参考になるサウンドであろう。

Shima_set

Shima_2466x2

上がメインで下がサブ。DYNAMIC RANGEは常時HIGH。MID BOOSTはオフしにてあるが、場面に応じて外部ブースターを使用している。キャビネットは何度かスピーカー・ユニットを交換しているが、昔からの戦友で愛着の深いもの。

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コントロールはPRE AMPのDETAILとBODYがともに7、PRESENCEが5、BASSとMIDDLEがそれぞれ4、TREBLEが8ち比較的ハイよりなセッティングでエッジをきかせている。

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(2007年12月15日 江坂ミューズにて撮影)

2008年5月26日 (月)

YUKI (DUSTAR-3) の1959とDSL

「どう、武道館で弾く気分は?」、「気持ちいい~!」 うらやましい!ロックをやっている者にとってやはり武道館で演奏するのは大きな夢ですな。今日のYUKIはAcid Black Cherryのサポートでの出演。

Yuki_playing

広い広いステージには1959SLPと3台の1960をセット。当日は武道館の客席全面を使用するため高さ制限があり、3段積みはNG。ステージ後ろのお客さんが見えなくなっちゃうからね。

Yuki_3cabs

レコーディングでは1959を使うこともあるが、YUKIの愛器といえばDUSTAR-3のステージでおなじみJCM2000DSL100。そう、実はこのヘッドはダミーなんです。

Yuki_dsl

働いているのはステージ袖に置いてあるこちらのDSL100。上がメインで下がサブ。CLASSIC GAIN、ULTRA GAINのふたつのチャンネルをエフェクト・ルーパーでコントロールしている他、バルブ入り歪み系エフェクターで音色の幅を広げている。「YUKI&マーシャル」のコンビならではのセクシーな音色で奏でられるテクニカルにしてよく歌うギター・ソロはまさに快感!

(2008年5月23日 日本武道館にて撮影)

2008年5月17日 (土)

タニー(GOOD 4 NOTHING)の4100

Tanny_banner

現在大ブレイク中のGOOD 4 NOTHINGのギターボーカル、タニーの愛器は2001年製のJCM900 4100。JCM2000にはない太く荒い歪みがお気に入りとのこと。普段のキャビネットは1960Aだが、撮影日のライブでは1960AXを使用。使い方はいたってシンプル。特に複雑なエフェクターも一切使用していない。音質的にはBチャンネル(ディストーション)を多用する。

Tanny_4100

1960XキャビネットはCelestion Greenbackを搭載。普通の1960に比べ高域が鋭く、中域がリッチ。タニー氏はすっかり気に入ってくれたようだ。

Tanny_singing

ゲインもボリュームもそれほど高くはない。このセッティングがタニーの小気味よいソリッドなカッティングをクリエイトしているのだ。ガムテープでMarshallロゴを隠しているのはグリーンデイのビリー・ジョー・アームストロングの影響。

Tanny_4100panel

(2008年5月16日 赤坂BLITZにて撮影)

2008年5月16日 (金)

大谷令文の1959

これがレイブン氏のマーシャル・セット。甘いながらも険しいフロント、鋭いながらも暖かいリア…本当にいい音としかどうにも言いようがない。「ストラトキャスターの魔術師」の図太いサウンドの鍵はここにあり!最近ではレス・ポールも多用するレイブン氏。もちろんこのマーシャルであの痛快無比なギター・サウンドを作り出している。さすがレイブンさん、Tシャツもマーシャル!

Reibun_1959

上がメインの1959。システムはいたってシンプル。ギターから歪み系エフェクター(レイブンさんのエフェクターケースにはオリジナルのMarshall Guv'norをはじめ、歪み系ペダルが4ケも入っている!)を通って今ではすっかり珍しくなったテープエコーを通してリンクした1959に接続しているだけ。アッテネーターも併用しているが、10段階のアッテネイションのうち2段階程度。スピーカー・ユニットは何回か交換している。

Reibun_1959x2

メインのリア・パネルには改造されたポラリティ・スイッチが付いている。また、インピーダンス・セレクターもピン式からロータリー式に改造されている。サブで使用している下のアンプは型番が削られていた。調べてみると、もとは1970年製の100W 1992  SUPER BASS。もちろんギター用に改造してある。

Reibun_backview

愛用のスライダック。基本的にJCM900シリーズ以前のマーシャルはステップ・アップをしても差し支えありませんが、JCM2000やJVM、トランジスタ・パワー回路を持つMODEFOUR、AVTX、MGなどには絶対に使用しないようにご注意ください。詳しくはFAQのページhttp://www.marshallamps.jp/faq.htmlをチェックしてください。

Reibun_transformer

(2008年3月1日 中野サンプラザホールにて撮影)

2008年5月 5日 (月)

木根尚登の2266C

木根氏はTM NETWORK 「PLAY SPEEDWAY and TK HITS!!」ツアーでVintageModern 2266Cを使用している。

Naoto_kine_2266c

セッティングは標準的なもの。クリーン系のサウンドを中心にVintageModernの素直で太く存在感のある音をうまく利用している。

Naoto_kine_panel

(2008年5月1日 SHIBUYA AXにて撮影)

2008年5月 4日 (日)

北島健二のVintageModernとTSL

TM NETWORK 「PLAY SPEEDWAY and TK Hits!!」ツアーをサポートしている北島健二氏のセット。VintageModern2466とJCM2000 TSL60のフル・スタック。

Kenji_kitajima_fsx2_2

VintageModernはプレイヤーの個性と使用するギターの特徴を際限なく表現することができるせいか、セッティングが十人十色でとても興味深い。(是非他の「プロのマーシャル」のVintageModernプレイヤーのセッティングをチェックされたし)北島氏のセッティングの特徴は、DYNAMIC RANGEをLOWにして、低めのゲインでクリーン系のサウンドをつくり、(ただし、MID BOOSTはオン)エフェクターで歪みを加える。そして、EQのセッティングはTREBLEもBASSをかなり低くしている反面、MIDDLEはフルにしている。

Kenji_kitajima_2466

こちらはTSL60。こちらもチャンネルをCLEANにして歪みはエフェクターを使用している。2466とも恐ろしくコシのあるサウンドにうっとりしてしまう。

Kenji_kitajima_tsl60

(2008年5月1日 SHIBUYA AXにて撮影)

2008年5月 2日 (金)

SAXONのJVM

ファン待望の単独来日を果たしたSAXON。ギタリストはふたりともJVMを愛用している。

ステージ下手はDoug Scarrett。JVMを2台使用し、1台目のSIRIAL LOOP SENDから2台目のSERIAL LOOP RETURNに信号を分岐し、両方のパワーアンプを稼働させ、ステージ上の4台の1960Bを鳴らしている。

Doug_scarratt_cabs

チャンネルはOD1/REDを中心に、ギターソロでOD2/RED、さらにクリーン系バッキングでCLEAN/REDを使用している。チャンネルのコントロールはMIDI。空間系のエフェクターはJVMのパラレル・ループに接続している。とにかく分厚い音!

Doug_scarratt_heads

上手のギタリスト、Paul QuinnもDougと同様のセッティング。

Paul_quinn_cabs

使用ギターの違いか全般的にPaulの方が若干GAINが高めにセッティングされていた。

Paul_quinn_heads

(2008年4月30日 渋谷O-EASTにて撮影)

2008年5月 1日 (木)

Yoshiyuki (Row-kun)のJVM

親しみやすくノリのよい楽曲と高い演奏力で注目を集めるKING。そのギタリストYoshiyuki氏もJVMの大ファン。氏は2007年のJVM発表直後から愛用好している。

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使い方もなかなかユニーク。マーシャル・バルブアンプ史上最強の歪みを誇るJVM のODチャンネルを使用しないのだ!愛用のチャンネルは高めにセッティングしたCranch/Orange。クリーン系バッキングにはCLEAN/ORANGE。空間系のエフェクターを使用したクリーンにはCLEAN/GREENとチャンネル面ではいささか大人しい使い方をしているが、ところがドッコイ、MIDI、センド&リターン等チャンネル以外のJVMの機能をフルに活用してアドバンテージを稼いでいる。

Row_kun_west_panel

KINGの公式ウェブサイトはこちら⇒http://king-one.jp/

(2008年4月30日 渋谷 O-WESTにて撮影)

奥田民生の1959

いろいろなマーシャルを所有する奥田氏。今回の「Fantasy Tour 08」では1974年製1959のフルスタックが起用された。

Tamio_jcb_1959fs

機材担当の方のメンテが行き届いているのだろう、太く、そしてツヤのある素晴らしいサウンドが飛び出してくる。ローもハイも出すぎはまずい…という条件を克服したセッティング。

Tamio_jcb_panel

歌う関係上、大音量もうまくない。そのため音量を下げても一定の音質が保てるようリアパネルにはマスターボリュームが付加されている。

Tamio_jcb_rear

こちらはサブのJCM800 2203。ツアーによってはメインで使用されることも…。

Tamio_jcb_2203

(2008年4月30日 JCBホールにて撮影)

2008年4月29日 (火)

沢頭尊志(DORA)のVintageModern

ichiro氏とともに加藤和樹氏のサポートを努める沢頭氏もVintageModernの魅力にハマッている。氏の愛用ギターはテリー。ギターの特性を活かしつつ美しいトーンをクリエイトしている。

Sawagashira_budokan

氏のセッティングはDYNAMIC RANGEをHIGHにして、低域を抑え気味にしている。分厚いクランチ・トーンはまさにVintageModernならではのもの!

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(2008年4月28日 日本武道館にて撮影)

2008年4月28日 (月)

ichiroのVintageModern

いいアンプを知り尽くした男、ichiroがVintageModernを使うのは当然のことと言えるかもしれません。加藤和樹氏の日本武道館のライブでは2266と425Bがステージに上りました。

Ichiro_budokan_2466hs

ichiro流VintageModernの使い方の特徴は、DYNAMIC RANGEをHIGHにしておいてゲインをあまり上げずアンプ側であまり歪ませないこと。ソロ時にはオーバードライブ・ペダルをオンにする。この方式を取るギタリストはDYNAMIC RANGEをLOWにして比較的ゲインを高めにセッティングすることが多いがichiroはその逆。しかも、驚くことにBODYはゼロ。その分、MIDDLEとBASSを上げて低域をカバーしている。別掲の土方隆行氏のセッティングと比較すると面白い。(プロのマーシャル:土方隆行⇒http://blog.marshallamps.jp/blog/2008/04/vintagemoderna-.html

Ichiro_budokan_panel

どのようなセッティングにしても使用ギターの特性、プレイング・スタイルを極上のトーンで明確に表現してくれるのがVintageModernの特長なのだ!

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(2008年4月28日 日本武道館にて撮影)

2008年4月27日 (日)

原田喧太のJVM&MODEFOUR

松本和之氏サポート時のセット。長年MODE FOURを愛用してきた原田氏だが、JVMの登場とともに併用態勢に突入。キャビネットは相変わらずMF280Bを愛用している。上2台はダミー。

Kenta_jvm_mf_5

JVMは複数のチャンネルを使用。特にお気に入りはCranch/Orange、Clean/Green、Clean/Orange、OD1/Orange、OD2/Red。16のカッティングにはClean/Orangeも使用している。一点の曇りもないクリスタル・クリーンよりもピッキング強さによっては軽く歪むOrangeモードの方が弾いていて気持ちよいのだ。ギターを弾き込んだ人間のみが知り得る快楽?

Kenta_jvm_2 

そして、原田氏は発表直後から使用しているMF350も愛用している。

Kenta_mf_2

2008年4月26日 (土)

橘高文彦の1987

筋肉少女帯のライブより(CCレモンホールにて撮影)。やはりロックのステージはこうでなきゃ!マーシャルの壁はもっとも単純にしてもっともカッコいい舞台装飾でもあります。もちろんサウンドも最高!

Kitsutaka_wall

Kitsutaka_wall_side_2

これが橘高サウンドをクリエイトしているマーシャル(下段)。両方とも1987だがメインで使用している下段は100Wキャビネットに納めてある。シリアルナンバーによるとメイン(下段)は1974年製、サブ(上段)は1969年製。

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長谷川暖(Rockamenco)のAS

Rockamencoで尾藤大介氏とともにフラメンコ・サウンドの核を担う長谷川暖氏もAS100Dのファン。AS100Dが彼の華麗なフラメンコ・テクニックをサポートしています。

Dan_stage

「品がよくてやわらかいサウンドが気に入っています。僕のフラメンコ・ギターとテイストがマッチしていて、ギターのよい部分を引き出してくれる。おまけにパワー感も申し分ないのでバンドの中でもギターの音が埋もれることがないんだ」

Dan_as100d

2008年4月25日 (金)

中村達也(Blindman)のVintageModern

ベテラン・ヘビィメタル・バンド、Blindmanの中村達也氏も2466にぞっこんだ。氏はかつてDSL100を愛用していたが、発売と同時に2466に切り替えてしまった。キャビネットは80年代の1960Bを使用。

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氏はレス・ポールを使用。Dynamic Rangeは常時Highに設定。Mid Boostも入れっぱなしにしている。また、オーバードライブ系のエフェクターも接続しているが、歪みを加えているわけではなくブースト効果を狙っているだけ。また、クリーンの時には中域が出すぎてしまうため、イコライザーで調節している。図太い伝統的なハードロック・ギターサウンドが素晴らしい!

Nakamura_halfstack

また、中村氏のVintageModernの使い方の大きな特徴のひとつはセンド&リターンを活用していること。クリアにディレイ音を再生するため専用にキャビネットを1台用意しているのだ。通常はセンドから送り出される信号をデジタル・ディレイ・サイドでシャットしておき、ソロなどディレイ音が必要な時だけ信号を外部パワーアンプに送り出し、ディレイ用キャビネットを鳴らしているのだ。(ダイレクト音はカットしておき、ウェット音だけを送り出しているため非常にクリアなサウンドとなる)

Nakamuta_2466panel2

2008年4月24日 (木)

土方隆行のVintageModern

幅広い音楽分野をこなす土方氏はこれまで2203、TSL60、2061X等様々なマーシャルをその場の状況に応じて使いこなしてきたが、今回の玉置さんのツアーでは全面的に2466と425Bを使用した。照明の関係上、パイロットランプとダイナミックレンジのLEDが目隠しされている。

Hijikata_2466

ダイナミックレンジは常にLOW。足元にはクランチからディストーションまで3種類の歪み系ペダルをつなぎ、曲に応じて使い分けている。その音色はまさに鈴を鳴らすような美しいマーシャル・トーン。すべての機材のよいところが活かされているよう。それにしてもこれほど美しい!それでは、土方氏はどのようにVintageModernをセッティングしているのだろうか?

Hijikata_halfstack

「結局、こんな極端なセッティングになってしまいました。僕の場合、80%はBodyとDetailで音をつくります。イメージとしてはトーンの上と下を決めるって感じかな…。その間の部分をEQで調整しています。不要な部分を削っていったらこうなりました」と土方氏。なるほど、Detailが6、Bodyが4.5。プレゼンス、ベース、トレブルがすべて0。ミドルのみ4.5という極端なセッティング。(ミッドブーストはオフ)これであの極上のトーンが出てくるのだ!

Hijikata_panel

(玉置浩二氏 惑星ツアー 東京フォーラムAにて撮影)

2008年4月23日 (水)

尾藤大介(Rockamenco)のAS

フラメンコとロックの融合を実現したユニークなバンド、Rockamencoのフラメンコ・ギタリストの尾藤氏はAS100Dを愛用。ダイナミック・レンジの広さやレスポンスのよさを必要とするフラメンコ・スタイルにもAS100Dがピッタリだ。「音の立ち上がりがものすごく早いですね!指のニュアンスも殺さずそのまま出してくれるんですよ。アコースティックなサウンドも文句ありません。ロッカメンコ・サウンドになくてはならない存在です」

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2008年4月22日 (火)

加納秀人の1959

「イモバン」、「ジャスト」、「拾得」、「イン・ザ・ヒート」といった日本のロックを完全に代表する名盤、そして最近の「Live inクロコダイル」…すべての名盤・名演で使用されてきたのがこのマーシャル。1971年製の1959のフル・スタック。最初に日本に入ってきた数台の中から一番音のよかったものを選んだ。このマーシャルが野音であの「香り」を奏でたのかと思うと…。

Hideto_crocodile_2

Hideto_stacks

マーシャルがハンドワイアードからPCB基板構造に変わっていったのが1970年前後といわれているが氏の1959はハンドワイアードのようだ。氏曰く「開けてみて中があんまり簡単なので驚いたことがある」。だから音が良いのだ!信じられないくらいラウド。

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加納氏はマーシャルを歪ませず(というか歪まない!)、ギターの間に歪み系ペダルやディレイを接続して使用している。原始的とはいえまさにVintage系モデルのお手本的な使用法。そして、サウンドは極上!

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当時のキャビネットのインプットは本体下部に搭載されており写真のようなアルミのラベルが貼られていた。

2008年4月21日 (月)

ノエル本多(Band of Shigeo Rollover)の1978

バンド・オブ・シゲオ・ロールオーバーのベーシスト。本家ノエル・レディングが使ったかどうかは不明だが、この1973年製1978(200W MAJOR)のサウンドは素晴らしい! ローディ泣かせの4×15”キャビネット1979のおかげもあろうが、どこまでも野太いベースらしいサウンドからブリブリブリブリブリブリブリ・サウンドまでとにかく気持ちのよい音!(渋谷O-WESTにて撮影)

Noel_1978live

さすがに4×15”キャビネットの三段積みはデカイのなんの!

Noel_1978full

Noel_1978back

Noel_1978

中野重夫(Band of Shigeo Rollover)のSUPER100JH

ジミ・ヘンドリックスのサウンドを追求し続ける中野氏。当然、長年色々なマーシャルを試してきたが、ジミ・ヘンドリックス・シグネイチャーSUPER100JHが発表された途端、即ゲット。はじめはVintageシリーズとのあまりの音の違いに驚いたが、今は使い方を完全に把握。2台のSUPER100JHをY字ケーブルを使ってパラレルに使用し、会場の規模に応じて鳴らすキャビネットを選択しています。

Shigeo_super100jhx2

Shigeo_fullx2 

セッティングは左右ともほぼ同じ。プレゼンスは7、ベースはゼロ。1959の時となんという違い!これだけボリュームを上げてもかなり上品な歪み。少しギターのボリュームを下げてやれば鈴を鳴らすような美しいクリーン。一方、ギターのボリュームをフルテンにして歪み系ペダルをオン、シングルコイル・ギターのPUをフロントにして後は気合を入れてベンド…ウワァ、ジミヘンだ!(渋谷O-WESTにて撮影)

Shigeo_head_panel

石原"Shara"慎一郎のTSL

アースシェイカーの分厚いギター・サウンドを演出しているヘッドはJCM2000 TSL100だ。

空間系のエフェクターはセンド・リターンを使用している。(JAPAN HEAVY METAL FANTASY2008 中野サンプラザにて撮影)

Shara_tsl100

キャビネットは色々と試した結果、MF400をチョイス。低域が豊かなMODEFOURキャビネットの利点をフルに生かしたサウンド。その「分厚さ」がSHARA氏のサウンドなのだ。やはりキャビネットはサウンドづくりの要なんですね。

過酷なツアーに耐えられるようフライトケースに収納してくれている。CDでも聴くことができるあの重力式ダムのようなマッシブなサウンドをクリエイトするSHARA氏の強力な武器となっている。

Shara_cabfront

背面はインプット・プレートの部分が開口できるようになっている。

Shara_cabback

LEADチャンネルしか使わないのがSHARA流のTSLの使い方の最大の特徴。アースシェイカーのバラエティに富んだレパートリーにはクリーン系のアルペジオを必要とする曲もあるが、そんな時でもLEADチャンネルを使う。ギターのボリュームを落としてクリーン・サウンドに変えているのだ。これはマーシャルの特長のひとつで、TSLに限らず、VintageModernは言うに及ばずJVMのODチャンネルでも同様の操作が可能。この場合のクリーン・サウンドはCLEANチャンネルの澄み切ったサウンドとは異なり、ほんの気持ちクランチががった太いクリーンとなる。これもマーシャル・サウンドの魅力なのだ。

Shara_tslpanel

ルーク篁のJVM

ルーク氏はDSL100を愛用してきたがメインをJVMに変更。DSLはサブとして使用している。
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氏が使用しているキャビネットは70年後期製の1960AXだが、向って右側は度重なるユニットの交換を経て現在はトータルインピーダンスが8Ωの仕様になっている。

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シリアルループに接続したエフェクターをMIDIでコントロール。使用しているチャンネル/モードは、クリーン系のバッキングでクランチ/グリーン。その他の歪み系のバッキングではクランチ/オレンジとOD1/オレンジ、さらにソロ時にはOD2 /レッドを使用している。JVM使用法のお手本のような使い方。どのチャンネルも恐ろしくヌケがよく、上品な鳴りをしている。

Lukejvm

清水保光のVintageModern

正統派ハードロック・バンド、CYCLONE率いるベテラン・ギタリスト、清水保光氏もVintageModernを愛用している。彼の超高速ピッキングのニュアンスを表現するにはVintageModernのレスポンスとダイナミクス、そしてファットなトーンが欠かせないのだ。

Yasumitsu_shimizu_standing

氏はセンド&リターンを使用せず、エフェクターはギターとアンプも間に接続している。DYNAMIC RAGEは常にHIGHに設定。ソロの時にはオーバードライブをオンにし、クリーン・トーンを出す時にはギターのボリュームを下げることによって作り出している。

Yasumitsu_shimizu_2466

セッティングはDETAIL 7、BODY 6、TREBLE 5、MIDDLE 6、BASS 7、REVERB &PRESENCE 0、MASTER 6.。EQはほとんど中点。やはり、PRE-AMP VOLUMEで大方のサウンド・キャラクターを作っている。

Yasumitsu_shimizu_head

ポール・ギルバート、マーシャルを語る

我等がポール・ギルバートがマーシャル・ブログのオープンを記念してインタビューに答えてくれました!マーシャルへの熱い想い、VintageModernの使い方など充実した内容でお届けします!


マーシャルとの出会い

YMT(以下Y):月並みな質問ですが、マーシャルとの出会いについてお聞かせください。いつ、どこで、どうやって?

Paulgilbert ポール・ギルバート(以下P):僕が11歳、ギターのレッスンを受け始めた時だよ。先生に最高のロック・アンプは何かと訊いたんだ。「MARSHALL」と答えてくれたよ。

そのころはとても小さい町に住んでいてね、そこにはたった2軒しか楽器店がなかったんだ。それもトランペットやドラムのような学校のマーチングバンドで使う楽器しか取り扱っていなかった。だからマーシャルにトライすることはできなかったんだ。

僕の最初のライブでのマーシャルの体験はちょうどロックコンサートに行き出したころのことだね。ヴァン・ヘイレン、UFO、パット・トラヴァース、サクソン、ランディ・ローズがいたころのオジー・オズボーン、そしてデフ・レパード。これらのバンドはすべてマーシャルのスタックを使っていた。そしてギターのサウンドはチョー最高だったね!

それからマーシャルを使っていた地元のバンドを聴きに行った。そこは小さなクラブだったのでアンプの音がしっかりとチェックできたんだ。そのギタリストのサウンドはとんでもなく素晴らしくて、正真正銘マーシャルのサウンドだった。そのアンプがメチャクチャ欲しくなったのを覚えているよ。

Y:一番最初に手に入れたマーシャルは?そして、その後のマーシャル・キャリアを教えてください。

P:15歳の時、1974年製の50W MKIIが$250で売りに出ているのを見つけんたんだ。その時の僕には大金だった。でもお父さんがお金を貸してくれたんだ。そうしてそのマーシャルをゲットすることができた。家に持って帰って鳴らしてみた。そう!もう途方もなくデカイ音だったよ!マスターボリュームがないモデルだったもんだから歪ませるには思い切りボリュームを上げなきゃならなかったんだ。そりゃものすごい爆音だよ!!でも、音はすごくよかったな。その後、お父さんがマスターボリュームをつける方法を探してきてくれたおかげで小さい音でもアンプを歪ませることができるようになったんだよ。
そのアンプはレーサーXの最初の2枚、”Street Lethal”と”Second Heat”でも使ったんだ。残念ながらレコーディングをする友達に貸したところ、彼の車から盗まれちゃったんだよ!!

お気に入りのマーシャル・サウンド

Y:お気に入りのマーシャル・サウンドは?具体的にアーティスト名やアルバム名などを挙げていただいても結構です。

Paulgilbert2 P:マイケル・シェンカーとルドルフ・シェンカーはふたりとも最高のマーシャル・サウンドを出すよね。僕は「UFOライブ(Stranger in the Night)」でのマイケルのサウンド、それから「ラヴドライヴ(Lovedrive)」や「蠍魔宮(Black Out)」のルドルフのサウンドが大好きなんだ。
僕はいまだにサウンドチェックのときはいつでも「ブラック・アウト」のリフを弾くんだよ。それから「大いなる野望(Corridors of Power)」のゲイリー・ムーアのサウンドもいいな。もちろん、モンタレーの時のジミ・ヘンドリックスのサウンドもはずせない。

VintageModernについて

Y:もし差し支えがなければ今のVintageModernのセッティングを教えてもらえませんか?

P:まずMID BOOSTをオンだ。そしてDYNAMIC RANGEをHIGHにセットして…

BODY              : 6
DETAIL            : 4
TREBLE            : 5.5
MIDDLE            : 3.5
BASS              : 7
PRESENCE          : 6
MASTER VOLUME     : 8
REVERB            : 0

ってところ。
もちろん、会場の音場によって調整するよ。たいていは自然なブライト感を出すようにするんだ。もし、会場がデッドの時にはDETAILやTREBLEをあげるかな。REVERBもホンノ少し。

Y:あなたはよく50Wアンプをお使いになりますが、100Wを使わない何か特別な理由があるのですか?

P:僕はパワー管をフルに働かしたサウンドが好きなんだ。そうすると100Wのアンプは僕が演奏するような現場では音が大きすぎちゃうんだね。

Y:マーシャルに限らず、一般的にアンプのお好みのセッティングというものはありますか?例えば、いつでもMIDDLEはフルにしているとか…。

P:新しいアンプを試す時にはまずギターのボリュームを低くするんだ。(10のうちの)2とか3位かな。アンプがどうクリーンになるか見るんだ。そして純粋なトーンを確かめる。それからゆっくりとギターのボリュームを上げていってオーバードライブの具合を見る。サスティン、コンプレッションを得るために充分に歪ませる。でも弾き終えた場面ではノイズやハウリングが起こらないようなクリーンさもなければならない。

試してみたいマーシャル

Y:試してみたいマーシャルはありますか?もし、モデル名がわからなければ、「誰それの何々」という感じでも構いません。

P:いつもマーシャルの公式ウェブサイトに見入って空想にふけっているんだよ!実際、最近2061Xを手に入れたんだ。まず最初に、見た目がメチャカッコいい!! すごく小振りでノブが4ケしかないのもいいね!これから発表されるビリー・シーンのソロ・アルバムの中の曲のギター・ソロで使ったんだ。それから、これから発売が予定されているニール・モースのアルバムでも使ったよ。とにかくピュアなギター・トーンが素晴らしいし、グッとボリュームを上げた時がたまらなく気持ちいいんだ!

一方では1987Xも試したいと思っているんだ。僕が最初に手に入れたマーシャルとそっくり同じだし、初期のレーサーXの作品で使っていたヤツだからね。もう一度あのトーンを試したいんだ!

そしてもちろん、ランディ・ローズのシグネイチュア(1959RR)!ランディのサウンドは僕が人生で聴いたヘヴィ・メタル・ギター・サウンドの中で最高のものだよ。僕は15歳の時に2度ほど彼を見た。2回ともその素晴らしさに打ちのめされちゃったよ!

最近の活動状況

Y:マーシャルに関係した最近の活動状況を教えてください。言い換えればマーシャルを使って最近はどんな活動をされているんですか?

P:去年G3のツアーのために2X12”のVintageModernコンボ(2266C)を買ったんだ。毎晩2266Cを劇場で使っていたのでパワー管をフル稼働させることができて、このアンプのテストには最高だった。このアンプのパワー管は特別なんだよ。KT66のサウンドはとてもウォームで倍音を出しまくるんだ。このサウンド、この感覚、言うことないね!! 
2×12”コンボだというのにジョー・サトリアーニやジョン・ペトルーシのサウンドと互角に渡り合うことが出来るんだよ!

そのツアーの後、家に戻ってVintageModernでニューアルバム「咆哮(Silence Followed by a Deafening Roar)」をレコーディングした。たくさんの人からギター・トーンについてのお褒めの言葉をいただいたよ!本当にVintageModernは他とは一線を画したアンプなんだ。

ライブとレコーディング

Y:マーシャルをレコーディング・スタジオで使うときとライブで使う時、明らかに区別していることは何かありますか?もしそうであれば何を、どうしていますか?

Paulgilbert3 P:アンプのセッティングの最も大きな要素はマスター・ボリュームをいかにセットするかだ。小さな会場ではそれほど大きな音は出せない。他の楽器とのバランスがあるからね。最近はギター・クリニックをよくやるんだけど、大抵は大きな音を出せない会場が多いよね?そういうときにはTHD Hot Plateを使うんだ。マスターボリュームを上げるためのアッテネーターだね。家でも使っているよ。僕のスタジオは完全な防音ではないからね。近所の人々を怒らせることなくパワー管をフル稼働させるには便利だね。

VintageModernのすすめ

Y:音のよさだけでなく、レスポンス、弾き心地等も含めてVintageModernのよいところを教えてください。

P:VintageModernは本当に美しいトーンを持っていると思う。今まで過去に使ってきたアンプのいくつかは「紙やすり」みたいな感じがする。そこへいくとVintageModernはまるで「七色の小石」という感じだね。それからシンプルなところも好きだな。マルチチャンネルのアンプは使ったことがないんだ。もしクリーン・サウンドが欲しければ、ただギターのボリュームをさげてやればいい。もしもっとサスティンやディストーションが欲しければオーバードライヴ・ペダルを使えばいい。僕がアンプに欲するのは最高の音を出すチャンネルがひとつあればいいということだ。VintageModernは完璧だね!

Y:最後に日本のファンの皆様にマーシャルについてひとことお送りしてあげてください。

P:まだ子供のころ、僕のおじさんがアンプに関するアドバイスをくれた。彼が言うには「アンプには“楽器屋アンプ”というものと“ライブ・アンプ”というものがある。つまり、楽器屋さんでアンプを試奏するときは大きな音では弾けない。だからエフェクターを山ほどつなぐか、ギンギンに歪ませやらないとそれらしくないんだ。何しろ音が小さいからね。でも、アンプをステージに乗せてバンドとともに観客の前に出るときには、他の楽器から抜きん出て、最高にクリアで豊かな倍音を出すアンプが必要になる。おじさんのサウンドはその通りだった。彼のアンプはもちろんMarshallだったよ!

僕のアドバイスは、「バンドといっしょに爆音でマーシャルを鳴らして世界中をロックしよう」だ!

Y:どうもありがとうございました。

P:Thank you!

*2008年4月11日、emailを通じて本人にインタビューしました。