SPICE FIVE~9thライブは最高傑作
Excellent! The nineth gig of SPICE FIVE!
混沌とした試し弾きのノイズから透さんのゆったりとした8ビートが…おお~、まるで敏子の「Tuning Up」みたいだ!
そこへギターによるテーマ。途中オクターブ奏法を交えてちょっとしたウェス気分じゃん?!
アウト気味のフレーズを多用した文明さんのエレピによるソロ。
徐々に小技を絡めてリズムに立体感を与えていく和佐田さん。
武藤さんのソロが始まる。反復フレーズの即座にユニゾンで反応するほかのメンバーたち。
このままゆったりと終わるかと思ったら和佐田さんのドライブするスラップに呼応する形で透さんがひと暴れする!
付点8分フレーズのキメが自然に発生した後は全員参加のハード・ドライビン大会!
こうなると黙っていられないのがヒロアキくん。当然のように猛然と
スゲェな、GONGの演奏聴いているみたいだ。
おっと!ヒロアキくん、読み違いでロングトーンがハダカになってしまった!
ところが透さんの超ナイスなフォローでセーフ!
長い長い武藤さんのバイオリンのディレイ音がフェイドアウトしていく。
そこへフィル。今度はレゲエ調のリズムだ。普通のレゲエではないゾ。和佐田さんのベースラインが異様にハードだ。
今度もテーマはギター。お!思いっきりアウト!うまい人がこういうことするとカッコいいね!それにしてもいい音だ~!そのままギターソロへ!今度は容赦ないシュレッディング!
ワウを使ってあたかも人が歌っているかのように弾いてみせる武藤さんのソロ。それにしてもバイオリンってディレイがよくマッチするよね。武藤さんも後半は大胆なアウト大会だ!
ドラムソロからエンディングへ!
約20経過。ここではじめてMC。今日は演奏特集かな?和佐田さんが紹介したのは1曲目が「寒いのはイヤだ。でもアイスクリームはウマイ」と2曲目の「ダダダダダ~ダ」。SPICE FIVE始まって以来しゃべりなしで2曲。このまましゃべらなかったらマイルスになれるって!
文明さん、ポロっと…「しゃべらんと死ぬからね!」 ヒロアキくん「カッパの皿ですね」…乾くと死んでしまうということね。和佐田さん「しゃべって息ができるからね」 私もそうです。小学校の時は毎学期通信簿に「おしゃべり」とか記され両親にコッテリ絞られたものだ。
約20分演奏したのでこれから20分しゃべりましょうと和佐田さんの提案。お客さんもイヤがらないからおもしろい。
モノまねムチャぶり、マスプロアンテナ、上沼恵美子、箕面、南国、11PM、ウィークエンダー、ハコバン、Cジャム・ブルース、家族呼んでいいか?…話しは飛ぶ飛ぶ!ホントに20分以上のトーク!笑ったナァ~。あんまりトークが長いから…武藤さんスッカリ楽器を置いちゃってる!
とそんな気持ちを込めて演奏したのは、ナ、ナント!マイルス・デイビス『マイルス・スマイルズ』収録、ウェイン・ショーター作曲の「フットプリンツ」。ブルース・ワルツ。パット・マルティーノのバージョンもよく聴いたっけ。テーマは武藤さんだ!カッコいい~!!
続いては文明さんのソロ。
ヒロアキくんは後半艶っぽいディストーション・サウンドで勝負!
そして武藤さん。のびやかでよく歌うソロだ!
さらに和佐田さん渾身のソロ!
いいですね~。実はこのバンドで演ってもらいたいナァ~って曲がいくつもあってサ。マイルスだったロン・カーターの「エイティ・ワン」とかね。エドガー・ウィンターの「フランケンシュタイン」なんかもかなりカッコよくなると思うんだけど。
ここでヒロアキくんコーナーに行くか文明さんコーナーに行くかで迷って文明さんの歌へ。ソノ前にメガネの話しでひと盛り上がりしてしまう。曲は最近おなじみのレオン・ラッセル、バージョンはジョー・コッカーで「デルタレディ」。ここらでもう思い切ってベタに「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ~」行ってみませんか?
ここで1時間ちょっと…あ~あ、もう1部が終わっちゃった!
そして2部。恒例のリクエスト曲コーナー。本日一番最初から三番目にお店にいらしたお客さんのリクエストで「Bbの明るくて、テンポはスロー」で決定。タイトルは「高田馬場、そんなにあせってどこへ行く」という感じの曲となった。ケツを取る和佐田さん。
メンバー入場!
ここで今日初のメンバー紹介。
そして、和佐田達彦
曲はややレゲエ調。テーマはヒロアキくんにより沖縄ペンタで奏でられた。そのままオクターバーを使ったソロ。
徹底的に沖縄風。武藤さんはバイオリンで「アイヤイヤイヤイヤ」って合いの手入れてるし!
ということでタイトルは「沖縄を返還させた佐藤栄作さんは偉いのかどうか」ということに。
男女の体感温度の違いの話しから「やっと」次の曲へ行こうとする和佐田さん、とそれに気づかないフリをして、イヤ本当に気づいてなかったのかな?、お年頃のお嬢さんの話しをする文明さん。「ずっと」次の曲へ行こうとしてるんだけど文明さんはノッてこない。そこへまた曲へ行かさないようにするヒロアキくんが口をはさむからますますややこしい!イヤ~ここのパートは本当にケッサクだった。笑いすぎてハラ痛くなっちゃったよ。ようやくカタがついたところで透さんがひとこと…「やっと、ずっと」やるの?…だって!また大爆笑よ!
ようやく「やっと、ずっと」。今日はテンポが遅めだけどコレぐらいがいいかも知れない、の大熱演だった。
続いてはヒロアキくんのリクエストでパッヘルベルの「カノン」。JMD501大活躍!
お!「青い影」風のオルガンがまたタマラン!
さらに武藤さんフィーチュアでおなじみのバラード「610スロー」。こっちは今日ちょっと早めだな。でもこれもよし。
和佐田さんのアダルト・ビデオの話しにホテルや旅館の有料テレビの話し…もう大爆笑もいいとこ!ああ、今日のSPICE FIVEはどこを切ってもスゴイ!
で、最後はいつも通り文明さんの「Feelin' Alright」だ。チューハイを何杯飲んでもいいお声!
文明さんによるとボラギノールのCMに使われている音楽はキーが「G」なんだそうだ。加えて太田胃散のCMで使われているショパンのはキーが、そう「E」なんだって。ホンマかいな?昔、アンプのスイッチを入れたままギター・ケーブルの先っちょを触ってでるジージーいうノイズが「G」だとかいう話しは聞いたことあるけどな…。
ここで訂正。太田胃散の曲はショパンの『前奏曲 第7番 Op.28-7』で調子は「胃腸調」イヤ、「イ長調」だそうだ。
アンコールは元気よくブギでブルースを!
ああ~、今まで何回も観てきてそれぞれにおもしろかったけど、今日のこのSPICE FIVEの9回目のライブは最高だった。
演奏よし、トークよしと完璧な仕上がり。こんなことどんなに頭をひねって考えたってできやしない。演奏もトークも稀代のインプロバイザーが揃って起きる化学反応だけがなし得る一種の奇跡なのだ!
次回は12月24日。クリスマス・イブだ!デートはDXで!デートの予定がない人もDXへ!
詳しい情報はコチラ⇒高田馬場音楽室DX
ところでみなさん、気が付きました?そう!今日の記事内の写真がすべて横組みだったんですネェ~。んなこたぁどうでもいいってか?おそまつさま~。
(一部敬称略 2011年11月9日高田馬場音楽室DXにて撮影)4




















































