コウムテン、スタンド&ラウド <後編>
Komuten, Stand & Loud <Part2>
5人の出演者による3バンドジョイント・ライブ、『コウムテン、スタンド&ラウド <後編>』の3時間目に登場するギタリストは…
和嶋慎治!
和嶋さんももちろんマーシャル・プレイヤーだ。
これが和嶋さんの1987。1972年製だ。お札が貼ってあるところがなんとも和嶋さんらしい。いつもはGreenback入りのキャビネット(いわゆるXキャビ)を使っているが今回はお店の1960Aを借りた。
「いつもと違うキャビなので音が違った」とおっしゃっていたが、イヤイヤ、SGとマーシャルの絶妙な組み合わせは充分に表現されていた思う。また50Wというワッテージから得られる極上のクランチ・サウンドは絶品だった。
SGとマーシャルの組み合わせというとまずはアンガスか?このストラトにもレスポールにも実現できない細くて深い独特のサウンドのファンは昔から多く、ザッパもそうだったし、センセーショナル・アレックス・ハーベイ・バンドのザル・クレミンソン、デュアン・オールマンも結果的にはそうだ。
長年このコンビネーションでステージに臨む和嶋さんもそのウチのひとりに加えてよかろう。
このプロジェクトのことを初めて聴いた時、リズム隊のふたりはさぞかし大変だろうな~と思っていたが(ゼンゼン心配はしない)、やはりそれは杞憂でしたな。
まったく最初から最後まで変わらぬパワーとテンションで並みいるギタリストを鼓舞し続けたのだ。
金光"KK"健司監督。
山本征史専務も同様。そして全編を通じて1992を使ってくれた。専務の1992はシリアルから察するに1978年製。ナントこのベース・シリーズ。1972年までトレモロつきの1992Tも生産されていた。ベースのトレモロってどうやって使ったんだろう?
とにかく征史さんと1992の組み合わせで出てくるベース・サウンドは絶品だ。
ここだけの話し、はじめてこのいでたちの専務を見た時、ラーメン屋さんかと思った。コクがあって、あっさりした鳥ガラスープがうまい細麺の店。こんど行ってみようかな…ってやってないやってない!征史さんは大工さんのいでたちだっつーの!
というのも実は私の家は父も祖父も大工さんでしてね、専務みたいな格好をしていたことは一回もなかったのです。それだけの話し。
堅苦しくないブルースを基調にしたレパートリーが素晴らしい!
「♪ボインは赤ちゃんのために~」にはノケ反った!月亭可朝のこの歌がはやった1969年当時、私はまだ小学校の低学年でもちろん親の前で口ずさむなんてことはできなかった。
社長の「ナイン、コイン、ボイン」の三段活用が実に鮮やかだ。
それにしても恐るべしは1969年!ロックだけでなくお笑いもクリエイティティの頂点に達していたのではないか?まさか、ウッドストックで40万人を熱狂させた年の後半に、アジアの小国でこんなスゴイ歌が流行するなんてマックス・ヤスガ―もビル・グレアムも想像だにしなかったろう(今でも知らんな)。ちなみにこの歌「嘆きのボイン」っていうんだぜ。「ボインの唄」ではないのよ…私も「ボインの唄」っていうのかと思っていました。
まだまだ出てくる素敵な曲たち!
テロップつきで演奏されるのは「くつした君(スミマセン、正確なタイトルかどうかわかりません)。」
「♪黒猫なのに白い顔」、「♪黒猫なのに白いハラ」…それって「黒猫」じゃないような気もしますが…。 イヤイヤこれでいいのだ!ロックはこれでいいのだ!楽しいことこの上ない!見たか、「さくら」?! 「がんばれ」も! ロックはこうやってやるんじゃい!
社長のギターにはしっかりとテロップが出される。かわいい!
KKも熱唱!
ドラムだけでも重労働なのに歌まで!しかし、気合いの入った歌唱で大きなアクセントを打ち込んだ。
オープンチューニングのギターに持ち替え、ボトルネックもプレイ。
これがまた実にいい。なんか最近ブルースよくなってきちゃったナァ~。
…と熱演と笑いの和嶋工務店もアッという間に終了よ!もう始まってから3時間経つけど、ゼンゼン長く感じないナ。
本編終了時、KKからもひとことあった。
和嶋工務店の詳しい情報はコチラ⇒My Space
和嶋慎治の詳しい情報はコチラ⇒人間椅子 OFFICIAL WEB SITE
そしてアンコールはお定まりのジャムセッション。
今日の出演者全員集合!…といっても5人。しかしゴージャス!
全員マーシャル!
そしてギタリスト各々にも一節歌ってもらう。
長尺のステージにもかかわらずお客さんのパワーも尋常ではない!
コメントするのもヤボってもんでしょ。もう後は写真を見て雰囲気を味わっちゃってください!
やっぱりギターっていいナァ~!
山本征史の詳しい情報はコチラ⇒山本征史Official Site
金光"KK"健司の詳しい情報はコチラ⇒stroke life
(一部敬称略 2011年11月27日高円寺SHOWBOATにて撮影)-3







































