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2011年12月22日 (木)

コウムテン、スタンド&ラウド <前編>

Koumuten, Stand & Loud <Part1>

いつも言ってるように、アタシもネェ、35年も音楽を聴いているといろんなコンサートに行きますよ。でもこんなのはじめてかな~?

何しろ、3バンド出演して演奏者が5人!どう考えても計算が合わないよね。昔、ま、名前は伏せますが、4人で4バンドっていうのがあったな。順繰りに担当楽器を回していって、それぞれにバンドの名前がついてんの。アレも結構仰天した。だってバンド4つ出るって告知なのに全バンドの出演者がまったく同じなんだもん!

で、今回のライブ。『コウムテン、スタンド&ラウド』。もちろんタイトルは三宅さんのバンド、Strange Beautiful & Loudのパロディ。

和嶋工務店、STAND、Strange Beautiful & Loudの3バンドのことだ。

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この3つのバンド、リズム隊が共通なのだ。ベースが山本征司、ドラムが金光"KK"健司。つまりこの2人がホストのような格好となって、三宅庸介、島紀史そして和嶋慎治が加わり、トリオバンドが3つできあがるのだ。だから2+3で出演者が5人。でもバンドは3つ。こんな企画だもん、おもしろくないワケがない!

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1時間目は三宅さんのStrange Beautiful & Loud。

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オープニングに「Third Stone from the Sun」のサワリを持ってきた!ジミ・ヘンドリックス…今日のホームルームだね。

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このジャコもすなる名曲はこのバンドの名前の礎でもある。ノッケから何かありそうな雰囲気!

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相変わらずの孤高の三宅ミュージック!

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一分の隙間もない緊張の連続した音楽。それを裏打ちす確かなテクニックと豊かな音色…音楽の厳しさを感じる。

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三宅ミュージックのよき理解者、山本征史。

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征史さんも今日は全編を通じで1992を使用。

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深みのある低音がこの独特の世界をさらに掘り下げて行くのだ。

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全員が出すぎず引っ込みすぎず…絶妙のバランスを取りながら自分たちの音楽を構築していく。最近は三宅さんとモンクやミンガスの話しをすることが多いのだが、この時3人を見てて頭に浮かんだのはモンクでもミンガスでもなく、チック・コリアだった。『Now He Sings, Now He Sobs』のあの3人だ。チック、ミロスラフ・ヴィトウス、それにロイ・ヘインズ!

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征史さんの恋女房、金光"KK"健司。いつも全力投球のドラミング。はじめからこれほど入魂して最後まで大丈夫なのか、KK?!

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…などという心配は無用!時間が経つにつれて疲れるどころかパワーが増していくのはいつものことなのだ!

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どんなに世の中が変わろうと三宅さんには自分の音楽を永遠に追及して行って欲しいと願っている。ま、三宅さんのことだから心配ないと思うけど。三宅さんには「さくら」でなく「蓮」が似合うのだから!

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それにしてもこのギターの音!1997年製の初期に生産されたDSLを使用しているが、もしかしたら三宅さんのDSLは世界で一番1959に近いDSLかもしれない。残念ながらアンプのことを言っているのではない。三宅さんの弾き方のことを言っているのだ。

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今年も三宅さんの音楽にノックアウトされ続けた1年だった。本当に色々とお世話になりました。

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三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒YosukeMiyake's "Strange, Beautiful & Loud"

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2時間目に教壇に上がったのは島紀史!

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冒頭に記したとおりリズム隊は変わらずの金光"KK"健司と…

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山本征史。

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これがSTAND!煩悩のかたまりだ!

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スタートど同時にスロットル全開、島節炸裂!

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堰を切ったように流れ出すフレーズの洪水に観客の目はテンだ!

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少しは遠慮してもらいたいほどの暴れ具合!

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フロントのふたりに負けじと後ろで暴れるKK。ますます燃え上がって来たようだ!

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一転してしっとりムード。

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征史さんが手にしているのは8弦ベース。しっとりとバラードを弾き語ったのであった。

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後ろに見えているノンちゃんのメインの1959は1973年製。スピーカー・アウトが4つついている。サブはリイシューの1992年製だ。

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STANDでのノンちゃんは実に楽しそうだ。もちろんCONCERTO MOONの時がつまらなそうにしているというワケでは決してない。自分の美学外で自分の美学を出せる楽しさというか自由さを味わっているのだろう。

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このバンドもひとりひとりがSTANDの素材というルールの中で個性を好き勝手にブツケ合っている。

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ボーカルにベースに八面六臂の活躍の征史さんなのであった!

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レガートのひとつひとつ、スネアの一発一発にパワーを感じさせてくれるKKのドラミング。だいぶ身体があったまって来たようだ!

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ホラ、立ち上がっちゃった!

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島紀史の詳しい情報はコチラ⇒CONCERTO MOON Official Site

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(一部敬称略 2011年11月27日高円寺SHOWBOATにて撮影)-2