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2011年12月16日 (金)

CONCERTO MOON~SAVIOR NEVER CRY TOUR 2011@東京キネマ倶楽部

CONCERTO MOON~SAVIOR NEVER CRY TOUR 2011 at Tokyo Kinema Club

CONCERTO MOON、今年9月に発売されたニューアルバム『SAVIOR NEVER CRY』を引っ提げてのツアー千秋楽が東京キネマ倶楽部で開催された。

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新しいアルバムと新しいシンガーを擁したツアーは北は仙台、郡山を含む15本の旅程で、各地でかなり好評を得ていると聞いていただけにこの千秋楽がとても楽しみだった。

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今日はタ~ップリと写真満載で行くゼ~!いつも満載か~?!

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「美しい」と思った。今まで何回も見て来たCONCERTO MOONだが、会場の雰囲気のせいなのか、今回ほど美しく映ったCONCERTO MOONはかつてなかった。

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もちろん顔かたちのことを言っているのではない。頑固に、ひたすら頑固に自分たちの音楽を追求し、自分たちがあるべき姿を求め、そして自分たちがいるべき世界を作り上げようとしている様を美しいと感じたのである。

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島紀史

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長田昌之

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杉森俊幸

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そして、ニューアルバムのレコーディングから加入した久世敦史

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新メンバーの初ライブから3カ月。はじめからイキは合っていたようであったが、ひとツアーをこなしてますますその絆が強まった!

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オープニングはアルバム1曲目のタイトル・チューン「Savior Never Cry」。

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バンド一丸となった印象的なリフから爽快に飛ばしまくる!これから始まる一大メタル・スペクタキュラーの幕開けにふさわしい曲ではないか?!

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ピックアップからいきなり怒涛のギターソロ!鳥肌だ!

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2曲目はおなじみ「Dream Chaser」。それにしてもこの声!

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「パワフル」とかいう言葉では久世ちゃんを形容しきれない!

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3曲目はまたアルバムの曲で「The Shining Light of the Moon」。

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完全日本語詞とポップな曲調、CONCERTO MOONの新しい魅力だ。

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サビの11小節目のディミニッシュでつなぐところとそのベースラインが好き。

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コーラスの最後をメジャーで〆ちゃうところも何か新しくていいな。アルバムのレコーディング中、取材もしたし遊びにも行った。ノンちゃんは「今度のアルバムでは新しいコンチェルト・サウンドが聴けるよ」といって数曲サンプルをプレイバックしてくれた。すごくみずみずしくていいと思った。

このことである。

そのサンプルの中にこの曲があったに違いないと思い返すのである。

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曲もいきいき、絶好調の長田ちゃん!彼のドラミングはこういう疾走感あふれる曲にとてもよくマッチする。

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ノンちゃんも新しいシンガーを得たことによってCONCERTO MOONの新しい側面を削り出したのであろう。だから音楽における歌の支配力は甚大だというのだ。この表情だもん!

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リズム隊もますますタイトでダイナミックになっていく。それに緻密さも加わり、フロント陣がノビノビとプレイしている様子がすぐに見て取れる。

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もちろんそれは杉ちゃんが「完全」以上にバンドに溶け込んだ証左なのだ。

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プログラムは『』発売ツアーとあって当然同アルバムからの選曲が中心となるが、合間合間には過去の作品もちりばめられた。

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「Fight to the Death」。この他にも前作『Angel of Chaos』から「Live to Win」「Right Here, Right Now」「Angel of Chaos」などが演奏された。

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今回からは杉ちゃんも完全マーシャル!

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ヘッドはVBA400、キャビはVBC412×2の完全武装だ。

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5弦ベースの持ち味を活かしたレンジの広い杉ちゃんのベースラインがより一層クリアでダイナミックに前に出てくるようになった。

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続いてのニュー・アルバムからの曲は「Stay in my Heart」。過ぎ去った女性(ひと)を忘れることができない切ないラブ・ソング。甘い内容に比較的キャッチーなメロディだが、甘いだけに終わらせないところがCONCERTO MOON流だ。

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前回もレポートした通り、島紀史は今回のツアーでは1959を使用している。メインは1973年製。サブで使用している1959は1992年製のリイシューだ。

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またもゴキゲンなチューンは「Over the Fear」。今のCONCERTO MOONには何の「恐れ」もありはしないだろう。この疾駆するドラムはどうだ?! 私にはMark IIIの香りがした。いいナァ~!

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CDのギターソロはマルチ・リードになっているが、当然ライブでは不可。しかし、そんなことは2~3回のピッキングでいともい簡単に吹っ飛ばしてしまう。(ノンちゃんの2~3回のピッキングは常人レベルで換算すると20,000~30,000回となります)

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最近のライブでのお客さんへのアオリっていうの?アレ、時折すごいの見かけるよね。「お前らノッってんのか?」、「貴様らナニやってんだ?」とか、お客さんが怒られまくってるんじゃないか?ってのあるよね。いつからこんなんなっちゃったんだろう?昔はお客さんがノラないのはバンドのせいだったんだけどね~。それで、「お前らまだイケるのか~?」っていちいち訊くじゃない?イケなきゃとっとと帰ってますよ。ま、1曲目から大騒ぎしているお客さんもお客さんなんだけどね。

音楽は生き物だから演り方も聴き方も時代とともに変化せざるを得ないところまではよく理解しているつもりなんだけど、もはやライブハウスやコンサート会場は音楽を聴かせる場所ではなくなってしまった。完全に盆踊り会場化してしまっているんだよね。盆踊り会場って音楽を聴く場所じゃないでしょ?つまり聴かせるライブがなくなっちゃった。騒ぐ客がいいお客さん。で、わざと騒ぐように乱暴な言葉で先導しているような気がしてならない。

前から書こうと思っていたんだけどCONCERTO MOONはちょっと違っていて、お客さんに対するリスペクト感があるっていうか、キチンとしてるっていうか…。同じアオルんでも言葉も乱暴ではないし、「暴れてくれ!」ではなくて「オレたちの音楽を楽しんでくれ!」っていう感じなのですよ。見てて好感が持てる。それぐらいでいいんじゃないの?「ロック=暴力」ではないのだから。

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さらにニュー・アルバムから「Straight from the Heart」。ショウも中盤なのにまだまだ出てくる猪突猛進型ソング!

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続く「In my Dream」もそうだ!

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イヤ~、弾くわ、弾くわ…わかっちゃいるけど、よう弾くわ!これが快感!

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「Live to Win」からドラム・ソロへ!

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いい意味での「ロックバカ」フレーズが満載のソロは心をイヤしてくれる。

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渾身のスティックさばき!

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CONCERTO MOONステージの中でも人気のあるコーナーだ。以前、ノンちゃんのギターと長田ちゃんのドラムのバトルっていうのをよくやっていたんだけど、アレまた観たいナァ~。

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ここで久世ちゃんからノンの紹介があって、インスト曲「To Die For」が飛び出す。

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杉ちゃんも大暴れ!

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耳なじんだメロディだけにお客さんのレスポンスも最高だ!

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超絶プレイに会場の耳目は一点に集中する!

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で、イッチョあがり!しっかし、このフロントの音がいいネェ~。ジミヘンに感謝だネェ~。

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いよいよ本編最終部。「It's not Over」、「Alone in Paradise」と続けざまにプレイ。

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それにしても…何回も言うけど「それにしても」なのは久世ちゃんの声!最後の最後まで張り裂けんばかりの絶叫だ。ノド大丈夫なんですか?「まだイケますか~?!」はむしろこっちのセリフだ!

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本編の最後は「Angel of Chaos」で〆た。

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アンコールはお定まりのお揃いTシャツで登場。リーダーからメンバーがひとりひとり紹介される。

冒頭は杉ちゃんのベース・ソロ!ステージ中央で弾きまくる姿はもはや凛々しい。

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見よ、この雄姿!久世敦史。

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まだまだ10セットぐらいイケそうな長田ちゃん。

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アンコールの1曲目は「Lay Down Your Life (to Be Free)」。

こっちも全然まだイケそうだ!ノンちゃんも杉ちゃんも大丈夫。もう1回演ってくれ!オレはシャッターを切り続けるから!

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イントロのリフ、ディミニッシュの使用、コーラス、どれを取ってもすごくCONCERTO MOONらしい曲だ。

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そしてこれもおなじみ「From Father to Son」。

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これだけ盛り上がっているんだからダブル・アンコールは当然だろう!

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「Change My Heart」をプレイ。

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結局アンコールは3回に及び、最後は愛奏曲、「CONCERTO MOON」。

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今日は「ラ・カンパネラ」がひと際美しく鳴り響いた。

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最後の最後には定番のコレ。

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背中で弾いて、お尻で弾いて、ギターはPAやマーシャルに上に置かれてしまう。ミューズの神棚に上げるということなのか?!

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はじめて見た!寝弾き!ノンちゃん、感極まってギターに覆いかぶさってしまった!

よっぽど満足のいく仕上がりだったに違いない。観ていてもそれが充分に伝わるすさまじいライブであった。

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今年もマーシャル・ブログはCONCERTO MOONには多大な協力を頂戴した。「求道者」、そうまさにこの言葉がピタリとくるバンドなのだ。本当にお世話になった。これからも自らの道を飽くることなく突き進んでほしいと心から願っている。

CONCERTO MOONの詳しい情報はコチラ⇒CONCERTO MOON Official Site

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(一部敬称略 2011年11月12日 東京キネマ倶楽部にて撮影)2