関雅樹S'4充実のパフォーマンス!
A Magnificent gig by Masaki Ski's S'4
小ぢんまりして落ち着いた雰囲気のジャズ・クラブ。ここでもマーシャルが活躍した。
開演。バスドラをまたいでセットのすき間から「ヨッコイショ」と位置につくドラマー。
ここは沼袋の「Organ Jazz倶楽部」。その名の通り、オルガン・ジャズがメインのライブハウスで、中心にステージ中央にはド~ンとHammond B-3が鎮座ましましてる。
出演はS'4。つまり関(S)カルテット(4)。だが今日はオルガンが加わっての関クインテットだ。
関雅樹。
さっきセットをまたいでスタンバイしたのは岡井大二。
ベースは大関明子。
そして!注目のオルガンは加藤エレナ。
ものスゴイ緊張感の中、クールにギターソロをキメる関ちゃん。
ジミー・スミス、ブラザー・ジャック・マクダフ、ミルト・バックナー、ロニー・スミス、ベビーフェイス・ウィレット、ジョーイ・デフランセスコ、ジョン・ノヴェロ…チラッとウチのレコード棚を見てもこれくらいのオルガンプレイヤーの名前が出てくる。
そう、オルガンは非常にカッチョいい楽器なのだ。
ちなみにマーシャルも一時期まではセッセとキーボード・アンプを製造していた。ジョン・ロードが使っていたのも有名な話し。
エレナさんの両手両足が上下左右に忙しく動き回る!
続いてはジョー・ザヴィヌル、「Mercy, Mercy, Mercy」。
重~い、重~い。明子ちゃんのベース。 まだベースをはじめてそう時間が経っていないのにこのプレイ。
だから日本のタルちゃんなんだってばッ!
それにしてもシブめの選曲が何ともシアワセ~。
ラッキーカラーのピンクのテリーで会うとしまくる関ちゃん!
毎回書いてるけど、大二さんのドラム大好き!スケールがデカい。
それも左手がいいんだナ~。
左手の指をしめたりゆるめたりしてゴーストノートを入れるサマは見ていて何とも言えない快感なのだ!
関ちゃんの横にスゴイお客さんが!デューク・エリントンとその後ろでベニー・グッドマンが観てる!というのはポスターの中の話し。エラ・フィッツジェラルドを観ている2人のポスターなのだ。こんな写真撮れたらいいナァ~。
さっき「渋めの選曲」と書いたが、このバンド一番のシブ曲は「Senor Blues」ではないかと私は思っている。関ちゃんがMCで「ダンナのブルース」とか紹介していたけど、誰がこのホレス・シルバーの曲を演るっちゅーねん!でも、ホレスはいいよね~、と関ちゃんとよく話してるんだけどね…。
師弟コンビ。弟と…
師。楽しそうでやんすな。
第二部。
森さん、いきなりフルアコを持ちだしてブルースを1曲。
これまた、シッブ~!
そして世紀の名曲「Lady Violetta(レディ・ヴィオレッタ)」。
関ちゃんがナイロンでレコードそのままのオぶりガードを入れる。
このソロがまたよかった!この曲はEm7とDM7の繰り返しでできているので、II-Vフレーズが自在につかえるのだが、関ちゃんはそれをしない。イヤ、弾きそうで弾かない。ここがこの曲のこの人のソロの聴きどころでもあるのだ。
この美しい曲にオルガンもまたよき哉。
コブハムの「Red Baron」もよくチョイスされるナンバーだ。ホントみんな「Spectrum」好きね~。トミーも草葉の陰からよろこんでいるハズ。
この後、明子ちゃんが大変だった!
ここぞとばかり思う存分弾きまくる森さん。
それに応える関ちゃん。一体どれだけ弾くんだ~!
続いてエレナさんのド迫力のオルガン・ソロ!B-3が吠える!
明子ちゃんはズ~っとズ~っと同じライン。
みんなが好き勝手にソロやってる間、ズ~っとズ~っと同じライン。休符なし。
大二さんのソロが炸裂!
音は大きいけれどちっともうるさくない。ちまちま叩かずダイナミックにサラっとキメるのが大二さん流だ。
ドラムソロの間も明子ちゃんはズ~っと同じライン。休符なし。見かねた関ちゃんが助けに入る!楽しそうだな~!
エレナさんもB-3という巨象を相手に大格闘!
よーやく終了。10分は弾き続けたであろうか?
「腱鞘炎になっちゃうんじゃないの~?」という関ちゃんのMCに「なっちゃうよ~」と手をモミモミの明子ちゃん。
アンコールはクルセイダーズの人気曲「Put It Where You Want It」。ラストにふさわしいハッピーな演奏だった。
こういうライブはいいね。観る方も演る方も音楽の楽しみを知り尽くしている。本当に素晴らしい。
関雅樹の詳しい情報はコチラ⇒関雅樹facebook
(一部敬称略 2011年12月16日 沼袋Organ Jazz倶楽部にて撮影)-4














































