2012年1月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

« 2011年9月 | メイン | 2011年11月 »

2011年10月

2011年10月31日 (月)

SPICE FIVE~充実のオクターブ・ライブ

SPICE FIVE~The fruiful 8th Gig

<第1部>(今回はモノクロ写真を使用しています。コンピューターのディスプレイの異常ではありません)

冒頭は恒例となっているSPICE FIVEの総裁、和佐田達彦さんからのご講話。

S5_img_0157

「これだけのメンバーが揃っているSPICE FIVE、出来合いの曲を演奏しても面白くない。だから行き当たりバッタリに演奏する…。だから何回でもできるし、毎日演っても新鮮なのです!」なるほどモノはいいようだ。和佐田さんは続ける…

「ただッ!演奏がうまくいくとは限らない!」 エエッ?!

S5_img_0102

「うまくいうくように全力で演奏しま~す!!」 ホッ!

S5_img_0002

「では1曲目は今日作った曲です…というより今日作る曲です」エエッ?! まだ出来てない??

「今から作ります」、すると小川文明さん「現在進行形やね!」と平然と反応する。

S5_img_0088

「タイトルもまだキマっていませんが…多分『音楽室のレモン・サワーはうまい』という曲ですね」

S5_img_0105

文明さん、「または『○○○のウェイトレスさんは顔のパーツが真ん中に寄っている』ですかね?」(○○○のところには自由に好きな店名を代入できます)

S5_img_0089

そのどちらかがタイトルになるという…そんな曲あるか~?!

ここで大抵ヒロアキくんに振るのがいつものパターンなのだが、飛び出して来たのは目も覚めるような和佐田さんのスラップ!ナ~ンダ、これがやりたかったのね?

S5_img_0011

曲の先行きを考えつつ田川ヒロアキくんがオクターバーを使ってテーマ(らしきもの)をなぞる…。

S5_img_0009

文明さんの切れ味鋭いファンキーなバッキングが冴える!

S5_img_0035_2

そうる透さんの爆烈ドラミングが和佐田さんのスラッピングとパーフェクトにマッチする!

S5_img_0114

『The Cellar Door Sessions』のキースばりのエレピのソロ!

S5_img_0117

ディレイを深めにかけた武藤裕生さんのヴァイオリンのロング・トーンが切り込んでくる!

S5_img_0057

いつもとは勝手が違って最初からスロットル全開の激演!これが『音楽室のレモン・サワーはうまい』もしくは『○○○のウェイトレスさんは顔のパーツが真ん中に寄っている』という曲か…。コレ録音してたら完璧にCDにできるんじゃないの~?タイトルもこのままでいいじゃん!この5人ならではの鬼気迫るインター・プレイ!

S5_img_0005

2曲目は「ギリギリな感じの女性」からその「ギリギリ感」をテーマにした曲「ギリギリ」という曲。(何のことかわかりませんね?)

これも和佐田さんの骨太なベースラインでスタート。

S5_img_0041

ん~、たしかにスタダードな8ビートとレゲエがいい感じでギリギリに混ざってる!

S5_img_0029

ヴァイオリンで奏でるバッキングをひとつの演奏テーマーに据えている武藤さん。ワウを踏みながらギリギリな感じでバッキングをつける。

S5_img_0060

それに応えてかヒロアキくんもギリギリな感じでワウを踏みハードなフレーズを連発。

S5_img_0120

途中からギリギリと音を立てて「A Strange Kind of Woman」に変化する!

S5_img_0030

盛り上がったところでへヴィな8ビートに!透さん大爆走!

S5_img_0074

文明さんも雄叫びをあげる!

S5_img_0093

ヒロアキくん、和佐田さん、透さんはヒロアキくんの『炎のギタリスト、怒涛の10夜連続GIG』で西の方面から帰還したばかり。ツアーのひとつの楽しみは土地土地のおいしいものを食べることだという。そうでしょうネェ。そして、その土地の人と同じものを食べると現地の人たちといっきになかよくなれるという。なるほどネェ。

S5_img_0100

そこで、「SPICE FIVE知ってる」、「エ?私もSPICE FIVE知ってる!」なんてSPICE FIVEが共通の話題になることで人々が仲良くなれることを和佐田さんは目指しているという。デ、デカイ!

S5_img_0111

で、地方の名物食べ物の話しで盛り上がる。デミグラス・カツ丼やら福井のヨーロッパ軒(昔、福井に出張した時によく行った!)行くこの手の話しで必ず出てくるのは滋賀の「鮒ずし」ね。

S5_img_0104

「行きあたりバッタリの曲しかないのか?」と訊かれるとそうではない…と演奏する次の曲は武藤さんの作品、「610 Slow」。もちろんタイトルは「ムトウ」から。「109(マルキュウ)」 では断じてない! 美しく愛らしい旋律に見え隠れするはかない悲しさが印象的な名バラードだ。

S5_img_0113 

一部最後続いてはおなじみ文明さんの「Feelin' Alright」。ダニー・ハサウェイのライブ盤風バージョンだ!

S5_img_0140

<第2部>

ハイ、ここからカラー。おもしろいでしょう?『オズの魔法使い』みたいでしょう?あれなんか70年以上も前にこういうことをしていたんだからね~。さて…

これもおなじみのお客さん参加コーナー。居合わせたお客さんとの緻密な打ち合わせを経て「明るい/暗い」、「キー」そして「テンポ」が決定するという例のアレね。

S5_img_0159

で、今回決定したのは「Cmで激しいの」ということに…。透さんから追加質問が「重ため?」。

S5_img_0179

どへヴィなミディアムな8ビートのジャムが始まった!

S5_img_0191

お次はガラリと変わってバラード。たまにはこういうのもよろしい。さすがSPICE!

S5_img_0183

最後のロング・トークはヒロアキくんネタが止まらない!今日はどちらかというとギターよりトークでフィーチュアされちゃった?

S5_img_0210

マーブロで時折紹介している手数セッションや田川バンドのPR動画ってヒロアキくんが自分で編集しているんだけど、今度はMCだけのDVDを作ったらどうだ?というアイデアが!

S5_img_0209

内容はこう!「…というワケで聴いていただきました。(延々とトーク)では次の曲は○○です(ブツッ=録音が止まる音)」、続けて「○○という曲でした。皆さんいかがでしたか?(延々とトーク)では次の曲を聴いていただきましょう!(ブツッ=録音が止まる音)1、2、3、4!」となる。すると見ている人は「この人たち一体全体この先はどういう音楽を演奏しているのだろうか?ライブ行ってみようかな?」となるというのだ。なるか~?!

S5_img_0192

最後の曲は初出。透さんのセレクション。文明さんの声にピッタリということで選んでくれたそうだ。

S5_img_0204

ジョー・コッカーの『Mad Dogs and Englishman』の最後に入っている「Delta Lady」。元はLeon Russell。1970年の『Leon Russell(あの「A Song for Youが入ってるヤツね」)』収録。いい曲だよね~。確かにLeonのネバネバのダミ声よりも爆発的なコッカーのダミ声の方がいいかもしれない。だから文明さんにピッタリだ!

S5_img_0167

ドワ~、こんなドロッドロのヒロアキくんのギターもいいね~。スライド・ウォッチがいい具合にデルタ!

S5_img_0180

アンコールはいつも通りのその日のブルール。だから「9月29日のブルース」だ。

S5_img_0193

あ~、今日もよく笑っていい音楽を楽しんだ!次回は11月9日ね。

SPICE FIVEのスケジュールはコチラ⇒高田馬場音楽室DX

(一部敬称略 2011年9月29日高田馬場音楽室DXにて撮影)

2011年10月28日 (金)

ザ50回転ズ~『50回転ズのロックンロール世界旅行ツアー』

THE 50 KAITENZ ~ ROCK 'N' ROLL WORLD TOUR of 50 KAITENZ TOUR

勉強不足でゴメンナサイ。今日は冒頭から謝っちゃう!

お揃いのマッシュルーム・カットとステージ衣装…ザ50回転ズってGSサウンドを出すバンドかと思っていたのよ!

50_img_0151

ラモーンズかはたまたジョン・ゾーンのペイン・キラーか!? 2時間チョットで28曲を演奏してしまうこの疾走感!理屈なんてイラナイイラナイ!ロックはこれでいいのだ!

50_img_0008

マーブロでは「ロックこうあるべき!」とガチャガチャ論じてきたが、彼の前じゃ通用しネェ!だって…ロックはこれでいいのだ!

50_img_0024

大阪は富田林の「ロックンロール少年院」出身の3人は…

ギター&ボーカルは徳島の酔いどれ、「ダニー」。

50_img_0065

ベース&ボーカルの「ドリー」は出雲から来た妖怪だ。

50_img_0001

そして、浪速のドラ息子、「ボギー」がボーカルとドラムを担当している。

ナンカ昔のアメリカのアニメ『スーパー・スリー』を紹介しているみたいだな…今、アニメ&コミック系の大作記事にとりくんでいるもんで、つい…。

50_img_0053

DSL100にテリーのデラックス、そしてカール・コード!完全に「直」!この「直」をみんなに見てもらいたくてこの写真を撮った!

50_img_0198

どこまでも突き進むただのロックンロールバカと思われてはこま~る!例えばこの照明。写真のよさも指摘されるが(ナンチャッテ!)、ライティングの角度など、実に緻密に計算されているのだ。

50_img_0048

ただ、燃焼感を出すためにやたらと赤いライトを使うステージとはワケが違う!こうした演出が最高のロックンロール・ショウをクリエイトしていたのだ!

50_img_0151_2

そして、「50回転ズのテーマ」でドド~ンとスタートした後演奏される、7月に発表されたミニ・アルバム『ロックンロール世界旅行』からの愛らしき曲たちが素晴らしい!「首仮族の逆襲」、「ハワイはいいわ」、「ベラルーシより愛をこめて」、「カリブ野郎に気をつけろ!」等など!矢継ぎ早に飛び出してくる。

50_img_0111

これらの曲を聴いでも彼の地を思い浮かべる人はおおよそいないだろうが、楽しいね~!「世界の音楽ウンヌン」とか「世界旅行(10ccの『Bloody Tourist』なんてモロにそうだった)」いう企画は過去にも散見されるが、50回転ズのは実にいい。徹頭徹尾、ロックンロールだからだ!

50_img_0106

本当に一時の休みも平穏もなくショウは猛然とダッシュし続ける。

50_img_0129

当然、観客も踊りまくり、歌いまくり、騒ぎまくり、汗かきまくり、阿鼻叫喚のロックンロール地獄だァッ!

50_img_0126

燃えまくるダニーにドリー!!

50_img_0348

何の気なしにショウをみているけど、50回転ズみたいにメンバーが全員歌えるっていいよね。

50_img_0243

やっぱり声はバンド最大の個性だから。

50_img_0248

50回転ズのライブにはそういう楽しみ方も与えてくれるのだ!

50_img_0162

アンコールは2曲。サラッとやるところがまたカッコいいぞ!

50_img_0292

イヤァ~、楽しかったな~。ロックはこれでいいのだ!ロケンロール最高!(昔の大友さんみたいだ…)

50_img_0313

ザ50回転ズの詳しい情報はコチラ⇒ザ50回転ズ オフィシャルウェブサイト

50_img_0167

(一部敬称略 2011年9月28日赤坂BLITZにて撮影)

2011年10月27日 (木)

塚本高史 Plays JVM ~ 『FOREVER FRIENDS ~心に太陽を!~』

Takashi Tsukamoto Plays JVM ~ From recording for a charity CD "FOREVER FRIENDS"

老舗芸能プロダクションのサンミュージック所属のアーティストが東日本大震災チャリティに立ち上がった!

今日はそのチャリティCDのおはなし。しかし、何でマーシャルが関係してるの?

これがそのCD『FOREVER FRIENDS ~心に太陽を!~』。そしてマーシャルが絡んでいるのはこのCDに参加している塚本高史さん。

Sun

この曲はClassic Rock JamでもおなじみのピアニスターのHIROSHIさんの詞曲によるもので、キラ星のごとく集結した文字通りのスターがほぼ4小節ずつ東北の被災地に向けて勇気のことばを贈っているのだが、塚本高史さんは間奏のギター・ソロでこのプロジェクトに参加しているのだ。

そしてそのソロで活躍したのがマーシャルだっていうワケ。

2main

塚本さんはそのレコーディングでJVM210Cを使用。彼は某TV番組のゲームの賞品でもマーシャルを選んでいただいたぐらいなのマーシャリストだ!

B2

塚本さんは後半の盛り上がったところでドラマチックにしてロマンチックな泣きのギターをキメまくってくれている!

A2

マーシャルもこうしたプロジェクトのお手伝いができて大変光栄に思う。

C2

『FOREVER FRIENDS』の詳しい情報はコチラ⇒Sun Music Group Official Web Site

D2

当該のCDよりサンミュージック社が得られる収益はサンミュージックチャリティ募金を通じて地方公共団体に寄付され、被災者救済のための救援活動及び復興支援活動等の資金として使われます。

(一部敬称略 ※写真提供:株式会社サンミュージック出版、小林利史氏)

2011年10月26日 (水)

D_Driveニュー教則DVD発売記念ミニ・ライブ

D_Drive ~ Small gig for launching new drum instructional DVD

最近は土日にライブが集中してしまう傾向が強くてヒドイ時には4ヶ所ぐらい重なってしまうこともあったりする。身体ひとつしかないもんですからネェ~。「どのライブに行くべきか!?」…ひとりでやっているとどうしようもなくツライ苦汁の決断を迫られることが頻繁にあるのだ。

大阪在住とあってなかなか取材ができないバンドのひとつにD_Driveがある。せっかく9月に東京に来てくれたのにこの日も4つのライブが重なってしまい行かれなかったのだ!ライブの写真撮りたかったんだけどね~!

ところが「天の恵み」、ライブの翌日にドラムのChiikoちゃんの教則DVDの発売記念ライブがあるというので押しかけてきた!

会場入り口にはYuki画伯による似顔絵が!「わたしのうまさについてこれる?」ってなとこかッ?

D_drive_img_0006

本番直前、楽屋のようす。

D_drive_img_0002

軽くキメをおさらいしとこう!

D_drive_img_0003

さて、本番!

本日の主役、ChiikoちゃんからDVDについて解説してもらう。

D_drive_img_0014

これが今回発売となった『ゼッタイ叩ける!ドラム・フィルイン超入門』。

Ds_dvd

これがすごくおもしろいのよ。私は一応ギター弾きのつもりなんだけど、そんな私が見ても充分に楽しめちゃう。

例えばコレ。ショットの練習法のひとつで、スティックの先っちょに紐をくっつけてシュビッと振る。

D_drive_img_0010

うまく振れると耳の後ろあたりで紐同士が当たって「パチン!」という音がする。そういうのがいいショットというワケ。で、会場に来ていたドラマーお客さんにやってもらうと、さすがドラマー、パチンという音が出た。

翌日さっそく私もやってみた。スティックに紐をくっつけて…と。そしてひと振り、シュビッ!どうなったか?へへへ、オレ天才なのかね?是非皆さんもやってみてくだせ~。

D_drive_img_0011

Chiikoちゃんはドラミングだけでなくトークも実に切れ味がするどい。持ち前の明るいキャラクターも手伝って(このバンドは全員メチャ明るい!)絶品のおしゃべりを聞かせてくれる。こんな調子だからDVDの方も上出来なのだ!

D_drive_img_0020

そしてDVDの先輩、Yukiちゃん。

D_drive_img_0022

Yukiちゃんにもインタビュー。

D_drive_img_0026

コチラはおなじみの大ヒット作、Yukiちゃんの『一緒に弾ける!速弾きギター超入門』だ。惜しくも流行語大賞は逃したが、「わたしの速さについてこれる?!」が一時期はギタリストの合言葉なった(んなことないか?)。

Yuki

ギターを始めたキッカケがYukiちゃんと同じく「ある朝目覚めたら『ギターを弾かなければ!』と啓示を受けた」というSeijiさん。

Seijiさんの関西弁を駆使した爆笑トークもD_Driveのライブの見所だ!

D_drive_img_0028

ってんで、このバンドはみんな明るくて、仲良しで…ステージを見ているとあまりにも楽しそうなのでいつもバンドに入れてもらいたくなっちゃうんだよね~!

D_drive_img_0168_2

いよいよバンドの演奏が始まる!

D_drive_img_0029

オープニングはセカンド・アルバム『Accelerator』収録の「M16」。
D_drive_img_0037

Seiji

D_drive_img_0039

Yuki 指、大丈夫?

D_drive_img_0126

Shimataro

D_drive_img_0196

Chiiko

D_drive_img_0171

ノッケからツイン・リードの嵐!

D_drive_img_0071

そして、ギター・バトル!

D_drive_img_0074

爆笑MCの時とは打って変わってアグレッシブに弾きまくるSeijiさん。

D_drive_img_0099

リフに、メロディに、バッキングに、ソロにとその姿勢が変わることはない。

D_drive_img_0044

SeijiさんはDSL100を愛用している。

D_drive_img_0045

一方のYukiちゃんもSeijiさんにまったく同じ。

D_drive_img_0205

グイグイと前面に出てくるプレイには息を飲んでしまう!

D_drive_img_0228

YukiちゃんはTSLだ。

D_drive_img_0222

沈魚落雁。ギター・プレイも同様だ!

D_drive_img_0338

いつもニコニコShimataro!しかし、そのプレイは限りなくシャープだ。

D_drive_img_0184

Shimataroさんはおっそろしく自分の楽器、つまりベースに造詣が深い。ミュージシャンはもちろん全員そうだが、ズバ抜けて詳しいのだ。

D_drive_img_0191

それもヘンに神経質に楽器にこだわっているワケではなくて、もうニコニコで「ベースが好きで好きでタマラナイ!」感じなのだ。それだけにプレイにも愛情がこもる。

D_drive_img_0195

そんなギター・バカ、ベース・バカ(失敬!もちろんいい意味でですがナ!)がこうして揃い踏んでいるのがD_Drive!

曲の方は「Hyper Driving High」、「Runaway Boy」と惜しげもなくジャンジャンと繰り出されてくる。

D_drive_img_0166

フロントの3人を容赦なくズンズンとプッシュしまくるChiikoちゃん。

D_drive_img_0182

この日は音量の関係でエレドラの使用となったが、それでもChiikoちゃんのダイナミズムは充分伝わってくる。

D_drive_img_0177

ヘヴィでクリスピーなドラム・プレイはD_Driveの音楽にベストマッチしている。まさにマストなドラマーだ!

D_drive_img_0180

4曲目はファースト・アルバム『Somthing to Drink?』から「Mr.Rat Boots」。Shimataroさん、楽しそうでいいナァ~。ちょっとウチの下の子に似ててキャワイイの。

D_drive_img_0372

続いてはまたぞろセカンドアルバム『Accelerator』の「Lost Block」。

D_drive_img_0332

後半にはQ&Aも盛り込まれた。

D_drive_img_0301

Yukiちゃんのギター・テクニック関係に質問が集中する。

D_drive_img_0302

どんな質問にもニコニコサラリと答えてくれる。使用弦の話しでも盛り上がったっけ!

D_drive_img_0304

そして、終盤に向けてもうひと騒ぎ!

D_drive_img_0217

人気の「Cassis Orange」だ!人なつっこいメロディとメタルの自然な融合。D_Driveのテイストを凝縮しているハード・ドライヴィンな曲。

D_drive_img_0403

最後はセカンド・アルバムの「Over REV」だ。「ミニ・ライブ」と銘打たれてはいたものの全7曲を力演するサービスッぷり!

D_drive_img_0410

「こういう音楽の普及目指す」とSeijiさんがMCで最後に語っていたが、それを全面的に支持しようではないか!21世紀のベンチャーズを目指して「Dドラ」ブームを作ろう!

D_drive_img_0190

DVDのヒットを祈ってますよ、Chiikoちゃん!

D_drive_img_0141

終演後のサイン会には長い長い行列が!

D_drive_img_0417

写真撮影のリクエストにもにこやかに応対するYukiちゃんとCHiikoちゃんのDVDデュオ。

D_drive_img_0418

この日の半分以上のレパートリーを収録したセカンドアルバム『Accelerator』が売り切れちゃった!ヤッタね。売上もアクセル全開だ!

こちらは2011年10月5日に発売なったばかりのライブDVD『THE ACCELERATOR D_Drive One Man Live at Chicken George 』。こっちも大好評と聞く。なくならないうちにゲットしておこう!

Dvd

<オマケ>

この日使用された機材。

こちらはSeijiさんのギターと足元。

D_drive_img_0424

D_drive_img_0420

こっちはYukiちゃんの。

D_drive_img_0426

D_drive_img_0421_2

D_Driveの詳しい情報はコチラ⇒D_Drive Official Web Site

D_drive_img_0271

(一部敬称略 2011年9月24日 秋葉原MUSIC VOXにて撮影)

2011年10月25日 (火)

CINNAMON(Rehabilitation)~究極のレッド・ツェッペリン完全再現ライブ!

CINNAMON (Rehabiitation) ~ Ultimate rendition of recreating Led Zeppelin

ジミ・ヘンドリックス、ジェフ・ベック、レッド・ツェッペリン…ロック人類の三大好物!

昨日のジミヘンに続いてその一角を十二分に堪能させてくる、お待ちかねCINNAMON(Rehabilitation)の登場だ!ジミヘンにツェッペリン!ああマーブロってなんて豪華なんだろう!

Cinnamon_img_0002

何せ本家が2度目に来日した1972年に結成されてるからね。もう38年以上ツェッペリン!そのサウンドは筋金入りよ!

1曲目は「Rock 'n' Roll」。ドラムのイントロだけでスネ毛逆立ち、鳥肌ボコボコ!そのまま「Black Dog」へとなだれ込む。

Cinnamon_img_0123

どうしてもJIMYさんに目が行ってしまうよね~!

Cinnamon_img_0112

とことん成りきりのPer-C。ほとんどしゃべらないのに茶目っ気タップリのMCはいつも大爆笑だ!

Cinnamon_img_0079

ベース、アコギ、キーボードと機材を揃えるだけでも大変!ホンモノのメロトロンの音なんかもう滅多に聴けないゾ!もちろんプレイも完璧なJohn-G。

Cinnamon_img_0151

全編フルパワーのドラミング!「Moby Dick」のソロで大暴れ!ティンパニーの乱打がド迫力だった!

Cinnamon_img_0197_2

ダブル・ネックとくれば、まずは「The Song Remains the Same」。そして「The Rain Song」。「The Rain Song」っていい曲だな。大人になってわかるこの味!

Cinnamon_img_0029

CINNAMONの楽しみは演奏だけではない。登場する楽器たちを味わうという大きな楽しみがある。

本家のプレイを極限まで完璧にコピーする。すると当然極限まで完璧に同じサウンドをクリエイトしたくなるのが人情だ…イヤ、JIMYさんの場合はそれが宿命だったのかもしれない。Jimmy Pageの音はビンテージのマーシャルと59年のレス・ポールの組み合わせだからこそ出る。そうして手に入れた機材はビンテージのマーシャルだったそうだ。Jimmy Pageの1959にはKT88が乗せられていたらしい。

Cinnamon_img_0158

休憩をはさんで飛び出してきたのは「Achilles Last Stand」!ク~たまらん!

Cinnamon_img_0109

アコースティック・コーナーでは「Going to California」と「That's the Way」をプレイ。

Cinnamon_img_0140

ここでも楽器の楽しみが!このトリプル・ネックの背面には本家JPJのサインが入っている。これがホントのシグネイチャー・モデルだ!

Cinnamon_img_0173

ア・カペラのギター・ソロ、「White Summer」から「Kashmir」に入る瞬間でまたまたトリハダ!

Cinnamon_img_0145

本編の最後はお定まりの「Stairway to Heaven」。

Cinnamon_img_0084

入魂のギターソロで会場は完全にクライマックスへと誘われた!

Cinnamon_img_0091

アンコールでは「Heartbreaker」と「Whole Lotta Love」を演奏。

Cinnamon_img_0180

「Whole Lotta Love」では当然テルミンが登場し、会場をさらに沸かしてしまう!

Cinnamon_img_0320

うれしいダブル・アンコール!待ってましたの「Immigrant Song(移民の歌)」!

あ~、大満足の2時間半なのであった!昨日のジミヘンもそうだけど、Led Zeppelinの音楽的遺産も相当巨大だ。本当にこの時代のアーティストの曲のパワーってスゴイと思う。5年、10年じゃゼッタイに風化しない。何十年も新鮮なまま残り続けることができる。恐らく永遠に歌われ続け、弾かれ続け、語り続けられるに決まっている。そんなスゴイ音楽に接することができた時代に生を受けたことに感謝している。

Cinnamon_img_0208

CINNAMONの詳しい情報はコチラ⇒CINNAMON公式ウェブサイト

CINNAMONファンのサイトはコチラ⇒CINNAMON Fan Sight

Cinnamon_img_0213

(一部敬称略 2011年9月25日 渋谷O-WESTにて撮影)

2011年10月24日 (月)

Shigeo Rollover ~ ジミ・ヘンドリックス追悼ライブ2011

Shigeo Rollover ~ JimiHendrix Memorial Concert 2011

恒例のShigeo Rolloverジミ・ヘンドリックス追悼ライブ。

ステージ上手にそびえしは中野重夫のSUPER100JH×3、下手はノエル本多の1978Major+α。αについては後で紹介しよう。

5_shigeo_img_0149

相変わらずの安定した演奏でヘンドリックス節を堪能させてくれた3人…

5_shigeo_img_0032

中野重夫

5_shigeo_img_0038

ノエル本多

7_shigeo_img_0023

そして、今回のドラムはマイルス与作。

7_shigeo_img_0124

オープニングは珍しく「Born Under a Bad Sign」を持ってきた。『Blues』収録のインスト・バージョンだ。

5_shigeo_img_0099

みずみずしく、そしてナマナマしい素晴らしいギター・トーン!シゲさんは簡易ミキサーを用いて3台のSUPER100JHにパラレルで結線し、キャビネットはボトムすべてを鳴らしている。

5_shigeo_img_0009

ノエルのαとはコレ、1992LEM。この凶暴なレミーのシグネイチャー・モデルを1960A につなぎ、1978とミックスして分厚いベース・サウンドを作り出していたのだ。

5_shigeo_img_0102

前半は「Fire」、「Manic Depression」、「Hey Joe」、「Foxy Lady」、「Red House」、「Little Wing」等の人気曲を合間に挟む格好で進行した。

5_shigeo_img_0111

もともとMCが多いバンドではないが、今回は特に少なく、演奏もコンパクト。次から次へと繰り出されるヘンドリックス・スタンダードに舌鼓を打つ。

7_shigeo_img_0048

恒例の「Hear My Train Comin'」。12弦ギターが美しく鳴り響く中、シゲさんの物悲しい歌声が流れる。ブルースだ。

5_shigeo_img_0052

1978に4×15"キャビのコンビネーションだけでも尋常ではない深いベース・サウンドなのに今回併用した1992でさらにパワーアップ!

5_shigeo_img_0056

その威力を遺憾なく発揮したのはベース・ソロのパートであった。

7_shigeo_img_0176

怒涛のサウンド・キャラクターを背負ってエキサイトするノエル!

7_shigeo_img_0083

会心のソロとなった!

7_shigeo_img_0145

ミッチ・ミッチェルの手さばきとはスタイルを異にするが、この重いビートがフロントのふたりとよく絡み実に気持ちがいい!

7_shigeo_img_0119_2

頭の羽を最後まではずさなかったのもアッパレ?!叩くのに相当邪魔だと思うよ~。

7_shigeo_img_0110

後半はノリノリの「Ezy Rider」でスタート。

5_shigeo_img_0130

チョーカッコいい「Izabella」、「Beginning」とやっておいてから…

7_shigeo_img_0046_3

「All Along the Watch Tower」。この日のWatch Towerはスゴかった。止めどもなく溢れ出る良質のフレーズ!ジミがのりうつったのはこの瞬間だったのではないだろうか?

5_shigeo_img_0148

この日は本当にツルツルとコンパクトな演奏がつづき、アッと言う間にもう本編の最後まで来ちゃったよ!

5_shigeo_img_0046_2 

やはり「VooDoo Chile」となると盛り上がり最高潮に達する。「国歌」では大きな拍手が!

7_shigeo_img_0012_2

本編の最終曲は「Purple Haze」。作曲者本人より数多く弾いているシゲさん!

そういえば30年以上前、ロックを聴き始めてまだ間もない頃(また、この手の話しだよ!スミマセン。でも思い出しちゃったんだもん!)、初めて映画『ウッドストック』を観た時、ジミ・ヘンドリックのシーンで曲のタイトルが「紫のかすみ」ってなってたのね。客席にいたお兄さん達がそれを見てクスクス笑っていた。その時はナゼお兄さん達が笑っているのかわからなかった。まだ、ロック聴き始めた頃だからね。「かすみ」か「けむり」か…。この曲を聴くといつもコレを思い出す。今では人様を怪しげな記事でケムに巻いて、カスミを喰って生きていますがね…。お後がよろしいようで…。今出ているDVDは「けむり」になってるのかな?

7_shigeo_img_0018

フィードバックさせたまま、愛器をマーシャルに乗せるシゲさん。これにて本編終了。

5_shigeo_img_0158

そして大きなアンコールに応えて再登場!

5_shigeo_img_0076

アンコールは「Earth Blues」と「Drivin' South」。この2曲で完全燃焼!

5_shigeo_img_0106

さて、これは全曲オリジナル曲で構成されたShigeo Rolloverのセカンドアルバム『Refresh』。
ジャケット写真は生前のJIMIの友人、H・W・Worthington氏の撮影だ。長らく入手困難となっていたが、このたび若干のスリーブの変更を経てCDでて奇跡のリイシューとなった!今回を見逃すと一生手に入らないかも!オススメです。

Refresh

こうしてみると、それにしてもスゴイのはジミ・ヘンドリックスが作った名曲の多いことよ。ジミというといつでも真っ先にギター・プレイが話題に上がるが、これだけスタンダード曲を残したギタリストは他にいまい。自分で作る曲があのすさまじいギター・プレイを誘導したのか、あのプレイをしたくてふさわしい曲を書いたのか…同時発生的だっただろうね。天才ってそういうもんだ。

7_shigeo_img_0106

Shigeo Rolloverの詳しい情報はコチラ⇒Official Website

7_shigeo_img_0008

(一部敬称略 2011年9月23日 渋谷O-WESTにて撮影)

2011年10月21日 (金)

His beat goes on ~ 中村真一さん追悼演奏会 <後編>

His beat goes on ~ The memorial concert for Mr. Shinichi Nakamura <Part 2>

去る9月18日に開催された四人囃子初代ベーシストを務めた中村真一さんの追悼演奏会のレポートの後編。

演奏は安全囃子となっていよいよ熱気を帯びてくる。

Nakamura_img_0291

当初このセットのオープニングを飾ることになっていた曲、Mountainの「Nantucket Sleighride」を演奏。ひっさしぶりだナァ~。いったい何年ぶりに聴いたことか…。

Nakamura_img_0116

森さんの歌がいいんだ~。今では「Mississippi Queen」ばかり耳にすることが多いが、Mountainというバンドは森さん、中村さんたち世代の方々には想像をはるかに超えた影響力を持っていたようだ。昔、あるイギリス人ギタリストからLeslie Westが使っていたピックをもらったことがあったが、ペランペランの超Thinで、このピックからあの音がでていたなんてとても信じられなかった。

Nakamura_img_0108

続いてはProcol Harumuの「Homburg」。有名な「A Whiter Shade of Pale(青い影)」に続いてリリースされたシングルだった。こうして見るとProcol Harumと四人囃子の関係が浮き彫りになり、2003年に新宿厚生年金会館で開かれたジョイント・コンサートの意味合いがわかってくる(今頃でスミマセン)。で、さっきのLeslie Westのピックをくれたイギリス人とは、マーブロにも度々名前が挙がっているProcol Harumのギタリスト、Geoff Whitehornだった。

Nakamura_img_0328

そして、またMountainのレパートリー、Jack Bruce作の「Theme for an Imaginary Western」をプレイ。

Nakamura_img_0316_3

これらの曲は四人囃子のオリジナルメンバーの方々が高校時代にコピーしていた愛奏曲なのだそうだ。もちろん、この時代に青春時代を送られた先輩たちにとっては中村さんの思い出とともに一生忘れることのできない名曲ばかり…ロックが一番よかった時代の音楽だ。

それだけに演奏にも力が入る。

森園勝敏

Nakamura_img_0203

長沢ヒロ

Nakamura_img_0218

岡井大二

Nakamura_img_0219

坂下秀実

Nakamura_img_0317

中村哲

Satoshi_nakamura_img_0363

そしてここで、Charさんとマリさんが登場。

Char_img_0438

何を演奏するのかと思いきや、『一触即発』から「空と雲」。チョワ~、ト、トリハダ~!

Char_img_0387

この曲は以前、あるイベントでCharさんたちがスモーキー・メディスソ(スモーキー・メディスンではない!)として演奏し、共演した本家のお株を奪ってしまったことがあったという…なるほど。それは見たかった!

Char_img_0373

気心の合う仲間との共演で森さんも実に楽しそう!

Nakamura_img_0294

軽快にタンバリンを叩きながら歌うマリさんも楽しそうだ。

Nakamura_img_0431

「空と雲」…この名曲からマリさんの声が聴こえてくるなんて最高にステキなことだ。

Nakamura_img_0509

追悼出演してくれた2人と固い握手を交わす。

Char_img_0443

2曲目はマリさんをフィーチュアしてRay Charlesの名曲「Hallelujah, I love Her So」を披露。

Nakamura_img_0534

熱唱するマリさん!

Nakamura_img_0391_2

印象深いシチュエーションでの名曲、名演。忘れることできないシーンとなった。

Nakamura_img_0562

予定には入っていなかったが、どうしようもなく盛り上がってしまったので即席で「Going Down」を。

Char_img_0448

当然のごとくギター・バトルもタップリと盛り込まれた。幸せ~。

Char_img_0471_2_2

名手ふたりの最高の演奏にさらに会場が沸きかえってしまった!

Char_img_0518

この森さんの顔!

Char_img_0572

そして、Charさんとマリさんが抜けてアンコールはPink Floydの「Cymbaline」。

Nakamura_img_0226

森さんは口には出さなかったが、心では中村さんへの弔意で満たされていたに違いない。ただでさえドラマチックなこの曲がさらにドラマチックに聴こえた。そんな熱唱だった…。

Nakamura_img_0342

中村真一さんのその偉業に対し、心から尊敬と感謝を捧げ、謹んで氏の御冥福をお祈り申し上げます。

Shinichi_2

(一部敬称略 2011年9月18日 南青山CAYにて撮影)

2011年10月20日 (木)

His beat goes on ~ 中村真一さん追悼演奏会 <前編>

His beat goes on ~ The memorial concert for Mr. Shinichi Nakamura <Part 1>

このマーシャル・ブログでも何度か触れたように記憶しているが、残念ながら私は四人囃子をリアルタイムに経験することはできなかった。すべて後追いの体験だ。でも『一触即発』や『ゴールデン・ピクニックス』を初めて聴いた時の衝撃、渋谷の屋根裏で流れていたミツルさん時代の「カーニバルがやってくるぞ」のライブ音源や「ハレソラ」を耳にした時の感激は今も忘れられない。だから、森さんや大二さんとこうしてご一緒させていただけるのは信じがたいほどのしあわせであり、「またまた」というか「まだまだ」四人囃子が好きになってしまうのだ。

それもこれもまず四人囃子というバンドが存在していなかったらこんな体験は、当たり前のことだが不可能だったワケだ。森園さんと大二さんが高校時代に出会って、中村さんと「ザ・サンニン(この名前ステキ)」を結成して坂下さんが加入。これが「四人囃子」となった。もし中村さんがザ・サンニンに加わってくれなければ四人囃子の音楽はこの世に生まれなかった。

四人囃子の初代ベーシスト、中村真一さんが2011年5月25日くも膜下出血で急逝された。

その中村さんを偲んで去る9月18日、追悼演奏会が開かれた。会では生前の中村さんがお好きだった曲の数々が時に激しく、時にしめやかに演奏された。そのようすを2回にわたってレポートし、哀悼の意を表したいと思います。

Shinichi

会場は満員。BGMで流れているすべての音源は1970~74年までの中村さんが加わっている未発表の演奏だ。

冒頭、スライドで中村さんを偲ぶ…。

Nakamura_img_0002

企画、そしてこの日の司会を務めたのは四人囃子研究家の青木宗明氏。本職は神奈川大学経営学部の教授で、財政学をご専門とし、政府の仕事や税金を扱っていらっしゃる…などと記すといかにもカタカタの司会ぶりが想像されようが、とんでもない!四人囃子を心から愛し、故人を偲ぶやさしいお言葉の数々で会を完璧にまとめあげていただいた。

ちなみに当日BGMで流された貴重な音源も青木先生のご提供によるものだ。

そして、膨大な四人囃子の情報が盛り込まれている青木先生が運営していらっしゃるサイトはコチラだ⇒四人囃子オフィシャル・ウェッブ・サイト

Nakamura_img_0008

四人囃子の各メンバーからひとこと…。森さん、坂下さん…

Nakamura_img_0010

大二さんからは「四人囃子は当時スモーキー・メディスン、頭脳警察、安全バンドと仲がよかった。その仲間たちと真ちゃんの好きだった曲を演奏します」とメッセージが伝えられた。

佐久間さんは都合で出席できなかったが、代わりにメッセージが寄せられた「中村さんのベースラインは完璧すぎてアレンジしようにもできなった…。中村さんは不世出のベーシストだった」。故人の音楽的遺産を強調する印象的なメッセージだった。そして、とても仲良しであったというミツルさんが残念ながら出席できなかった。

Nakamura_img_0016

「おまつり」、「円盤」そして「一触即発」等の歴史に残る名曲に詞(ことば)を添えた末松康生さんのご発声で献杯。

Nakamura_img_0022

そして追悼の演奏が始まった。

最初に登場したのは岩間しんすけさんと平田やすこさんのデュオ。

Nakamura_img_0027

中村さんの古い友人という2人はThe Young Rascalsの「Groovin'」とCarol Kingの「You've Got a friend」を演奏。

Nakamura_img_0030

ギター1本のバックでジックリと歌を聴かせる。

Nakamura_img_0041

名曲を並べ、しっかりと歌い上げる様は追悼演奏会のオープンにングにふさわしいものとなった。

Nakamura_img_0039

続いて登場したのは中村さんが生前一番力を入れて活動していたというOrange Notes。「コーラスワークを中心として、60~70年代のロックとポップスの名曲をタイトにシャープにかつクリアに演奏する」ことをコンセプトとして都内のライブハウスで活動を続けてきた。オレンジは「中央線」に由来しているとか…。

Nakamura_img_0045

ボーカル&ギターの白井慶吾さん。ソフトなのにハリのあるスバラシイ歌声!

コンセプト通り、名曲オンパレードで聴いてるこっちもウキウキ!「This Boy」、「Drive My Car」「You Can't Do That」などを立て続けに演奏。やっぱいいナァ~。懐メロじゃないよ!名曲はいつでも新鮮なのだ!

MCでは中村さんとの出会いやレパートリーの取り決めなど思い出がタップリ語られ感極まってしまうシーンも…。

Img_0058_3

中村さんに替わってベースを担当したフジタヨシコさん。ものすごいグルーヴでバンドをグイグイ引っ張っちゃう!

Img_0092

ドラムが大二さんに交代。今月のレココレ、『狂気』特集の大二さんのロング・インタビューは必読!

Img_0302

The Holliesの「Bus Stop」、Zombiesの「She's not There (Rod Argentだよん)」を演奏。いいナァ~。

Nakamura_img_0053

「Rikki Don't Lose That Number」ではむずかしいソロを完コピでキメてテクニシャンぶりを見せてくれたリード・ギターの灘井さん!

Nakamura_img_0060

中村さんの息子さんも加わって「Nowhere Man」や…

Nakamura_img_0086

「Mercy, Mercy, Mercy(作曲はJoe Zawinulよ)」と続いた。

Nakamura_img_0089

最後はOrange Notesの十八番だという「Bring It on Home to Me」の力演で締めくくられた。

Nakamura_img_0081

そして、森園さんたちのバンド+Rollyさん登場!はじめROLLYさんは後から登場する予定であったが、他の現場と掛け持ちだったため少々段取りを変更して冒頭から出てもらった。

Cay_img_0099

メンバーは森園勝敏

Nakamura_img_0156

長沢ヒロ

Nakamura_img_0184_2

中村哲

Satoshi_nakamura_img_0359_2 

坂下秀実

Nakamura_img_0269

岡井大二

Nakamura_img_0299

ROLLY。つまり「安全囃子+ROLLY」だ。

Cay_img_0169

元々は3曲目に演奏される予定だった「泳ぐなネッシー」でスタート!

Cay_img_0135

またまた憧れの先輩たちとの共演でROLLYさんうれしそう!

Cay_img_0195

この長大作のエキスを抽出して「ネッシー」らしい「ネッシー」を聴かせてくれた。ふたりともギターがよく似合う!

Cay_img_0127

ガラっと変わってこのセット2曲目は安全バンドの名曲「けだるい」。Foghatみたいなストレート・アヘッドな8ビート・チューン。ゴキゲン!

Cay_img_0264

Ritchie Blackmore's Rainbowのオープニング・アクトの時もこの曲を演奏したんだろうな…さすがに覚えていないけど、やっぱりこの時代の日本のロックはまちがいなく「ロック」だ!

Nakamura_img_0235

ROLLYさんも水を得た魚のようにイキイキと演奏を展開した!

Cay_img_0253

そしてROLLYさん参加のセットの最終曲は同じく安全バンドの「月まで飛んで」。

Cay_img_0212

ROLLYさんの十八番とだけあって充実の演奏だった!

Cay_img_0142

この日、JVM、VintageModern、2187など多くのマーシャルが使用された。この思い出に残るイベントのお手伝いができて大変光栄だ。

Nakamura_img_0619

<後編>につづく

(一部敬称略 2011年9月18日 南青山CAYにて撮影)

Marshall Museum --- Mr. T's Collection vol.24

Part IV
<Miscellaneous – From attachment to fake.  You ain’t seen nothing yet!!>

Item#63
MODEL : KT66
Dead stock of General Electric KT66.  The same valves used to be applied on JTM45.

Dsc_0034

Item#61
MODEL : Madshell
No doubt, it is a copy of Marshall!!  It has even casters.  The name is nice!  There used to be ”Marsnall” as well in 80's.

Dsc_0127

It has two speaker output and headphone jack.

Dsc_0128

Item#62
MODEL                   : MASTER VOLUME 50W
SERIAL NUMBER : 1983J

A copy product.

Dsc_0235

The control section is dead copy but the position of input “High” and “Low” is reverse.
Dsc_0236

Dsc_0237

The rear panel.

Dsc_0238

The inside is really humble.  The Marshall logo sticker on the capacitor is painful effort!!
Dsc_0239

The sign of  ”JIM MARSHALL PRODUCTS” is steadily printed.
Dsc_0240

Thank you very much for your spport for a lomg time.

The End

Special thanks to Mr. Keishi Kawakami (Superviser)

2011年10月19日 (水)

マーシャル・ミュージアム~T氏のコレクション vol. 24<最終回>

Part IV
<その他:付属品から類似品まで。いよいよ最終回!>

Item#63
MODEL : KT66
General Electric製KT66のデッドストック品。'66年頃からJTM45などに同じものが採用されていた。

Dsc_0034

Item#61
MODEL : Madshell
誰がどう見てもマーシャルのコピーでしょう?キャスターまで付いています。名前が泣かせます。'80年代初期の日本製。この他にもMarsnallというのがあったらしい。

Dsc_0127

製造はKEIWA ELEC. CO. LED.とある。インプットジャックはスピーカーアウト×2(三段積みだった!)とヘッドホン。

Dsc_0128

Item#62
MODEL                   : MASTER VOLUME 50W
SERIAL NUMBER : 1983J

これはコピー商品。

Dsc_0235

コントロール部もマネッコ。インプットのHighとLowの位置がさかさま。

Dsc_0236

Dsc_0237

リアパネルの様子。

Dsc_0238

ためしにリアパネルをはずしてみると案の定さびしいつくり。コンデンサーにMarshallロゴステッカーを貼っているところが涙ぐましい。

Dsc_0239

しっかりとJIM MARSHALL PRODUCTSと刷り込まれている。

Dsc_0240

これにて『マーシャル・ミュージアム~T氏のコレクション』を完結させていただきます。長い間ご支援ありがとうございます。

Special thanks to 川上啓之(監修協力)

2011年10月18日 (火)

田川ヒロアキ ROCK ON THE ROCK 2011~炎のギタリスト、怒涛の10夜連続GIG~

ROCK ON THE ROCK 2011 ~A dynamic 10 nights consecutive gig by the burning guitarist, Hiroaki Tagawa

こう見えてもずいぶん長いことギターを弾いてるんですよ。中学校の時から。プロ・ギタリストになりたかった…頃もあった。でも、あきらめた。

才能がないというのが第一の理由。過酷なツアーにとても耐えられないと思ったのがもうひとつの理由。

今では自分たちをPRする手段がいくらでもあって、どんなバンドでもホイホイと簡単にツアーを組んで出かけちゃうけど、30年ぐらい前はまったく事情が違っていた。配信なんてものはおろか、インディーズだってほとんどない時代だから自分たちの演奏を地元以外の人たちに届ける方法は皆無に等しかった。

これは何を意味するかというと、自分たちのことを知る人がいない超アウェイの土地では動員は不可能ということだ。だから、ちょっとやそっとじゃツアーなんてできなかった。反対にすでにデビュー(当時は「メジャー・デビュー」という言葉はなかった)しているバンド以外に全国を回っているような連中は、レコード・デビュー直前か将来を約束されているような才気あふれる連中で、それなりの地位を築いているのが普通だった。それだけに音楽の質も演奏のレベルも相当に高かった。EarthshakerとかBoφwyとかね。

で、行った。私が属していたバンドはもちろん将来を約束されているようなバンドでは決してなかったが、2回ほど名古屋、京都、大阪と回った。

当然ローディ(最近は「ボウヤ」という呼び方もすっかりすたれてしまいましたな…)なんているワケない。移動して、機材車から楽器を降ろして(これでも当時はJCM800以前の1959と1960AXを使っていたのよ)、搬入して、サウンドチェックして、リハーサルで怒られて、本番までの時間をつぶして、本番やって、片付けて、楽器を機材車に積んで、次の場所に移動。とてもじゃないけどヘトヘトになっちゃってどうにもならない!

当時はエレベーターがないライブハウスなんてのが結構あってサ…。渋谷の屋根裏なんかは4階まで人力よ。荷物を上げ終わる頃にはもう両腕の筋がパンパンに張っちゃって、すぐにギターなんか弾けるワケない。ローズなんかを運ぼうもんならそりゃ地獄だった。

こんなこと一生できるワケない!とプロへの道はあきらめた。と同時にプロ・ミュージシャンになるためには才能とか運以外に3つのフィジカルな条件が必要であることをこの経験を通して知った。

それは①ます頑健であること②食べ物に好き嫌いがないこと、もしくは極端に少ないこと③どこでもすぐに寝られること…この3つのポイントは互いに干渉しあっているんだけど、ひとつでも欠けたらまず過酷なツアーには耐えられないでしょう。ま、何の仕事でもそうだけなんだけど、これら3つはミュージシャンに絶対欠かすことのできない肉体的条件なのだ!

ということで、最近はツアーどころか、ネックを握る機会すらすっかり少なくなってカメラ一辺倒になっちゃった私でござんす。

で、ここでこの「ツアー」というシロモノに極限まで挑んでみようという男たちがいた。10日間連続のツアーだ。名づけて『~炎のギタリスト田川ヒロアキ怒涛の10夜連続GIG~ROCK ON THE ROCK 2011』。

東京~京都~大阪~滋賀~神戸~高知~愛媛~下関(故郷)~岡山~名古屋を一日の休みもなく周っちゃった。

これがそのフライヤー。ヒロアキくんの写真がまたいいんじゃん?

Tagawatour2011

ツアー初日、Club Asiaからのレポート。

Tagawa_img_0080

メンバーはリーダー、田川ヒロアキと…

Tagawa_img_0365

和佐田達彦

Tagawa_img_0159

そうる透

Tagawa_img_0200_2

はんだすなお

Tagawa_img_0383

そして、旅のお供にJMD501

Tagawa_img_0132

オープニングはファーストアルバム『Fly Away』の1曲目に収録されている「Seascape」。ギターとストリングスのみのインストゥルメンタル。幽玄な雰囲気…

Tagawa_img_0326

…から一転してエキサイティングな「Keep Flying」。これは先日紹介した田川バンドのメンバーでレコーディングされたシングル。プロデュースはファンキー末吉と二井原実。

Tagawa_img_0113

そして、ファースト・アルバムのタイトル曲、「Fly Away」。

Tagawa_img_0219

鉄壁のリズム隊が難なく変拍子のパートをキメる!

Tagawa_img_0164

人気曲「Joueney in My Heart」。

Tagawa_img_0176

続いてこれも『Fly Away』収録の「Stranger Destroys Arms」。湾岸戦争の時に作った曲だそうだ。

Tagawa_img_0270

定番のア・カペラ・ギター・ソロ。いつもの手順で弾きまくる…

Tagawa_img_0323

会場は静まりかえり、目線がヒロアキくんの両手に注がれる。するとお客さんの間から「ス、スゲェ~!」の声が!へへへ、私もナゼか鼻タカダカですわ。

Tagawa_img_0249

すなおさん渾身のキーボードソロ!すなおさんのソロはいつだってメロディアスだ!

Tagawa_img_0228

おまけでサービスショット!

Tagawa_img_0188

後半はコーラスでも大活躍の透さん。実は透さん歌メッチャうまいんだゼ。

Tagawa_img_0427_2

演奏に徹する和佐田さん。グイグイとバンドを引っ張るその姿が凛々しい!

Tagawa_img_0352

「平和の風」から「Eternal Dream」と続く。

Tagawa_img_0335

後半はもう怒涛の盛り上がり!

Tagawa_img_0329

来週の月曜日(10月24日)には山口国体の閉会式でプレイするヒロアキくん。山口ふるさとい親善大使に任命されているからね。観に行きたいけどチト遠いナァ~。

Tagawa_img_0379

この調子で10日間ブッ続けで西方を周る田川バンドなのであった。…といってももう帰ってきちゃってるんだけどね。んで「どうだった?」って訊いたら「もう一周できる」って!根っからのミュージシャンだ!でもバナナはイヤなの!

Tagawa_img_0438

さてさて、またまた手数セッションだよ~!前回「見逃した!」と臍を噛む思いをされた方が大勢いらっしゃったように聞いたゼ。

もう後は10月21日、高円寺のShow Boat公演しか残ってないから見逃さないでね!

ナンカこの動画を見るとどちらかというと演奏よりMCがメインのライブと思われそうだけど…そうなんです。イヤ、MCも面白いってことよ!ああこの凄まじい演奏をひとりでも多くの音楽ファンに体験してもらいたい!

!注意! 手数のメンバーは大変シンプルな方々です。お客さんに受けてもらえればもらえるほどスゴイ演奏をしてくれます。みんなで押しかけでドヒャドヒャ騒いじゃおう!

高円寺Show Boatは古式ゆかしい、いかにもライブハウスらしいライブハウス。写真も撮りやすい。またジャンジャン撮影して来やす!

田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒Fretpiano

Tagawa_img_0281

(一部敬称略 2011年9月17日 渋谷Club Asiaにて撮影)

2011年10月17日 (月)

マーシャル・ロードショウ~Kelly SIMONZの巻

Marshall Roadshow by Kelly SIMONZ

前回のカトウタロウちゃんの回から間髪入れずのロードショウ開催。今回はガラリと変わって稀代のシュレッダー登場。

Kelly SIMONZの登板だ!

Kelly_img_0008

内容はJMD:1の解説やデモンストレーション1本に絞られた。何せ、Kellyさんは自分のステージで実際にJMD100を使っているからね。

それだけに実戦での経験を踏まえた含蓄に富んだ内容となった。

Kelly_img_0001

まずは挨拶がわりに1曲!同名タイトル・アルバムに収録された「Sign of the Times」だ。

これがそのアルバム、『Sign of the Times』。

Sign

JMDの解説では、最大の特長である16通りのプリアンプの音色から代表的なものを選んでサウンドを聞かせてくれた。

Kelly_img_0013

さすが実戦で使っているだけに選ぶチャンネルもプレイも完璧にツボを得ている!で、またKellyさんのおもしろいところは、そのサウンド・キャラクターに合わせてそれっぽいフレーズを惜しげもなくジャンジャン弾いてくれちゃうのよ。ゲイリー・ムーアとかね。サービス精神も満点だ!

Kelly_img_0052

今回のロードショウはタップリとKellyさんのスーパープレイを堪能してもらおうということで曲数も豊富!

2曲目は「Suite in B Minor BWV1067 - Cry for You」だ。泣きのギターがいいように炸裂する!

Kelly_img_0036

続いて演奏されたのは「RONDO KSV007」。私も商売柄いろんな超絶演奏をナマで見た来たが、これを最初にバンド演奏で見た時には度肝を抜かれたっけ!

それにしてもよう弾くわ~!当然こうなるまでには気も遠くなるような長い時間の鍛錬に耐えてきているワケだ。練習に熱中していた時分には1日10時間でも収まらなかったであろう。こういう人は冗談ではなく、ある期間ゴハンとトイレと寝るとき以外はネックを離さない。これが才能なんだよね。「練習に耐えられること」が才能なのだ。

ジョウドロッピングなプレイの連続でつい目が釘付けになっちゃう!

Kelly_img_0033

もちろん、エフェクターの使い方もバッチリ。普段はそう使用することのない空間系のエフェクターの使い方も完璧。

でも、Kellyさんのエフェクターの真骨頂と言えば何といってもディレイ・トリックだろう。JMDは「何mSec」などと細かいディレイタイムの設定はできない。しかし、Kellyさんは「これで充分」と言う。その証拠にササッとディレイ・タイムを調節してバイオリン奏法を組み合わせて驚異の超高速ディレイ・トリックを披露してくれた。これ好きなんよ~!

Kelly_img_0019

来年発売予定のイングヴェイのシグネイチャー・モデル、YJM100の話題を少し。実は、このモデルの初代プロトタイプをマーシャルの担当者といっしょにイングヴェイにプレゼンしに東京国際フォーラムまで行ったのは私なのね。そのプロトタイプを抱える我々の姿を廊下で見つけるやいなやイングヴェイは大興奮!挨拶もそこそこにステージへ持っていって試奏してくれた。スゴかった。で、半日楽屋でいっしょに過ごさせてもらったんだけど、楽しかったナァ~。

…と、この時の話しでひとしきり盛り上がっておいて…KellyさんにはJMDコンボのデモもしてくれた。コンボだとまた鳴りが全然違うからね。JMDのコンボはとてもよくできていますよ。

Kelly_img_0041

Kellyさん、勢いはギターだけじゃなくてトークもスゴイ!ここには書かなかったが、私のせいなんですが、しゃべりすぎちゃって終わりの方は時間が押せ押せになっちゃった。せっかく曲をタップリ用意してきてくれたので最後に2曲つづけてプレイしてもらった。

まずは下の『The Rule of Right』収録の「Now Your Turn」から。

Rule

ブッちぎりのハード・ドライビン・チューン!しっかし、よう弾くわ…。ホントよう弾くワ。

そして、連続して名曲「OPUS#1」が演奏されて幕を閉じた。

Kellyさんのスゴイところはギターのテクニックもさることながら、先達の偉大なギタリストたちへの愛情が尋常ではないのだ。思慕の念とでも言おうか敬慕の念と言おうか…。特に彼のスタイルが示すようにイングヴェイへのリスペクトは並々ならないものがある。普通一本立ちしているミュージシャンは「誰それに似てる」などと言われることで気を悪くしてしまうことが多々あるのだが、Kellyさんはむしろそれを誇りにしている。「イングヴェイのようだ」と言われることを光栄に思っているのだ。

我々が「ロック」と言う西洋伝来の文化を習得する際にはそれを作り出した西洋の人たちの影響を避けることはできない。どんなにJ-POPが隆盛を極めようとロックは借り物の文化で我々が作り出したものではないのだ。

Kellyさんはそれを理解してこそイングヴェイへのリスペクトを惜しまないのだと思う。

自分を手本に、自分を目標にされてうれしくないミュージシャンはいまい。しかも、これだけ完璧に弾きこなしているのだから本家イングヴェイ・マルムスティーンもKellyさんを見たらニヤリと笑ってよろこぶに違いない。「フフフ、よくがんばった。しかし、オレには到底かなうまい!」…と、あの時楽屋で見たイングヴェイの笑顔が目に浮かぶようだ。優れたアーティストほどオリジナルを超えることの困難さを知っているからだ。いつか引き会わせたいな…。

もう少し…洋楽の衰退が現在の日本のロックの閉塞感を助長していることに異を唱える年期の入ったロック・ファンはいないだろう。でも今、洋楽を参考にしようと見回してもJ-POPと大差ないもんな~。まだ歌詞がダイレクトに伝わらない分マシかな?

エ?「アニソンはどうだ?」って?「世界を席巻しているじゃないか?」って?曲がいいもんね。最終的には曲のクオリティが高いから受けている部分もあるんでしょう。その曲を作った人たちの大半はキチンとした音楽教育を受けた職業作曲家なんですよ!

イケね、またあらぬ方向へ話しが飛んでしまった!とにかくみんなでいい音楽を聴こう!

Kelly_img_0068

Kelly SIMONZの詳しい情報はコチラ⇒++ Kelly SIMONZ Official Website ++

Kelly_img_0063

(一部敬称略 2011年9月17日 イケベ楽器アンプステーション特設会場にて撮影)

2011年10月14日 (金)

SHOCK SOUND STRING <後編>~X.Y.Z.→A登場!

SHOCK SOUND STRING <Part 2> ~X.Y.Z.→A on Stage

3番目の登場はお待ちかね、X.Y.Z.→A!久しぶりのマーブロ登場だ!

East_img_0635

メンバーは当然いつもの黄金カルテット!説明は不要だろう。

二井原実

East_img_0594

橘高文彦

East_img_0603

和佐田達彦

East_img_0691

ファンキー末吉

East_img_0550

いつものV、いつものビンテージの1987。

East_img_0644

そしていつもの橘高サウンド!最初の一音を聞いて「コレコレ!」と思ったのは私だけではあるまい!このギター・サウンドがなければ始まらない!

East_img_0845

このミドルが張ったギター・トーンこそ元祖マーシャルの音だ。そのサウンドはリッチーであり、マイケル・シェンカーであり、そして橘高文彦なのだ。

East_img_0874

今日は短いステージだったのでお色直しはなかった。いつも楽しみにしているだけにチト寂しい。でもヘドバンをはじめとした橘高アクション満載で見所充分!

East_img_0665

笑顔の橘高さんが好きだ。ギター・プレイに集中している時の真剣な表情との落差がタマラナイのだ!

East_img_0717_2

この声!ロックの声。これも無性に聞きたかったんだ!

East_img_0930

LOUDNESSの時とは異なる面持ちでステージを引っ掻き回す二井原さん。観客も沸きに沸いてしまう!

East_img_0658

いつもより少なめのMC。もちろん二井原さんのMC大好き…でもこの日はたたみかけるように連続して演奏されるXYZスタンダードに酔った!

East_img_0673

Lemmie hear say yeah!…二井原さんにはこの絶叫が本当によく似合う。そして、満場一致で「YEAH!」が返される!

East_img_0952

土方隆行さん(g)や大高清美さん(org)、それに仮谷克之さん(b)が参加していることもあって二井原さんが時折やってるTower Of Powerのライブ観たいんだけどナァ…いつもソールド・アウトなんだもん!

最近はアントン・ブルックナーにハマっているという二井原さん。こうした音楽性の幅広さが彼の声にも反映しているんだろうナァ~。

私もブルックナーの交響曲CD全集は持ってるんだけど、今のところどうも苦手…。でもアレ、ハマるとものすごくいいらしいね。もうちょっとガマンして聴いてみようっと!

East_img_0670

二井原さんと和佐田さんのおなじみのコラボ・アクション!ステージ上手まで行って消えてしまう!

East_img_0713

SPICE FIVEで毎月マーブロに登場していただいている和佐田さん。

East_img_0697

いつもとチョット違うナァ~。

East_img_0892

いつかSPICE FIVEのMCでもおっしゃっていたが、「メタルのベースで4分の頭しか弾かないヤツがいるが、あれはズルイ」って。

East_img_0846

なるほど、和佐田さんは早い8分でも徹頭徹尾ツー・フィンガーにこだわる!すさまじいプレイ!SPICE FIVEのフリー・フォームの和佐田さんもいいが、X.Y.Z.→Aの和佐田さんもスゴイ!

East_img_0851

今日もとことん激しいファンキーさん!

East_img_0581

ほぼ全曲怒涛のアップテンポ。すこしのゆるみも疲れも見せずに走り続ける!

East_img_0551

よくギタリストで顔で弾く人がいるでしょ?ベンドした時に顔でサスティン稼ぐ人…

East_img_0780

ファンキーさんってアレのドラマー版だよね。サスティンを稼ぐ必要はないけれど、音量とドライブ感が絶対にアップしてる!

East_img_0570

橘高さんを見るといつだって思ってしまう…「エンターティナーかくあるべし」と。

East_img_0954

確固たる自分のスタイルを持っていて絶対にそれをくずさない。いつも衣装もヘアメイクも完璧。楽器も完璧。そうでなければ演奏しない。プロってこういうものだと思う。

ある著名なベーシストが今のロック界について一言…というあるインタビューで「まずはキタネエ格好してステージに上がるんじゃネェ」と言っていた。本当にその通りだと思うんですよね~。

East_img_0945

ジャイアント・スイングをカマされるV。もう慣れっこになってるんだろうけどね!

East_img_1007

生きるとはなんだ?X.Y.Z.→Aを楽しむことだ!

East_img_0625

X.Y.Z.→Aの詳しい情報はコチラ⇒X.Y.Z.→A Official website

East_img_0900

(一部敬称略 2011年9月16日 渋谷O-EASTにて撮影)

2011年10月13日 (木)

SHOCK SOUND STRING <前編>~Gargoyle & LIGHT BRINGER登場!

SHOCK SOUND STRING <Part 1> ~Gargoyle & LIGHT BRINGER on Stage

腕利きのギタリストが在籍するバンドを集めたイベント『SHOCK SOIND STRINGS』が開催された。ん~、実にいい企画!

トップ・バッターはLIGHT BRINGER。

マーブロへの登場は2回目。前回はAlhambraとのジョイント・ライブのレポートで登場してくれた。

East_img_0239

ボーカルはFuki。

East_img_0002

ギターのSeiya。

East_img_0008

ベースのHibiki。

East_img_0321

キーボードはMao。

East_img_0138

ドラムはSatoru。

East_img_0171

そして、サポートで参加していたのがPrince Yo-。

East_img_0077

テクニカルなサウンドが素晴らしいLIGHT BRINGER(以下ラブリー)の音楽。ヘヴィで凝った曲に乗せて絡み合う2本のギター。タマリマヘン!

East_img_0137

SeiyaはJVM410H1960Aのコンビネーション。テクニシャンが奏でるJVMのテクニシャンっぽいサウンドが気持ちよい!

East_img_0260

今回サポート・ギタリストとして参加した元SEVEN SEASのPrince。事前に知らされてなかったのでビックリした!うれしい驚きだ!

East_img_0080_2

Princeも古くからのJVMプレイヤーだ。発表してすぐ他社のアンプからJVMにスイッチしてくれたっけ。

East_img_0311

アンサンブルにバトルにとスリリングなふたりのギター・プレイが続く。Princeは複雑なこれらの曲を2回だけのリハーサルで叩き込んだとか…。

East_img_0308

もちろんFukiちゃんのボーカルなくしてはラブリー・サウンドは語れまい。

East_img_0155

天まで駆け上るハイトーン・ボイスで多くのファンを魅了した。

East_img_0229

超ド級のバンド・サウンドを背に歌いまくるFukiちゃん。客席は否が応でも沸いてしまう!

East_img_0052

以前見た時より格段とスケールアップした歌いっぷり、魅せっぷり!

East_img_0227

HibikiはJMD:1のデモ演奏でもおなじみのギタリスト、梶原稔広が在籍するバンドALHAMBRAのメンバーでもある。こうしたテクニカルなロックの世界では欠かせない重要なベーシストだ。

East_img_0232

バッキングにソロにとラブリーサウンドを分厚くしているのがMaoさんのキーボード。もはやバンドにキーボードがいることだけでもうれしいね!

East_img_0205

軽々とキメをこなすSatoruさん。変拍子も難なくドライブさせる。この手の音楽は特にドラムの良し悪しがバンド・サウンドを左右するからね。ラブリーにもってこいのテクニカル・ドラマーだ!

East_img_0220

空に舞うFukiちゃん。彼女のステージ・アクションもラブリーの見所のひとつなのだ!

East_img_0326

11月23日、LIGHT BRINGERはキングレコード、NEXUSレーベルよりメジャー・デビュー・シングル『noah』を発表する。メタル系音楽の低迷が続く昨今、実にめでたい話しではあ~りませんか?!

いつも言っているように、こうした楽器の演奏技術を要する音楽の復興を願って止まない。がんばれラブリー!

East_img_0253

LIGHT BRINGERの詳しい情報はコチラ⇒LIGHT BRINGER OFFICIAL SITE

East_img_0329

続いての登場はGargoyle。久々のマーブロ登場だ!

East_img_0355

KIBA

East_img_0506

KENTATRO

East_img_0511

TOSHI

East_img_0414

KATSUJI

East_img_0502

KENTAROのシュレッド・ギターが暴れまわる!

East_img_0481

KENTAROもJMD100のオーナーだ。

East_img_0479

登場した途端、観客の心をわしづかみにしたKIBAさん。

East_img_0430

Gargoyleを観るのが初めての人もリピーターも関係ない。モノスゴイ求心力なのだ!

East_img_0440

MCでは自虐ネタも含め爆笑を誘う。

East_img_0508

この声!ロックの声だ!24年もの間、ファンはこの声に魅了されているのだ!

East_img_0451

10月には「KIBA誕生祭」が開催、平行して展開している夷狄のライブ「旋律の宴」も近々開催される。

East_img_0471

コミカルなアクションがまた魅力的なんだよね~!

East_img_0496

結成24年!ほぼ四半世紀を走り抜けるGargoyle。まったく衰えを知らないバンドのパワーは驚異的だ!

East_img_0397

TOSHIさんのベースまたがいいんだ!こうしてベースアンプの前で写真を撮ってるでしょ?粒立ちのいい八分音符が堰を切ったように流れ出してくる!快感!

East_img_0400

まさに怒涛のドラミング!KATSUJIさんのパワフルでクリスピーなドラミングは何物にも替え難い!

East_img_0493

弾きも弾いたりKENTARO!先週のmassive Rock Fesに登場してくれたtatsuoとのユニット、SIDE GOLD(なるほど、「横」と「金」ね!)の活動も好評だ。

East_img_0543

Gargoyleの詳しい情報はコチラ⇒Gargoyle office web site零細胞

East_img_0386

<後編>につづく

(一部敬称略 2011年9月16日 渋谷O-EASTにて撮影)

2011年10月12日 (水)

高崎晃~技巧と轟音が渦巻く新次元の幻術奏法~

Akira Takasaki ~ The dazzling method in new dimension consists of transcendence and loud sound

毎号付録DVDのセンセーショナルな内容で多くの愛読者を持つYOUNG GUITARがまたやってくれた!

これがその11月(10月8日発売)の表紙。我らが高崎晃だ。!当然、この号のDVDの内容も高崎晃。

Yg11

で、マーブロはそのDVD収録の現場に潜入してきた。今日はそのレポートなんだけど、その前に確認しておかなければならないのは…。

9月14日にLOUDNESSの29枚目、『KING OF PAIN 因果応報』以来1年4カ月ぶりとなる今アルバムが発表されてることは皆さんご存知だよね?

タイトルは『Eve to Dawn 旭日昇天』。LOUDNESSの結成30周年にわたる活動の集大成となる充実の1枚だ。「旭日昇天」とは「朝日がのぼるように勢力が盛んなこと」を意味するが、このアルバムには「再生」をテーマにしたポジティブなメッセージが存分に含まれている。東日本大震災でダメージを受けた日本に前向きな力を与えてくれる愛すべき内容だ。

Eve

そして今回のYOUNG GUITAR付録DVDはこのアルバムに収められている最新の高崎テクニックのミソを紹介しているのだ。

Takasaki_img_0010

高崎さんが前回YGのDVDに登場したのは2010年の7月。あの時はJMD:1を使って『King of Pain』のギター・プレイを解説してくれた

Takasaki_img_0052

あれから1年4ヶ月。待望の第2弾、しかも、協力アルバムを引っさげての実現となったワケだ。

Takasaki_img_0146

今回使用した愛器たち。

Takasaki_img_0006

アンプは今年の全米ツアーでも使用されたJVM

Takasaki_img_0007

チャンネルはOD1のORANGEに設定。使い慣れているだけあってトーンのセットもアッという間だ。これで世界がうらやむ美しい高崎トーンが飛び出してくる。

Takasaki_img_0114

ギターという楽器がロック・バンドの花形であることをイヤというほどわからせてくれるきらびやかなテクニックが矢継ぎ早に繰り出されてくる!アルバムをまだ聴いていない人は必ずチェックして欲しい!

Takasaki_img_0075

そして、ファンに朗報!同時に撮影された映像を収録したDVDが付録の『100% 高崎 晃~LOUDNESS 30th Anniversary 撃剣鳴動~』が11月10日に発売される。詳しい内容はここでは触れないが、誰もがあこがれたあの極上のテクニックがテンコ盛りに収録されている!…とだけ言っておこう。

こっちの撮影もスゴかったんだから!

Takasaki_img_0117

そして、待望の国内ツアー!『LOUDNESS 30TH ANNIVERSARY WORLD TOUR IN JAPAN 1981-2011 HANG TOUGH JAPAN!』と題して下記の日程で開催される。早く観たい!
<11月>

13日(日) 沖縄県 沖縄SALT&PEPPER

19日(土) 愛知 Zepp Nagoya
20日(日) 宮城 Zepp Sendai
23日(水・祝) 福岡 Zepp Fukuoka
25日(金) 大阪 Zepp Osaka
<12月>

2日(金) 北海道 Zepp Sapporo
5日(月) 東京 Zepp Tokyo
6日(火) 東京 Zepp Tokyo

Takasaki_img_0127

LOUDNESSの詳しい情報はコチラ⇒LOUDNESS公式ウェブサイト

高崎晃の詳しい情報はコチラ⇒Akira Takasaki Official Web Site

YOUNG GUITARの詳しい情報はコチラ⇒young guitar.jp

Takasaki_img_0184_2 

(一部敬称略)

2011年10月 7日 (金)

『再飛翔! NIGHT HAWKS 〜ONE NIGHT LEGEND〜』 ルーク篁、寺田恵子、ichiro、美勇士登場!

Re-flying! NIGHT HAWKS 〜ONE NIGHT LEGEND〜』 Luke Takamura, Keiko Terada, ichiro, Myuji are on stage!

『・・・・伝説の鷹の復活を祝いミュージシャンが大集結!熱い羽ばたきを、共にTOHOKUに送ろう〜』

たった一晩だけの宴…NIGHT HAWKSがよみがえった…。

そのライブは復活を祝った多数のゲストが集う、まさに東北に元気を送る最高にエキサイトなものとなった。

Nh_img_3135

ゲストにはマーシャルになじみ深いアーティストが参加した。

まずはichiro。

Nh_img_1996

「セッション1」と称した即席編成バンドで登場。

Nh_img_2039

当夜はライブハウスのDSLを使用。「直」だ。エフェクターまったくなし。

Nh_img_2057

ところが…だ。これまた完全にいつものichiroのあの枯れた音なのよ~。お見それしました。今さらだけど、DSLってこういう音も出るのね?こういう芸当ができるアーティストは決まって自分のスタイルを確立している。また新たに典型的な例を目の当たりにした。ま、逆に言うと機材は何でもいいということになっちゃうんだけどね…。

イエイエ、こういう人にとっては愛用の機材は自分の力を120%、イヤ、それ以上に高めてくれるのものなのだ。

Nh_img_1989

デビュー20周年を迎え、ソロ・アルバム『Circle Scale』(写真)を発表。また20周年の記念ライブも先月には大成功を収めた。まだまだ前進し続けるichiroから目が離せないゾ!

Ichiro

ichiroの詳しい情報はコチラ⇒ichiro WEB SITE

Nh_img_2054

そしてこのバンドに加わったのが美勇士。

Nh_img_2097

「六本木心中」を熱唱!

Nh_img_2100

実はこの日の朝、ちょうどご結婚の報道があった。ミュージシャン仲間からも大いに祝福されたとびきりハッピーなステージとなった。

…と前半はこれですっかり盛り上がってこの日の主役を迎える態勢が整った。

Nh_img_2092

美勇士の詳しい情報はコチラ⇒美勇士公式ウェブサイト

Nh_img_2076

そしていよいよNIGHT HAWKSが登場!

Nh_img_2421

ボーカル&ギター、青木秀一

Nh_img_2436

ギター、岩下千絵

Nh_img_2598

ベースは松本慎二

Nh_img_2888

ドラムは工藤哲也の4人にサポート・キーボードで河村諭司が参加。

Nh_img_2564

ロックな歌詞にへビィなサウンド。これぞ日本のハード・ロック!

Nh_img_2510

往年のコンビネーションがパーフェクトに復活した!

Nh_img_2479

時にブルージーに、時にテクニカルに…ソロをキメまくる青木さん。マーシャルではないが素晴らしく図太いサウンドだ。

Nh_img_2622

ギター同様に図太いヴォイスはもはや説明不要であろう。こういう声で歌う音楽をかつては「ロック」と呼んだ。そして、NIGHT HAWKSのステージにおいて、「ロック」は丸っきり健在であった。

Nh_img_2623

次々と登場するゲストたち…。

Nh_img_2753

ルーク篁がステージに上がった!

Nh_img_2756

ルークさんは1995年、青木さんとKINGSというユニットで活動していた。

Nh_img_2762

旧交を温めながらの完璧な演奏!

Nh_img_2767

DSLと1960Aを使用。いつもルークさんはJVM、1959RR、2203KK、DSL等、現場の状況に応じてマーシャルをチョイスしている。すごいマーシャル・コレクターだからね…ルークさんは!

Nh_img_2757_3

堰を切ったように飛び出してくる必殺のソロ・フレーズ!

Nh_img_2768

ルークさんもこの一晩限りの宴を存分に楽しんだようだ。

Nh_img_2797

ルーク篁の詳しい情報はコチラ⇒ CANTA OFFICIAL WEB SITE

Nh_img_2772

続いて登場したるは寺田恵子!まずは松本さんとガッチリ握手。

Nh_img_2822

出てきただけで盛り上がる!

Nh_img_2824

青木さんのキレのいいギターでハードなイントロが奏でられる。

Nh_img_2829

オッシャ~!「私は嵐」だ!

Nh_img_2836

パワフルに、エネルギッシュに、そしてにこやかにステージを彩る恵子さん。

Nh_img_2866

そう、「あなたは奇跡」!もう、カッコいい以外の何物でもない恵子さんなのだ!

Nh_img_2876

SHOW-YAの詳しい情報はコチラ⇒SHOW-YA Official Web Site

Nh_img_2903

後半を通じて、自分たちの曲以外にも様々なアーティストのバックをガッチリと固めたNIGHT HAWKSの面々。

松本さんは以前、デビュー20周年を記念したコンサートのライブ・レポートで登場していただいたこともあった。現在も外道Sense of Wonder等の活動で大忙しだ。

Nh_img_2516

松本さんとともにコスプレで司会も担当した工藤さん。大忙し!これまたヘヴィなドラミングが最高にカッコよかった。

Nh_img_2550

そして、ブルージーなソロを随所に散りばめて異彩を放った千絵さん!素晴らしい演奏だった!

Nh_img_2608

最後は出演者全員が大集合!とにもかくにもゴージャスな一夜であった!

Nh_img_3129

(一部敬称略 2011年9月7日 渋谷O-EASTにて撮影)

2011年10月 6日 (木)

三宅庸介、マーシャルを語る <後編>

<後編>をお送りします。

1959が基本
Y:でも最初の73年の1959の音が基本にあってどのマーシャルのモデルを使っても、またマーシャル以外のアンプを使ってもその音を求めてしまうんです。色々と試してみてそういう音が出ればOKですし、出なければ使いません。その頃からもう色んなものを求めずにその基本のクランチの音で勝負しようと決めたんです。
M:DSLというとCLASSIC GAINのツルンツルンのクリーンかULTRA GAINの歪みを使っている人が圧倒的に多いようです。DSLが発売された時、セールス・ポイントはクリーン・サウンドだったんですから。でもMiyake_img_0019 三宅さんはCLASSIC GAINのCRUNCHだけを使ってすべてをコントロールしている。いつかも確か三宅さんとウリの音の話しをしていて、「ウリの音は1959の一番いいところが出ていて、その音を表現すると『パシーン』とか『ビシッ』とかいう感じ」って言ったことがありました。三宅さんのサウンドはそれに近くて、たとえDSLを使っていても根底にあるサウンドが1959であるということが如実に現れていると思います。
Y:そうおっしゃっていただけると大変うれしいです!

セッティング
M:アンプのセッティングで何かこだわっている部分ってありますか?リハやステージであんまりイジくり回している印象がないんですけど。
Y:昔のマーシャルって0か10かってところがありましたよね。それでボクは全部10だったんですね。プレゼンスも10。リンクしてボリュームも両方10。それで最高の音が出ていたんです。ですから今のモデルを使うときでも覚えているその時の音に近づけようとしているだけですね。弾き方がそういう音を覚えているというか…。後はその音が出るようにセットしていく。そうしてようやくここ5~6年で核心に近づいていっている気がします。
M:ようやく核心?もう到達しているのかと思っていましたが…。
Y:ずっとギターを弾いていると少しずつ少しずつうまくなっていきますよね。あまり気が付かない程度に。その中で、ギターとのやり取りとか、アンプとのやり取りとかも弾けば弾くほど上達していくんですよね。そういう部分で音の出し方とか、音の早さとかがより詳細にわかるようになってきた。ベースは0。上げても2とかね。ミドルは8から10。トレブルは3とか4とか。プレゼンスは上げない。

ドリーム・マーシャル
M:弾いてみたいマーシャル、ドリーム・マーシャルってあります?
Y:ジミ・ヘンドリックスの1969年の春先のアメリカツアーで使っていたマーシャル。同じく69年のロイヤル・アルバート・ホールのマーシャル。ヨーロッパでのトーンってすごく濁りがなくてクリアなんです。懐が深くて澄み切っている。その点ではすごく参考になる。一方、アメリカのツアーの場合、電圧の加減かペダルの影響か、もう少しハード・ロック的ないわゆるキメの細かいオーバードライブ・サウンドになるんですね。それもすごく好きです。
Miyake_img_0049 それか、マハビシュヌ・オーケストラの『火の鳥』でマクラフリンが使った…多分SUPER TREMOLO 100ですね。そんなにマクラフリンの音って好みではないんですけど、この頃の音はすごく好きなんです。
M:あの音っていかにも出なさそうですよね?でも、マクラフリンの一番はマイルスの『ジャック・ジョンソン』でしょう。
Y:(笑)アレはナンなんでしょうね?!
M:アレは奇跡でしょう。他には?
Y:それから、やっぱりエディかな?
M:アメリカ勢はダメなんじゃ?
Y:イエ、ドリーム・マーシャルということだったら話しは別です。エディの68年の Baby Marshallは弾いてみたい!アレ、本人は'67年製と言っていますが、先日リペアした人から'68年製だったと聞いてます。

ジミ・ヘンドリックスの録音
M:ジミ・ヘンドリックスは?実際に彼が使っていた1959の写真なんてありますけど…。
Y:ウワッ!見たい!
ジミ・ヘンドリックスでもそうなんですが、我々が耳にする音ってCDでも何でもレコーディングというプロセスを通ったものですよね。それがどういうミックスをされたか…もっと言うとリマスターされたかによってすごくトーンの聴こえ方が変わってきますよね。そういうことにすごく興味があって、リマスター盤が出ると買って聴いてみるようにしているんですね。自分がアルバムを出すようになって余計に神経質になりました。そういう意味で色々聴いていると、ジミってウッドストックにしてもワイト島にしても、モントレーにしても意外にオープンエアが多いんですね。で、オープンエアの会場で録った方が「マーシャルらしさ」って映えると思うんです。ホールの影響がありませんよね。だから生々しく彼が出していたトーンが残っていると思いますね。つまりアンプ以外の音の要素が少ないので参考にしやすい気がするんです。そういう風な思いで聴いています。ロビン・トロワーもそう。

三宅庸介の音楽
M:ところで、マーシャル・ブログに何回も書いている通り、私個人は三宅さんの音楽がとても好きで、ロックという範疇にあってはかなりユニークなものと捉えています。はじめに聴いてすぐに思い浮かんだのがマイケル・ランドゥ。
Y:マイケル・ランドゥが世間ではどういう立ち位置にいるかはわかりませんが、自身確かに影響を受けてはいます。でも、いわゆるフュージョンからの影響というのはまったくないんですMiyake_img_0048 ね。書いてもらっても構いませんが、ボクはフュージョンが大キライなんです。自分の音楽がフュージョンっていわれると「ン?(怒)」って感じになります。
アルバムを作る前はもっとフリーフォームで、テーマをひとつふたつ決めて延々とソロをやるようなユニットの時期もあったんですが、アルバムを作るときに「本当にやりたいことだけをやろう!」って取り組んだんです。
M:なるほど…。
Y:それととにかく弾き方は自分にしか出来ない方法を採るようにして、音にも徹底的にこだわりました。ストラトキャスターとマーシャルがあったからできたんです。曲に関しては、やっぱり素に戻ってずっと好きだったものを…つまりロックですね。コード進行やヴォイシングが変わっているというのはわかっているんですが、それをロックのサウンドにしたかった。ボクの中では結構ハード・ロックなんですけどネェ…。
M:はい。少なくともジャズには聴こえないし、フュージョンでもない。ロックなんですけど、他のロックとは単語も文法も違うんですね。メロディについても極力ロックの定番フレーズを避けている。自然にそうなっているのかな?ローランド・カークみたいな。結局ジャズの巨人達、パーカーもマイルスもエヴァンスも、今までにないようなカッコいいフレーズを発明することに心血を注いだワケですよね?三宅さんのやっていることはそういう感じがするんです。すごくステキ。
Y:それはあんまり意識していないな…。今のユニットはそうかも知れませんが、前にやっていたバンドでは典型的なフレーズも使っていたし、スティーヴ・ヴァイが好きだった頃のボクをご覧になっているお客さんはいまだにボクをそういう風に捉えているとは思います。
M:今の三宅さんだったら、自分の音楽を「三宅庸介です」と言っていいと思うんです。すごいスタイリストですよね。Miyake_img_0022
Y:ワァ、うれしい!ジミ・ヘンドリックスにしても、ロビン・トロワーにしても、ウリにしてもいまだにコピーします。好きですしね。でも、コピーしたものをそのまま弾いても意味がないんですね。人がやっていない…自分にしかできないことをいかに最善の形で音にするかということをやっていかないとしょうがない。

ジャズ
M:こないだのライブでは冒頭にコルトレーンの『至上の愛』の一節を弾かれていましたね。ジャズはよくお聴きになるんですか?
Y:イエイエ、全然!ウワベだけです。学校で教えていると、「BOφWYからギター始めました」とか「昔メタリカやってました」という子がちょっとギター弾けるようになって学校へ来る。それで、上手になってくると途端にやれ「モード」だとか何とかジャズの方へ行ってしまう。で、「君が好きだったBOφWYから受けた衝動はどこへ行っちゃったの?」っていう子がすごく多くて、そういう子は決まってロックをバカにするんですね。そんなことを目の当たりにしていたので、むしろボクはジャズをキライなのかもしれない…。そんなに興味もないし、居心地がよくない。
でも、アーティスト単位では好きな人はいます。ウェス・モンゴメリーは大好き。それでも彼の音楽的な手法がどうとかではなくて、トーンが好きだったり、歌わせ方が好きだったり…。後はマイルス。そのふたりぐらい。マイルスなら少しは偉そうに語れるかな(笑)?

『Lotus and Visceral Songs』
M:それではご自身の音楽を総括すると…。
Y:ボクは自分の音楽をプログレだと思っているんです。プログレが大好きでいまだにフォーカスが一番好きなんです。で、あのアルバム(『Lotus and Visceral Songs』)って『Focus Ⅲ』のサウンドをすごく参考にしているんです。Cd
M:録音ってこと?
Y:そうです。レコーディングの時、『Focus Ⅲ』をエンジニアに持っていって聴いてもらった。あのレコードって残響がほとんどないんですね。
M:「Anonymous Ⅱ」とか完全にデッドですよね。
Y:そう。聴いていてレコーディングしている部屋にいっしょにいるような感じにしたかったんです。音がボヤけるようなことは一切しないでくれ!とエンジニアに頼みました。特にドラム。ドラムの音が全体を決めますからね。ギターは自分が出している音をそのまま録ってもらえればいい音になることがわかっていたんで、ドラムにはこだわりました。あれはピエール・ヴァン・ダー・リンデン(Focusのドラマー。現在も活躍中)のドラム・サウンドをかなり参考にしたんですよ。レコーディングの期間中ズーッとあのアルバムを流していました。エンジニアの方とはちょっと意見が食い違いましたけどね。
M:だから、マーブロにも何回も書いたとおり、今のCDの音ってドンシャリすぎるんですよ。ナニを演っているのかさっぱり聞き取れないし、疲れちゃって長い時間聴いていられない。すぐ飽きちゃう。味が濃すぎるんです。コンビニのお弁当みたい。そういう点で『Lotus and Visceral Songs』は違うなって初めて聴いたとき思いましたよ。結局、お母さんの味付けの方が美味しいし飽きないんです。
Y:でしょ~?でもエンジニアの方は「お願いだから2000年以降にPro Toolsで録られた参考音源を持ってきてくれ」と言われました。リマスターされて音がよくなったか知らんが、こんな1972年に作られた音源は参考にならん…て!(笑)

M:確かに、確かに!何たって40年前に作られた音ですからね!

Y:ええ。でも結局はものすごく試行錯誤してもらって、納得のいく素晴らしい音で仕上げてもらいました。それがホントに嬉しかったし、とても良い経験をさせてもらったと思っています!(笑)
M:本当にCDの音質は業界をあげて考え直した方がいい。切ったり貼ったりは全然構わないと思うけど、昔みたいに自然な音で吹き込むべきだと思う。何しろ若い子にはレッド・ツェッペリンがスカスカに聴こえるらしい。ジョン・ボーナムのドラミングがスカスカなんですって!
Y:MP3プレイヤー用の音質になっているんですね。雑踏に負けないように鼓膜にくっついてすべての音が聴こえてくる。「ああ、これ聴きたいな」と思って家でターンテーブルに乗せて聴くようなレコードの音では外では雑踏の音に消されて聴こえないんですよ。

マーシャルを弾くということ
Y:今の若い子はマーシャルを弾かせると、あんまり知らない子は雑誌の影響か何かわかりまMiyake_img_0031 せんが、コントロールをすべて5にするんですね。ま、それでもいいけど、それじゃ面白くないやろ…自分の音を作ってみろって!そうでなければとにかく低音を出しちゃうんです。(笑)
M:ハハハ!
Y:自宅で教えるときなんかは、LEAD12(5005、12Wの小型コンボ)を使っているんですが、ベースを上げちゃうと全然音が抜けない。だからベースはゼロ。トレブルは少し。ミドルは10。ベースはゼロで慣れろ!こうやってるとうまくなるんですよ!鳴らし方がわかってくる。
Y:ギタリストがギターを弾いているのを見た時に、マーシャルを弾いてきたかどうかって弾き方でわかるんですよね。ピッキングとかね。で、そういう人の出す音って大抵ボクの好きなタイプの音なんですね。マーシャルに逆に育てられた弾き方っていうものがあるんですね。ボクもそうだけど…。ピッキングを見たら生音でもわかる。
現行品で全然構わない…1959に戻りたいなって思っているんです。アンプのよさを引き出す弾き方が果たして出来ているかどうか真剣に向き合いたいと考えているから…。

<あとがき>

見た目の通り落ち着いて思慮深く、ひとつひとつ言葉を選びながらお話しになる三宅さんの姿は先生、それも生活指導の先生のようでもあり、ひとつの道を極めんとする修行僧のようでもある。もちろんその実体は己の真のスタイルや音楽を追及するアーティストだ。それだけに三宅さんの発する言葉には計り知れない重みを感じた。

楽器に限らず最近市場に出回るあらゆる商品は「売上至上」を象徴しているかのような、お店で手をかけずにすぐに売れるものしか置かなくなってしまった。商品のハードルが低くなってしまっているのだ。

これは決して品質が良いとか悪いとかいうことではない。ギター・アンプでいえば初心者でもスイッチを入れればその場でいい音が出てしまうというシロモノ。もちろん、ギター・アンプはいい音を出すことによって商品の価値が決まるワケだからそれらは商品としての使命を立派に果たしているのだが、本当にこれだけでいいのだろうか?いい音が出ることによってそれ以上の音を求める必要がなくなってしまうだろうし、いい音を出すために悪戦苦闘をして弾き方の研究する機会もなくなってしまう。

マーシャルで言えば1959の例を出せばわかりやすいだろうか?初めてギターを弾く人にとってよもや1959がユーザー・フレンドリーということはあり得ないだろう。でも、我々がギター始めたころはこれが当たり前のギター・アンプだった。
もしロックが「ロック」という形と精神で将来も生き残ることができるとすれば、CDの音質も先祖返りを果たし、ギター・アンプも1959のようなノン・マスター・ボリュームの頑固なモデルに収斂していくような気がする。そしてそういった傾向こそがロックをよみがえらせるのではないか?とさえ思えるのである。
「1959にもどりたい」という三宅さんの言葉が実に印象的であった。  

三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Yosuke Miyake's "Strage, Beautiful &Loud"

(一部敬称略)

2011年10月 5日 (水)

三宅庸介、マーシャルを語る <前編>

Yosuke Miyake talks about Marshall  <vol.1>

<はじめに>

マーシャル・ブログに多数回ご登場頂いている三宅庸介氏。その独特のスタイルと誰もがうらやむ魅力的なギター・サウンドで自己のユニット、Strange, Beautiful and Loudを率いて自らの音楽を奏でる姿は現在の音楽シーンでもズバ抜けて光り輝く存在であることは誰もが認めるところであろう。
今回は満を持して三宅庸介にマーシャル・トークに登場していただいた。
個人的な趣向もあって、ついマーシャルの話しよりも三宅さんの音楽的な部分に触れることが多くなってしまった。でも、どう転んでも、どう説明してもらってもあの三宅さんのトーンを真似することは不可能であろうから、いくらサウンドの秘密を解き明かしてもらっても無駄だと思ったのだ。そしてギターを方々にとっては、かえって音楽的なバックグラウンドや音楽に対する姿勢を語って頂いたほうが有効だとも思ったのだ。
稀代のスタイリストのトークを是非ご堪能あれ!

マーシャルとの出会い
マーシャル(以下M):マーシャルを意識し出したのはいつ頃、どんな感じでした?
三宅(以下Y):記憶にあるのは、最初に買ったミュージックライフ誌にジェフ・ベックの『There and Back』ツアーの来日公演のレポートが出ていたんです。(ハンブル・パイの)マリオットから安い値段で買ったかもらった54年のストラトを弾Miyake_img_0023 いていて、メンバーはサイモン・フィリップス、モ・フォスターとトニー・ハイマス(スティーヴ・マリオットの悲劇についてはコチラをご覧くだされ)。その時の写真がすごくカッコよくて…昔ってよく透明の下敷きにアイドルの写真なんかを入れたりしましたでしょ? ボクはそこにそのジェフ・ベックの写真を入れていたんです。そのジェフの後ろに「Marshall」の文字が写っていたんだと思います。ハッキリこの時に意識をし出したというのではありませんが、そんなことでマーシャルというものを気にし出したんだと思います。
後はマイケル・シェンカーが好きだったし、リッチーですよね。

三宅庸介とマーク・ノップラー
M:では、好きなギタリストというと…。
Y:最初はマーク・ノップラー。
M:エエッ?!
Y:ホントです。というのはラジオでよくかかっていたんですね。「サルタン」とか。リアルタイムに聴いたのは3枚目の『Making Movies』ですね。それとポリスなんかが好きでずーっと聴いていました。
M:メチャクチャ意外なんですけど…。
Y:だから、ギターとして最初に意識して聴いていたのはダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーなんです。
M:ギターが好きで?それとも曲?
Y:曲も好きだったし、ギターのトーンが好きでしたね。
M:でも歌は受け付けないんじゃないんですか?
Y:イヤイヤ、歌も好きでした。ポリスも好きで、一番最初に観に行ったコンサートがポリスでしたから…。81年ぐらいかな?ボクは最初ベーシストになりたかったんですよ。
M:スティングにあこがれて?
Miyake_img_0033 Y:そう。いまだに一番のアイドルはスティングなんです。
M:音楽家としてでしょ?
Y:そう。存在とか…。例えば自分でアルバムを作るときにスティングを連れてくるのは到底無理なので、彼のアルバムでちょっとでもギターが弾けたらいいナァと思いますね。

ブリティッシュ・ロック
Y:ボクはアメリカ系の音が全然ダメで、その後も聴いたものといえばシン・リジーであったりジューダス・プリーストであったり…ブリティッシュ・ハードばっかりでした。ヴァン・ヘイレンすらピンと来なかった。
M:私はヴァン・ヘイレンが出てきた時のことをよく覚えていて、初来日公演も行きました。あの頃ってツェッペリンもパープルもピンク・フロイドももうなくなっていて、ブリティッシュ・ライオンズとかストラップスとかエアロスミスの弟分のスターズとかイギリスのミスター・ビッグとか(実は大好き)…そんなのしかいなかった。リアルタイムのギター・ヒーローも不在だった。そこへあんなに弾ける人が出てきちゃったから上へ下への大騒ぎだったんです。
Y:なるほど。やっぱりマーシャルはそういうヒーローが使っているという視覚的なインパクトが強かったんです。
UFOの『フォース・イット』サウンドにかなり印象深いものがありましたね。やっぱりマイケル・シェンカー好きでしたから。

ストラトキャスター
M:ところで三宅さんは担当楽器のところにいつも「ストラトキャスター」と記されていますよね。いわば職業がストラト…。 シェンカーは違うにしても、それはやっぱりジェフ・ベックとかマーク・ノップラーとかの影響が強いんですかね?それともジミヘン?Miyake_img_0026_2
Y:ストラトは…(間)、ストラトは…ウリかナァ。マイケル・シェンカーのUFOとかシン・リジーとかブリティッシュ・ハードロック、もっと広く言えばブリティッシュ・ロックにハマって、プログレッシブ・ロックに傾いたり…でもギターものだとその頃からズーっとウルリッヒ・ロートですよね。
M:ウリがその時代の日本人ギタリストに与えた影響には計り知れないものがありますね。令文さん、中間さん、ノンちゃん(島紀史)、ルークさん、Syuちゃん…みんなウリ大好き。
Y:『Tokyo Tapes』はレコードもCDも何回買ったかわからないし、ジャケットも部屋に飾っていました。それも複数枚買って表と見開きの内側の両方を飾ったりしていました。それぐらい好きでした。
M:そんなに!

大谷令文
Y:ストラトっていうと、高校2年ぐらい、そこそこギターが弾けるようになった時に見たんですよ…令文さんを京都で。それより以前に先輩が録音してきたテープなんかで聴いてはいたんです。「これは外国人だ」って思いましたね。日本人でもこんなギターを弾ける人がいることに驚きました。こりゃ観に行かないといけない!って京都の磔磔に行ったんです。最前列でね、もう令文さんの足が目の前にある。当然真ん前はマーシャルですよ。もうギターの音しか聴こえない!それもボクが聴いてきた大好きなブリティッシュ・ロックのすごいギタリスト達が出している音と同じだったんです。令文さんが23~24歳の頃なのかな?日本人でこれが出来る人がいるんだったら、自分も本気でやってみようかな?って思いました。それぐらい令文さんにはインパクトを受けましたね。ホント、あの時の令文さんを見ていなかったらギタリストにはならなかったかも知れない。
M:へェ~。令文さんマーブロ読んでくだすっていますからね。きっとお喜びになりますよ。マリノの頃?
Y:マリノのデビューの直前ですかね。

ギターを始める
M:ところでギターを始めたのは?
Y:14~15歳ぐらいかな?でもあんまり弾いていなかったんです。本当にあの1983年11月13日のライブがなかったらこうはならなかった。
M:では、はじめてのアンプといえば?
Miyake_img_0038 Y:最初にギターを買った時に小さな10Wぐらいのコンボもいっしょに買って改造とかしたんですよ。
M:本当にお好きなんですねェ!
Y:ええ。父がそういう関係だったもので電気に強かったんです。で、最初にギターとワウワウ・ペダルとその小さいアンプを買ったんです。歪みペダルを使わないであの憧れの音を出そうとしていました。
M:ギターをはじめた頃って「あの音を出そう」なんて思ったりしませんよ!「音」に対する意識なんか普通ありませんよ。
Y:ボクの場合はそうでしたね。

はじめてのマーシャル
M:で、はじめてのマーシャルはいつ頃どうやって何を入手しましたか?
Y:19歳の時にバンドもやってなかったので、このままじゃいけないと思い「マーシャルを買おう」と決心したんです。マーシャルを買えばどっかのバンドに入れてもらえると読んだんです。とりあえずマーシャル持たないことには大人になれないな…みたいな。で、オールドのマーシャルが欲しくて、色々調べたら大阪にそういうお店があったんですよ。で、行ってみたら5台くらいオールドのマーシャルがありました。その時の店員さんが住友(俊洋)くんだったんです。
M:エエ~ッ!あの住友さん?
Y:はい。バイトでね。彼もティンカーベルっていうバンドをやっていてそこそこ有名でしたからね。後で調べてみたら令文さんをはじめ大阪のスゴ腕ギタリストはみんなそこへ行っていたようです。
で、住友くんに色々訊いたりして、その中で一番気に入ったのが1973年製の1959だったんです。今にして思うとまだハンドワイアードでね。
M:1974年ぐらいまではまだハンドワイアードがありましたからね。

テラ・ローザとマーシャル
Y:ハイ。それをスタックで買ったワケです。でも持って帰れないのでお金だけ払って少しの間取り置きしてもらうように頼んだのです。で、家に帰ったら電話がかかってきたんです。テラ・ローザのキーボードがさっきの先輩の紹介で電話をかけてきてくれたんです。「ギタリストを探しているのでオーディションを受けないか?」って。Miyake_img_0011
M:マーシャル買った日に電話がかかってきたんですか?!
Y:そうです。スゴイと思いませんか?
M:メッチャすごいですよ!マーシャルはお守り?
Y:ね!それで早速マーシャルの話をして、さっきの楽器屋さんで待ち合わせして、買ったマーシャルを車に積んでオーディション会場に持っていってもらったんです。だから、オーディションの時にはじめてその買ったマーシャルを本格的に弾いたというワケです。
M:へェ~。
Y:それでそのままバンドに入れてもらったので、結局そのマーシャルは家に持って帰らなかったんですね。
M:スゴイ話しですね~。
Y:マーシャルを取り入れた日にたちまちバンドに入ることができたワケです。しかもよく観に行っていた好きなバンドです。だから本当にマーシャルが守り神というかラッキー・アイテムというか…マーシャルが人まで連れて来てくれた…そういう感じなんです。

マーシャルを手放す
M:そのラッキー・マーシャルはその後どうなったんですか?
Y:手放してしまったんです。ホント後悔してる。そういう人たくさんいると思いますが…。
M:シャラさんもそんなことをおっしゃってた。その後は?
Y:ラック・システムに興味がありましてね。マイケル・ランドゥの影響を受けました。大分お金をかけて使っていたんですけど盗まれてしまいました!車に積み忘れちゃったんですよ!それでアンプがなくなって困った。それでまたマーシャルに戻ったんです。「これはマーシャルじゃないからこんな目に会うんだ!」って反省しました!
それでまた手に入れたのが78年製の1959。それをしばらく使っていました。

その後のマーシャル
M:それから?
Miyake_img_0053 Y:東京に出てくる時にサポートの話しとかもあって、洗練された音作りをする必要が出てきて、気になっていた6100を入手したんです。そしたらあのクランチがすごくよくて、今のマーシャルでもこんな音が出るのかって…。
M:6100の頃もあったんですか~。
Y:今でも手放さないで持っていますよ。好きで結構使いました。ゲイリー・ムーアも出た頃使ってましたもんね。
で、大分使いこんだところでDSLが出て来たんです。

M:なるほど…。

三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Yosuke Miyake's "Strage, Beautiful &Loud"

<後編につづく>

2011年10月 4日 (火)

MASSIVE ROCK RECORDS Presents MASSIVE ROCK FES 2011 <後編>~BULL ZEICHEN 88登場!

MASSIVE ROCK RECORDS Presents massive Rock Fes 2011 <Part 2>~BULL ZEICHEN 88 Appeared on the Stage!

トリはBULL ZEICHEN 88!これがマーブロ初登場。前から出てもらいたかったバンドのひとつだ!

Massive_img_2958

淳士(JUN-JI)

Massive_img_3116

IKUO

Massive_img_3040

栄二郎

Massive_img_3001

SEBASTIAN

Massive_img_2967

シンプル、ソリッド、スピード、エッジー、とにかく小気味よい切れ味の鋭いギターだ。

Massive_img_2918

そしてこのサウンド。歪んではいあるものの、クリーン感というか透明感が高いとでもいおうか…。SEBASTIANのプレイがあってこそのギター・サウンドであり、このサウンドあってこそのSEBASTIANのプレイなんのであろう。

Massive_img_2936

渾身の力を込めてパワフルに歌い上げる栄二郎の姿はむしろ感動的でさえある。

Massive_img_2963

ステージ狭しと暴れ周り絶叫する。これでもかと絶叫する。これもまたバンド・サウンドの要なのだ。

Massive_img_3005

ビリー・シーンの影響を受けたという正確無比のIKUOのベースは日本を代表するハイパー・ベーシスト。

Img_3023

あるインタビューで「BULL ZEICHEN 88では自分をデフォルメして表現する。やりたいことをやらないと意味がない」と語っていた。これぞロックの原点。まさしくその言葉通り自由奔放なプレイが見事にバンド・サウンドにハマっていた。

Img_3024

自己のバンド、BULL ZEICHEN 88での活動の他にAcid Black Cherry、GACKT、Sound Horizonらで活躍するまさにひっぱりダコの淳士。もちろんSIAM SHADEの期間限定の再結成でも話題を大いに集めた。

Massive_img_3103

そんな人気ぶりの理由はプレイを見ればすぐわかる。華麗なテクニックと豊かな音楽性が溢れ出てくるからだ。特にこのフィルの手の早さ!カッコいい~!

Massive_img_3106_2

空を舞うSEBASTIAN。派手なステージアクションは当たり前!

Massive_img_3011

観客のアオリもハンパじゃなく激しいのだ!

Massive_img_3071

ステージと観客が渾然一体となる瞬間。ま、はじめから終わりまでなんだけど…会場全体がドライブしている感じ?それがBULL 8のライブだ!

Massive_img_3013_2

トリを飾るにふさわしい凄まじくエネルギッシュなステージで1日目を締めくくったBULL ZEICHEN 88!

Massive_img_3078

9 月27日には会場と通販のみで販売されるミュージック・クリップDVDが発売されているのでコチラも要チェックだ!

B8dvd

BULL ZEICHEN 88の詳しい情報はコチラ⇒:::BULL ZEICHEN 88 Official Website:::

Massive_img_3092_2

(一部敬称略 2011年9月7日 渋谷O-WESTにて撮影)

2011年10月 3日 (月)

MASSIVE ROCK RECORDS Presents massive Rock Fes 2011 <前編>~摩天楼オペラ、仮面ライダーGIRLS登場!

MASSIVE ROCK RECORDS Presents massive Rock Fes 2011 <Part 1>~Matenrou Opera, Kamen Rider GIRLS Appeared on the Stage!

イギリス人は「量が多い」ことを表す形容詞として「massive」という言葉をよく使いますな。一方、アメリカ人がこの言葉を口にしているのを聴いたことがほとんどない。それから、ダムなんかのとてつもなく大量のコンクリートを使って造られる躯体を「マッシブ・コンクリート」なんていいますな。(セメント、モルタル、コンクリート、生コンの区別がゴッチャになっている人はいないかな~?説明しましょうか?)

eversetのtatsuoとBULL ZEICHEN 88の淳士が、誰からも何の制限を受けずに自分たちのやりたい音楽をやりたいように展開するために立ち上げたレーベルがMASSIVE ROCK RECORDS。そして、レーベルやレコード会社の垣根を越えて気の合うミュージシャン仲間が集まって盛り上がってしまおうというイベントがmassive Rock Fesだ。

今年も9月7日と8日の2日間にわたってド派手に開催された。今回はその初日のレポート。

Massive_img_3092

オープニング・アクトに登場したるは仮面ライダーGIRLS。

Massive_img_1815

MASSIVE ROCK RECORDSの主宰者にして本フェスティバルの主催者のtatsuo。以前にマーブロでも紹介したtatsuoが所属するeverset自体の出演は今回なし。その代わりeversetのメンバーはこの仮面ライダーGIRLSのサポートにまわった。

Massive_img_1847

さて、この仮面ライダーGIRLS…何をしている人たちかというと、仮面ライダー歴代のテーマソングをロックで演っちゃってるのね。これがまた実に軽快でゴキゲンなのだ!

Massive_img_1854

「本郷猛は改造人間であ~る」…ああ、夢中になったな~、仮面ライダー。私が見始めたのは初代ライダーの途中からかしら。一文字隼人(それにしてもスゲエ名前だ)にはズッポリとハマったね。

もうライダー・カードが欲しくて欲しくて…ご多分にもれずライダースナック食べないで処分しちゃったクチです。本当にゴメンナサイ。コレ大きな社会現象にもなって、我々も学校で先生にひどく怒られたからね。でも子供はカード欲しいのよ。「ラッキー・カード」でいくつかアルバムもらったし…。ああいうのとっておけばよかったナァ~。

それで、学校で厳重注意されたもんだから、スナックをどうにかしなきゃいけない…。もちろん素直に食べればいいんだけど、コレ、かっぱえびせんを甘くしたような味でどうも口に合わない。塩味ならおいしかったんだろうけど、子供向けのお菓子だっていうんでなまじ甘くするもんだからマズくてしようがない。

で…だ。ある日、これをおいしく食べる方法を発見した。それは単純そのもの。1ケ1ケ口に入れるから妙に味わってしまって「マズイ」ということに気がついて、試しに出来る限りたくさん口の中に入れて一気に食べてみた。これが案外イケるのである!それからというものスナックはおいしく食べられるし、カードは集まるし、めでたしめでたし…となった。ああ、それにしても何でカードって魅力的なんだろうね?各種のスタンプ・カードはこの心理を応用しているに違いない。

それと、どうもこの収集癖というのは男性特有のもので男の子って子供の時から集めて並べるのが好きね。電車の模型とか、ミニカーとか集めるだけでなくて並べるが好き。ウチの子もずいぶん並べてたっけ…。

ま、いずれにせよカードを集めていた情熱は相変わらずで、今ではCDね。いまだにCD…か?私は集めるの大好きです。

仮面ライダーにもどって…アレ、1番のライダー・カードって「クモ男」かんなんかだったっけ?初代のライダーの頃って怪人が「さそり男」とか「ハチ女」とか「かまきり男」とかでサ、何かリアリティがあったんだよね。「サラセニアン」とかいうのもいなかったけ?その内だんだんキテレツなヤツばっかり出てくるようになっていった。

もうとにかく仮面ライダーはすごい影響力だった。無防備のお母さんに後ろからライダー・キックいきなり浴びせて怪我させちゃうヤツとか、すっかりライダー気取りで高いところから飛び降りて足の骨折っちゃうヤツとか…。それまでのヒーローっていうとウルトラマンだのジャイアントロボだのデカイのが多かったからね。その前は月光仮面とかハリマオとかもいたんだろうけど、我々の幼少時代にまたその等身大ヒーローが現れたワケ。等身大だから誰もが本郷猛や一文字隼人になれると思った。子供はかわいいよ。今こちとら考えることなんて「人造人間キカイダーって真空管使ってんのかな?」とかだもん。

ハイ、おわり。tatsuoさん、ゴメンなさい。字だらけになっちゃった!

ライダーGIRLSのみなさん、お待ちどうさま。

Massive_img_1864

メンバーは5人。かしましいったらユカイ極まりない!こういう明るいパフォーマンスは本当に元気を与えてくれる。シャッター切りながら思わずいっしょに歌っちまったゼ(私はV3までは歌える)。

Massive_img_1875 Massive_img_1876

Massive_img_1937 Massive_img_1889

Massive_img_1936_2

ハード・ドラヴィンなギターで名曲を激しく演出するtatsuo。

Massive_img_1926

当日は使用されなかったが、tatsuoはJMDのオーナーでもある。以前その試奏レポートを掲載しているので是非ご覧あれ⇒tatsuo Meets JMD:1~tatsuo (everset) 、JMD:1を弾く

Massive_img_1964

つかみは完璧!とてもオープニング・アクトとは思えない充実のステージでmassive Rock Fesをスタートさせた仮面ライダーGIRLSなのであった!

Massive_img_1972

IWGPヘビー級チャンピオン、棚橋弘至選手とコラボしたPVも大注目だ!

Massive_img_1879

仮面ライダーGIRLSの詳しい情報はコチラ⇒仮面ライダーGIRLSオフィシャルサイト

(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

Massive_img_1980

続いてレポートするバンドは摩天楼オペラ!久々の登場だ!

Massive_img_2276

ギター、Anzi~anzi~

Massive_img_2362

ボーカル、苑~sono~

Massive_img_2192

キーボード、彩~ayame~

Massive_img_2234

ベース、燿 ~yo~

Massive_img_2249

ドラム、悠~yu~

Massive_img_2288

この日、anziはいつもの愛用のECフレットのDSL100を使用。多忙なイベントゆえキャビネットが使い回しとなり、他社製のものを使用。よっていつもとは若干異なる音像だった。いつも言ってる通りキャビの影響はデカイのだ!

Massive_img_2186_2

しかし、プレイにはまったく支障なし!いつもの光速のソロ・フレーズは健在だった。

Massive_img_2401_2

メジャー・デビュー後もアルバムやシングルの発表、各地でのフェスティバルへの参加等、破竹の勢いでオペラーを増殖させている。

Massive_img_2257_3

この日は5バンド出演ということで演奏時間が短くて少々モノ足りなかったが、充分にオペラ・ワールドを見せつけてくれた。

Massive_img_2284

持ち時間が短いと自然にアップ・テンポの曲が多くなる。これがまたイベントのいいところなんよね~。コレでいいのだ!

Massive_img_2238

もちろんオペラもほとんどアップテンポの曲でエネルギッシュにステージをまとめてくれた。これでmassive Rock Fes第1日目の中盤も完璧な展開となった。

Massive_img_2230

下は10月19日発売のメジャー第2弾シングル『落とし穴の底はこんな世界』。左がDVDが付いている初回限定盤、右が通常盤だ。ジャケットがまずいいね。コレって『シャイニング』のあの女の子の双子のイメージなのかな?「Come and play with us」の飛び上がるほどコワイところね。

Opera1 Opera2

摩天楼オペラから目を離すなよ…とanziが言っているゼ!ニョキッ!

Massive_img_2330

摩天楼オペラの詳しい情報はコチラ⇒摩天楼オペラ公式サイト

Massive_img_2203_2

(一部敬称略 2011年9月7日 渋谷O-WESTにて撮影)