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2011年9月26日 (月)

Sound Experience vol.3~三宅庸介&田川ヒロアキ

Sound Experience vol.3~Yosuke Miyake & Hiroaki Tagawa

孤高のギタリスト、三宅庸介が三軒茶屋のGrapefruit Moonでシリーズで展開しているゴキゲンなギグ『Sound Experience』。

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この『Sound Experience』は三宅庸介のグループに対バンを招いて硬派な音楽をプレゼンテーションするという企画で、第1回目は大谷令文、第2回目にはトシヒケタを迎え開催。ギター好きにはたまらない贈り物となった。

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そして三宅さんが第3回目に選んだゲストは田川ヒロアキ。「これは面白い対決になる!」と確信し会場へ駆けつけた。三宅さんが三軒茶屋で三回目だ!と三つ並んだところで…。

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思った通りリハーサルの時から息がピッタリ!

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今回のヒロアキくんは自分のトリオでの参戦だ。

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アンプは愛用のJMD501。今回は三宅さんのド迫力サウンドに対抗すべく、内部スピーカーをキャンセルし1960Aで鳴らしてみた。

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ベースは仮谷克之

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仮谷さんはヒロアキくんとの共演も多いベーシスト。それだけに曲のツボを得たプレイが素晴らしい。

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また仮谷さんはレコーディング・エンジニアとしての活動も展開しており、マーブロではすっかりおなじみの『手数セッション』も仮谷さんに手によって録音されている。

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ナンヤカンヤと毎回新しい試みに挑戦するヒロアキくん。

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オリジナル曲に交じって「オール・マイ・ラヴィング」をへヴィにアレンジし、しかも曲中にレイ・ゴメスの「ウエスト・コースト・ブギ」をサンドイッチ!ん~、あまりにも意表をついたアイデア!

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ドラムは高仁範(コウインボム)。

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高くんも田川バンドのレギュラー・ドラマー。「美ぎ島ミュージック・コンベンション in 宮古島 2011」でも大いに活躍してくれた。

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恒例のア・カペラ・ソロ。今回は4×12"キャビネットで鳴らしているので、いつもよりにぎやかで派手な音像となった。驚異のシュッレッディング~ディレイ・トリック~タッピングのフル・コース。

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仮谷さん渾身のベース・ソロ!ドヒェ~!ここでそんなフレーズ出しちゃうの?!もう手に汗握るソロなんだから~!恐れ入りやした!

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高くんも会心のドラム・ソロを披露。ソリッドでクリスピーなプレイにコミカルなワザも織り込んで拍手喝采!「音が美しい」との評判も寄せられた。

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何の曲だったか、ナント、ウェザー・リポートの「ブラック・マーケット」の一節が飛び出した。勉強熱心なヒロアキくんなのである。この曲のアフリカ風のメロディ…完全に我々が普段使っているブルース・ペンタトニックだけでできているのだが、実に弾きにくいくて極端にムズカシイ。コピーしてみればわかると思うが、右手も左手も我々ギター・プレイヤーが普段使わない音列なのだ。ピアニスト(ジョー・ザヴィヌル)の作曲だからだろう。それをヒロアキくんは軽々と…と言いたいところだが、さすがの彼も結構苦労していたな。

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「Journey in My Heart」、「Prankish」、「My Eternal Dream」等の田川スタンダードを次々にプレイ。いつものギタープレイが冴えわたった!

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続いては三宅さんグループの登場。今回はStrange Beautiful and Loudでの登板ではなく、キーボードを交えたOrchestra FOURというユニットでの登場だ。

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三宅庸介。担当楽器はStratocaster。

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キーボード、矢吹卓

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ベースは河野充生

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そしてドラムは下田武男という布陣。

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もちろんメンバーが変わっても違うレパートリーに取り組んでも三宅さんのギター・サウンドと鬼気迫るプレイはまったくいつもと変わらない。DSL100のClassic GainのCrunchを使用。

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斬新なフレーズ、奇抜なヴォイシング、三宅庸介の世界はいつもマーブロで触れている通りワン・アンド・オンリーだ。

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1曲目から度肝を抜かれた。もう完全に自分好み。5/4+11/8拍子に乗った複雑にして美しい曲。ナチュラルで少しも奇をてらったところがない。パット・メセニーがへヴィになってカンタベリーへ行っちゃったかのような…タマリマヘンなぁ~!

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作曲はこの矢吹さん。日本にもこういう曲を書いて演奏する人がいることがメッチャうれしい。完全にブリティッシュ・プログレ・サウンド。もっと聴きたい!

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河野さんは三宅さんの『Lotus and Visceral Songs』の収録曲の半分以上でベースを弾いている。いわば三宅さんとは気心の知れた恋女房だ。

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そして、河野さんの演奏を聴いた途端、三宅さんがナゼ彼を重用しているのかがわかった。特に後半ではいよいよそれに確信を持たざるを得ないプレイが続出。16音符で指板を縦横無尽に駆け巡るベース・ラインに息を飲んだ!こういうベースは本当にカッコいい!

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難波弘之氏率いるNuovo Immigrato(ヌーヴォ・イミグラート)でも活躍する下田さん。変拍子を難なく自然にこなす。それも、パワータップリに!

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近々三宅さんの「マーシャル・トーク」をお届けするのでお楽しみに!

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そして、お待ちかねのジャム・セッション!今日はかなりコレを期待してたんだよね。こういう個性派のぶつかり合いこそがジャム・セッションの醍醐味だ!

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何を演ろうかと事前にふたりで選曲のすり合わせをしたところ、ごくごく自然にヘンドリックス・スタンダードに決定したらしい。「リトル・ウイング」だ。歌は三宅さんが担当。

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ジャム・セッションというと大抵ノリノリのロックンロール・タイプの曲が選ばれがちだ。それもにぎやかでよかろう。が、こうしてゆったりとしたテンポでジックリとギター・バトルを展開するの実にスリリングでいいものだ。

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卓越したテクニックと魅惑のギターサウンドのすさまじい応酬で互いに讃えあう。

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そして、もう1曲。「Voodoo Chile(Slight Return)」だ!

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こちらも息をもつかせぬ緊迫したプレイ。マーシャルを使うギタリストはみんなジミの息子なのだ!

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想像した通りの充実したジャム・セッションとなった。やっぱりギターって素晴らしい!

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三宅庸介の詳しい情報はコチラ⇒Yosuke Miyake's "Strange Beautiful and Loud"

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田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

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(一部敬称略 2011年8月29日 三軒茶屋Grapefruit Moonにて撮影)