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2011年9月20日 (火)

Motion Rock Opera 2011 Tour to the end. Life Pathfinder

『ようこそ、この世界へ!これから皆様には「Life pathfinder(人生探査機)」に乗り込んでいただき自分が主役の、輝かしい人生を探しに行ってもらいます。』

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昨年に引き続き、鬼才松高タケシ構成による『Motion Rock Opera 2011 Tour th the end. Life pathfinder』が上演された。

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今日レポートするのは公演初日の前日のゲネプロのようす。

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会場が変更されて前回よりもやや広めの環境となり、さらに充実した演出が実現した。

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もちろん音楽シーンでは今年もタップリとマーシャルが使用された。

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「自分探しの旅」というテーマはそのままだが、ところどころディテイルに変更が認められ、最後までジックリと楽しんでしまった!

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前回も書いた通りミュージカルの魅力は計り知れない。時折ミュージカルを好まない人に出くわすが、そういう人たちはキマって「今まで普通なのに急に歌ったり踊り出したりするところがおかしい」と言いますナ。それがミュージカルってもんなんですけどね。夢のないことを言ってもらっちゃ困ります。

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『Cats』もそうだけど、『Bring in 'da Noise, Bring in 'da Funk』や『Blue Man Group』のような新種のミュージカルも多くなったけど、私なんざ50年代のブロードウェイ・ミュージカル大好きね。「I Love You」を言うためにワザワザ5分も10分もゴージャスなオケをバックに歌って踊っちゃうようなの大歓迎です。

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もちろん音楽、セリフ、ダンス、ストーリー、どれが欠けても成功しない厳しい芸術…。

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もうひとつミュージカルには舞台セットという楽しみもあるのだが、Life pathfinderの場合はそれを極限までそぎ落とすことによって、歌、セリフ、ダンスを際立たせることに成功している。

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しかし、呼び名はどうあれ音楽劇。曲のクォリティが高くなくてはミュージカルは絶対に成り立たない。

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秀逸な素材と優れた歌唱&演技力の合作…

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それが『Life pathfinder』なのだ。

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コンサートやミュージカルには慣れているが、正直、芝居はほとんど観に行くことがないだけに…

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目前で展開する迫真の演技にこっちの方が緊張しちゃったりして…!それぐらいの熱演!

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そしてにぎやかな音楽シークエンス。このメリハリがミュージカルの醍醐味だ。

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ソロ・パフォーマンスもタップリ!

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舞台のセリ上がりも導入され前回よりも迫力が増した。

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希望と絶望の中で「自分探しの旅」は進んでいく。

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演奏は「爆弾ヤマシタ」。ギター、キーボード、ベース、ドラムという編成。暗転も多く譜面も使えない完全暗譜状態だ。

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ベースはVBA400とVBC800、ギターには1960Aが使用されていた。

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完璧な演奏に完璧にシンクロするダンス。ミュージカルは楽しい!

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目立った大道具はなし、懐中電灯をはじめとしたシンプルな小道具とライトだけで演出される舞台運びは見事なもの。

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「自分探しの旅」どころか、自分を見失ってばかりの毎日を送る私にとって『Life pthfinder』は一種の清涼剤のような一幕だった。

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フィナーレのテーマ・ソングの大合唱は感動モノ!今回もアっという間の129分なのであった。

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Life pathfinderの詳しい情報はコチラ⇒公式サイト

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(一部敬称略 2011年8月24日 新国立劇場 小劇場 THE PITにて撮影

※『Life pathfinder』は「モーション・ロック・オペラ」を標榜されていますが、本稿では「音楽劇」を示す一般的な表現として「ミュージカル」という単語を使わせていただきました。 

※協力:松高タケシ氏)