手数セッション、ライブ・レコーディング!
Tekazu session live recording!
前回のセッションがあまりにも好評で「CDかDVDにしちくりぃ~!」というリクエストが殺到したのでレコーディングのためのライブをしちゃったのだ!
「手数新撰組」とでも呼ぼうか?この猛者三人がロック界を斬るッ!「草食系男子」がはびこる昨今、これだけ「オレが、オレが!」の肉しか喰わない猛禽類が集まったインプロビゼーション大会も珍しい。(「肉しか喰わない」という表現はモノの例えですからね。バランスのよい食事がこのようなスゴイ演奏を可能にします)
ドラムは菅沼孝三。局長の近藤勇だ。
生まれついてのケンカ屋、副長・土方歳三、ベースの江川ほーじん。
そしてギター界に旋風を巻き起こす若き志士、田川ヒロアキは沖田総司。
開演前、弦を張り替えるヒロアキくん。弦を張るにも気合が入る?!
愛器JMD501を従えたヒロアキくん。下はスペアだ。
1590年、立て籠もる北条氏照、氏政に豊臣秀吉の軍勢である上杉景勝、前田利家、真田昌之が攻め入り、そして落城したのがここ八王子にあった八王子城。
ライブは孝三さんのディジュリドゥでスタートした。それはあたかもまた合戦が始まる法螺貝のようであった。
「守るのは攻めるより難しいでなァ…」とは『七人の侍』の島田堪兵衛(志村喬)。攻めることしか知らないこのトリオ。今回も勝ち戦になることは必定だ!
イザ出陣!オリャ~!
以前は「手数」を「てすう」と読むのかと思っていたヒロアキくん。自分もしっかりギターの手数王だ。
キーボードでバッキングをしながら左手のタッピングでギターソロを弾くという「フレットピアノ」を地でいくワザ。これがタラタラと両方いっぺんに何とか弾いているとかいうレベルではなくてベラボラビラブラベラボラビラブラとガッツリ弾きこむ超絶技巧なのよ!
今回のライブでは曲がないのか、腕前を見せつけたいのか、はたまたただ時間を稼いでいるだけなのか(全部冗談ですよ!)、ひとりひとりのア・カペラ・ソロ・コーナーが設けられた。修練に途方も無く長い時間をかけ、音楽に情熱を持ち続けることができた者だけが勝ち得る素晴らしい技巧の数々が惜しげもなく披露されたのだ。
ライブに接するたびに音楽の幅を広げ、成長し続けるヒロアキくん。曲中のソロも最高にスリリングだが、このア・カペラ・ソロはすごかった。LOUD PARKの檜舞台や鹿鳴館のソロ・ライブでも同様のソロを披露したが、この「手数セッション」の時はひときわすごかった。イヤ、すさまじかった。
それにしてもヒロアキくんの奏でるJMDの音、いいナァ~。歪みはネッチョリ、クリーンはカッキリ、タマリマセン!
田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano
「うた」のためにテクニックあり。完璧を超えたテクニックが「うた」を奏でる。ほーじんさんのプレイはそんなことを思わせてくれる。
ほーじんさんは機材に実にシビアだ。
マーブロは時に「機材よりも腕」的な立場を取ることがある。どんなに高価でいい機材を使ったところでテクニックがなければ「宝の持ちぐされ」ということだ。しかし…、
ほーじんさんのような達人がひとたび有能な機材を手に入れた途端、その機材はホンモノの名刀と化して尋常ならざるサウンドが炸裂する。同じ機材を使えば同じ音が出るなどと夢にも思ってはならない!いい音の80%は技術が作るものなのだ!
これがほーじんさんのバックライン。
もうエフェクターの九龍城だ~!
足元のようす。機能的かつ美的にレイアウトされているではないか!几帳面さがにじみ出ている。ひと度どっかのスイッチを踏むと信じられないくらい異なったサウンド・キャラクターが飛び出してくる。
とにもかくにも痛快この上ないサウンド!こんなの見てたらベースやりたくなっちゃうよね!到底できないのはわかっているけど…。
暴れまくるほーじんさん!ア・カペラ・ソロでは生きてりゃジャコ(『Shadows and Light / Joni Mitchell』参照)も腰を抜かすループを駆使したスラップ天国!すさまじ過ぎる!
で、ソロを弾き終えた瞬間シレっと…「ま、こんなもんでエエですか?」だって。カッコよすぎるゼ!
ほーじんさんのサウンドの素晴らしさの何割かは顔がクリエイトしているのかも?!
手数王、菅沼孝三。いつだってスロットル全開のハイパードラミングが心地よい!
ものすごいドライブ感!グルーブ感!好きだ~、孝三さんのドラム。
ドラマーでもない私が言うのもなんだけど、孝三さんのドラムって「垂直」というイメージがあるんだよね。多くのドラマーが「水平」のイメージなんだけど、孝三さんは「垂直」。ナゼかわからないんだけど、モノスゴイ立体感を感じるのですよ。孝三さん、ヘンなこと言ってスミマセン…。
いよいよドラムソロがはじまった!
ビヨヨヨン、ビヨーンとジョウハープの腕も一流だ。なかなかこんなに大きな音が出ないのよ。
そして、ディジュリドゥへ移る。完璧なサーキュレーション!ウィントン・マルサリスもラサーン・ローランド・カークも真っ青だ!この後、ホーミーまで飛び出した!
おなじみパチカは師範の腕前!
続いてはパイプ・スティック。ポロポロポロポロ小気味いい連打音が鳴り響く。
沖縄のカスタネット、三板(サンバ)でも抜群のテクニックが冴える!テク注入!
後半は驚異のハイハット・プレイ。21世紀の「ミスター・ハイハット」は間違いなく菅沼孝三だろう。
2001年の『ジルジャン感謝祭』というイベントで当時日本一だった明治大学のビッグバンド、Big Sounds Society Orchestraに加わってカウント・ベイシーを演った時は本当にスゴかった。「Magic Flea」を演奏し終えた直後のあの大きな歓声は一生忘れない!ああ、また観たいナァ~。
そして連打!まったく飽きない最高のドラム・ソロだ!
この左手。レギュラー・グリップがよく似合う!手だけでもうカッコいい~!
私の勝手な夢は孝三さんにイタリアのベテラン・プログレッシブ・ロック・バンド、「アルティ・エ・メスティエリ」のドラマー、フリオ・キリコと対決してもらうことなのだ!
菅沼孝三の詳しい情報はコチラ⇒TE-KAZ-OH KOZO SUGANUMA OFFICIAL WEB SITE
とこれだけ書けばいい加減CD聴きたくなるでしょう?
その肝心のライブCDといえば、『手数セッション TEKAZU SESSION」として2011年7月13日にリリースされることが決定した!
CD+絵のないDVDの2枚組で定価¥3,000。
DVDではギター、ベース、ドラムのチャンネルを独立させて聴けるというゲップの出そうな楽器フェティシズム溢れる企画だ。(おそらく世界初?)
とこれだけ書けばいい加減ホンモノを観たくなるでしょう?
さこで、タイミングよく全国レコ発ツアーも決定している!
7月
20日(水) 大阪 ロイヤルホース
21日(木) 神戸 WYNTERLAND
22日(金) 京都 RAG
23日(土) 岐阜 SoulDyna
24日(日) 鈴鹿 KAZU COMPANY
25日(月) 名古屋 ell.SIZE
28日(木) 千葉 K's Dream
29日(金) 熊谷 HEAVEN'S ROCK Kumagaya VJ-1
30日(土) 高田馬場 ライブ&ダイニングバー音楽室DX
31日(日) 八王子 Live Bar X.Y.Z.→A
今度こそお見逃しないように!
CDの詳しい情報はコチラ⇒Blasty Artist Shop
ところで、会場となった八王子Live Bar X.Y.Z.→Aはファンキー末吉さんがオーナーを務めるライブハウス。夜な夜な一流のミュージシャンが出演して思わずのけぞっちゃうような素晴らしいライブが繰り広げられているので音楽好きの方は要チェック!
Live Bar X.Y.Z.→Aの詳しい情報はコチラ⇒Live Bar X.Y.Z.→A
(一部敬称略 2011年2月16日 Live Bar X.Y.Z.→Aにて撮影)


































































































































































