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2011年4月

2011年4月27日 (水)

手数セッション、ライブ・レコーディング!

Tekazu session live recording!

猛者ぞろい…。

前回のセッションがあまりにも好評で「CDかDVDにしちくりぃ~!」というリクエストが殺到したのでレコーディングのためのライブをしちゃったのだ!

「手数新撰組」とでも呼ぼうか?この猛者三人がロック界を斬るッ!「草食系男子」がはびこる昨今、これだけ「オレが、オレが!」の肉しか喰わない猛禽類が集まったインプロビゼーション大会も珍しい。(「肉しか喰わない」という表現はモノの例えですからね。バランスのよい食事がこのようなスゴイ演奏を可能にします)

ドラムは菅沼孝三。局長の近藤勇だ。

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生まれついてのケンカ屋、副長・土方歳三、ベースの江川ほーじん。

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そしてギター界に旋風を巻き起こす若き志士、田川ヒロアキは沖田総司。

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開演前、弦を張り替えるヒロアキくん。弦を張るにも気合が入る?!

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愛器JMD501を従えたヒロアキくん。下はスペアだ。

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1590年、立て籠もる北条氏照、氏政に豊臣秀吉の軍勢である上杉景勝、前田利家、真田昌之が攻め入り、そして落城したのがここ八王子にあった八王子城。

ライブは孝三さんのディジュリドゥでスタートした。それはあたかもまた合戦が始まる法螺貝のようであった。

「守るのは攻めるより難しいでなァ…」とは『七人の侍』の島田堪兵衛(志村喬)。攻めることしか知らないこのトリオ。今回も勝ち戦になることは必定だ!

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イザ出陣!オリャ~!

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以前は「手数」を「てすう」と読むのかと思っていたヒロアキくん。自分もしっかりギターの手数王だ。

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キーボードでバッキングをしながら左手のタッピングでギターソロを弾くという「フレットピアノ」を地でいくワザ。これがタラタラと両方いっぺんに何とか弾いているとかいうレベルではなくてベラボラビラブラベラボラビラブラとガッツリ弾きこむ超絶技巧なのよ!

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今回のライブでは曲がないのか、腕前を見せつけたいのか、はたまたただ時間を稼いでいるだけなのか(全部冗談ですよ!)、ひとりひとりのア・カペラ・ソロ・コーナーが設けられた。修練に途方も無く長い時間をかけ、音楽に情熱を持ち続けることができた者だけが勝ち得る素晴らしい技巧の数々が惜しげもなく披露されたのだ。

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ライブに接するたびに音楽の幅を広げ、成長し続けるヒロアキくん。曲中のソロも最高にスリリングだが、このア・カペラ・ソロはすごかった。LOUD PARKの檜舞台や鹿鳴館のソロ・ライブでも同様のソロを披露したが、この「手数セッション」の時はひときわすごかった。イヤ、すさまじかった。

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それにしてもヒロアキくんの奏でるJMDの音、いいナァ~。歪みはネッチョリ、クリーンはカッキリ、タマリマセン!

田川ヒロアキの詳しい情報はコチラ⇒FretPiano

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「うた」のためにテクニックあり。完璧を超えたテクニックが「うた」を奏でる。ほーじんさんのプレイはそんなことを思わせてくれる。

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ほーじんさんは機材に実にシビアだ。

マーブロは時に「機材よりも腕」的な立場を取ることがある。どんなに高価でいい機材を使ったところでテクニックがなければ「宝の持ちぐされ」ということだ。しかし…、

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ほーじんさんのような達人がひとたび有能な機材を手に入れた途端、その機材はホンモノの名刀と化して尋常ならざるサウンドが炸裂する。同じ機材を使えば同じ音が出るなどと夢にも思ってはならない!いい音の80%は技術が作るものなのだ!

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これがほーじんさんのバックライン。

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もうエフェクターの九龍城だ~!

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足元のようす。機能的かつ美的にレイアウトされているではないか!几帳面さがにじみ出ている。ひと度どっかのスイッチを踏むと信じられないくらい異なったサウンド・キャラクターが飛び出してくる。

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とにもかくにも痛快この上ないサウンド!こんなの見てたらベースやりたくなっちゃうよね!到底できないのはわかっているけど…。

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暴れまくるほーじんさん!ア・カペラ・ソロでは生きてりゃジャコ(『Shadows and Light / Joni Mitchell』参照)も腰を抜かすループを駆使したスラップ天国!すさまじ過ぎる!

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で、ソロを弾き終えた瞬間シレっと…「ま、こんなもんでエエですか?」だって。カッコよすぎるゼ!

ほーじんさんのサウンドの素晴らしさの何割かは顔がクリエイトしているのかも?!

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手数王、菅沼孝三。いつだってスロットル全開のハイパードラミングが心地よい!

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ものすごいドライブ感!グルーブ感!好きだ~、孝三さんのドラム。

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ドラマーでもない私が言うのもなんだけど、孝三さんのドラムって「垂直」というイメージがあるんだよね。多くのドラマーが「水平」のイメージなんだけど、孝三さんは「垂直」。ナゼかわからないんだけど、モノスゴイ立体感を感じるのですよ。孝三さん、ヘンなこと言ってスミマセン…。

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いよいよドラムソロがはじまった!

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ビヨヨヨン、ビヨーンとジョウハープの腕も一流だ。なかなかこんなに大きな音が出ないのよ。

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そして、ディジュリドゥへ移る。完璧なサーキュレーション!ウィントン・マルサリスもラサーン・ローランド・カークも真っ青だ!この後、ホーミーまで飛び出した!

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おなじみパチカは師範の腕前!

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続いてはパイプ・スティック。ポロポロポロポロ小気味いい連打音が鳴り響く。

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沖縄のカスタネット、三板(サンバ)でも抜群のテクニックが冴える!テク注入!

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後半は驚異のハイハット・プレイ。21世紀の「ミスター・ハイハット」は間違いなく菅沼孝三だろう。

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2001年の『ジルジャン感謝祭』というイベントで当時日本一だった明治大学のビッグバンド、Big Sounds Society Orchestraに加わってカウント・ベイシーを演った時は本当にスゴかった。「Magic Flea」を演奏し終えた直後のあの大きな歓声は一生忘れない!ああ、また観たいナァ~。

そして連打!まったく飽きない最高のドラム・ソロだ!

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この左手。レギュラー・グリップがよく似合う!手だけでもうカッコいい~!

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私の勝手な夢は孝三さんにイタリアのベテラン・プログレッシブ・ロック・バンド、「アルティ・エ・メスティエリ」のドラマー、フリオ・キリコと対決してもらうことなのだ!

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菅沼孝三の詳しい情報はコチラ⇒TE-KAZ-OH KOZO SUGANUMA OFFICIAL WEB SITE

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とこれだけ書けばいい加減CD聴きたくなるでしょう?

その肝心のライブCDといえば、『手数セッション TEKAZU SESSION」として2011年7月13日にリリースされることが決定した!
CD+絵のないDVDの2枚組で定価¥3,000。

DVDではギター、ベース、ドラムのチャンネルを独立させて聴けるというゲップの出そうな楽器フェティシズム溢れる企画だ。(おそらく世界初?)
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とこれだけ書けばいい加減ホンモノを観たくなるでしょう?

さこで、タイミングよく全国レコ発ツアーも決定している!

7月
20日(水) 大阪 ロイヤルホース
21日(木) 神戸 WYNTERLAND

22日(金) 京都 RAG
23日(土) 岐阜 SoulDyna

24日(日) 鈴鹿 KAZU COMPANY

25日(月) 名古屋 ell.SIZE

28日(木) 千葉 K's Dream

29日(金) 熊谷 HEAVEN'S ROCK Kumagaya VJ-1
30日(土) 高田馬場 ライブ&ダイニングバー音楽室DX
31日(日) 八王子 Live Bar X.Y.Z.→A

今度こそお見逃しないように!

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CDの詳しい情報はコチラ⇒Blasty Artist Shop 

ところで、会場となった八王子Live Bar X.Y.Z.→Aはファンキー末吉さんがオーナーを務めるライブハウス。夜な夜な一流のミュージシャンが出演して思わずのけぞっちゃうような素晴らしいライブが繰り広げられているので音楽好きの方は要チェック!

Live Bar X.Y.Z.→Aの詳しい情報はコチラ⇒Live Bar X.Y.Z.→A

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(一部敬称略 2011年2月16日 Live Bar X.Y.Z.→Aにて撮影)

2011年4月26日 (火)

尾上サトシとJMD~財津和夫『LIVE & TALK 2011』より

Satosi Onoue and JMD ~ "LIVE & TALK 2011" by Kazuo Zaitsu

財津和夫さんのコンサート『LIVE & TALK 2011』にお邪魔してきた。

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「財津和夫とマーシャル?」とおおよそ想像がつかないと思っている読者も多いかもしれない。ところがドッコイ、ここでもマーシャルが活躍しているのだ!

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仕事柄「ヘヴィなんとか」とか「ラウドかんとか」とかいうライブが多い私にとってこの財津さんのコンサートはたまらなく心に染み入るものになった。音の大きさや派手さだけが音楽のパワーではないということを思い知らされた。

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ギターはマーブロではGUSOKU岸谷香さんのライブでおなじみの元KATZE、尾上サトシ。

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当然、アンプは愛器JMD102。例によって4種類のサウンド・キャラクターをプリセットして場面に応じて的確な音色を使い分けていた。

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コーラスでも大活躍のオノさん。アコギではその名手っぷりがいいようにフィーチュアされた。

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財津さんのやさしく温かい音楽をサポートできることをマーシャルは誇りに思っている。

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尾上サトシの詳しい情報はコチラ⇒尾上サトシ Official Website

(一部敬称略 2011年2月17日 ティアラ江東にて撮影 ※尾上さんの単独写真はリハーサル時に撮影したものです)

2011年4月25日 (月)

マーシャル・ブログ3周年!~ポール・ギルバートからひとこと!

Paul Gilbert celebrates 3 yeas anniversary of Marshall Blog!

マーシャル・ブログが2008年4月21日にスタートして以来丸3年が経過しました。

おかげさまでアクセス件数も順調に増進し続け「山あり山あり」の3年間となりました。現在制作中のものも含めてその記事の数は約800回。まさかこんなに続くとはネェ~。

この場をお借りしまして、あらためまして愛読者の皆様、記事制作にご協力頂いている方々に心から感謝を申し上げます。

そして、現在MR. BIGで来日中のポール・ギルバートさんからもひとことごあいさつを頂戴しました。

Happy 3 year anniversary to the Marshall Blog in Japan! It's a great place for cool photos and interesting Marshall amp news. Visit often, and keep playing guitar and rock and roll!

Thank you,

Paul Gilbert

マーシャル・ブログの3周年を迎えたことを大変うれしく思います!カッコいい写真と興味深いマーシャルのニュースがテンコ盛り。いつもチェックしてギターを弾いちゃおう。ロックンロール!!(…こればっかり…でもコレが一番大事?!)

よろしく!

ポール・ギルバート

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というのも、2008年4月21日の第1回目に登場してもらったのは、かのポールなんですね。で、手にしているのはその記事のコピー。

それからというもの、何度も何度も快くマーシャル・ブログ登場していただき、徹底的に盛り上げて頂きました。

I really appreciate your great support, Paul-san!!

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ポールからの「3周年プレゼント」?今回のMR.BIGジャパン・ツアーで使用中のピックです。

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そして黒バージョン。

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日本国中を感動の渦に巻き込んでいるMR.BIGのジャパン・ツアー。今日は日本武道館公演。マーシャル・ブログでも近日中に一連のライブのレポートをお送りする予定ですのでどうぞご期待ください!

これからもマーシャル製品並びにマーシャル・ブログを何卒よろしくお願い申し上げます。

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(一部敬称略 2011年4月22日 パシフィコ横浜国立大ホールにて撮影)

2011年4月22日 (金)

Stone Sour(ストーン・サワー)、Corey Taylor(コリィ・テイラー)のマーシャル

Stone Sour, Corey Taylor's Marshall

『LOUD PARK 10』で素晴らしいライブをブチかましたストーン・サワー、4年ぶりの単独来日公演。横浜、東京、名古屋、大阪を4日でこなすヘビィなスケジュール!赤坂BLITZでボーカル&ギターのコリィ・テイラーに密着してきた!

リハ後、マーシャルとのツーショットも快く引き受けてくれたどころか、時間を取らせても申し訳ないと思い、チャッチャと手際よく撮影を済ませたところ「もういいのかい?」なんて声をかけてくれた。いい人だ~!

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ショウの一部でギターを弾くコリィもマーシャル・プレイヤーだ。

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これがコリィのセット。ステージ前面からは見えないが、JVM210Hを愛用している。もう海外は完全にJVMシリーズがスタンダードなマーシャルとなっている。

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キャビネットは1936を2台セット。

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これはCoreyのオリジナル・ピック。みんなに見てもらおうと思ってもらって来た!

Pick

プログラムはアンコールを含めて14曲。緩急取り混ぜたヴァラエティに富んだ構成だ。

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もう何しろコリィのパワーがスゴイ!

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これがさっきニコニコ写真を撮らせてくれた人と同一人物か?って思えるほどエネルギッシュなのだ!

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超ノリノリの客席を見て満足気なコリィ。

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とにかくダイナミック!

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「騒げ!」とか「跳べ!」とか日本語もバッチリだ!

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これ1936の上を歩いているワケではない。ドラムの山台ね。

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聴くものの魂を揺さぶる歌声だけでなく縦横無尽にステージを駆け回るアクションも圧倒的だ。

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エ?コリィ、ギター弾いてないじゃないかって?ゴメンチャイ、撮影時間の制限があってね、写真とれなかったの…。次の次ぐらいの曲からギターを弾いてくれたのです。ご心配なく!

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Hey ADMF, Corey sent a big hello to you from Tokyo!! あ、これコリィのセリフではなくてマーシャル・スタッフとの楽屋落ちネタです。失礼!

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(敬称略 2011年2月21日 赤坂BLITZにて撮影)

2011年4月21日 (木)

菊地成孔+大村孝佳~ 同一の呪法による二つの儀式

Naruyoshi Kikuchi + Takayoshi Ohmura ~ Two ceremonies in the same way of curse

『菊地成孔 同一の呪法による二つの儀式 ~菊地成孔と菊地成孔によるダブルコンサート~ 巨星ジークフェルド/菊地成孔ダブルコンサート 二日目』のライブ・レポート。

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私にとって待ちに待ったコンサートだ。

ある日、大村孝佳くんから連絡があって、「菊地成孔さんのDCPRG(デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン)でギターを弾く」という言葉が耳に入って来た。

「!」

「ビッグ・バンド的ジャズ+ギター」とお題を頂戴した途端、ナゼか頭の中が勝手に、しかも極めて自動的に、そして完全に水野修孝さんの『Jazz Orchestra '73』と『Jazz Orchestra '75』(ともにギターは渡辺香津美。膨大な香津美さんの演奏記録の中でも私的に最も好きなうちのひとつ)になってしまった。イヤハヤ、後になって人間のイメージというものは恐ろしく自由というか、勝手なもんだと思い知った次第。菊地さんの音楽は全くそれとは異なる独自の世界なのだから。そこに我らが大村孝佳がジョインするというのでもうメッチャ楽しみにしてたというワケ。

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これが当日孝佳くんが使用した2203KKMF280Aのセット。

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最近はシチュエーションによって今日のパターンと「JVM410H1960」のコンビネーションとを使い分けている。

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さて、本番。

冒頭、満員の観客を前に菊地さんのMCが入る。菊地さんがコンサートで前説を加えるのは珍しいとのこと。

シェエラザードやシンドバッドでおなじみの『千夜一夜物語』から一話を抜粋する。軽妙洒脱な語り口にこれから始まるパフォーマンスへの期待が否が応でも高まるというものだ。

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そして、いよいよ演奏がスタートする。

ベースのイントロに導かれて、ドラム×2、パーカッションというリズム隊が4匹の大蛇のように絡み合い、のたうち回り複雑なポリリズムをクリエイトする。

観客はすでに総立ちだ!

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演奏はすべて菊地さんの指示に沿って展開していく。

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次から次へとキューが送り出され、局面がクルクルと変化していくのだ。

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その菊地さんが全幅の信頼を置き、その音宇宙を具現化するDCPRGのメンバーたちは…

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トランペット:類家(るいけ)心平

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アルト&ソプラノ・サックス:津上研太

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テナー&ソプラノ・サックス:高井汐人

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キーボード:丈青(じょうせい)

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キーボード:坪口昌恭

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ベース:アリガス

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ドラム(後方):田中教順

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ドラム:千住宗臣

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パーカッション:大儀見元(おおぎみげん)

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そして大村孝佳!

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菊地さん自身も指揮だけでなくオルガンとCDJを演奏する。

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このバンドはストレート・アヘッドなジャズを演奏するワケではないが、こうしたジャズ・フレイバーたっぷりのマッシブなバンドにギターが加わるというフォーマットが大好きなんですよ。でもそういう作品が残念ながらあんまり見当たらないんだよね~。

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先の『Jazz Orchestra '73』と『Jazz Orchestra '75』は私の中の極北だが、元IFのイギリス人ギタリスト、Terry Smithの『Fall Out』なんかはかなり痛快。WesとJimmy Smithの『Dynamic Duo』ももちろん素晴らしいし、Louis Bellson Big Bandの『Dynamite!』はギターの出番はそう多くなくても充分楽しめる作品だ。Gil EvansのMonday Night OrchestraのHirumとか?それと、Ed Parelmoの『Plays the Music of Frank Zappa』なんかビッグ・バンドをバックにソリストとしてMike Sternが参加しちゃったりしてる。でもコレ仕上がりとしてはイマイチなんだよね~。いい素材は全部揃ってるのにナァ。

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そして…来た!キューが出た!孝佳くんのソロだ!

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何でも菊地さんからは「ザッパのバンドのスティーヴ・ヴァイみたいに弾いてよ!」という指示があったらしい。

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孝佳節炸裂!

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孝佳くんとの付き合いも長くなったが、こんな「光速の貴公子」を見たのは初めてだ。

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このバンドにおける自分の立ち位置を孝佳くんは完全に理解している。ものすごいフリーな枠の中にワイルドに自分を弾き出そうとする姿が至極感動的だった。

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マーシャルはマーシャルでこのシチュエーションで思いっきり主人をプッシュしているように見えるのが不思議だ。

アッパレな大村孝佳だ!

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実は私は菊地さんの大著、『憂鬱と官能を教えた学校(河出書房新社)』、そして『東京大学のアルバート・アイラー ―東大ジャズ講義録・歴史編(メディア総合研究所)』、さらに『東京大学のアルバート・アイラー ―東大ジャズ講義録・キーワード編(メディア総合研究所)』が好き。

最前者のバークリー理論の解説はヘタの横好きで一時期ジャズ理論書を読みあさったこともあったので比較的スンナリと読める(かじっただけで決してマスターはしていないんだけどね…)。豊富なレトリックに彩られたその語り口が最高に心地よいのだ。また、理論の合間合間に盛り込まれた枝葉末節の話しも実に興味深い。

他の2冊のうち特に『歴史編』は非常におもしろかった!音楽に対して普段から漠然と考えたり、想像したり、刹那的に思っていることをハッとする論理でまとめ上げてくれるところが私にとってはすこぶる痛快だ。

半藤一利さんの『昭和史』や『幕末史』、藤原正彦さんの『国家の品格』等、口述筆記本はたとえ上梓前に推敲が重ねられているにしても、その語り手の知性というか厚みが出て来て面白い。本もいいけど、もちろん菊地さんのナマの講義をいつか聴いてみたいと願っていることは言うまでもない。

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次々と出されるキューでますます音楽は頂点を目指して駆け上がっていく!

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こうした菊地さんのプレイ(?)を見ていて思い出したのはデューク・エリントンの言葉。「私の楽器はオーケストラである」。まさにバンドがひとつの楽器と化している。

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後半はもう完全にステージと客席が一体化していた。私は『Agharta』や『Pangaea』や『Dark Magus』を聴いてスポンティニアスに身体を揺さぶった経験はないため(でも『Jack Johnson』のA面は燃える!)、正直言うと踊りまくる客席が少々奇異な光景に映ったが、音楽の楽しみ方は千差万別、人それぞれだ。

フランク・ザッパは幼い頃、絵画は音楽を表す手段だと思っていたという。つまり、絵が譜面だと思っていたというのだ。後年、ひとつの絵を複数のミュージシャンに見せて、その感じたイメージを演奏させたところ各人あまりにも違う演奏をしたのでガッカリしたという。

こうして見るとザッパが「Black Page」でお客さんを踊らせていたのはギャグでも冗談でもなく、そうした人が音楽に対して持つ反応を楽しみつつ確かめていたのではないか?

そして、菊地さんも一部ではそんなことを考えて音楽を奏でるているのではないか?と帰り道にひとりごちた。

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菊地成孔の詳しい情報はコチラ⇒PELISSE

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(一部敬称略 2011年2月20日 新宿文化センターにて撮影)

2011年4月20日 (水)

Freesia & Chocola III(フリージアとショコラIII)

Freesia & Chocola III ~ The event for girl musicians

フリージアは2~3月に咲く可憐な黄色い花。2月14日は聖バレンタインデー。つまりチョコレート。

この季節に開催される女性ミュージシャン(ボーカリスト)のためのイベントが「フリージアとショコラ」だ。渋谷のライブハウス地帯上げての大イベントで今年で3回目を迎えた。

今日はその中から狙いをO-CRESTに定め、イキのいいライブをレポートする。

Flier

まず目を惹いたのは「ぐるぐる」。そう、マーブロでもレポートした2009年のEmergenzaの優勝バンドなのね。

ナント彼女達はドイツそのEmergenzaの世界決勝大会においても18バンド中6位という好成績を残したのだ。

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ボーカル&ギターの7ko。

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ギターのmisa-ill。彼女は日本の決勝大会で最優秀ギタリストを獲得したのだが、先のドイツの決勝大会でも2位をかっさらった!スゴイ!

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ベースのMai。

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ドラムのRiiiiE。

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あれから約1年半。ぐるぐるはとてつもなく成長して満員のお客さんのハートを鷲づかみにしていた。

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そして、2005年沖縄で結成された4人バンド、FLip。このバンドいいよォ~。

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素晴らしい歌声は渡名喜幸子。時折見せる印象的なメロディに乗せた独特の唱法が実に新鮮だ。

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ギターは長堂祐子。

5月25日に発表されるファースト・フル・アルバムが楽しみだ。

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久しぶりにマーブロに登場のLAZY guns BRISKY

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ボーカルはLucy。以前とイメージが変わったかに見えたがヒートアップしたステージングは変わらない。

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ギターはizumi。1959RRを愛用して、相変わらずの爆発的なギターを弾いていた。

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ベースはazu。カミを振り乱してのド迫力のステージング!キャビネットにVBC412を愛用してくれているのだ。

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ドラムはMoe。パワフルなドラミングでバンドを鼓舞する。

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タンバリンを打ち据え、絶叫、そして陶酔するLucyの姿が実に魅力的だ!

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最近はホワイトの1960もゲットしてizumiのトレードマークにもなっている…とうれしいんですけど…。

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LAZY guns BRISKYも5月25日にニューアルバム『LAZY guns BRISKY』をリリースする予定だ!

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トリはWho the Bitch

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ehiはこの日JVM210Hを使用。

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ベースはNao★。このふたりによるツインボーカルはいつ見ても素晴らしい。ちょっとテンポを早めに演奏された名曲「Chiken Heart」には鳥肌が立った!

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…と、マーブロでは何回も記してきているが、とにかくガール・パワーがスゴイ!ガールバンドが珍しくなくなって随分と長い時が流れたが、もう完全に今やロック産業の中心に位置しているのではないか?

こうして幾多のガールバンドを見ていて不思議に思うんだけどね、ヘタな男性バンドよりよっぽどロックを感じるんですよ。ブルースの香りこそしないものの、なんと言うか荒削り感というのか、曲自体がそう感じさせるのか、にわかに分析することは難しいが、いずれにせよそういった「ロック」っぽい音楽を奏でてくれるガールズ達が堂々とシーンの真ん中にいてくれるのはとても喜ばしいことだと思う。

がんばれ女子!

(敬称略 2011年2月10日渋谷O-CRESTにて撮影)

2011年4月19日 (火)

ヅッカヅッカとDVD!~e-ZUKA、ヤングギター誌DVDに登場!

Zukka, zukka ~ e-ZUKA from GRANRODEO appears on the YOUNG GUITAR appendix DVD!

大注目のGRANRODEOのe-ZUKAがついにヤングギター誌の付録DVDに登場した!

マーブロではすでに2月のZepp Tokyoのライブレポートをお送りしている。

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で、マーブロはその収録に潜入して来たのサ!

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これがそのDVDが付録されている4月9日発売のヤングギター誌5月号。

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DVDの中では必殺のe-ZUKAフレーズをテンコ盛りにして解説してくれている。またトークが軽妙洒脱で楽しいことこの上なし!

このプレイだもん、若い人たちもギターをやってみたくなっちゃうよね!

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e-ZUKAの愛器はVintageModern2466。「出ました、マーシャル。だって…ロックだもん!」やら「見ているだけでいいっす!」…な~んてうれしいことを言ってくれちゃう!

そして、しっかりと2466の機能やキャビネットまで言及してくれている。さっすが名手!説明も完璧だ!VintageModernと相性のいいエフェクターまで触れている。

後は見てのお楽しみ!

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デモンストレーション曲がまた素晴らしい出来で、インスト・ソロ・アルバムなんてのを期待しちゃうのは私だけかしらん?!

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こちらは4月6日に発売されたGRANRODEOの4枚目のアルバム『SUPERNOVA』。上が特典DVD月の初回限定盤、下が通常盤だ。スリリングなギターソロも満載の極上の仕上がりとなっている。

<初回限定盤>

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<通常盤>

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ところで、YG5月号。実にいい企画が掲載されている。「THE MASTERPIECES 500」。古今の名盤を500枚ピックアップして紹介している。ま、個人的にはザッパやジャズ/フュージョンの分野では「エ、何でコレが」と「?」が山盛りの部分もあるけれど(ナマ言ってすみません、編集長殿!)、ヘビメタやらギター関連の鉄壁のセレクションはさすがYOUNG GUITAR!こうして見ると荘厳ですらあるね!

ちょっと気になったのは、案外スタンダード的な作品に「輸入盤」という標記が付されているということ。つまり国内盤が出ていないということ…当たり前か。でもこれはヤバイんでないの?いつかのAC/DCの話しのように、いかに日本が今、世界のロック後進国であるかということを思い知ってしまった!

でも、この特集に関してはマーブロでもギャーギャー騒いでいる通り、CDやLPの絶滅が危惧されている昨今、実に有意義な企画ではなかろうか?マーブロは圧倒的に支持する。

若いYG読者もガンガン名盤を聴いてコピーしまくって…CDじゃなくてギターのコピーだよ!…腕を磨いてもらいたい。

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さらに、この号のDVDではホワイトスネイクのダグ・アルドリッチが登場している。「e-ZUKA&Doug Aldrich」、つまりこの付録DVDはいきおいVintageModernギタリスト特集になっちゃってるワケ。ステキ!(下の写真は先週ドイツのフランクフルトで撮影してきたものでやんす。フランクフルトMESSEのレポは近いうちにアップするね!)

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GRANRODEOは5月14日の三郷市文化会館大ホールを皮切りに「LIVE TOUR 2011 SUPERNOVA」をもうすぐスタートさせる。できればまたマーシャル・ブログでもそのライブ・レポートをお届けしたいと思っておりやす!楽しみッ!

e-ZUKAさん、よろしく!

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GRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒GRANRODEO Official Website

YOUNG GUITARの詳しい情報はコチラ⇒シンコーミュージックエンターテインメント商品詳細ページ

(一部敬称略)

2011年4月18日 (月)

SPICE FIVE、元気×元気のサード・ライブ

SPICE FIVE's Third Live ~ Alive and Well!

長らく休止をしておりましたマーシャル・ブログを本日から再開させていただきます。

あらためまして東日本大震災の被災者の方々に心からお悔やみお見舞い申し上げます。

休止中、信じられないくらいたくさんの方々から再開を待ち望むお声を頂戴致しました。「こんな時こそアップしないでどうする!」とお叱りのご意見も頂きました。

誠に微力ではございますが、被災地の方々だけでなく日本中の音楽を愛する方々に元気をお分けできますような楽しい内容でお送りしたいと気持ちを新たに取り組む所存でございます。

これからもマーシャル・ブログをお引き立てのほど何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、マーシャル・ブログは、『ライブ・レポート』や『トピックス』等の記事は時系列に沿って掲載し、『ロンドン・ロック名所めぐり』や『マーシャル・トーク』等の資料的記事はランダムにお送りして参りました。今回の再開に際して掲載の順番をどうすべきか考え込みました。震災前に書き上げたものの未掲載で終わってしまっている記事もあれば、震災後に取材した記事もあります。

通常であればそのまま時系列に沿って並べて行くべきでありましょうが、再開していきなり大分過去の記事というのもどうかと思うし…。悩みに悩んだ結果、ランダムに掲載することにしました。ライブやイベント関連の記事も新旧取り混ぜて掲載して参ります。また、急を要す情報を掲載した記事があればそれらを最優先することを基本とさせていただきます。

今日はSPICE FIVEの3回目のライブのレポートをお送りします。SPICE FIVEは震災前日の3月10日にご登場頂いたばかりです。しかし、今日ご紹介する内容はマーシャル・ブログが震災後はじめて取材したライブで、「復興」の機運を知る区切りのいい元気なライブだと思いご登場頂きました。

元気いっぱい、笑いいっぱい、もちろん最高の演奏が詰め込まれたステージのもようをお送りします。

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颯爽と登場したSPICE FIVE。

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ベースの和佐田達彦

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キーボード&ボーカルに小川文明

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おなじみそうる透

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エレクトリック・ヴァイオリンを操る武藤祐生

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そして、ギターは田川ヒロアキ

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もちろんヒロアキくんは相棒のJMD501を携えて登場。

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プリセット機能をうまく利用して幅広い音づくりを実現しているのはいつも通り。

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…とここまで前回のレポとほとんど同じ展開だ!ハイ。正直に白状しちゃう。スミマセン。レギュラーで開催しているライブなのでどうしても写真もテキストも似通っちゃう。でも、実際のライブはナ~ン回観てもまったく飽きないスリルと笑いに満ちた最高のプログラムなのだ!

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冒頭、リーダーの和佐田さんから力強いメッセージがあり、「いつも以上に一生懸命演奏するゾ!」と宣言。その言葉に偽りのないゴキゲンな2コードのエイトビート・ナンバーが飛び出す。!

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1曲目終了後、「田川くんのオリジナルで『@+#$%& $#%&*+|』という曲です」とアナウンスされる。「コードがEとAなので『E.A.』という曲だそうで…」いきなりダイナミックな笑い。まるで落語!まるで山下洋輔!

今夜も当意即妙な極上のインプロヴィゼーションの応酬に胸が沸き踊る!それにしても何と魅力的な図太いギターサウンドよ!

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「次の曲は『もはや日本国民はゴジラになるしかないのか』」と曲名に触れ、映画、初代『ゴジラ』の話しに突入する文明さん。「ゴジラの鳴き声を聴いた漁師が『あれはゴジラも知れん』という場面はおかしい」とおっしゃる。初めて出て来たのに何で知ってるのか…その通り。

後に大映のガメラの三作目『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』にこんなシーンがあったのを思い出した。子供たちがギャオスのことを「ギャオス、ギャオス」と呼んでいるのを科学者が耳にして「ボクたち、何でギャオスって呼んでいるんだい?」と尋ねると子供たちが、「だって、『ギャオー』って泣くからサ!」と答える。科学者が子供にそんなことを訊くという時点でシチュエーションが破綻していると言えなくもないが、こっちの方が脚本がしっかりしているというか、ガメラの制作者は文明さんがおっしゃったゴジラの矛盾を認識していたのかも知れないね。ま、もっとも「ゴリラとクジラを合わせて「ゴジラ」ですとは言えないか…。

SPICE FIVEの怪獣の話はゴジラ⇒ゴジラの使いまわしのジラース⇒怪獣博士⇒ゴモラ⇒(ソドムとゴモラ)⇒へドバとダビデ⇒♪ナオミ・カムバック…ときて文明さんが「B面がヘブライ語!」と落とす。爆笑!

私は怪獣マニアではないが、ウルトラマンに出てくる怪獣の名前は100%当てることができます。ウルトラセブンもいけるかな?昔は怪獣も実にオリジナリティがあったからね。多分一生忘れないでしょう。最近は、今朝何を食べたかもなかなか思い出せないってーのにネ!いつかマーブロでも怪獣ネタをゆっくりやりたいもんだね。やっぱりアノ頃(60年代後半)は怪獣さえもオリジナリティに富んでいたね。やっぱりウルトラマンだわ。

一方、和佐田さんからは怪獣つながりでファンキーさんの話し。ファンキーさんはスポーツにまったく関心がないそうで、昔、鹿島アントラーズにジーコ、アルシンド、ラモスが来た時、「ソイツら火ィ吹くんかい?!」とおっしゃったという。「怪獣ちがうわい!」と和佐田さん。私もファンキーさんとほぼ同レベル。

ちなみに文明さんと孝三さんはモスラのインファント島の歌を最後まで歌うことができるのだ。

もう笑いすぎて腹痛い!まだ1曲しか演ってない!

で、ようやく曲のコーナーに突入。「もはや~」はマイルスの「Back Seat Betty」を思わせるタイトルのイメージ通りのへヴィな曲。

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ここでは武藤さんのヴァイオリンが大活躍。ゴジラの鳴き声もコントラバスだかチェロだかで作ったというが、不気味な雰囲気を存分に醸し出していた。

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ドラム発電も不可能ではない透さんのエネルギッシュなドラミング。ちなみにフランス語でドラムのことは「batterie(バッテリー)」というんだね。元はペルシャ語らしい。発音は[バテリ]で[リ]は例の痰がからんだようなアレを弱めに(コレわざわざフランス語をしゃべる友人に電話で確認した)。何でコレを知ったかというと実はキング・クリムゾン。『ディシプリン』でビル・ブラッフォードの楽器のところに「Batterie」と表記してあったのを思い出したのだ。今更ながらちょっと調べてみると確かにAtollなんかのドフランスのバンドのレコード・ジャケットのドラムの表記には「Batterie」とある。MagmaとかGongとかのインターナショナルなバンドは英語表記で「Drums」になってる。

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3曲目には世論を盛り込んだ衝撃のメッセージソング、「オレもめまいで入院してみたい」。スパニッシュ・モードのエキゾチックなミディアム・テンポの曲が飛び出した。「カモメ」のRTFバリにエレピで入魂のソロを展開した文明さん。曲調もボレロになったりしてまったく冗長とならないところが実力者達の演奏のスゴイところだ。前回の「高田馬場ラーメン戦争」が母体になっている。

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チャリティのことに触れる和佐田さん。「できることは何でもしよう。無力と微力は違う!」と素晴らしいメッセージを送った。

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前回も「スタンリー・クラーク=レッツゴー三匹・長作」というご意見で大爆笑をジェネレイトさせた文明さん、今回も舌好調!書きたいけどここに書けないネタ満載だ。

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楽器を置いてふたりのMCをジックリと鑑賞する武藤さん。まさか武藤さんとネ~、超ビックリの出会いがこの1カ月後にあるとはネ~。

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今日の武藤さんのコスチュームはモンキーズ。実は私は密かに武藤さんのTシャツのバリエーションを楽しんでいる。

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キメまくる集中力抜群のギター・ソロ。本当に見るたびにフレーズの幅、音楽の範囲が広がっていくのがわかる。

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久々に登場のスライド・ウォッチ!

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歌っては空手チョップもお見舞いした!

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第2部では3大ギタリスト、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、そして北別府…のうちひとりの曲を演奏する…というところで「ビリー・コブハムの曲」ということに訂正され、「ストラタス」イヤ「ストラトス」と迷いながら曲名が紹介された。これは当然コブハムの『Spectrum』収録曲「Stratus」のことだが、ジェフ・ベックの演奏で最近すっかりポピュラーになっちゃった。

で、和佐田さんじゃないけれど、この「Stratus」、どう読むか悩むところで日本では「ストレイタス」と呼ぶことが多いようだ。しかし、実は和佐田さんが正しいようだ。というのはマーシャルの友達に確認したのだが、「ストラトゥス」のように発音していたからだ。

先週ダグ・アルドリッチとバーニー・マースデンの共演でこの曲を目の当たりにしたのだが、彼らも打ち合わせの時、「ストラトゥス」と発音していた。このWhitesnake新旧ギタリスト対決のレポートも後日お送りするのでお楽しみに!

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SPICE FIVEの「ストラトゥス」も最高にカッコよかった!そもそもこの曲のテーマってヴァイオリンにマッチすると思ってたんだよね。結果は完璧に正解だった!

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へヴィなリズム隊もシックリとくる。次回はご自身の体重を記念したライブとなるかもしれない和佐田さんのベースのイントロにはgoose bomps(「鳥肌」の意)の嵐!

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アンコール曲「3月30日のブルースin D」までバンドをプッシュし続けた透さん。透さんはいつ、どのステージでも実に楽しそうにドラムを演奏するが、SPICE FIVEの時は輪をかけて楽しそうに見える。やっぱり達人達は譜面を枠にとらわれない即興の場が一番イキイキとするのだ。

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次回のステージではまた成長している姿を見せるであろうヒロアキくん。楽しみだ!

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今日も十八番の「Fellin' Alright」が炸裂!

こうしてSPICE FIVE3回目のステージも巨大ジェットコースター的なスケールで仕上がったのだった!

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次回のライブは4月20日。場所はここ高田馬場音楽室DX。是非遊びに来てくだされ!

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(一部敬称略 2011年3月30日 高田馬場音楽室DXにて撮影)

2011年4月14日 (木)

マーシャル・ブログ再開のお知らせ

Marshall Blog is going to resume!!

東日本大震災の影響により長らくお休みを頂戴しておりましたマーシャル・ブログですが、来週の月曜日、18日より再開を予定しておりますことお知らせ申し上げます。

お休みをいただいている間、数えきれない方々から復活を待ち望むお声を頂戴致しました。ご覧になられる被災地の皆様に微力ながらたくさんの元気をお与えできますような充実した内容で復活したいと思っております。

以前にも増してお引き立てのほど何卒よろしくお願い申し上げます。

マーシャル・ブログ・スタッフ一同