GRANRODEO 『LIVE TOUR 2011 REACH FOR THE BULLET』
実にいいライブだった。適度にPOP、適度にハード。ド迫力のボーカルにロックバンドの花形であるカッコいいギター・ソロが飛びかう…
前から観たかったGRANRODEOのステージ。完全ソールドアウトのZepp Tokyoのレポートだ!
そびえ立つマーシャル・フル・スタック!やぱりこれですよコレ!
本当にこのカベがステージにあるだけでもう「絶対にいいコンサート」って言っているようなもんでしょ。このカベを背負って中途半端なライブができるワケがない。イヤ、このカベが…このカベから繰り出される凛々しい音の烈風が、弾き手のテンションをイヤが応でも最高地点まで押し上げてしまうのですよ。これがロックのステージなのですよ!
今か今かと開演を待ちわびる満員の観客。「立錐の余地なし」とはこのことだ。
そして、いよいよGRANRODEOの2人が現れる!ものスゴイ歓声!ドワ~、興奮する!
もうここからはノンストップのロック・ショウ!
ボーカルの谷山紀章(KISHOW)。
そして相棒のギター、飯塚昌明(e-ZUKA)。
この2人のユニットが人呼んで「GRANRODEO」だ!
マーシャルを背にしたe-ZUKA。怒涛の暴れまくり大会!
さて、e-ZUKAのマーシャル。
メインのヘッドはVintageModern2466。DYNAMIC RANGEをHIGHにして歪み系のサウンドを担当させている。注目すべきはMIDDLEを10にセットしているところ。MIDDLEリッチなVintageModernだが、輪をかけて中域を稼いでいるのだが、これがギターと実にうまくマッチしていてとても気持ちがいい!
クリーン系のサウンドはTSL100を使用。
足元のようす。非常にシンプルな構成だ。
ん?ナンカ変だな…。
子供のころから、また仕事柄海外も含めていろんなマーシャルのカベを見て来たけどこうやって1台ずつ離らかしてセットしたのはもしかして見たことないかも。「体操の体系」だ!案外いいもんだナ。
それにしてもこの人のギター・スタイルのフリ幅は尋常ではない!何曲目だかにバリバリとジャズ・フレーズを弾き出したには本当に驚いた!それもBilly RogersかPat Martinoバリの速弾きで左手が指板の上を駆け巡るのだ!
本職が声優のKISHOW…なんてことは言えまい。この声質!この声量!完璧な歌唱!「声優さん」の余技なんて思っていたら大損するゾ!なんと言うか実に「ド迫力にしてスカッと爽快な」歌だ。
つかず離れず、絶妙なふたりのコンビネーション。
e-ZUKAの「ヅカ注入!」に続いてチキン・ヒーローが登場。MCもドドスコスコスコだ!
そしてチキン・ヒーローで1曲。演奏はマジ。
ベースは滝田イサム。マーブロ的には西寺実やARK STORMのベーシストと紹介すれば通りがよかろうか。
6弦ベースを駆使してGRANRODEOの低域を支える。上へ下へステージを縦横無尽に駆け巡る!
ドラムはCONCERTO MOONに在籍していたこともある長井VAL一郎。申し分のないキャリアを誇るメタル界のベテラン・ドラマーだ。
最後までパワフルなドラミングに徹したバルさん。
衣装も替えてノン・ストップのロック・ショウが後半に突入する。
ショウは3時間にも及ぶ長丁場だったが、一時も手を抜かないKISHOWの絶唱ぶりにもはや凄まじさを感じたね。
ん~、それにしてもe-ZUKAのVintageModernサウンドはタマらんな~。こういうのを「おいしい中域」っていうに違いない!
「中域」、すなわちエレクトリック・ギターに音色の一番の魅力。
それに加えてヅッカヅッカ、イヤ、ザックザックとピッキングの音が実に気持ちよい!
コーラスでも大活躍のe-ZUKA。
ア・カペラのギターソロは圧巻だった。時折見せるクロマチック・フレーズがカッコいい!ただのシュレッダーではないことが瞬時にしてわかるプレイだ。
クロージングに向けて燃え上がるふたり!
ところで、GRANRODEOのファンに男性が非常に多いことに気がついた。それも、e-ZUKAのギタープレイによるところが大きいのであろう。
そして関係者からお聞きした話しでは、その男性ファン、つまり若い男の子たちがe-ZUKAに憧れてギターを手にし出しているという。何とも素晴らしい傾向ではないか!!
アニメの影響じゃなくて、やっぱりこういうホンモノのカッコいいプレイに憧れて若い人たちがギターを始めてくれるのは心底うれしい。久しくこういう状況を耳にすることがなかったね。
彼らはアンプは当然マーシャルを選ぶことだろう。なぜならGRANRODEO同様、マーシャルはホンモノのロック・アイコンなのだから!
耳もツン裂けんばかりの「アンコール」コール。
そして、アンコール!見て!この盛り上がりようを!
お揃いのツアーTシャツに着替えたふたり。
最後の最後まで全力疾走だ!
観客の「イイヅカ~!」のかけ声がますます大きくなる!
跳べGRANRODEO!
感動のフィナーレ!一生懸命魅せた側と一生懸命楽しんだ側の大同団結!
…と、すっかりロデオボーイ気分のマーブロなのでした!
そして待ちに待ったGRANRODEO、4枚目のアルバム『SUPERNOVA』が発表される!
こちらは初回限定盤。特典DVDつきだ。
コチラは通常盤。
『SUPERNOVA』の詳しい情報はこっちだ!⇒「SUPERNOVA」特設ページ
GRANRODEOの詳しい情報はコチラ⇒GRANRODEO Official Website
(一部敬称略 2011年2月6日 Zepp Tokyoにて撮影)











































