GUSOKU PRESENTS 『LIVE FATHER』
GUSOKU (a stupid son) held the 7th tribute gig for the guv'nor of "Yamamoto"
「GUSOKU」、つまり「愚息」である。その愚息が企画し、年一度開催するイベントが『LIVE FATHER』で今年で7回目を迎えた。
「GUSOKU」とは何か?
中村敦と尾上サトシによるユニット、2005年結成。
KATZE時代に所属事務所のあった東京世田谷区のビルの一階に、かつて「やまもと」という小料理屋がありました。
仕事の帰りなどに寄るようになり、ほどなくしてお店の大将と奥さんとも親しくなりました。
恰幅がよくて甲高い声で毒舌だけど優しくて面倒見のいい親父、といった「やまもと」の大将の人柄がみんなに愛されていて、
ミュージシャンや俳優、業界関係者やバンドのファンの子達などいろいろな人達でいつもお店は賑わっていました。
僕等もずいぶんと可愛がってもらいました。
プライベートでもよく遊んだし、時には怒られたりケンカもしましたが、
どんなことでも話せて聞いてくれる、まさに「東京の親父」といった存在でした。
ある日突然、「やまもと」の大将が癌に侵されて余命いくばくもないという話を聞き呆然としました。
そして「最後にお前ら二人がステージに立つところがもう一度見たい」とのメッセージを受け、中村敦君と再会。
実に十数年ぶりに同じステージに立つことを決めライブを計画しましたが、その日を待たずして大将は帰らぬ人となってしまいました。
親父のように慕っていた大将に見せたかった息子達の最後のライブ。
これがGUSOKU(愚息)という名前の由来です。
約束したライブは「LIVE FATHER」と名付けられ、毎年二月上旬にたくさんのゲストを迎えて行っています。----------- 尾上サトシ
オノさんらしい心のこもったステキな文章なので本人のウェブサイトからそのまま引用させてもらうことにした。
その本人とはギタリスト、尾上サトシ。
そして、相棒の中村敦。KATZE時代からの盟友だ。
そして、この豪華で感動的なライブでのオノさんのもうひとつの相棒がJMDだ。
「やまもと」の大将の遺影を乗せたJMD102。
足元のようす。JMDのフットコントローラーとマルチエフェクターがひとつ。先日レポートした岸谷香ライブの時と同じセッティングだ。
オノさんはこのセットで3時間を優に超える大イベントを演出した。
「よし、今日は流行りすたりのないロックンロールを演ろう…」と中村敦。実にいいセリフではないか?!
まずはGUSOKU BANDがN★M★Aのレパートリーを中心に演奏。
あたたかい歌詞と親しみやすいメロディ…
そして、魂を込めた演奏…これらが三位一体となって観客の心をワシづかみにする!
この中村敦の声!まさに聴くものの魂を揺さぶる歌声だ!
熱演。これが「唄の力」というものだろう。
時にダイナミックに、時に繊細にGUSOKUの音楽をバックアップするオノさん。
巨体を揺さぶって感情をますますエスカレートさせる敦さん。
クリーン、クランチ、リードと最高のギタートーンでガッチリとサポート。
ベースは津田正。
コンビーネーションも抜群!
フィードバックをキメるオノさん。自由自在にJMDを操る姿が凛々しい!
アコースティック・ギターの名手でもあるオノさんだが、この日は徹底してエレクトリックを演奏した。実によく歌うアドリブ・ソロは聴き応え満点なのだ!
オノさんはGUSOKUのレパートリー「EMANON」を熱唱。実にいい声だ!「EMANON」といえばジャズ・ファンならすぐにディジー・ガレスピーを思い出す。「NO NAME」のバックワード。GUSOKUの「EMANON」もとてもいい曲だ!
GUSOKU BAND、最後はKATZEの「STAY FREE」を演奏した。
ここからはゲスト陣が続々と登場!
「レモン・ティー」をはじめ日本のロックの名曲を3曲ほど演奏して会場を沸かせた。
続いては同じくDe+LAXから高橋まこと。一転してしっとりと「Don't Let Me Down」他1曲を斉唱。
3番手は元ZI:KILL、CRAZEの板谷祐。「大阪で生まれた女」、「酒と泪と男と女」、「ぐでんぐでん」等を熱唱。敦さんから「酒の歌しかうたわない!」などと言われてしまう!
MCでは敦さんとのやり取りの中で「ブルースを演るのはγーGTPが上がってから!」などというとんでもない超迷言が飛び出した。この日一日で一番笑った!(キャリアの私としては方々でこのフレーズを使わせてもらっています)
…と、まことさんが浅草伝法院通りでしかゲットできないような鮮やかな色合いのスーツで登場!これだけで会場は爆笑の嵐!
まことさんに加わったのは横道坊主の中村義人!なんと狩人の「あずさ2号」を絶唱したのだ!これがまた実にいい!ふたりの衣装もいい!ハモリも完璧!
クールなブルースハープも飛び出し、後半に向け火の玉のようなロックンロールで会場を盛り上げた。
後半に入ってもオノさん+JMDのコンビは最高のギタープレイでグイグイとバンドを引っ張る!
ゲストのトリはこの人、森重樹一。
「がんじがらめ」、「Live for Today」、「Blowin' Free」、「Till the End」等、自己のアルバムの曲で固めた。
最後は「ROCK'N'ROLL SINGER」。文字通り、第一級のロック・シンガー振りをアッピールし、本編を鮮やかにクローズした。
アンコールは全員集合でLIVE FATHERを締めくくる。
曲は景気よくBOOWYのレパートリーで揃えられた。
3時間を大幅に上回る一大イベントのフィナーレ。
感極まった出演者達が抱擁しあう。
オノさんカメラ目線になっちゃっているが、これは照れ隠し…。実は感動の嵐が吹きまくっているのだ!
敦さんの熱唱に限らず「唄」というものパワーを実感した感動的な一夜だった。
尾上サトシの詳しい情報はコチラ⇒ONOUE SATOSHI OFFICIAL HOMEPAGE
中村敦の詳しい情報はコチラ⇒ReAL FISH OFFICIAL SITE
JMD:1の詳しい情報はコチラ⇒Marshall Official Web Site
(一部敬称略 2011年2月5日 渋谷O-WESTにて撮影)









































