酒井愁 Presents 『選んだ道は棘道~生き抜いた先に見える光~冬の陣』
Shu Sakai presents "The thorny path was chosen ~ The light seen beyond survival ~ Winter camp"
売れっ子ドラマー、酒井愁の魅力を満載したイベント『選んだ道は棘道~生き抜いた先に見える光~冬の陣』 のレポート。
愁さんの幅広い音楽活動から当日出演したバンドは多岐にわたった。出演バンドのひとつにおなじみの顔が…。
CONCERTO MOONの島紀史とBLINDMANの中村達也。「六弦バカ一代」のふたりだ。
今日は完全アウェイなので楽屋での打ち合わせに余念がない。
この2人のチームはメタル分野代表だ。
ボーカルは坂本英三。
英三さんのバック固める強力布陣は…雷門六弦コンビ、上手には風神・島紀史。
下手には雷神・中村達也。
二天門に位置するベースは山本征史。(すいやせん、ナニ言ってんだか)
この日の主役、酒井愁。
当然、マーシャルづくし。
ノンちゃんは久しぶりに1959を引っ張り出してきたゾ。
ここ数年間ステージではVintageModern2466にかかりきりだったが、ん~、1959やっぱりいいもんだな。
達也さんはいつものJCM800 2203だ。
「リイシューの2203が好き」という達也さん。
ドマーシャル・サウンドが炸裂していた!
仲良しだけにふたりのコンビネーションはパーフェクト。
今日の取り合わせは征史さんのアレンジだ。
Yosuke Miyake's Starange, Beautiful & Loudで聴ける征史さんのマーシャル・ベース・サウンドが好きだ。しかし、今日は出番なし。残念!
このふたりは現在STANDというユニットで活動している。近いうちにマーブロでもレポートしたいと思っている。
もちろんこの日も楽しいMCをブチかましてくれた英三さん。ハイライトはこれだ!
「今日は色々なタイプのバンドさんが出演しています。僕らはヘビィメタル代表として出演させていただいているんですが、お客さんの層はどちらかというとヘビメタにあまり馴染みのない方が多くていらっしゃる。そこで、愁さんから『坂本さん、正しいヘビィメタルを教えてあげてください!』と頼まれました…(間)…そう言っていただけるのは大変光栄なんですが、実は私のヘビィメタル…大分間違っているんですよ~!」大爆笑!MCは重要だ。
レパートリーはアニソンから英三さんのオリジナルまで濃~い構成。中でも印象的だったは「これ、私の人生の中で最速ですよ!」と島紀史に言わせしめた英三さんの「グーテン・ターク」。すさまじい演奏だった。
しっかしですよ、もしヘビメタなる音楽がまったく存在しない国とか星とかから来た人が音を聴かずにこれらの写真を見たらどう思うかな?「この人たち身体のどっかが痛いのかな?」と心配するかも…。それとも「楽しそうだな」って思うのかな?…と熱演につぐ熱演の写真を眺めつつそんなことを考えてしまった。ただひとつ言えることはヘビメタのある星に生まれてヨカッタ!ということ。
魅惑のハイ・トーン・ボイスで「正しいへビィ・メタル」を説いているところ。
シャウトに次ぐシャウト!
それにしてもスゴイのは愁さん。プレイが完璧なのは言うまでもないことだが、リハーサルから本番終了まで10時間近く叩きっぱなしなのだ。以前はこれを2daysやっていたというのだから恐れ入る!
本当に棘の道を突き進んでいる!…とは思えない余裕のドラミング!
リラックスした中にも適度な緊張が入り混じり演奏している面々も実に楽しそうだ。
「ヘビメタバカ一代(何回もスミマセン。この表現、気に入っちゃったもんで…)」、走り出したら誰にも止められないぞ!
観客も完全にステージと一体化した!
時間は短かいにもかかわらずこの「燃え尽き感」は破格だ。これぞヘビメタの醍醐味!
酒井愁の詳しい情報はコチラ⇒Shue OFFICIAL SITE 夜露死苦哀愁
さて、ここでひとり素敵なマーシャリストを紹介する。この日出演したN.S.P.D.という愁さんのバンドのギタリストだ。
YUIちゃん。TSL100を使用していたが、女性が弾いているとは思えない野太いトーンとダイナミックなフレージングが素晴らしい。
女性楽器プレイヤーの躍進がめざましくなって久しい。従来より女性楽器プレイヤーというとベースやドラムのリズム陣がにぎやかで、リード・ギタリストが極端に少なかったように思う。また、「ガール・バンド」というくくりで考えればもちろん女性リード・ギタリストはいないワケではない。ここで言っているのは男性陣の中でガリガリとソロを弾いちゃうような女の子たちだ。
それが今週登場していただいた安達久美ちゃんやEITAちゃん、そしてYUIちゃん等々いいガール・ギタリストが本当に世の中に出てきた。
ここでひとつ注目したいのは、こうした動きが楽器、つまり機材の進化やギターの構造の変化によってもたらされているのではないということだ。例えば、女性の小さな手でもラクにフィンガリングができるようにネックが極端に細く、薄くなったとか、ベンドが楽な弦が開発されたとかいうことは聞いたことがない。にもかかわらず、これだけ女性のギターソロのテクニックが向上したのはどういうことか?女性の肉食化?
いずれにしてもマーシャルとしては超大歓迎だ!いつも言っているように「ギターソロ」はロックの重要パートだ。そして、ギターという楽器の魅力の頂点だ。ギター・ソロの魅力を失ってしまった今の日本のロック界に彼女たちには巨石を投じてもらいたい。
忘れちゃいけないのはその時のアンプはマーシャルであるべしということ!歴史こそ真実なのだから!
がんばれYUIちゃん!
ちなみにN.S.D.P.はNight, Spit, Death, Pain。そこんとこ夜露死苦!
詳しい情報はコチラ⇒N.S.D.P. Official Web Site
(一部敬称略 2010年12月18日 渋谷BOXXにて撮影)
































