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2011年1月31日 (月)

奥田民生『OKUDA TAMIO JAPAN TOUR MTR & Y 2010』

本編に引き続きアンコールに入る。そして、アンコールの曲が終了し、客電が灯る。客出しのBGMが流れる。「さすらい」だ。しかし出口に向かう客は誰一人いない。

いつの間にか全員が「さすらい」を口ずさむ。一糸乱れぬ大合唱になる。やがて、「さすらい」を歌い終わると矢継ぎ早に今度は「雪が降る町」のメロディに変わる…。

これで会場の雰囲気が伝わるだろうか?「興奮冷めやらず」とはまさにこのことだ。

そして、CCレモン・ホールを出ると渋谷の街は一面の銀世界…これはウッソ~!

とにかく、それほど素晴らしいライブだったのだ!

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今回ギタリストは奥田民生本人のみ。

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この日民生さんが選んだマーシャルは2187。写真にある通り他のギター・アンプも使用されていたが、2187大活躍の巻きだった。

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2187は1987の2×12"のコンボ・バージョン(1959のコンボバージョンは2159だった)。1974~1981年にかけて製造されていたが、日本に入ってきた形跡は見当たらない。これは2009年に発売した50台限定のリイシューバージョンだ。民生さんはリンクして使用している。

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足元のようす。ビンテージ楽器テイストの印象が強い民生さんだが存外にニートで未来的だ。歌とギターを完璧にこなすために利便性を追求しているのであろう。

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陽水さんや美奈子さん、達郎さんや桑名さん等々、偉大なシンガーはライブやツアーでは気の合った腕利きのメンバーで鉄壁のバック・バンドを形成する。それぞれ日本を代表する名バンドだ。

それらのバンドはあたかも『黒澤一家』と呼ばれた黒澤明の映画制作チームのようだ。スタッフやキャストが親分と同じベクトルを持っているのだ。

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民生さんのバンドもまったく同じ。民生一家4人だ。

ベースは小原礼

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キーボードは斎藤有太

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ドラムは湊雅史

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そして主の奥田民生。 この『四人の侍』で最高のロック・ショウを見せてくれたのだからタマラナイ!

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決して観客に媚を売らない選曲も新旧取り混ぜのゴッタ煮状態でいかにも民生さんらしい。以前マーブロでレポートした「ひとりカンタービレのテーマ」も演ってくれた!

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ユルさ&ダルさ満点のMCもまた善き哉。

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しかし、ひとたび演奏となると一変!

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絶唱、熱唱、激唱、烈唱云々、そういった表現をすべて詰め込んだかのような熱演ぶり!

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でもね、私は見逃さなかったね。ギターがひとりということもあるだろうけど、「ギタリスト・奥田民生」を!

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以前、ギタリストの松浦善博さんが私にこう話してくださったのをハッキリと覚えている。「民生は本当にギターがうまいですね。音も最高に素晴らしい」とギタリストとしての民生さんを大絶賛した上で、「民生は日本人の外タレなんですよ。だからThe Verbsの中にいても何ら違和感がない。僕も民生と一緒に演った時には本当に驚きましたよ」

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「日本人の外タレ」とは言い得て妙だと思う。民生さんのギターに関しては、松浦さんの言葉だけでこれ以上の説明も感想もいらないだろう。

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この日もレスポールを中心にとっかえひっかえ愛器を唸らせていた。「本当にギターが好きなんだナァ~」と誰もが見ていてそう思うだろう。

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ああ、もうショウも終盤だ…いつまでも続いて欲しいのに!

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そして、本編が終了。今回のブログの冒頭に戻る。奥田民生の音楽はエンドレスだ!

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奥田民生の詳しい情報はコチラ⇒奥田民生| OKUDA TAMIO

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(一部敬称略 2010年12月24日 渋谷CCレモンホールにて撮影)