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2010年11月22日 (月)

レミー!レミー!レミー!極悪なのさ!

Lemmy, born to lose, live to win!!~”49% motherf**ker 51% son of a bitch”

10月のLOUD PARK 10での激演も記憶に新しいMotorhead。カッコよかったナァ~。一番カッコよかったナァ~、自分の中では。でも、やたらめったら色んな人から「最高だった!」っていう感想を聞いている。やっぱカッコよかったんだな。それと皆さんクチを揃えて言ってくれるのは「やっぱりロックはマーシャルのカベだよね~」。その通り!Lemmy_motorheadfireball1stilllemmym

さて、こんなにもLOUD PARKのMotorheadの演奏に感動したのにはワケあった。

前日にレミーの半生を描いたドキュメンタリー映画を観たのだ。

『極悪レミー』がそれだ。

これがまたべら棒に面白い!

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Motorheadをまったく通ってない私はHawkwindもどちらかというと苦手で、レミーの存在は「重要なマーシャルのベースアンプ・プレイヤー」という認識しかないのが正直なところところだった。

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したがって上映時間が2時間と聞いて、「ヤベ、こりゃ(持ち込んだ)カツサンド食べ終わったら寝ちゃうな~」と心配したりもした。そう広くない試写室なので舟を漕いだらすぐにわかっちゃうな…せっかく招待してもらったのに主催者の方に見つかったら失礼だな…と。

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ところが、ところが、ところがですよ!始まったらこれが面白いのナンノって!居眠りするどころか、瞬きするのももったいないぐらいの充実した内容で2時間アッという間だった!特にロックに思い入れのない一緒に行った友人も「面白かった!」と興奮していた。

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この手のドキュメンタリー映画というと、同業者や関係者のインタビューがジャンジャン出てきて「アイツはスゴイ」「アイツにはかなわない」とかいう賛辞の羅列で終わるパターンが多いようだ。もちろんこの『極悪レミー』も同じ手法を取って制作されている。アリス・クーパー、スラッシュ、スティーヴ・ヴァイ、オジー等各方面にわたった出演者も豪華だ

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しかし、レミー・キルミスターという人間の存在のスケールみたいなものが、そういった美辞麗句をはるかに超越してしまっていて、映画を観るにつれて、もはや彼に対する言葉の数々にはあまり意味を感じられなくなってしまうのだ。

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そのあたりがこの映画の見所なのではなであろうか?もし、そうだとしたら途轍もない成功作と言えそうだ。それはレミー自身にまつわるエピソードの超高濃度もさることながら、巧みな編集が奏功しているからだ。

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原題がまたスゴイ!『49% motherf**ker 51% son of a bitch』という。ま、どっちへ転んでも結局『極悪レミー』なワケだが、「負け犬として生まれ、勝つために生きる」この男の素顔は『極悪』だけでは語れないようだ。

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デビュー前のビートルズを見たというレミー。イギリスに行くとこういう年配の人はそれほど珍しくないことは過去にも数回マーブロで書いてきたが、レミーは大のビートルズ・ファンでビートルズがいなかったら音楽の道に進んでいなかったという。デビュー前のビートルズを見たことよりも、レミーがビートルズ好きということの方がよっぽどビックリするわ。

と、LAのレコード店に昨年発売されたビートルズのリマスターCD(モノラル・バージョン)を買いに行ったりしちゃう。「(あの声で)原音に近いんだって?」なんて店員に訊いたりしている姿はとても極悪には見えない。

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ファンにもことのほか親切だ。面白いのはレミーがしゃべっている場面には英語の字幕が出てくるのだ。レミーのしゃべり方は英語圏の人にもそんなにわかりにくいのかな?

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ミュージシャンもスポーツ選手も一芸に秀でた人はみんな同じだけど、この人もそう。とにかく何かに夢中になっちゃうとトコトンやらないと気が済まないタイプ。ゲームが好きで飽きずに一日中やってるらしい。

飲み物はJack Daniel'sのCoke割り(レミーの飲みっぷりの話しもおもしろかった)しか飲まない。ブーツはすべてオーダーメイド、地元のハリウッドにいる時は家かレインボーという飲み屋にしかいないという。ちなみにSHARAさんがSLYのレコーディングでLAに滞在していた時はレインボーに行ってもあいにくレミーはいなかったらしい。残念!

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レミーの懲りっぷりはまだまだ続く。壁一面に飾られたナイフのコレクションは圧巻だし、戦争に関する知識は学者並みだという。読書家なんだろう。その戦争好きが高じて…

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戦車買っちゃった!

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もちろんライブやリハーサル等のパフォーマンス・シーンもふんだんに盛り込まれている。

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メタリカとの共演シーンは見所のひとつだ。

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でも、マーブロ的な見所ナンバーワンは、自分のベースのスタイルを解説するところ。「普通のロックンロール・ベースはこう弾くけど(演奏)、オレはこうだ(爆発)」と愛用の1992MURDER ONEのボリュームをグイと上げるところがすこぶるカッコいい!ここは思わず鳥肌でしょ!?

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映画の中にも頻繁に出てくるレミーのベースアンプのシグネイチャー・モデルがこの1992LEMだ。限定生産なので現在は入手不可となっている。

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フィル・キャンベルが使用しているのはこのJVM410H。LOUD PARKでも多数のギタリストが使用していたが、現在ではマーシャルの世界的スタンダードとなった。

Jvm410h

マーシャル・ブログではこの映画の紹介を早くアップしたくてしょうがなかった。公開の12月3が大分近づいてきたのでようやくここにお披露目とすることができた。ああ、スッキリした。

マジで面白いゼ。マーシャルもたくさん登場するし。

「後悔はない。人生はあまりにも短い」とレミーは言う。

ジャコ、フリー、スティング等、時々超ビッグなヒーローが現れるベース界。レミーもその内のひとりに数えられるべきであることはこの映画を観れば一目瞭然だ。

そしてお決まりのセリフ!

We're Motorhead!

We play rock 'n' roll!!

Marshall supports the band!!!(これはオマケです)

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『極悪レミー』に関する詳しい情報はコチラ⇒極悪レミー[Lemmy the movie]オフィシャルWebサイト

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(素材提供:キングレコード株式会社)