Hideaki Nakama Meets JMD:1~中間英明、JMD:1を弾く
すさまじいテクニックと由緒ある1959系のマーシャルサウンドでロック・ギターの何たるかをいつも教えてくれる中間英明。
今回は根っからのオールド1959好きにとってこの最先端のJMD:1を試していただいた。結果から言うと、もうハマリまくり。エフェクター類も瞬時に使いこなすあたりはさすが!マーシャルを知り尽くしたギタリスト特有の含蓄ある言葉でJMD:1についてジックリと語ってもらった。
デジタル・アンプの類は使ったことはありません。使い勝手がいいのはわかっているので、実際に試してみないといけないなとは思っていました。どこまでアナログとデジタルが共存できて、アナログの音質を損なわないで今の便利な機能を備えたものが果たして作れるのかどうかが確かめたかった。どこのメーカーさんも研究に研究を重ねていらっしゃるんでしょうけど、残念ながら試す機会がなかったんです。
アナログ音質の良さが損なわれるという先入観がありました。レスポンス等の弾き心地も違和感がなければいいな…と思っていましたよ。古い人間の固執だったりもするんですけど…(笑)
今日JMD:1を弾いてみて、まずはすごくビックリしました。と言うのは、僕は70年代からマーシャルを弾いてきましたが、マーシャルのいいところがそのままだったからです。僕が言うマーシャルのいいところというのは、何にも通さないでストレートで鳴らした時によくわかるんですが、他のアンプとまったく音質、音圧、それからルックスも、すべてなんです。他のメーカーが何を出してきても浮気しなかった。とにかく音の存在感が全然他とは違う!
で、JMD:1を弾いて「マーシャルはマーシャルのままだ」というのがすごくうれしかった。それとキチンとエフェクターも使えるものが入っているというのもうれしい。本当に1台あれば何でもできるというのを実現したと思います。そんなに長い時間弾いてはいませんが、すぐにわかりました。
うまく言えないけど、すごく細かいところでオールドのアンプと違うところがあると思うんだけど、それはミュージシャン個々の思い込みだったり、(そのオールドアンプの)音が劣化してたりとか、そんな部分かもしれない。僕はそういう部分を重んじてきた人間なんですね。オールド・アンプを好んで使う人はみんなそういうこだわりがあるんじゃないかな?でも、そういう部分を割り引いてもJMD:1は十分即戦力になるアンプです。
AC/DCに代表されるようなきらびやかな部分があるのがマーシャルの魅力で、僕が音を作る時にもそれに何かを足していく。音圧が優れているのかな?どの音域もしっかり出てくるのがマーシャルの魅力ですよね。JMD:1も見事にそれを実現していると思いましたよ。
(普段のステージでは派手にエフェクターを使うことはない中間さんですが、この日はチョコチョコとディレイをいじってアッという間にブライアン・メイばりの美しいひとり多重奏を披露してくれた)ディレイもすごく使いやすかった。遊んでいるうちにうまく調節できちゃうみたいな。説明書を読まないでもわかっちゃうところがいいな。僕は先入観のかたまりみたいな人間だけど、こうして多機能のマーシャルがいいということがわかると、他の新しいモデルも弾きたくなっちゃいますね!
僕もフェイザーやコーラスをボードに入れていますが、こうしてヘッドにすべて収まっているのいうのは便利なもんですね。フットスイッチひとつで済んじゃう。操作も入り込みやすいですよね。
ノイズゲートはスゴイ!以前2203KKをスゴイ音量で試させていただきましたが、あれと同様ものすごくよくできてる。これが単体であったらギタリスト全員足元に置くんじゃないですか?!でもノイズあってのマーシャルだからナァ…(爆笑)。
ん~、JMD:1があれば何かやりたくなっちゃう気になりますね。ギターなんかでも修理から上がってくるとズ~っと弾く生活に入る。それがどこまで続くかみたいな…。JMD:1もそうですよ。あればズ~っと弾いちゃう!
もし目隠しされてデジタルかアナログかって訊かれたら、自分の耳に自信ないな…。恐いな、それ…(爆笑)。わからないな。やっぱりJMD:1がマーシャルってことなんですよ。ちゃんと古い会社が時代に負けずにモノを作っているということなんでしょうね。
ルックスはマーシャルのロゴがあるだけでもううれしい。ロゴだけでテンション上がっちゃう。ま、でも好みでは1959タイプかな。中が見える必要なんてまったくないと思うな…。
中間英明の詳しい情報はコチラ⇒HIDEAKI NAKAMA Official Website
JMD:1の商品に関する情報はコチラ⇒日本語版マーシャル公式ウェブサイト
JMD:1に関するアーティストやライブの情報はコチラ⇒公式マーシャル・ブログ『JMD:1情報』
JMD:1 DEMO SOUNDはコチラ⇒日本語版マーシャル公式ウェブサイト
(敬称略)












