ロック・ミュージカルもマーシャル!~Life Pathfinder公演より
ロック・ミュージカルと聞いて何を思い出す?『ジーザズ・クライスト・スーパースター』?、『トミー(これはロック・オペラか)』?、『ウィ・ウィル・ロック・ユー』?、『ファントム・オブ・パラダイス』?、(強引にミュージカルにくくってしまって)マーブロではおなじみの『スパイナル・タップ』?、もちろん『ロッキー・ホラー・ショー』も欠かせない…。と、見て聴いて楽しいロック・ミュージカルの名作は枚挙にいとまがない。要するに非常に人気の高いエンターテインメントのひとつなのだ。
そして、ここ日本でもオリジナルのロック・ミュージカルが制作されていて、優れた佳作が輩出されている。
今回紹介する一編もそのひとつ。Motion Rock Opera 2010 Tour to the end 『Life Pathfinder』だ。
ま、マーブロとしては開演前、ホンノ少しタイトルが気になっていたんだけど、そんなことは開演と同時にすぐ忘れちゃった!
「ロック」とくればマーシャル。ここでも「M」の字が活躍している。
”ようこそ、この世界へ!これから皆様には「Life Pathfinder(人生探査機)」 に乗り込んでいただき自分が主役の、輝かしい人生を探しに行ってもらいます”という自分探しの129分の旅。
これがよ~く脚本が練られていて、伏線もキッチリと張られとてもおもしろい。
もちろんミュージカルなので歌も踊りもテンコ盛り。
お芝居も迫力満点だ。
バンドのメンバーは青柳竜市(g)、Tak&Fin(b)、ササブチヒロシ(ds)、山下透(key)。
これも大変な仕事だ。暗譜はしょうがないにしても、それは演劇のこと何度も暗転のシーンで音を出さなければならず、もちろんオケピに入っているわけではないので完全な暗闇で指板をまさぐらなければならない。腕利きでなければ務まらない。
構成や演出もさることながら、とにかく挿入されている曲のクォリティが高い。構成の松高タケシ曰く、「まず楽曲ありき。質の高い曲に脚本や構成が肉付けされていくのです」なるほど!ストーリーの展開に合わせ次はどんな曲が飛び出すのだろう?と期待させられるのだ。
ミュージカル大好き。数年前、アンドリュー・ロイド・ウェーバーの『Sunset Boulevard』がどうしても観たくてわざわざブロードウェイまで観にいった(残念ながらGlen CloseのNorma Desmondは見逃した。でもElaine PaigeのNormaを観た。Elaineは『Cats』のGrizabellaのオリジナル・キャスト。つまり「Memory」を最初に歌った人だ)。ミュージカルのウンチクはまた別の機会に!
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9月5日までの公演。お見逃しなきよう!
(2010年8月26日 吉祥寺シアターにて撮影)









