Mr.T Red Jacket Rock Live~豪華メンバー勢ぞろいのギター天国!<第1部>
「日本のロックの名盤」はナニ?と訊かれたら皆さんは何と答えるだろう…。『黒船』、『風街ろまん』、『悪たれ小僧』、『ライヴ!/村八分』、『東京ワッショイ』、『SATORI』、『外道』、『ゴールデン・ピクニックス』、『BAD NEWS』、『有頂天』、『生聞59分』…まだまだあるけどキリがないし、好みにもよるし…。(私的には『マラッカ』と『チャクラ』はハズせない)
ここは原宿の老舗ライブハウス「CROCODILE」。
今日はマーシャルのコンボがステージ勢ぞろい。1962、JMD501、MA50、見えてないけど2187などなど今か今かと弾き手を待っている。
究極の選択を考えてみた…①何人も否定し得ない1974年の四人囃子の超名盤『一触即発』の制作に携わるか…②黒澤作品にエキストラで出演するか…③たった一日だけフランク・ザッパのバンドに入れてもらうか…。どれも今となっては不可能なワケだけど、ま、③を採っとくか。でも練習がキツイな。②も捨てがたい。『天国と地獄』の伊勢佐木町のシーンの通行人や『隠し砦』の埋蔵金掘り役で出ただけでもかなり自慢できるな。
でも、今日の主役は①の人。かつて某レコード会社に在籍し『一触即発』の制作に携わり、ジャケットに名前がクレジットされている。その後、ライター稼業を経て、某楽器メーカーでアーティスト・リレーションの仕事を担当された人。それが下の写真のMr.T、高橋重夫さんだ。
とにかく日本のロック最高峰、四人囃子の『一触即発』のジャケットに名前が出ているなんてうらやましい!
その、高橋さんの還暦を祝うパーティが催され、超ド級のアーティストたちがキラ星のごとく集まった。
トップで登場したのはその『一触即発』の立役者、森園勝敏さん。
最近でも中野サンプラザでのジャニス・ジョプリンのイベントやそれこそ四人囃子のステージなどで1987Xを弾いてくれていたが、この日は1962BLUESBREAKERを使用。
この人のストラトキャスターとマーシャルの組み合わせによるサウンドは完全に「いぶし銀」の極みだ!お互いの最良の部分を引き出して極上のトーンを聴かせてくれる。
ベースは澤田浩史さん。オルケスタ・デ・ラ・ルスやCharさん、birdなど、ジャンルを超えた活動をする名手だ。シャツの柄がまたいいネェ~、モナリザッパだ!
ドラムは古田たかしさん。カルメン・マキ&OZ、Dr. Strangelove、奥田民生さんのサポートなどをこなしてきた人気ドラマー。この3人の演奏だから悪いワケがない!
「Red House」とビリー・コブハムの名曲「Stratus」をプレイ。森園さんの歌がまたいいんだよネェ~。実に鳥肌。(ちなみにコチラでダグ・アルドリッチDoug Aldrichが2010年フランクフルト・メッセのマーシャルのデモ・ルームで演奏する「Stratus」の動画が見れます。使用しているアンプはJMD:1です)
そしてCharさんの登場。
初めてCharさんを見たのは泉谷しげるさんと共演した1977年の「ローリング・ココナッツ・レビュー」だった。白いスーツに身を包み、トリルしながらムスタングのトレモロアームを激しく上下する姿が途方もなくカッコよかった。
あれから30年以上たったというのにあのカッコよさは何にも変わっちゃいない!残念ながらCharさんはマーシャルをお使いにならないが、カッコいいものはカッコいい!仕事を忘れて素直に惚れ惚れしちゃう!
この日はギターをとっかえひっかえ、ロックのスタンダードナンバーを次々と演奏。息継ぐヒマを与えない怒涛の演奏に観客も大喜び!
さすが名手たち!リズム隊も絶妙のコンビネーションで演奏を盛り上げる!
Charさんって帽子だけでなく、ギターが最高に似合う人だ。ギターをしょった瞬間から音楽がにじみ出してしまう。そして尽きることのないこのロック魂!ドライブしまくるMCも滅法楽しい!
それにしても、こんなに素晴らしい演奏で還暦をお祝いしてもらえる高橋さんもメチャクチャラッキーな人だ!
24時間の休憩。第2部につづく。
(2010年3月30日 原宿クロコダイルにて撮影)

















