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2010年3月31日 (水)

さらば厚生年金!<後編>

本日、2010年3月31日…いよいよ東京厚生年金会館の最後の日が来た!

ヴァン・ヘイレン初来日と同じ1978年の11月にはジェネシスを観に行った。これも初来日だったのね。もうスティーブ・ハケットもいなかった。(ギターはダリル・ステューマー)でも、フィル・コリンズとチェスター・トンプソンのツイン・ドラムがカッコよかったこと、照明がすごくきれいだったことを覚えてるな。でも、もっとも印象的だったのは、フィル・コリンズがタンバリンひとつでソロを演ったことかな。手のほかに、頭、足、お尻と身体のあらゆる場所に当ててものスゴイ演奏を見せてくれた。正直、当時は熱心なファンでもなかったし、まだ子供の域を脱していない頃だったのでジェネシス・サウンドはいささか高尚過ぎて曲なんかはサッパリ覚えておりませんが、それでも充分に楽しめたことは確か…。今はメッチャ好き、ジェネシス。とくにイギリスに行くようになってからますます好きになりましたね。惜しむらくは、もっとチェスターをよ~く見ておけばよかった!何と言っても歴代ザッパ・バンドで一番好きなドラマーはテリーでもヴィニーでもなくてチェスターなんね~。

プログラム中に宣伝している79年初頭の来日アーティストにはキャメル(見逃した!)とドゥービー(来日メンバーはパット・シモンズ、スカンク、マイク・マクドナルド、タイラン・ポーターらの名前が挙がっています。トム・ジョンストンは来なかったんだよね。塀の中にいて来れなかったんだっけかな?)が登場。

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エントランスを抜けるとロビーは案外狭いんだよね。終演後はいっつも大勢の人でゴッタ返していた。

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次のは忘れられない最高のコンサートだった。ブルー・オイスター・カルト。「臨時ニュースを申し上げます!臨時ニュースを申し上げます!ゴジラが銀座方面に向かっています…。大至急避難してください、大至急避難してください!」 1979年5月の来日。『Spectres』とライブ・アルバム『Some Enchanted Evening』収録の「Godzilla」が話題になってて、当然この時も演奏していました。レーザー光線や照明がまたすごくて、カギ十字の形をしたギターを持ったリード・シンガーのエリック・ブルームがギターをマシンガンに見立てるアクションをすると銃声とともにストロボがたかれたりしてとにかくカッコよかった!曲も滅法よくてね。圧巻は5リード・ギター。ショウの最後にはドラムのヤツまでフロントに出てきてメンバー5人全員でリード・ギターを弾いちゃう!最近はライブ映像を収録したDVD付きのCDも発売された。はい、当然ゲットしています。 

BOCのプログラムの広告には5月のナザレス(行った、行った渋谷公会堂!ザル・クレミンソンも来たんだゼ!)。6月には2回目の来日となるスコーピオンズ(行った、行った中野サンプラザ!)、同じく6月にはUFO(行った、行った中野サンプラザ!)が出ている。すべてS席3,000円也。そういえばスコーピオンズでもUFOでもマイケル・シェンカーが来るっていう話があって(スコーピオンズの宣材写真にはしっかりマイケルが写っているし…)エラク期待していたのだが、結局両方来なかった。おかげでいまだにホンモノを観たことない!

これには後日譚があって、もはや笑ってしまうのだが、何でも今年のフランクフルト・メッセではマーシャルのブースでマイケル・シェンカーのサイン会が実現したらしい。長年にわたって毎年行っていたフランクフルトなのに選りによって今年は行かれなかったんよ~!もうマイケルは一生見れないな…。

Boc

廊下に据え付けられている時計。右の灰皿みたいな丸いのはスピーカー。上演中ここから場内の音を控えめに流すのです。そういえば、ここは1階廊下にも2階フロアにもイスがふんだんに置いてあったことも好印象ですね。

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ソニー・ロリンズを厚生年金で観たのは1986年だった。ボビー・ブルームのギターとトニー・ウィリアムスのドラムが抜群にカッコいいアルバム『No Problem』を発表した直後の1983年のLive Under The Skyがすごくよくて、「今度ソロで来日したら観に行こう」と心に決めてそれが実現したというもの。

ちょっと、話はそれるがこの時のLive Underのロリンズのバンド・メンバーがメッチャ豪華で、ギターがパット・メセニー、ベースがアルフォンソ・ジョンソン、そしてドラムがジャック・ディジョネット。おまけにサポート・アクトとしてチック・コリア、ミロスラフ・ヴィトウス、ロイ・ヘインズが『Now He Sings~』を再演するというオマケつき。よみうりランドの遠さを忘れてよろこんだものだった。

で、この厚生年金公演でもギターでボビー・ブルームが来日していた。何かボビー・ハッチャーソンもいたような記憶があるが、あれは別の機会だったのかしらん?とにかく、豪快にバリバリ吹きまくるロリンズがやっぱりカッコよかったな。

ロリンズはギター好きとしても有名で、70年代以降にはギタリストと共演しているアルバムが多く、ロック・ファンにも聴きやすい。ラリー・コリエルとの『Don't Ask』はおすすめ。詳しくはまたいつかロリンズに触れる機会があった時にでも…。

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それにしても49年の間に一体延べ何台のマーシャルがステージに上がったことだろう?

先日のAC/DCの来日追加公演では後ろの方にほんの少々空席が認められたが、AC/DCのチケットが売れ残るのは世界広しといえどもナント日本だけなんだそうだ。そういった状況が外タレの日本離れ現象を引き起こしているとも聴いた。一体いつから日本は世界のロック後進国になってしまったんだろう?世界のアーティストから相手にされない国なんてイヤだ~!

もちろん色々な事情があったのであろうが、この名ホールの閉館もそんな状況のあおりを受けたような気もするし、ますます日本人をロックから遠ざけてしまうような暗い気持ちにもなってしまう。

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さらば厚生年金!

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