Burny Meets JMD:1~日下部BURNY正則、JMD:1を弾く
吉井和哉、大槻ケンヂのサポートでいぶし銀のプレイを聴かせる名手・日下部BURNY正則。氏は2000年に開催された第1回目の「マーシャル祭り」にも出演してくれた根っからのマーシャリストで、JCM800 2210を2台所有し愛器のレス・ポールとのコンビネーションで「これぞロック・ギター!」というサウンドを聞かせてくれる。
そして、今回はJMD:1に挑戦してもらった。いわば2210の極北ともいえるこの新製品が名手の耳に、指に、どう映ったであろうか?
普段はデジタル・アンプは使わないですね~。デジタルの場合は基本となるトーンがとてもハッキリしているんじゃないかと思ってるんですね。昔のいいアンプというのはギターのいいところを出してくれるけど、デジタル・アンプはアンプのいいところが出てきているような気がする。
音の粒立ちなんかにしても、特に歪みの時は真空管のアンプは大きい音の時はいいけど、音量を下げると粗い音になっちゃう。でも、デジタルアンプって音を小さくしてもそのまま小さくなるじゃない?そういう意味では便利だよね。
JMDの場合、レスポンスとか弾き心地に関しては普通の真空管アンプと大差ないです。何らストレスになるような部分はない。太さもあるし、温かい。そこらのデジタル系のアンプとは全然違うよね。
何といっても16個もプリアンプが入ってるってスゴイよね!当たり前だけど、色んな音を使う人にとっては最高だよね。ま、オレの場合せいぜい3つ位だけどね!(笑)
キャラクターは割合似かよったもの同士が集まっているよね。だから音も作りやすい。あんまり変化に富んでるとかえって調節が厄介なんだよね。JMDの場合はとってもわかりやすい。
Crunch5 -Vintage、Lead13、Lead14が気に入った。
ディレイもよくできてるよね。ソロの時にはバッチリだよ。
コンボは音の締まり具合がすごくいいね。でっかいモデル(スタックのこと)の暴れる感じがまったくなくてレコーディングなんかでは最高でしょ、コレ。後ろが開いているからコンボ特有の奥行き感もしっかり出ているし…。オワッ、このクリーンいいナァ!! BBキングなんかはサ、コンボを使っているけど、後ろが開いているのがイヤで床に寝かしてスピーカーを上に向けて使ってるもんね。やっぱり音が前に飛ぶというのも大事なことだけど、こうして後ろが開いているというのも重要なことなんだよね。その点JMDはよくできてると思うよ。扱いやすい。
(コンボを弾き比べて)JMDに関しては全体的には50Wの方が好みだけど、歪みのチャンネルは100Wの方がいいかな?オレは50Wより100Wの方が好きなのね。100Wの方が歪ませた時に余裕があるでしょ?あんまり歪ませないように音を作っているから100Wの方がいい。クリアな感じがする。50Wは甘くて濁るイメージなのね。JMDもそういう傾向があると思う。
音の粒立ちがいいのでメタルの人たちにもかなり向いてるね。ともするとローが出すぎちゃう感じもあるけど、その場合、ローの調整をうまくすれば相当イケるね。
土方隆行氏によるDEMO SOUNDもお聴き逃しなく!








