THE IRON MAIDENS~Live in Japan
話題のアイアン・メイデンの女性トリビュート・バンド、THE IRON MAIDENS(ジ・アイアン・メイデンズ)が来日した。もちろん本家公認。カッコよかった~。もうサービス満点でまったく飽きなかったね。
ボーカルはKristen "Bruce Chickinson" Rosenberg。
エイドリアン・スミス役のCourtney "Adriana Smith" Cox。
サラはデイヴ・マレイ役だ。ギターSarah "MiniMurray" Marsh。
ベースはWanda "Steph Harris" Ortiz。もちろんスティーヴ・ハリス。
ニコ役のLinda "Nikki McBURRain" McDonald。
クリステンは衣装替えも数回し観衆の目を惹く。
日ノ丸の他にユニオン・ジャックも振り回してくれた。このバンドはアメリカだけどね。
ギミックも多数で飽きさせない!
ギターは二人ともマーシャルを使用。テクニックは完璧だ!
コートニーのJVM210H。キャビネットは1960A。
下手のサラもJVM210Hだ。
スモークならぬスノーが吹き出る演出もゴージャス!(コレが出てくるとすっごい寒いの!)
弾いて弾いて弾きまくるギター陣!
リズム隊も負けていない。ワンダは終始ツー・フィンガー・ピッキング。
ニコ顔負けのパワフルなドラミングを見せたリンダ。
恐るべきサービス精神でしょ?!
終演後ツアーマネージャーと話をしたのだが、今アメリカではいわゆる「トリビュート・バンド」が大ハヤリだそう。THE IRON MAIDENSはいち早く成功を収めた方なのだが、何でも聴衆はもう新しいバンドの凡百のオリジナルに飽き飽きしているそうで、「ノスタルジア」という意味合いもあるが、70~80年代のもっともロックが進化していた頃の音を求めているのではないかという。名前は出さないが、そこそこメジャーなバンドがオリジナルを演奏せずカバーに切り替えて再度成功しているケースもあるらしい。
確かに今のロックは完全に行き詰っているように思えてならないし、テレビでは「なつかしの~」系の歌番組がヤケに目立つような気がする。
マーブロでは何回か同じようなことを記してきたが、昔はロックと歌謡曲の線引きがハッキリしていて、ロック(=バンド)は不良で大人の特殊な芸能、歌謡曲は誰もが親しめる大衆芸能だった。でもロックは情報が本当に少ない中、イギリスやアメリカのレベルに少しでも追いつこうとみんながんばっていたし、一方、歌謡曲は一流の作詞家や作曲家が紡ぎだす最高の素材をキチンと音楽教育を受けたアレンジャーが編曲をし(ここでも海外の進んだ音楽を手本としていたのでしょうが…)、その譜面を元にこれまた一流のプレイヤーやオケが一同に会して音楽を作っていたのだからタマラナイ。昭和の歌謡曲を「古臭い」などと決して呼べないでしょう。永遠に残るよ、やっぱり歌謡曲と昔の日本ロックは。
イギリスの音楽業界の人も数ヶ月前にこんな話をしたことがあったが、イギリスでもそういう現象が散見されていて、70年代の音を意識している新人バンドが出てきているらしい。もっともビートルズと70年代ロックはイギリスの国家的財宝だからね。
アメリカもイギリスも決して「懐古」主義などではない「回顧」主義が台頭してきたのかもしれない。マーブロの読者のみなさんはどうお考えになるのかな?
燃え尽きた5人のミューズたち!
「今回来れなかったみんなも次回は観に来てね!」…とコートニーちゃんが言っているかはわからないけどね…。東京以外のギグも大成功!とにかくおすすめです!
<おまけ>
こちらはTHE IRON MAIDENSのTシャツ。マスコット・キャラクターは「シャーロット」ちゃん。エディの彼女かね?
実は筆者は比較的本家メイデンと近しくしておりまして(特にニコ。ジム・マーシャルの後輩ですからね)、毎年クリスマスカードが送られてきます。これが今回のバージョン。
エディのサインも入ってる!
(敬称略 2010年1月25日 新宿Holidayにて撮影)


























