NAMM2010レポート <後編>~アーティスト・モデル
<後編>はシグネイチャー関連でお送りします。
…とその前に、昨日ご紹介したJMD:1をザック・ワイルドがデモ演奏する動画が出てきましたのでご覧くださいまし。
内蔵のエフェクターを駆使しての10分にも及ぶ凄まじい演奏。アーミングといいフェイザーの使い方といいずいぶんジミヘンなのね。右手がスゴイったらありゃしない!JMD:1お楽しみに!ザックは昨年血栓症で入院する憂き目にあったようですが、座って弾いているのはまさか、身体の調子が悪いのかな?このギターどう見ても立って弾いたほうが楽そうだもんね…と思いつつ見ていたらゼ~ンゼン。演奏後の元気な姿を見て安心しましたね。
さて、レポートに戻りまして…下の写真はLOUD PARK09でのデイブ・ムステインのマーシャル。ところでもうひとつの新商品は…
コレをちっちゃくしたデイブ・ムスティン仕様のMGミニスタック。ルックスはミニでも名前は『MEGASTACK』。カバリングは例のCF地でメタルグリルも忠実に再現してます。
そして、なんとデイブ本人とプロデューサーのアンディ・スニープがセットしたカスタム・サウンドが搭載されているというスグレモノ。正しい名前はMG15MSFXDMといいます。
お次はスラッシュの話題。シグネイチャー・モデルを開発する旨、本人が来場のうえ発表したのです。その名もAFD100。Appetite For Destruction(もちろんガンズ&ローゼズのデビュー・アルバムにちなんで付けられています)の頭文字です。このモデルの開発にあたり専門のウェブサイトまで開設しちゃった!エライ入れ込みようです。そのコンセプトをマーシャルのアーティスト担当、ポール・マーシャルが当該のウェブサイト内の動画の中で語ります…
「今日ここ(NAMMのマーシャル展示スペース)にスラッシュが来てAFD100とそのウエブサイトについて発表します。そのウェブサイトでこのモデルのアイデアや製造についての情報のアップデイトをしていきます。また、ビデオやコメント、インタビュー、さらにはサウンド・アドバイスなども充実していく予定です(大意)」
で、スラッシュがやって来た!
「スラッシュだ。オレの新しいアンプ、、、新しいオレのマーシャル・アンプを紹介するためにアナハイムまでやってきたゼ」と前置き。「マーシャル・アンプ」って言い直すとこが律儀でいい人感が出てますね。
「人前で話すのはキライなんだよ」と切り出したスラッシュ。続いてAFD100のコンセプトについて説明。『Appetite for Destruction』で使ったのはSIRスタジオから借りたJCM800 2203だったがそれが最高のアンプだった。それをその後も使いたがったが盗まれてなくなってしまった。今回のシグネイチャーはその2203を目指して開発をしていく…みたいなストーリー。
ご存じの通りマーシャルは市場初のシグネイチャーモデルとして1996年にスラッシュの2555SLを発表。この初のシグネイチャー・シリーズに続いてザック・ワイルド、ジミ・ヘンドリックス、ケリー・キング、ランディ・ローズとマーシャルのシグネイチャー・シリーズは連綿と続いて今尚盛ん。(こうして見るとスラッシュ、ザック、ケリーとJCM800がらみが3人も!)そして、またスラッシュの登場。これは決してネタがなくなったわけではなく(実際にシグネイチャー・シリーズの計画はもう先まで決定しています)、スラッシュともに原点を目指し、ロック・ギターの本当のカッコよさを取り戻そう!という意気込みが感じられます。
やっぱり、ロックの花形楽器はギター。カッコいいリフとギター・ソロが最高の見せ場でしょ。それを忘れてしまった今のロックに対するマーシャルの回答であり、それを知らない若い人たちへの呼びかけであるような気がします…「ロック・ギターってもっとカッコいいものなんだぜ!」って。(『大谷令文、マーシャルを語る<後編>』も是非ご参照ください)
上のポールが案内しているAFD100の公式ウェブサイトはコチラ
もちろんマーブロでも情報をアップデイトしていく予定です。
この他、マーシャルのコーナーにはおなじみのダグ・アルドリッチ、ケリー・キング、レミーに加えマイケル・アモット、ジョン・5、コーリー・テイラー等が登場しサイン会等で大いに盛り上がったのでした。



