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2010年1月

2010年1月29日 (金)

FUZZY CONTROL(ファジー・コントロール)ワンマン@UNIT

昨年の紅白歌合戦の紅組のトリを飾ったDreams Come Trueのサポートで元気なFUZZY CONTROLの姿を見た人も多いかもしれない。

待ちに待ったワンマンが代官山UNITで開催された。

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会場は超満員。珠玉のFCナンバーに加えて鳥肌もののセッションが繰り広げられた。その昔、ギターマガジン(リットーミュージック刊)の付録CDでHandwiredシリーズのデモ演奏を録音してもらったことがあったが、あの時もそうだった。JUONが瞬間的に閃いたフレーズにリズム隊が瞬時に肉をつけていく。するとそれが考え抜かれた楽曲のように完璧に組みあがっていく。ロックのカッコよさ丸出しだ!

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ますますギター・プレイに磨きがかかったJUON。もう円熟の域。

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愛用の1959と1960AX。

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今回は弦が切れて張り替える間を除きずっとレス・ポール。あの黒のストラトキャスターとのマッチも最高だったが、こちらも素晴らしいコンビネーションだ。

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足元のようす。今回はかつてに比べてディレイの使用が目立ったかな?

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それにしてもこの人のノドは一体どうなっているんだろう?そこにはロック・ボーカルのカッコよさすべての注ぎこまれていると言っても決して過言ではないと思う。

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派手なアクションは健在。相変わらずカッコいいベースラインが際立つJOEのプレイ。

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相変わらず切れ味鋭いドラミングのSATOKO。

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この日も3人の化学反応が頻繁に表出した。

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ショウの後半では「Shine On」や「インドア風チキン」などの初期のナンバーをメドレーで披露した。なによ、メドレーじゃなくて全曲丸々やっちゃえばよかったのに!

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そういえば久しぶりの「muscle life(セカンド・アルバム『2"twice"』収録)」カッコよかったナ。名曲「Little Girl」では涙が出ましたよ

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ジャンプ一閃!JOEにはUNITのステージは狭すぎるかもしれない!

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昨年末のさいたまスーパーアリーナで開かれた『WINTER FANTASIA 2009 ~ DCTgarden "THE LIVE!!!"』では24,000人の前で「Goodbye My School Days」を熱唱したSATOKO。メッチャかわいかった!この日はドラムに専念。一心不乱にシンバルを打擲する姿は美しい。

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「later」も「Go Moon」も演って欲しかったね、ジョンジョン。

つまり演奏がどうとか、音がどうとか言う以前に、要するにズバ抜けて曲がいいんですよ、FCは!

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デビュー7年目を向かえますます活躍の場を広げる3人。今年も楽しみだ!

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FUZZY CONTROLの詳しい情報はコチラ 

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(敬称略 2009年1月19日 代官山UNITにて撮影) 

2010年1月28日 (木)

超オススメ! これが黒猫チェルシー!!

昨年12月2日に発売された黒猫チェルシーの2ndミニ・アルバム『All de Fashion』。ファースト・アルバムも強烈だったが、今回も素晴らしい出来だ。久しぶりに「日本のロック」を聞いた感じがする。イメージ的には『ふざけるんじゃねえよ』あたりの頭脳警察かな?

とにかく、曲といい、歌詞といい、空気感といい、70年代。タイトルの「オールド・ファッション」。オールド・ファッションでナニが悪い?ゼ~ンゼン古臭くない。

ご存知のない方にちょっとバンドの説明をしておくと、メンバーは平成2年生まれの今年20歳。神戸出身のバンドだ。吉井和哉さんも「センスがうまくて、これは売れて欲しい」バンドとして黒猫チェルシー推薦している。

そして、ようやくライブを見ることができたので今日はそのレポートをお送りする。

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ひとことで言えば「カッコいい!」。若さあふれるとか元気がいいとか、そんな形容ではとても収まりきれないバンドだ。まるで剃刀が暴れまわっているかのよう。学ランに身を包んだボーカルの渡辺大知が途方もなくカリスマティックだ。(そういえば最近学ランってあんまり見ないような気がするな)

彼は田口トモロヲ監督、みうらじゅん原作の映画『色即ぜねれいしょん』の主演も務めているのでご存知の方も多いかもしれない。

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リーダーでギターの澤竜次。もちろんマーシャル・プレイヤーだ。

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ベースは宮田岳。渡辺や澤に比べるてステージでの動きはおとなしいが、弾いているベースはドライブしまくっている!カッコいい!まるでノエル・レディング?!

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岡本啓佑のドラムがまたストレートにしてヘヴィで小気味よいことこの上なし!

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また歌詞がいいんだ~。そこは「がんばれ」とか「一緒にね」などというフレーズとは無縁の世界。昔はみんなこんなだったが、今や黒チェルだけの独自の世界。

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澤のマーシャルは1959SLPと1960TV。加えて向かって右側のJCM900 4100と1960Aのコンビ。怒涛のマーシャル・サウンド。男だね~。1960TVはステージで見かけることが少ないが、実は使いようによってはモノすごい音を出す。スピーカーは1960Xと同じCelestion Greenbackを4発搭載しているが、その名(Tall Vintage)が示すとおり普通の1960より背が高い分低域が張り出してド迫力のサウンドを生み出すのだ。以前、英ブライトンからやって来たBlood Red Shoseというギター&ドラムの男女デュオの女性が1960TVをDSL50と組み合わせて使っていたが、ベースのいないサウンドを補ってあまりあるド迫力の音を出していたことを思い出す。

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また、渡辺のステージ・アクションが何ともいえず決まっている。

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ギター・ソロもふんだんに盛り込まれた澤のギター・サウンドも黒チェルの世界を構築する大きな要素なのだ。そして、そのサウンドを間断なく解き放っているのはマーシャル。

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黒猫チェルシーの詳しい情報はコチラ

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(敬称略 2010年1月 24日 渋谷DUO MUSIC EXCHANGEにて撮影)

2010年1月27日 (水)

FAIR WARNING(フェア・ウォーニング)のマーシャル

先日のLOUD PARK09にも来日したフェア・ウォーニングが単独来日した。これがまた実にいいライブでハードロックの素晴らしさを十二分に伝える演奏となった。

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トミー・ハートの張りのある歌声。やっぱりロック・ボーカルはこうでなくっちゃ!

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随所にソロが散りばめられ、ヘルゲ・エンゲルケの魅力が爆発した。

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リーダーのウレ・リトゲン。エレクトリック・サンにも在籍していた。

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ドラムはCCベーレンズ。終始パワフルなドラミングを披露してくれた。

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コーラス・ワークも美しい!いつも思うのだが、なぜに欧米の人たちはこれほどコーラスがうまいんだろう?

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サポートのキーボードはトーステン・リューダーヴァルト。

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サポートのギターは二クラス・ターマン。一昨年、ウリ・ジョン・ロートと来日を果たしている。あの時も素晴らしいプレイで業界では「あの若いのウメェなぁ~!」と話題になった。「カロンの渡し守(The Sails of Charon:これ正確には「シャロン」と発音します。ちなみに海外で「ケンタウロス」と発音してもまず何の事か相手に伝わりません。これは「センター」と発音されています)」のイントロのソロを何せ軽々と弾いていたからね。

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二クラスのマーシャルはJVM410Hだ。ウリの時もそう。

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楽屋でのショット。JVMについて少し話をきいてみた。それにしても目がブルー&グレイでめっぽう美しい!こうして見るとちょっと背の高さといいレイ・デイヴィスに似てる?

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彼はJVM4すべてのチャンネルを使用している。①CLEAN/GREEN②CRUNCH/ORANGE③OD1/ORANGE④OD2/GREENという設定。①を除いてかなりGAINが高めだがMASTERはそれほど上げていなかった。リバーブも使用している。

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そしてそれらのチャンネルをMIDIで制御している。足元すっきり。

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ヘルゲの超高音ギターによるソロがスリリングだった。

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やたらと高音域を使うのでは決してなく、実に音楽的なのだ。ヘルゲもキャビネットは1960を2台使用。開演前にヘルゲとも話をしたが、当然マーシャルや機材の話。これがまたメチャ詳しくて!自分が一番気に入っているマーシャルは70年代初頭の1959.とその写真を見せてくれたが、ナントその1959、フロントパネルがなかった!「It looks cool!」と言ったら大ウケしてくれた。つまりCool=「カッコいい!」と「涼しい」のシャレ。フロント・パネルがなくて真空管やトランスがむき出しになってるからね。楽しかったな。

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トミーもノリノリで観客をあおる!

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弦チーム揃い踏み!

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サポートメンバーだけにソロの回数は少なかったが二クラスもばっちりその存在感を示した。また、ウリの時も感心したのを覚えているが、コーラスがやたらとうまいのだ!

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コンビネーションも完璧!

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完全燃焼した6人。

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最後は体操の体系に開いた。ホットな活動でハードロックの炎を燃やし続けて欲しい!

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(2010年1月22日 新宿厚生年金会館ホールにて撮影)

2010年1月26日 (火)

DELUHI@O-EAST

待ちに待ったDELUHIのO-EASTワンマン。もう会場の外からDELUHIムードだ!

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ロビーにはメンバー創作の粘土細工を展示。Ledaの作品は「怪獣アベゴン」。

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会場は超満員!順調にスターダムを駆け上がるDELUHIの勢いがビンビンに伝わってくる!

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ステージ装置も凝りに凝っていてDELUHIの音楽をドラマチックに演出していく。

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思う存分テクニシャンぶりを見せつけてくれたLedaは当然マーシャル。

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愛用のJCM800 2203KKとMF280Bのコンビネーションを2セット。最近というか今頃になってというか、MFキャビネットがジワジワと浸透している。

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照明が下りてきてこれまた素晴らしい演出効果を生んでいた。まるでクイーン?

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もちろん、観客を熱狂にリードすることはお手のものだが、この日はジ~ックリと歌いこんだ印象が強かったJuri。

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ますますギタープレイに磨きがかかるLeda。

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ド迫力のサウンドとアクションが目を惹いたAggy。

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Sujkのメリハリの効いたドラミングもDELUHIサウンドの重要な要素だ。

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夜景を配したバックの映像にスモークがからみ幻想的な雰囲気をかもし出す。

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ショウの中盤ではベートーベンやモーツァルトをモチーフにした10分近くに及ぶLedaのア・カペラのギター・ソロが!それにしても素晴らしいギター・サウンド。もう目の前でピッキングしているような感覚!図太いトーン。これが2203KKサウンド…イヤ、Ledaサウンドなのだ!下の写真でLedaの後ろに見えている白い点はノイズではない。小型の星型(?)のライトが上下しているのだ。白いマックロクロスケみたいな。

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未来に向かって進むDELUHI。これからの活動をますます期待させるライブだった!

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DELUHIの詳しい情報はコチラ

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(2010年1月9日 渋谷O-EASTにて撮影  ※全体写真提供:Yokoyama Akio)

2010年1月25日 (月)

アドリブ・ギター虎の巻~続ロック&ブルース編登場!

またまた出ました大好評『アドリブ・ギター虎の巻』。今回は「続ロック&ブルース編」!

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先生はおなじみ藤岡幹大。

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いつも通り付属のCDはJVM410HのLINE OUTを使用してレコーディングした。

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これまでジャズ/フュージョンやHR/HMとさまざまなジャンルの『虎の巻』を上梓してきたが、今回はすべての基本とも言うべき「ロック&ブルース」をもっと掘り下げてみようという内容となった。

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基礎からその発展系まで色々なアイデアを楽理的にも説明し実践的に応用しようというキメ細かな編集はこのシリーズの特長。 ギターという最も手軽な楽器を最も深いところまで探求する一助となること必至だ!

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既刊4冊もよろしく!全編藤岡幹大とJVM410Hがんばっています!

★ロック&ブルース編

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★ジャズ/フュージョン編

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★HR/HM編

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★オール・ジャンル編

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(敬称略 ライブ写真は2009年11月楽器フェアにて撮影)

2010年1月22日 (金)

ロンドン・ロック名所めぐり vol.9~街中を進むの巻3:今日はセンチにウォータールーの日暮れでも見ようか!

※本日から更新の時間が15:00に変更となっています。

今日のサブ・タイトルは植草甚一さん風にしてみました。

まずはいきなりおのぼりさんムード。おなじみビッグ・ベン。

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この時計塔の下で有名なジャケット写真を撮ったのはThe Whoでした。

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その裏手にはこちらも有名なウエストミンスター大聖堂。私は特にマニアでもないのですが、偶然イギリス三大聖堂って行っちゃってるんですよ。ここウエストミンスター、カンタベリー、そしてリバプール。どれも荘厳で見応え充分です。

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これはウエストミンスター橋。正面の建物はロンドン水族館。巨大な観覧車は「London Eye」といっていつも大行列ができています。この写真後ろがビッグ・ベンを従えた英国国会議事堂。

このロンドン水族館の前では有名な映画のファーストシーンが撮影されています。アルフレッド・ヒッチコックが久しぶりにイギリスにもどって制作した、1972年の『フレンジー』です。ネクタイで首を絞められた女性の死体が流れてくるシーンでした。この『フレンジー』はオール・ロンドン・ロケで、実にロンドンの街をとてもうまく使って撮影していると思います。ロンドンの街をあるいているとどこもかしこも『フレンジー』に登場してくるような感覚になります。ゴメンなさい、ロックと全然関係ないけど…だって映画好きなんだもん!特にヒッチコック大好き!今日はこの後も映画にちなんだ話しが出てきます。

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だんだん日が暮れてきました。後ろを振り返ると国会議事堂。(この写真は故意に露出をアンダーにして撮っています)

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ウエストミンスター橋を渡ってテムズ川べりをくだります。このずっと先にはおなじみのタワー・ブリッジやテート・モダン、セント・ポール寺院があります。このあたりはストリート・パフォーマーが大勢出ていてものスゴイ人出。

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これは有名なロイヤル・フェスティバル・ホールのテムズ川側。いわゆるサウス・バンク・センターの一部。これで夜の8時。ジャンジャン人が集まってきます。ホント、アフター5こそが彼らの一日。人生をエンジョイしてる!って感じ。日本もいつかこうならないかな。 

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こちらが正面玄関(裏かな?とにかくテムズ川の反対側入り口)。この建物はイギリス政府が制定するところの"Listed Building"のひとつで、特別な許可がない限り、建物を壊したり改築したりしてはいけないことになっている。しかもその重要度が"Grade I"となっており(Grade IIIまで区別される)、バッキンガム宮殿やロイヤル・アルバート・ホールと同じレベルだそうです。キャパは2,900席。ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラのほとんどの活動の場がこことされているが、ロックやジャズ関係のコンサートも頻繁に開かれている。

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横の入り口にある胸像は南アフリカのネルソン・マンデーラ氏。碑には…

『「闘争こそ我が人生」 ネルソン・マンデーラ

1962年8月5日、投獄。1964年6月12日、アパルトヘイト政策への抵抗の廉で終身刑を申し渡される。(中略)1990年2月11日、27年間の入獄生活を経て釈放。1993年10月10日、ノーベル平和賞を受賞。1994年5月10日、南アフリカ共和国大統領に就任』

…とある。

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いい川にはいい橋がかかります。隅田川がいい例ですね。吾妻橋、駒形橋、言問橋、厩橋、白髭橋…。テムズ川もそう。最も有名なのはTower Bridge、装飾が美しいBlackflaiyers Bridge、荘厳なWestminster Bridgeなどなど。

これはWestminster Bridgeの欄干。というか街燈。昔はガスで灯っていたんだろうね。まさに"When Lights Are Low"。"Isn't It Romantic?"

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下の写真はWaterloo Bridge。まず名前がいい。そしてここでまた映画の話…。

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『哀愁』というイギリス映画がありました。調べてみると1940年の作品。美男美女が織りなす舞台がロンドンのドロンドロンのメロドラマ。観たのはもうはるか昔なのですが、子供ながらに「クッさ~」と思ったものです。主演はロバート・テイラーとビビアン・リーでしてね…。

ここのコーナー★までワープできます。(映画方面へモンのスゴく脱線しま~す!)

前年の1939年、『風と共に去りぬ』がアメリカで公開された時、多くのアメリカの男性がビビアン・リーにブッたまげたそうです。「オイオイ、イギリスにはこんなに美しい人がいるのかよ!」と。この人は51年『欲望という名の電車』のブランチを演りましたがすごかった。これでスカーレット・オハラ以来2回目のオスカー受賞となったワケですが、この映画、さすがに巨匠エリア・カザンの演出だけあってステラを演じたキム・ハンター(後に『猿の惑星』でジーラを好演)やミッチを演じたカール・マルデン(またこの人がいいんだよナァ。『パットン』もよかったし)、主役のスタンレーのマーロン・ブランドーとまさに火花を散らす演技合戦でサ。このスタンレーが下着=TシャツでいることからアメリカでTシャツ文化が広まったんだって。そんな素晴らしい演技でビビアン・リーもカール・マルデンもキム・ハンターもオスカーを獲得。ブランドーだけが獲れなかった。3年後『波止場』で獲った。そして、おなじみ『ゴッドファーザー』でまた受賞するんだけど「いらんけんね」と断っちゃうんだナ~。カッコいいナ~。

ちなみに51年の主演男優賞は誰かと調べてみると、ハンフリー・ボガートだった。作品は『アフリカの女王』。ん~、このボギーもメッチャよかったもんな。キャサリン・ヘプバーンも受賞に値すると思うけどやっぱりブランチか。作品賞は何だろな?と見るに『パリのアメリカ人』でした。「I Got Rhythm」、「S'Wonderful」、「Our Love Is Here to Stay」などガーシュインの名曲で構成されたミュージカルですね。私的には主人公ジーン・ケリー(この役名が何故かジェリー・マリガンっていうんだよね、確か)の友人役を演じたオスカー・レバントにピアノの技術料も含めて何か賞をあげて欲しいんだけどね。このオスカー・レバントは本当にジョージ・ガーシュインの親友だったとか。『アメリカ交響楽』の最後の「ラプソディ・イン・ブルー」を弾く姿はカメラのすごさもあって至極感動的だった!

ところで、エリア・カザンと言えばレッド・バージ。1998年にアカデミー賞「名誉賞」を授与されましたが、その授賞式でのニック・ノルティの態度にはビックリしましたね。1990年に黒澤明が受賞した時はもちろん、ヒッチコックの時も当然、普通「名誉賞」の受賞というのは満場一致でスタンディング・オベーションとなるシーンなのにそうではなかった。非常にショッキングなシーンでした。

ウチの父は古今亭志ん生を観たことを自慢のひとつにしております(志ん朝なら私も観ましたが)。私は故人でいけばローウェル・ジョージのリトル・フィート、ロイ・ブキャナン、リック・ダンコ あたりを観たのを恥ずかしながら自慢のひとつにしておりますが、見逃して臍を噛む思いも多数しております。フランク・ザッパはまだ子供だったので無理にせよ、たとえばクイーン、たとえばロビン・トロワー、チューブス、スコーピオンズの初来日等々。そして杉村春子が演じたブランチを見逃したのは最大のミスだったかも…。

この文章を書いた直後、NHK衛星で『欲望という名の電車』が放映されたのでまた思わず見てしまった。そこで、またひとつ発見。フランク・シナトラで有名なスタンダード曲「Somebody Loves Me」が2回も流れるのですよ。1回目は冒頭でブランチが兵隊さんに電車の路線を尋ねるところ。この兵隊さんがメロディを口ずさんでいる。(ブランチが「Paper Moon」を口ずさむシーンもあった) 2回目はブランチとミッチが踊りに行った時にバンドが演奏する曲がこれ。これ、こういう発見(ってほどのものではありませんが)は下手な説明よりもよっぽどうまく当時の雰囲気を説明してくれているようでとても楽しい。同じく黒澤明の『野良犬』を観た時…あれは終戦直後が時代背景ですが…ヤミ市かなんかのシーンで「ブンガワン・ソロ」が流れていました。実はその時まで恥ずかしくもディック・リーのヤツしか聴いたことがなかったので興奮してしまったことを思い出します。

また、なぜ「Somebody Loves Me」が気になったかっていうと、毎年フランクフルトの展示会でマーシャルの連中と行くバーにピアノの弾き語りをするドイツ人のおじいさんがいて、必ずこの曲を弾くのです。毎年毎回毎晩…。そうしているうちにこの曲が特段好きでもなかったのに耳についていつの間にかマイ・スタンダードになってしまったというワケ。脱線終わり。

★で、この『哀愁』という映画の原題が"Waterloo Bridge"なのです。ま、戦争で別れ離れになる二人が、この橋の上で再開を約束するワケです。結果はNGなんだけどね(涙)。

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さてさて、よくもここまで引っ張りました。今回のミソはここです。

The Kinks。何回か前にも『Muswell Hillbillies』のジャケ写を撮影したパブを紹介しましたが、今回で2度めの登板。

キンクスに『Something Else』という67年の大名盤があります。このアルバムの最後を飾るのが「Waterloo Sunset」という曲。ナミダナミダの大佳曲。ちょっとお年を召したイギリス人なら誰でも口ずさめるくらい現地では有名な曲です。

次の写真はウォータールー駅。以前はユーロスターの発着駅でした。ちょっと前にJTかなんかのTVコマーシャルのロケでも使用されていましたね。後から来る人のためにドアを開けておいてあげるヤツ。イギリスの人たちは本当にこれやってくれますね。かなり遠くにいてもその人が自分の通ったドアを通過するとわかると開けて待っていてくれる。待たれているこちらはかえって焦っちゃったりしましてね…。

この曲の歌詞に出てくるテリーとジュリーが毎週金曜日に待ち合わせをするのがこのウォータールー駅。

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そんなことにはお構いなしにウォータールーの日暮れを見ていれば幸せな僕。

「僕」が見る日暮れはこんなだったのかな?(この曲をご存じの方は是非ここでメロディを口ずさんでみてください!)

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つづく 

2010年1月21日 (木)

田川ヒロアキがYOUNG GUITARのDVDに登場する!

素晴らしいテクニックと音楽性でやはりメキメキと頭角をあらわしてきた田川ヒロアキ。

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今回はおなじみヤングギターの付録DVD収録のレポート。

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自作曲のバッキングトラックに合わせてサクサクと収録が進む。

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奏法解説では、スロー・バージョンで若干てこずる場面もあったがしょうがない。なぜならそれらのフレーズはレコーディング時の即興演奏。ようするにアドリブ。予めフレーズを決めてレコーディングに臨んだワケではないので、CD通りに弾くのは至難のワザ。ヘタすりゃ自分のCDをコピーしなきゃならない!それにしてもよくもマァあんなに複雑なフレーズがアドリブで出てくるわ~。反面、アドリブだからっていうこともあるんだけどね…チャーリー・パーカーの「Famous Alto Break」なんかがいい例ですよね!

そんなことには一切めげず、おっそろしくポジティブにチャレンジするヒロアキ立派!

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アンプは愛用のJVM210H1960AVのコンビネーション。LOUD PARK09でも初ワンマンでも活躍したお気に入りのセットだ。

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今回からギターがシングルコイル系に持ち替えたが、サウンドはゴキゲン!フロントPUとの相性がこれまた素晴らしい!

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DVDの中ではファーストアルバム『FLY AWAY』を紹介。機材の紹介ももちろん収録されたが、トークがこれまたス~ラスラ!過去何回もこの撮影に立ち合わせていただいてきたが、ギターだけでなくMCの流暢度もトップ・クラスだ。

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田川ヒロアキの情報はコチラ⇒FretPiano

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田川ヒロアキの演奏が収録されたDVDつきのヤングギター5月号は4月10日に発売される予定です。

詳しくはコチラ⇒シンコーミュージック公式ウェブサイト

※明日から更新の時間が15:00に変更されます!

2010年1月20日 (水)

THE USED東京公演~クイン・オールマンのマーシャル

昨年9月にニュー・アルバム『アートワーク』を発表したThe Used。東大名でジャパンツアーを敢行した。

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ギターの クイン・オールマン。

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使用マーシャルはVintage Modern2466と1960Bの組み合わせだ。

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「1年くらい前にギター・テクが教えてくれたんだ。それでVintage Modernを試してみたんだがすぐに気に入ったよ」とクイン。

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Dynamic Rangeは常時High。野太くてソリッドなサウンドが実に気持ちいい!

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ボーカルのバート・マクラッケン。鬼気迫る絶唱っぷりがスゴイ!

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ベースはジェフ・ハワード。日本語メッチャうまいのよ。ステージではバートのMCを通訳したりして…あんなの初めて見た!

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渾身のドラミングでグイグイとバンドを引っ張るのはダン・ホワイトサイド。

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Vintage Modernといえば、ブルース・ロックかシュレッド系での使用が多かったが、このようなオルタナ系にも完璧にマッチする。やはり立ち上がりの早さと存在感のあるヌケのよい中域がそうさせるのであろう。

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Vintage Modernの新しい魅力を発見したような気がする。

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(2010年1月16日 渋谷O-EASTにて撮影)

【お知らせ】更新の時間が変更となります

土日祭日を除いてほぼ毎朝9:00に内容を更新して参りましたマーシャル・ブログですが、システムの都合を理由に1月22日分より午後3時に更新することとさせていただきます。

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更新時間が変わりましても毎日フレッシュなマーシャル・ニュースをお送りして参りますので今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

そして今日はThe Used東京公演の模様をレポートします!

マーシャル・ブログ・スタッフ一同

2010年1月19日 (火)

NAMM2010レポート <後編>~アーティスト・モデル

<後編>はシグネイチャー関連でお送りします。

…とその前に、昨日ご紹介したJMD:1をザック・ワイルドがデモ演奏する動画が出てきましたのでご覧くださいまし。

内蔵のエフェクターを駆使しての10分にも及ぶ凄まじい演奏。アーミングといいフェイザーの使い方といいずいぶんジミヘンなのね。右手がスゴイったらありゃしない!JMD:1お楽しみに!ザックは昨年血栓症で入院する憂き目にあったようですが、座って弾いているのはまさか、身体の調子が悪いのかな?このギターどう見ても立って弾いたほうが楽そうだもんね…と思いつつ見ていたらゼ~ンゼン。演奏後の元気な姿を見て安心しましたね。

さて、レポートに戻りまして…下の写真はLOUD PARK09でのデイブ・ムステインのマーシャル。ところでもうひとつの新商品は…

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コレをちっちゃくしたデイブ・ムスティン仕様のMGミニスタック。ルックスはミニでも名前は『MEGASTACK』。カバリングは例のCF地でメタルグリルも忠実に再現してます。

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そして、なんとデイブ本人とプロデューサーのアンディ・スニープがセットしたカスタム・サウンドが搭載されているというスグレモノ。正しい名前はMG15MSFXDMといいます。

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お次はスラッシュの話題。シグネイチャー・モデルを開発する旨、本人が来場のうえ発表したのです。その名もAFD100。Appetite For Destruction(もちろんガンズ&ローゼズのデビュー・アルバムにちなんで付けられています)の頭文字です。このモデルの開発にあたり専門のウェブサイトまで開設しちゃった!エライ入れ込みようです。そのコンセプトをマーシャルのアーティスト担当、ポール・マーシャルが当該のウェブサイト内の動画の中で語ります…

「今日ここ(NAMMのマーシャル展示スペース)にスラッシュが来てAFD100とそのウエブサイトについて発表します。そのウェブサイトでこのモデルのアイデアや製造についての情報のアップデイトをしていきます。また、ビデオやコメント、インタビュー、さらにはサウンド・アドバイスなども充実していく予定です(大意)」

で、スラッシュがやって来た!

「スラッシュだ。オレの新しいアンプ、、、新しいオレのマーシャル・アンプを紹介するためにアナハイムまでやってきたゼ」と前置き。「マーシャル・アンプ」って言い直すとこが律儀でいい人感が出てますね。

「人前で話すのはキライなんだよ」と切り出したスラッシュ。続いてAFD100のコンセプトについて説明。『Appetite for Destruction』で使ったのはSIRスタジオから借りたJCM800 2203だったがそれが最高のアンプだった。それをその後も使いたがったが盗まれてなくなってしまった。今回のシグネイチャーはその2203を目指して開発をしていく…みたいなストーリー。

ご存じの通りマーシャルは市場初のシグネイチャーモデルとして1996年にスラッシュの2555SLを発表。この初のシグネイチャー・シリーズに続いてザック・ワイルド、ジミ・ヘンドリックス、ケリー・キング、ランディ・ローズとマーシャルのシグネイチャー・シリーズは連綿と続いて今尚盛ん。(こうして見るとスラッシュ、ザック、ケリーとJCM800がらみが3人も!)そして、またスラッシュの登場。これは決してネタがなくなったわけではなく(実際にシグネイチャー・シリーズの計画はもう先まで決定しています)、スラッシュともに原点を目指し、ロック・ギターの本当のカッコよさを取り戻そう!という意気込みが感じられます。

やっぱり、ロックの花形楽器はギター。カッコいいリフとギター・ソロが最高の見せ場でしょ。それを忘れてしまった今のロックに対するマーシャルの回答であり、それを知らない若い人たちへの呼びかけであるような気がします…「ロック・ギターってもっとカッコいいものなんだぜ!」って。(『大谷令文、マーシャルを語る<後編>』も是非ご参照ください)

上のポールが案内しているAFD100の公式ウェブサイトはコチラ

もちろんマーブロでも情報をアップデイトしていく予定です。

この他、マーシャルのコーナーにはおなじみのダグ・アルドリッチ、ケリー・キング、レミーに加えマイケル・アモット、ジョン・5、コーリー・テイラー等が登場しサイン会等で大いに盛り上がったのでした。