MAシリーズってナンダ?
本国のMarshall Newsから;
10月2日(金)、報道陣、VIP、マーシャルの従業員、楽器店、ディストリビューターらが招待されマーシャルの新しいラインナップ、「MAシリーズ」の発表会が開催されました。この発表会がいつもの様子と少々異なっていたのは、一般の方々にもこの機会を開放したことです。マーシャルの新商品発表会史上初めてのことです。本国マーシャルのホームページを通じてチケットをゲットしたした約200名の人々にMAシリーズのサウンドとパフォーマンスを堪能していただきました。
このイベントはマーシャルの本社から石を投げれば当たるほどの距離にあるプレミア・リーグMK Donsのミルトン・キーンズのホーム・スタジアムで開催されました。マーシャルは数多くの偉大なアーティストをサポートしてきておりますが、この発表会は同じくサポートの対象となっている若手アーティストを登場させる絶好の機会と考えました。
トップで登場し、エネルギー溢れるパフォーマンスで観客の度肝を抜いた若手バンドがプライマル・ディバイス(Primal Device)です。地元ミルトン・キーンズを拠点とし、最近メキメキと知名度を上げています。
続いては『Kerrand! Award*』で2009年"Best New Band"を獲得したIn Case Of Fireが登場。お目当てにしていたファンたちを狂喜させました。彼らのノリのよい音楽を聴けば、なぜこのトリオが急速な勢いでスターダムにのし上がって来ているかがすぐにわかるでしょう。(このバンド、イイね~!こないだ観に行けばよかったな)
ステージは替わってマーシャルが世界に誇るデモンストレーター、クリス・ジョージ(Chris George)が登板し「MAシリーズ」の魅力を十分に伝える素晴らしい演奏を繰り広げました。
この日を締めくくるにふさわしいヘッドライナーはKids In Glass Houses。聴衆はもちろんのこと、バンド自身もMAを使用したステージを実に楽しそうにこなしていました。
会場には最近発表した新しいモデルたちがディスプレイされ、詰めかけた観客がそれらのマーシャルに間近に接するよい機会となったのです。
*Kerrang! Award:イギリスの音楽誌『Kerrang!』が1993年より年に一回開催しているイギリスを代表するミュージック・アウォード。その一年もっとも活躍の目覚ましかったミュージシャンに授与される。さまざまなカテゴリーが存在するが、過去にはSlipknot、Bullet For My Valentine、Lostprophets、My Chemical RomanceMuseなどがいる。2000年に"Best Band in the World"を受賞した際、テーブルに火を放ったことは有名らしい。まったく、危ね~な~!
さて、このMAシリーズ、伝統的なECC83とEL34を搭載したリーズナブルなフルバルブ・シリーズ。
ラインナップは4種類。100Wと50W、それぞれのヘッドとコンボです。ワッテージ以外の回路は同一です。
ヘッドはフロントパネルがアクリル板にフレットクロスを張った構造になっており、内部のEL34が光っているのがほのかに見える仕組みになっています。
クリーンとクランチの2チャンネル構造でクランチをブーストさせるとバリバリのディストーション・サウンドが飛び出してきます。面白いのはGainとは異なる「Crunch Balance」というコントロールで、ブーストしていない時のクランチ具合を自由に調節できるというもの。TSLのように3チャンネル構造にせず3通りのトーン・キャラクターが自在にクリエイトでうきるということ。リバーブはスプリングで、JVMでおなじみのResonanceも搭載しています。
コンボは100Wは2×12"スピーカーを搭載。
50Wは1×12"です。
この他、M412というリーズナブル・キャビネットも同時に発表します。もちろんAもBもラインナップ。これで本格的なマーシャル・フルバルブ・スタックがかなり経済的に組めちゃう!
ああ、まさかこんな時代が来てしまうとは!
MAシリーズは11月5日から開催される『楽器フェア2009』でスタックとコンボを展示する予定です。




