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2009年3月

2009年3月31日 (火)

CONCERTO MOON(コンチェルト・ムーン)最新ライブDVD発売!~小池敏之ラスト・ツアー

CONCERTO MOON、キーボード・プレイヤー小池敏之の引退ツアー『RISE FROM ASHES TOUR vol.2』が3月22日仙台からスタートした。

Shima3

そして、ほぼ時を同じくして2008年8~9月に開催されたデビュー10周年を記念した同名ツアーのvol.1が2枚組DVDとなって発表された!

Concerto_dvd

全編ド迫力の鬼気迫る演奏!やはりVintageModernから繰り出される島紀史の至高のギター・プレイに目が眩む。

Shima2

2008年9月27日のツアー・ファイナルのもようをアンコールまでたっぷりと収録したのがDisc1。Disc2には遡ること5か月前のBOXXでのもよう、さらに!同年6月のサンフランシスコでの演奏の演奏や「Lies And Betrayal」のPVまで収録されている。サンフランシスコでの公演ではVintageModernが現地になく、何と島のためにわざわざニューヨークからVintageModernが取り寄せられたのだ。それだけに気合いの入った演奏が素晴らしい!

そして、下の写真はナンダ?断じてマーシャルの新しいカタログではない!

Cc_tour_program

これは冒頭で紹介した現在のCONCERTO MOONのツアーのパンフレットなのだ!表紙のマーシャルの写真もカッコいいけど、中もメンバーのカッコいい写真が満載だ!ライブに行った際には必ずゲットしよう!

Shima1

DVD並びにツアーの詳しい情報はコチラ⇒CONCERTO MOON公式ウェブサイト 

2009年3月30日 (月)

藤岡幹大著『TRICK BOOK』~斬新なプレイング・アイデアがテンコ盛り!

ギターの楽しさって何だろう?コードをかき鳴らして一緒に歌うこと?テクニックを駆使してカッコよくソロを弾くこと?自慢のギターを床の間に飾って眺めること?ホントにギターって楽しみ方がいろいろあって魅力的な楽器ですよね?

ポピュラー音楽史を顧みると、ロックがこの世に生まれる前、ジャズの世界においてはもともとギターはリズム楽器でした(ドラムレスが普通のジャンゴ・ラインハルトのようなマヌーシュは例外としてソロ楽器として活躍していましたが)。音量が小さいのでソロを弾いても聴かせる場面がなかったんですね。ところがエレクトリック・ギターなるものが1940年代に発明されギターも大きな音が出せるようになり、バリバリとソロを決めちゃう人が出てきた。チャーリー・クリスチャンなんて人たちですな。それから、ギター・ソロのテクニックはジャズにおいてもロックにおいても進化に進化を重ねて今日に至っているわけです。ロックの場合はそれに道具の進歩の力も相まってもはや限界まで来ているかの感さえあります。

一方、音楽界はどうかというと、進化の極致まで達したテクニックをよそにドンドンとギター・ソロの出番が少なくなっていて、もう5年もすると「ギター・ソロ」とか「リフ」なんて言葉がなくなってしまうのでは?と恐怖心を抱かざるを得ない状況ですよね、ギター・ファンのみなさん?!

「手軽さ」だけがギターの楽しみではないのです。ギター・ソロを弾くということはなるほど途方もない練習の時間と過酷な鍛錬を必要としますが、それを克服するとギターの楽しみ、音楽の楽しみが信じられないくらい大きくなることでしょう。

そこで登場するのが今回の主役、藤岡幹大。この人くらいの達人となると、そりゃバッキングだのヴォイシングだの、ソロ以外でも畏れ多いものがありますが、やっぱりスリリングなソロが最大の聴きどころ、楽しみどころでしょう。

Mikio_marshall2

今回上梓されたのがヤングギター誌で好評連載中の藤岡氏の講座「TRICK BOX」の単行本『TRICK BOOK』。内容かなり濃いです。何せ第4回からもう「ホール・トーン・スケール(鉄腕アトムのイントロに使われている音階ね)」が出てきちゃうんですから!ペンタトニックでのソロに何か味付けをしたいなどという向きには最高のネタ本となるでしょう。

Trick_book

音源の収録には藤岡氏の愛器JVM410Hが使用されています。JVMの信号をアンプシュミレーターなしでそのままミキサー卓に送って録音しているのです。恐るべしJVM!

Jvmhalfstack

恐るべし藤岡幹大!

Mikio

2009年3月27日 (金)

Dragon Ash(ドラゴン・アッシュ)のマーシャル~最新ツアーより

いよいよスタートしたDragon Ash Tour FREEDOM ~新進シャンソン歌手総出演新春シャンソンショウ~。ツアー初日、SOLD OUT超満員の赤坂BLITZからIKUZONEと降谷健志のマーシャルをレポートする。

Venue

まずはIKUZONEのVBA400。以前は2台のVBA400を用い、クリーンと歪みで使い分けていたが、今回のツアーは向って右のVBA1台を主に使用している。

Vbas

IKUZONEのトレードマークのタータン・パターンのカバリング…というより着せ替えカバーが可愛い!ずいぶんとマーシャルの雰囲気が変わる。

Vba_left

何とモニターまでおそろいなのだ!

Monitor

BRIGHTはON。EQは比較的フラットに上げ目にセッティングしている。

Panel

キャビネットは向って左は1969AX。インプット・プレートが下に付いている70年代初期のもの。そして、右は1984。JCM800時代の入力が400Wのベース用キャビネットだ。しかし、実は両方ともスピーカーがCelestion Sidewinderに交換されている。

1984 

エフェクター類。なんかとっても楽しそう!

Pedal

この写真は何を撮っているのかというと、モニターにかけられているイラストのゴムシート。実はこのシートはIKUZONEが足をかけた時の滑り止めになっているのだ!しかも網状になっていて、返しの音を妨げないようになっている。

Monitor_rubber

一方の降谷隆志のマーシャル。一瞬2203ZWかと思うがさにあらず。

4100

JCM900 4100なのだ。

4100_panel

マーシャルは白一色のフレットクロスを持っていない。そのため自前で張り換えたワケなのだが、適当な素材がなく大変苦労したとのこと。この作業を担当した人は生地屋へ赴き、白い生地でもっとも空気を通すものを選んだのだ。何と店先で一枚一枚いろいろな生地に「ハ~ッ」と息を吹きかけ、その通過具合をチェックした。かなり不審な目でみられたとか!

Fretcloth

さて、そのIKUZONE、ベースマガジン(リットーミュージック)3月号にインタビューと機材の紹介がたっぷり掲載されている。お見逃しなく!

Mb_p1

Ikuzone_bm_2

(2009年3月18日 赤坂BLITZにて撮影)

2009年3月26日 (木)

マーシャル・ミュージアム~T氏のコレクション vol.7

Item#13
MODEL                 :1959&1982A
SERIAL NUMBER:12096&31502
これぞ"The History of Marshall"の扉と正真正銘同一のマーシャル。'68年製。日本にあるのだ!アメリカのコレクターから90年代はじめに入手。リスト上で発見した途端、「買わざるを得ない!」と決心したがさすがに値は張った!おそらくフルオリジナル。氏は当然のことながら1982Bも所有。

Dsc_0098

リアパネルの様子。輸出仕様のもので、この頃は電圧セレクターは装備されず、電源ケーブルは直出しとなっていた。

Dsc_0083

Dsc_0085

この当時はリアパネルに銘板が張ってあった。モデル名は掲載されていない。110Vにも対応という表記が輸出仕様であることを物語る。カラー・モデルとしては極初期のもの。

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内部写真。ECC83が3本、EL34が4本と現在と同じ。

Dsc_0088

パワー管のストッパー。ズラリと並んだその姿はまるで笠地蔵。

Dsc_0089

ヘッドの樹脂製フィート。この頃の足は半球状だった。

Dsc_0090

回路は当然ハンド・ワイアードでサーキット・ボードには蛇の目基板が使われている。一部のコンデンサーを除き、ほぼフルオリジナル。

Dsc_0093

シャシの俯瞰。右側の「レイダウン・トランス」がプレキシ・マーシャルの証である。

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スピーカー・キャビネットのキャスターの拡大写真。ストッパーが付いている!

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スピーカー・キャビネットのインプット・ジャック部分の拡大写真。この頃のものはかなり下に位置していた。ジャックの下はシリアルナンパーとモデル名を表したプレート。

Dsc_0099

「100」のバッヂが付いた1982なので、スピーカーはセレッションG12H-30グリーン・バックを搭載。この時代のG12H-30でラベルが付いているものは珍しい。結線もハンドワイアード。

Dsc_0102

つづく

2009年3月25日 (水)

HANOI ROCKS(ハノイ・ロックス)のマーシャル

1980年デビュー。一度は解散したもののマイケル・モンローとアンディ・マッコイにより2001年に不死鳥のごとく復活しファンを狂喜させたが再度解散が決定。今回の日本でのフェアウェル・ツアーを経て、キャリアをスタートさせたフィンランドで数回のライブを行いすべてを終了させる…さらばハノイ・ロックス!

Backdrop

今回のフェアウェル・ツアーでも当然マーシャルが登場。アンディ・マッコイはTSLを使用している。

Andy_mccoy

EARTHSHAKERのSharaもTSLのLEADチャンネルを愛用していることは幾度となくこのマーシャル・ブログで紹介してきたが、コントロールを見る限り、どうもアンディ・マッコイもTSLのCRUNCHチャンネルしか使用していないようだ。

Right_panel

こちらはコニー・ブルームのマーシャル。DSLの4段(!)積みだ。やっぱり、ロック・コンサートはこう派手でなくちゃ!

Conny_bloom

さようならハノイ・ロックス!

Backdrop_marshall

(2009年3月16日 赤坂BLITZにて撮影)

2009年3月24日 (火)

Dreams Come TrueとFUZZY CONTROL~シングルCD『GOOD BYE MY SCHOOL DAYS』

Juon_marshall

先日のDCT recordsのショウケース・ライブでも爆発的なパフォーマンスで満員の会場を魅了したFUZZY CONTROL。もうこのマーシャル・ブログではおなじみだよね~。

Juon Joe

Satoko

さて、そのファジコン、2月25日発売のDREAMS COME TRUEのニュー・シングルに参加しています。もうテレビでもガンガン紹介されているのでお気づきの方も多いことでしょう。

このシングルは、吉田美和さんが高校生のときにつくった卒業ソングで高校時の卒業ライヴで歌ったという曲。そんな幻の楽曲をDREAMS COME TRUEはもちろん、ファジコン他のアーティストががカバーしているというものなんですね~!これがジャケット。

Dct_gbmsd

ホラ、↓ いるし…。他のアーティストというのはオレスカバンドに女優の多部未華子さん。みなさんそれぞれの持ち味を活かしたアレンジで演奏しているというわけ。

Enlarged

もちろん、我がファジコンは身上のカッコいいロック・テイスト満点のアレンジで勝負!しかも、リード・ボーカルはSATOKOなのだ!

Satoko2

デビュー6周年を記念した6月21日の恵比寿LIQUID ROOMでのワンマンも決定し、今年も話題満載のFUZZY CONTROLなのです。

Juon2

FUZZY CONTROLの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

(ライブ写真は3月16日 渋谷BOXX 『DCT records Showcase 2009春』にて撮影

2009年3月23日 (月)

走れエロス!!!!!目指すは、サンクチュアリ!!!!!奏でるはマーシャル!!!!!~ミドリのニュー・ジングル『Swing』

4月10日、筋肉少女帯と共演、その翌日、浜松からワンマン・ツアー『ミドリ、ワンマン、2009春。』をスタートさせるミドリ。それに先立って3月18日、ミドリ史上初のシングル『Swing』が発売された!

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「ひだり盤」と「みぎ盤」と2バージョンが発表され、上の写真は完全生産限定の「ひだり盤」。

もちろん「みぎ」と「ひだり」では収録が異なっており、「ひだり盤」にはTAKUYA(ROBO+S、ex.JUDY AND MARY)をギターに迎えたタイトル曲「Swing」の別バージョンを収録している。一方、「みぎ盤」には「Swing」のカラオケが収録されている。

Singing

CD収録曲はライブに通っているファンにはおなじみゴキゲンなナンバーばかり!ライブに決して負けないこの疾走感はナンダッ?!M4を除いてワン・マイクで録ったモノラルような音の塊がドンドン飛び出してくる!レベルも音が割れる寸前で録った感じでこの荒々しさが鬼気迫る音場を再現する。

Kozeni Hajime Iwami

リズム隊の三人の熱演も大きな聴きどころ。アルバムを重ねるごとにその表現力が飛躍的に向上していると思う。もちろんミドリ・サウンドのゆえんたるド迫力のハード・プレイはワン・アンド・オンリーの素晴らしいものだが、M3「朽ちては果てぬ」なんかライル・メイズ、スティーヴ・ロドビー&ポール・ワーティコみたいだもんね。もちろん後藤まりこはいつも通りマーシャルを使用。

Mariko_guitar

いいこと教えましょうか?この『Swing』、CD帯には「★できるだけ大きな音で聴いてね」と注意書きが添えられているけど、これヘッドホンでも聴いてみて!それもイヤホンとかではなくて、低音がキチッと出てくる質のよいヘッドホンで。もうひとつの『Swing』が聞こえてくるハズ…。

CD、ツアーの詳しい情報はコチラ⇒ミドリ公式ウェブサイト

ライブ写真は2009年2月8日 渋谷CLUB QUATROにて撮影)

2009年3月19日 (木)

DCT records Showcase 2009春~Dreams Come Trueのレーベル・ライブ・イベント

Dreams Comes Trueが主宰するレーベル、DCT records所属のアーティストが3組集まりイベントが開催された。出演はWho the Bitch、Fuzzy Control、そしてドリカムのバッキング・ボーカルを務めている実力派シンガー&ギタリスト、GATZこと中澤信栄。もう会場はギュウギュウのパンパン!

トップ・バッターは2005年に結成したehi(g&vo)、Nao★(b&vo)、yatch(ds)からなる3ピースバンド。

Trio

ストレートでシンプルなそのスタイルはどこまでもパワフル!見ているだけで元気が出てきそうなサウンドだ。3月18日に5曲入りのミニ・アルバムが発売されたのでガール・ポップ・ファンは要チェックだ!

Ehi_4 Nao_5 Yatchi_2

そして、ボーカル&ギターのehiはTSL100を使用している。

Ehi_marshall

そして2番手はFUZZY CONTROL。3曲という短い演奏時間であったが、会場に入りきれないほど満員の観客にその圧倒的な存在感をアッピールした。

いつも通りの魂の歌とギターで会場にいた全員を魅了したJUON。

Juon

いつも通りの豪快にして緻密なベースラインでバンドの低域を支えたJOE。

Joe

いつも通りの超絶ドラミングでバンドをあおったSATOKO。

Satoko2

転換の時のインタビューでは爆笑トークが炸裂!話し出したら止まらない!?

Interview

この日JUONは備え付けのJCM900を使用。愛用の1959とまではいかないまでも、JUONサウンドが爆発していた。

Juon_marshall

Who the Bitchの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

Fuzzy Controlの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイト

DCT recordsの詳しい情報はコチラ⇒公式ウェブサイトDCT garden

(2009年3月16日 渋谷BOXXにて撮影)

2009年3月18日 (水)

YOUTHMOVIESのJTM45

British Anthems 2009の3番目に出場したのがYOUTHMOVIES。オックスフォードのバンドだ。

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このバンド、実にユニーク。2人のギタリストが織りなすハーモニー、変拍子、バッキングの複雑なアンサンブルなどそこいらへんのバンドとはワケが違う。何とも言えない雰囲気がたまらなくよい!ま、往年のプログレをコンパクトにまとめたと言ったら褒め言葉になるのか、失礼にあたるのか?そしてもうひとつこのバンドを特徴づけているのはトランペッターがいるということ。昔、イタリアにMAXOPHONE(マクソフォーネ)というホルンとクラリネットがいるバンドがあったけど、あれはプログレ・バンドだった。とにかくこのYOUTHMOVIES、一聴に値すると思う。そこで、使われているアンプはというとマーシャルなのだ!ボーカル&ギターのアンドリューのマーシャルがこれ。

Left

4InputのVintageマーシャルですね。リンクしています。

Left_panel

ギターのアルのマーシャルがこちら。

Right

こちらもリンクしている。 

Right_panel

ふたりのアンプはJTM45。別名2245なのです。Bluesbreaker1962のトレモロ回路をオミットしたモデル。つまり、整流回路にGZ34を搭載したビンテージなモデルです。音はどうかというと実にクリーンで温かみのある音。これを知ってか知らいでかYOUTHMOVIESのふたりは絶妙なトーンを作り上げていた。 実は、どちらかのギターはマーシャル以外のアンプを使用しようとしていたのだが、一旦JTM45を試した途端すっかりハマってしまったらしいよ。

何はともあれ、YOUTHMOVIES、是非一度聴いてみてください!

コチラで試聴できます⇒MySpace

(2009年3月16日 原宿ASTRO HALLにて撮影)

2009年3月17日 (火)

The Xcertsのマーシャル~BRITISH ANTHEMS 2009より

British_music BRITISH ANTHEMS 2009でトップ・バッターをつとめ鮮烈な日本デビューを果たしたThe Xcerts。3月30日にはデビュー・アルバム『In The Cold Wind We Smile』がイギリスでリリースされる。

Trio_2

メンバーはマレー・マクレオド(g)、トム・へロン(ds)、ジョーダン・スミス(b)の三人。シンプルでメロディアスなサウンドと若さあふれるステージングが魅力だ。

Guitar Drum 

Bass

ギターのマレーはDSL100を使用。Dsl

意外にも(?)CLASSIC GAINとULTRA GAINをこまめに切り替えて緻密な音作りをしていた。

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「今度はJVMを試してみようと思っているんだ」とマレー。

Murray_marshall

これからの活躍が楽しみなThe Xcerts。ぜひ注目してね。

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(2009年3月14日 新木場STUDIO COASTにて撮影)

2009年3月16日 (月)

BRITISH ANTHEMS LIVE SHOWS 2009

イギリスの新進アーティストを紹介するおなじみのイベント、BRITISH ANTHEMS。3月14日、今回も新木場STUDIO COASTにて開催された。当日の朝は東西線や常磐線が止まるような豪雨と強風であったがたくさんのブリティッシュ・ミュージック・ファンが集まり大いに盛り上がった。寒かった~!

Sign_board

出演は、The Fratellis, Robots in Disguise, Van She, ACIDMAN, Youthmovies, Golden Silvers, Cheeky Cheeky and the Nosebleeds, The Xcerts。

The Xcerts, Robots in Disguise, Youthmovies等、さすがイギリス勢、マーシャルの使用率が高い!

ホールの外でも特設ステージがセットされ日本のバンドが多数出演。ここもマーシャルだ!

Outside

長丁場だけあって露店も用意されており完全にロック・フェス気分なのだ!

Canteen

このイベントはBritish Embassy、つまりイギリス大使館やMy Spaceもサポートしている。これはそのブース。DJや映像を用いてBritish Musicの最新情報を発信する。

British_music

各出演者のサイン会もバッチリ段取りが組まれている。お気に入りのミュージシャンに接近できちゃうの。

Signing_session

ロビー壁に飾られたスポンサー企業のポスターもおしゃれ!

Wall

明日は3月30日にイギリスでデビューアルバムがが発表となる、今回トップ・バッターをつとめたThe Xcertsのマーシャルを紹介します。

Backdrop_marshall

(2009年3月14日 新木場STUDIO COASTにて撮影)

2009年3月13日 (金)

Dragon Ash(ドラゴン・アッシュ)ニュー・アルバム『FREEDOM』~IkuzoneはVBA!

先日、代々木公園で撮影自由のフリー・コンサートを開催するという快挙に躍り出たDragon Ash。待ちに待った8枚目のフル・アルバムが発表されたゾ!もう聴いた?いいんだゼ~コレ『FREEDOM』! ブラジル・テイストも満載でとにかくメロディがカッコいい!愛聴盤にしちゃう人も多いのでは?

Freedom

当然いつも通りIkuzoneはVBAを使用!ほとんどすべてに「自由」、「Free」、「Freedom」という言葉がちりばめられている深イイ 曲たちの完成度を高める。

Ikuzone1

そして、3月18日の赤坂Blitzを皮切りに「Ray-Ban presents Dragon Ash Tour FREEDOM
~新進シャンソン歌手総出演新春シャンソンショウ~」がスタートする!Ikuzoneの筋金入りのマーシャル・ベース・サウンドを堪能してくれいッ!

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『FREEDOM』、『新進シャンソン歌手総出演新春シャンソンショウ』の詳しい情報はコチラ⇒

Dragon Ash公式ウェブサイト

2009年3月12日 (木)

大谷令文と藤岡幹大のマーシャル~また逢う日まで2009より

昨日レポートした元MARINOのドラマー、板倉ジュン氏の東京でのラスト・ライブで使用された大谷令文氏と藤岡幹大氏のマーシャルを紹介しよう。

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令文氏はいつもの1959を持参しての参加。

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これが愛用のメインの1959。詳しくは「大谷令文の1959」を参照のこと。

1959

キャビネットは今回持参せずライブハウスの1960Aを使用したが、当然サウンドはいつもの超極太状態!しっかし、どうしてここまで図太い音が出るかね~?

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フィードバックも思いのままで、ハイトーンのチョーキングなど鳥肌もののトーン!入魂のプレイだ!ところでみなさんはMARINO、44 MAGNUM、EARTHSHAKERの2008年中野サンプラザホールのライブを収めたDVD&CD『JAPAN HEAVY METAL FANTASY~KANSAINAGURIKOMI GIG 2008』をご覧になりましたか?必見です。

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一方、藤岡幹大氏は愛用のJVM410Hを持参。

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藤岡氏はCRUNCH/ORANGEとOD1/ORANGEを多用。どちらも伸びやかなトーンで藤岡氏のトリッキーなフレーズをJVMがピタリとサポートする。

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右手は時に指で、時にピックで表情豊かに弦をはじき、そして、左手はフレットボードのすべてをまさしく縦横無尽に駆け巡る。そのあふれ出る表現力を音に具現化できるのはマーシャルだけなのだ!

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藤岡氏の著書『ペンタトニック虎の巻』もその内容のよさが受けて増刷が出来した!おめでとう、ミキティ!

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(2009年3月9日 高円寺Show Boatにて撮影)

2009年3月11日 (水)

また逢う日まで2009~板倉ジュン・ラスト・ライブ・イン・トーキョー

イヤ~、最高のライブだった!「ジュンペイ」さんの名でおなじみの元MARINOのドラマー、板倉ジュンのさよならライブ…といっても引退するわけではなく、大阪の箕面へお帰りになってしまうというワケなのだが、今までのように演奏はもちろん、ライブ会場でお見かけすることも滅多になくなってしまうのだ。そこで、この日はジュンペイさんが参加していたバンドのメンバーが一堂に会し、ハデにジュンペイさんを送り出そうという企画なのだ。発起人はちろんMARINOの盟友、大谷令文氏。冒頭に登場しおごそかに(?)ごあいさつ。Statement

出演バンドは

1.BRJ  [日下部Burny正則(G.Vo)高橋竜(B.Vo)板倉ジュン(Ds)]
2.NIGHT BUZZ  [藤岡幹大(G)藤井重樹(Vo)森川肇(B)板倉ジュン(Ds)]
3.ITAKRAAZ  [三宅庸介(G)山本征史(B)板倉ジュン(Ds)]
4.LOWGUNS  [杉征夫(B)市村知子(Vo)]

と大谷レイブン(G.Vo)高橋"ロジャー"和久(Ds)出原卓(Ds)深沢アキ(Vo)関カツミ(B)山本征史(B)らのセッション・バンド。

約4時間の長丁場であったが、最初から最後までまったく飽きない素晴らしいライブであった。そしてうれしいのは出演ギタリストが全員マーシャル!ちょっとしたマーシャル祭り状態。ジュンペイさんの真のロック魂を歌い上げるにはやはりマーシャルが必要なのだ!

Marshalls

それにしても、この日のジュンペイさんは八面六臂の大活躍!

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共演者も大熱演で徹底的にライブを盛り上げていく。藤岡幹大は愛用のJVM410でいつも通りのオリジナリティ溢れるトリッキーなフレーズを連発!

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吉井和哉や大槻ケンヂらのサポートも務める名手・日下部Burny正則はエモーショナルなプレイが身上だ。音よし、フレーズよしの、まったく非の打ちどころのないロック・ギターの王道プレイ!

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ジュンペイさんはドラムの他にもカホン他のパーカッションも披露。それにしても、このジュンペイさんの人気は何だ?出演者がMCでジュンペイさんの思い出を語る時、その内容のすべてが強力に面白い!ジュンペイさんの人柄だけがそうさせるのであろう!だから長時間見ていてもまったく飽きない!とにかく爆笑につぐ爆笑!そして熱演!

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大谷令文はソロ・アルバム『レイブン・アイズⅡ』やMARINOのレパートリーを激奏!

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それをステージ袖でそっと見守るミキティ。

Mikio2

クロージングはお約束のジャムセッション。当然ジュンペイさんが燃え上がる!こうなるともはやカッコいい!

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本当にアッという間の約4時間だった。普通はどんなライブでも「さらば」とか「ラスト」とかいうとグッと涙っぽくなるシーンがあるものだが、ナンノナンノ、このライブにはまったくそんなシーンは無用の長物!感動のシーンに持って行こうとしてもなぜか結局爆笑シーンになってしまう。何にもしないのに最高に可笑しいジュンペイさん。本当に素晴らしいお方です。

Jun_reibun

最後は出演者全員でごあいさつ。みんなの楽しそうな顔!でも、これから寂しくなるね…。

Group

※明日、大谷令文と藤岡幹大の当日使用したマーシャルをご紹介します。

(一部敬称略、2009年3月9日 高円寺Show Boatにて撮影)

2009年3月10日 (火)

FoZZtoneのニュー・シングルは公式海賊盤!

いつでもどこでもフル・スタック・マーシャルの竹尾典明氏率いるFoZZtoneが素敵なシングルを発表しています。

Takeo1

タイトルは「ワンダーラスト」。「発表しています」というのは、この曲は昨年デジタル・シングルとしてリリースされましたが「シングルなのにジャケットも歌詞カードもないシングルなんてかわいそう!」という理由で作られたもの。ん~同感!ジャケットも歌詞カードも「音楽」のうちなのです!

Wanderlust

これがまた佳曲でございましてね。やっぱりジャケットがあった方がいいに決まっています。しかも、このシングルにはボーカルの渡會氏の8,000字に及ぶライナーノーツがついています。しかも500円!税込み!でも、4月10日までのライブ会場でしか手に入りませんので是非ライブに出かけましょう!

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FoZZtoneの詳しい情報はコチラ⇒FoZZtone公式ウェブサイト

Takeo2

2009年3月 9日 (月)

anberlin(アンバーリン)のマーシャル

フロリダ出身のアンバーリンはメジャー・デビュー作『ニュー・サレンダー』がもはやアンダーグラウンドの衝撃ではなく、より大きな無限の可能性をもったバンドであることを証明した。

Anberlin_2

そんな注目のアンバーリンもマーシャルのへヴィ・プレイヤーだ。

Dsl1

二人のギタリスト、ジョセフ・ミリガンとクリスチャン・マカルハニーはDSLを愛用している。

Dsl2

二人とも付属のフットスイッチを用いてCLASSIC GAINとULTRA GAINを使い分けていた。そのサウンドは単なるパンクなどというジャンルに収まりきれないどこかノスタルジックなキャラクターを秘めた魅力的なものであった。

Coast

それしにしても、二人のギタリストがデカイ!とてもギタリストとかいう風情ではなく完全に格闘技でもやっていけそうなボディだった。そういう意味でも決まり切った枠に収まらないバンドなのよ!

(2009年3月7日 新木場STUDIO COASTにて撮影)

2009年3月 6日 (金)

Jimmy Sakurai (Mr. Jimmy)のマーシャル2

いつも超満員の観客を完璧なツェッペリン・ミュージックで感動の渦に叩き込むMr. Jimmy。中心人物のJimmy Sakurai氏には以前にもご登場いただいたが、今回は前回と異なるマーシャルを使用するとのことで再度取材をお願いした。

Trio

この日のMr.Jimmyの演目は1975年5月25日、Earl's Court最終日の再演だ。前回取材時は1973年製の1959を使用していたが今回の1959は1969年製。

1959st

実はジミー・ペイジのギター・サウンドは1973年、もしくは1975年を境にキャラクターが変わっている。(1974年はライブ活動なし)その間に手持ちの1959を改造したと考えられており、1975年以降は以前に比べクリアな音像となった。。(Jimmy Sakurai氏談)よって、Jimmy Sakurai氏もこのEarl's Courtバージョンを演奏するにあたりクリアな音を持つ今回の1969年製の1959SUPER TREMOLOを起用したのだCream時代のエリック・クラプトンの写真でよく見かけるマーシャルもこれ。トレモロ調節用にするためコントロールはSPEEDとINTENSITYと通常の1959よりもノブがふたつ多い。

Panel

リア・パネルにはトレモロ・オン/オフ用のフットスイッチ・ジャックが付いている。

Rear2

ジミー・ペイジが憑依しかたのような鬼気迫るJimmy Sakuraiの 演奏に観客が息を飲む。

Playing

これが愛用の1959年製Gibson Les Paul Standard。

Lp

Mr.Jimmyのライブでしか見れないものは完璧な再現演奏のほかに(これも再現に一種だが)テルミンのプレイがある。これがまたカッコいいのだ!もちろんこちらもマーシャルで鳴らしている。

Termin_2 

Termin2_2 Termin3

Mr.Jimmyの詳しい情報はコチラ⇒Mr.Jimmy公式ウェブサイト

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(2009年 2月28日 渋谷DUO MUSIC EXCHANGEにて撮影)

2009年3月 5日 (木)

ビョーン・イエロッテ(Bjorn Gelotte:IN FLAMES イン・フレイムス)のマーシャル

メロディック・デスメタルの雄、イン・フレイムス(IN FLAMES)のビョーン・イエロッテ(Bjorn Gelotte)のマーシャルを紹介する。

Stage

ビョーンといえばJVMJVM210HとJVM210Cが用意されていたが、今回はJVM210Cを使用。

Jvm210h

CLEAN/GREENを使いクリーン・サウンドを担当している。

Jvm_panel

一方、歪み系のサウンドは2203KKだ。Alexi Laiho、Air Bourne、ルーク篁、YUKI、LEDAなどここへきて2203KKの愛用者が増えてきた。やはり、この灼熱の歪みは他のモデルでは得られないから。

2203kk

GAINは9。ASSAULTは常時入れっぱなし。実に味のあるディストーション・サウンド!ふと気がついたのが、ビョーンは2203KKを4Ωでキャビネットにつないでいる(当然キャビネットの設定もMONO 4Ω)。ギターテクに話を聞いてみると、会場によって16Ωと使い分けているが、4Ωの方がパンチは効いた音がするとのこと。

2203kk_panel

2203KKのキャビネットには1960AVを使用している。

1960av

1960_plaque

ビョーンのトレードマークのギター。

Lp

残念ながらステージにはアンプ類が一切セットされていないので客席からはほとんどマーシャルが目に入ることはない。ステージ袖はこんな感じだ。

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Stage_side2

(2009年3月4日 赤坂Blitzにて撮影) 

2009年3月 4日 (水)

PUFFY、9mm Parabellum Bulletのマーシャル~大貫亜美、中シゲヲ、岩瀬敬吾、菅原卓郎

人気フォトグラファー橋本ルイさんのライブ企画『SOUND SHOOTER』の第4回目が新木場STUDIO COASTで開催された。

Board

出演はオープニングアクトにBlieAN。Riddim Saunter、One OK Rockも登場。

そしていよいよPUFFYの出番。亜美ちゃんはVintageModern2266と425Aのコンビだ。DYNAMIC RANGEはHIGHにセット。パープルのVintageModernにパープルのフルアコ・ギターを突っ込んでクランチ・トーンでジャンジャカやるのだが、これが法外にブ厚い音なのだ!亜美ちゃんがここまでブ厚い音をお望みかどうかは定かではないが、やはり太くて厚い音をお望みの貴兄には間違いなくVintageModernが最良の武器になるであろう。

Ami

ステージ下手のギターは元19の岩瀬敬吾氏。現在もソロでバリバリ活動中だ。いつもは1962Bluesbreakerを使っているがこの日はDSLのハーフスタックを使用。

Keigo

上手はDSL50のハーフスタック。

Shigeo

弾き手は中シゲヲ氏。チャンネルはCLASSIC GAINを使用。歪みは足元で作っている。なぜDSL50 か?それはJB。当然楽屋ではJBの話で盛り上がる!

Shigeo_marshall

ステージにずらりと並んだマーシャルの三役そろい踏み!

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この日、トリは今もっともチケットが獲りにくいと言われている9mm Parabellum Bullet。ボーカル&ギターの菅原卓郎さんもVintageModernに切り替わったことは年末のZeppのレポート通り。今回は1960AXと組み合わせた。1960XはCelestion Greenback (G12M-25)を搭載しており中域がリッチなのが特徴。VintageModernのキャビネット425では少し音が太すぎるという人にはこのXキャビネットとの組み合わせがいいかもしれない。VintageModern最大の特長であるヘッドの中域のおいしさをそのままに若干ライトな音になるからだ。

Takuro

(一部敬称略、2009年3月1日 新木場STUDIO COASTにて撮影)

2009年3月 3日 (火)

ホッピー神山レコ発ライブ~マーシャルもないのに

今日はホッピー神山さんの話題です。ご存知の通りホッピーさんは作編曲としてのキャリアは言うに及ばず、ピアニスト・キーボードプレイヤーとしても世界を股にかけて活動している日本を代表する音楽家です。そんな人がマーシャルと関係あるのかって?将来はどうでも今現在はマーシャルをお使いになっているということはありません。吉川晃司さんのアレンジャーとして、キーボード・プレイヤーとしてのご活動があり、原田喧太さんをはじめ、晃司さんのギタリストがみんなマーシャルを使っています…っていうのもあまりにこじつけか…。

それではこういうのはいかが?筆者はMike Keneallyのライブを通じてホッピーさんにお近づきになりました。Mikeのライブにホッピーさんが客演されていたのです。Mikeはマーシャルのプレイヤーではありませんが、1988年のフランク・ザッパの最後のワールド・ツアーのサポート・ギター兼ボーカルを担当。そしてフランク・ザッパは長年にわたり1959を愛用していました。フランクのキャリアの絶頂期の一部である1960年代後半から1970年代はずっとマーシャル。そして、『Over Nite Sensation』『One Size Fits All』『Roxy & Elsewhere』等の永遠の名盤にはふんだんにマーシャルが使われていたのです。Frank⇒Mike⇒Hoppyという三段活用。これもかなりのこじつけか…。

しからば…ホッピーさんの2005年の作品『A Meaningful Meaningnessless~意味のないものには意味がある~』はザッパ精神を継承した完全に世界レベルに到達している日本では稀有な作品でしょう。つまり1959=Frank≒Hoppyという式。このアルバムは本当に素晴らしい。1969年から本物のザッパを何回も見ているザッパ好きのアメリカ人の友人に本作を聴かせたところ、とにかく驚いていました。「日本にこんな音楽を作るアーティストがいるのか!」と。

Hoppy

なぜにこれほどホッピーさんの話題をだすのかと申しますと、2月28日渋谷ですごいライブを見たからなのです。それが「『私がピアノ』CD発売記念ライブ~三角世界と錯覚視界~」と題したレコ初ライブ。

Piano

このアルバムはピアノの即興演奏を中心にしたもので、いかにレコ初ライブといってもCDと同じ演奏が披露されるわけではありません。即興ですからね。その演奏は本当にすごい!まずこんないでたちで登場してしまうし…。

Sukekiyo_2

本当にこれが即興演奏なのだろうか?と思わず疑いたくなるほどのメロディ、リズム、そしてハーモニー。深くて厚くて濃い!

Playing

ピアノの演奏だけではなく、SEも駆使し独特のホッピー・ワールドを創作します。

Effects

おまけに映像も自分でコントロール。(マイルス・デイヴィスの『死刑台のエレベーター』のように)普通は映像を操作する人がいてそれに合わせて即興演奏するというパターンが多いのですが、ホッピーさんの場合はタイミングがズレてしまったりするので双方自分で操作をしてしまうとか。忙しそうに見えるけど音楽は完璧。時に美しく、時に毒々しく。

Stage

このソロ・ピアノが第1部。第2部はゲストを迎えての演奏。まずはチャクラやWahahaでおなじみの小川美潮さんとのデュオ。ああ、チャクラ時代と何ら変わらない魅力的な声!エラや吉田美奈子さんのように、この人の声は楽器だ。まさにギリシャ神話のサイレンなのだ!

Solo

この後、第2部ではさらにゲストが加わります。アルト・サックスの坂田明さんとドラムの村上秀一さん。ホッピーさんとのトリオで2曲ほどグループ・インプロビゼーションを披露。この緊張感!もう坂田さんの最初の音一発で会場の空気が引き締まります。あとは会場内をメロディの断片、リズムの破片が飛び交います。

H1 H2

H3

Free_4

アンコールでは美潮さんを加えて1曲。あまりにも素晴らしいレポートだったのでドバッとご紹介させていただきました。

ホッピーさんがマーシャルでキーボード類を鳴らす日も近いことでしょう!

最後に、ホッピーさんの次回作はオネゲル、ワイル、アイヴス等のクラシックのカバー作品だとか。こちらも楽しみ!

(2009年2月28日 渋谷公園通りクラシックスにて撮影)

2009年3月 2日 (月)

マーシャル・ミュージアム~T氏のコレクション vol.6

Item#10
MODEL                  :1987T JTM45 MKIV
SERIAL NUMBER:7515
トレモロ搭載のJTM45で、「ブルースブレイカー」コンボ1962と同じ回路ということになる。'66年頃。当時はトレモロ搭載のモデルすべてにMKIVの名を付していた。

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トレモロを搭載しているため、普通のJTM45よりプリ管が1本多い。フット・ペダル・ジャックは当然トレモロのオン/オフ用だが、オリジナルの専用フット・スイッチが付属していることはほとんどないくらいレア。

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Item#11
MODEL                  :JTM45/100 SUPER PA AMPLIFIER
SERIAL NUMBER:6508
PA用アンプ。Mike Doyle著、"The History of Marshall"の33ページの写真のもの。もともとの所有者は何とピート・タウンゼンド。'65年後半の製作。2006年、マーシャルがJTM45/100をリイシューした際のリファレンスとなった。その際の氏の協力にマーシャルは感謝を表し、取扱説明書のSpecial Thanks欄にPete TownshendやJohn Entwistleらとともに氏の名前をクレジットした。ここでは紹介していないが、もちろん氏はその復刻版JTM45/100もコレクションしている。そして氏の復刻版に対する評価も上々!

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フロントパネルの様子。「マーシャル本」と異なっているのは何者かがパネルを張り替えてしまったから。キャビネットもオリジナルではない。

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内部の様子。4本のパワー管を使用するためにアウトプット・トランスが2台搭載されている。

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巨大な電源トランス。リイシューのJTM45/100にはこのトランスが完全コピーされている。

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2台のアウトプットトランス。

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一見カバリングは普通のブラック・レバントに見えるが、光を当ててよく見ると深緑であった。

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Item#12
MODEL                  :JTM45 Bass (1986)
SERIAL NUMBER:2301
ゴールド・プレキシに移行する前のホワイト・パネルを擁した珍しい「ゴールド・ブロック・ロゴ」のJTM45。'65年頃。スイッチ並びにノブは交換されている。

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交換されているためノブは他のモデルでは見かけないタイプのものが使用されている。

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JTM45のベース・タイプは1986というモデル・ナンバー。パワー管は6L6が使用されている。

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つづく