Munetaka Forever Our Hero~LOUDNESS 樋口宗孝氏追悼ライヴより
<はじめに>
マーシャルという仕事がら欧米の音楽もしくは楽器関係者と会話をする機会が多い。その際「日本のバンド」という話題になると必ず真っ先に飛び出す名前がLOUDNESSだ。ことHM/HRの分野においては知らないものがいないと言っても過言ではないかもしれない。古くはROXY MUSICのサポートアクターとして渡英したサディスティック・ミカ・バンドはもちろん、英仏米を制覇したYellow Magic Orchestraなど海外で大活躍をした日本のバンドは数多いが、今もって「日本のロック=LOUDNESS」という図式が連綿と続いていることは実に感慨深い。
例えば世界各国のマーシャルのディストリビューターが集う会議に出席し、「LOUDNESS」という言葉を出すと席上の多くの欧州人が決まって「Yeah!! Akira Takasaki!!!」といって人差し指と小指を突き立てる。(ホントです)
この何とも痛快な気分はオリンピックで日本人が金メダルを獲得した時のアレとでも例えられようか…とにかくLOUDNESSの欧米での評価というものが我々の想像をはるかに超えたものであるということを是非知っておいてほしい。
そして、昨年ドラマーの樋口宗孝氏を失ったことは、日本のロック界の計り知れない大きな痛手であり、LOUDNESSを愛して止まない世界中のファンにとっても筆舌し難いショックなのだ。
そして2009年2月14日、追悼ライヴが幕を開けた…
<Munetaka Forever Our Hero>
客電が落ちた瞬間客席から「樋口!」の呼び声。冒頭に盟友高崎晃からのメッセージがスクリーンに映し出される。
「(前略)今夜、この追悼ライヴをメンバー一丸となって魂を込めて演奏をし、会場に集まってくれた皆様と一緒にずっと思い出に残るような日にしたいと心から思ってます。
騒ぎたいときは叫んで下さい。
泣きたいときはおもいっきり泣いてください。
今夜、魂を解放して樋口宗孝追悼ライヴを心から受け止めてください。
高崎晃 / LOUDNESS 2009年2月14日」
感動!そして何たる興奮!!
これも演出なのであろうが、ショウは決してセンチメンタルな雰囲気はなく、新旧のレパートリーを交え怒涛の演奏が繰り広げられた。
それでも舞台上のスクリーンにはありし日の樋口氏の映像 が映し出され涙を誘う。また、樋口氏の映像&音源と共演も。
素晴らしいプレイで追悼の意を表した高崎氏。プレイだけでなく高崎氏ならではのサウンドも感動的だ。明日は高崎氏のマーシャルを紹介する。
(2009年2月14日 渋谷CCレモンホールにて撮影)








