北島健二『半世紀祭 反省記祭』~生誕50周年記念ソロ・ライブより
「あ~、楽しかった!!!」…アンコール曲が終わり、客電がついた瞬間に耳に飛び込んだ観客のセリフ…。
楽しいのはもちろん、カッコいい音楽をエキサイティングにじっくり聴かせる、「ギターって素敵だな!」と思わずにはいられなくなる内容の濃いライブ、それが『半生記祭 反省記祭』でした。
数々のソロ・アルバムからのレパートリーに加え、お気に入りのジェフ・ベック・スタンダード他をちりばめたショウは息もつかせぬ間に時が過ぎていきます。(いつものことですが)ギター・ソロもまったく無駄な音が皆無で、「もっと弾いてチョ!」と思った人は私だけではないでしょう。それにしてもアコギの『Blue Wind(蒼い風)』にはのけぞりました。
使用アンプはもちろんマーシャル。長年2203を愛用してきた北島さんですが、最近はTSL60を使うことが多いのです。
北島さんはCLEANチャンネルのみを使用。センド・リターンも使いません。アンプとギターの間につないだエフェクターで音をつくるというトラディショナルな方法をとっています。(詳しくはマーシャル・トーク:北島健二、マーシャルを語る)その音たるや、もうトロけてしまいそうです。
生誕50年を記念したライブとあって、ゲストも登場。盟友・織田哲郎さん(高校時代の同級生=これもマーシャル・トークをご覧ください)、そして、北島さんのアルバムに参加している笹路正徳さん。織田さんの爆発的にパワフルなパフォーマンスや笹路さんの超絶ムーグ・ソロにお客さんも大喜びでした。
ギター・ソロを弾く北島さんを見ていてフト思ったのですが、どうもソロのはじめから終わりまですべてが予め決まっているような気がして…。構成といい、メロディといい、間といい…もちろんインプロビゼーション・ソロなのでしょうが、あまりにも無駄な音がなくて完璧すぎるのです。感覚としては、ジャズでいえばチャーリー・パーカーやジャンゴ・ラインハルトのソロと向かいあっているような…。今度本人に訊いてみよっ!=北島さんのマーシャル・トーク第2弾をお楽しみに?!
P.S. : (マーシャル・トークをご覧になられた方にはおわかりになると思いますが)ところで、ブリティッシュ派の北島さん、また思いっきりアメリカン・ロックの名曲が入っていましたね、Edgar Winter。カッコよかった!目覚めよXXXXXX!
(2008年10月19日 原宿アストロ・ホールにて撮影)





