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2011年12月28日 (水)

さよならマーシャル・ブログ!

Good bye, Marshall Blog!

マーシャル・ブログは本日の更新をもちまして休刊とさせていただきます。
長らくのご愛読誠にありがとうございました。

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マーシャル・ブログは2008年4月18日、ポール・ギルバート氏のインタビュー記事よりスタートし、今日まで3年と9カ月間、みなさまのご支援を頂戴しその記事数は920を超え、使用した写真は14,000枚に及びました。

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スタート当初は期待したほどすぐにはアクセス件数が上がらず不安になりましたこともありましたが、開始から1カ月も経つとそんな心配もすぐに消え失せ、うなぎ昇りにアクセス件数が増加しました。

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マーシャル・ブログにはいろいろなカテゴリーを設けましたが、人気が高く記事数が一番多かったのはやはり「ライブ・レポート」です。400回近く掲載していることに加え「プロのマーシャル」のカテゴリーでも多数回ライブをレポートしておりますので、全記事の約半数が「ライブ・レポート」が占めたワケです。つまりそれだけの回数…ボツになった記事もありますので、実際にはそれ以上の回数ライブ会場に足を運んだことになります。多い時には日に3か所掛け持ちするのもそう珍しいことではありませんでした。

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「あのレポートを読んでライブに行った気になった!」とのご評価を頂戴したり、回数を重ねるごとにアーティストの方々が「マーシャル・ブログに登場することがひとつのステイタスとなった」とのお言葉を頂戴するようになったことは光栄の至りであります。

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ご高覧の通りマーシャル・ブログがレポートするライブは東京ドームや武道館での大コンサートはむしろ少数派でした。そういったメジャーな場はテレビや雑誌でレポートされるので自然とみなさんの目に触れる機会があるのでさしてレポートの必要がないと考えたのです。それよりも決して演奏会場は大きくないにしてもマーシャルを自在に操り、独自の音楽を追求し、他では決して見ることのできない素晴らしいショウを展開するアーティストに目を向けることが重要であると考えたのです。

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文中に何回も何回も登場した「さくら」や「がんばれ」の(バッド)キーワードを使って現在のロック・シーンを揶揄したことは、ナニも桜の木に恨みがあったワケではまったくありません。あまりにも画一的で退屈極まりない現在のロック・シーンに微力ながら警鐘を鳴らしたかったからに他なりません。

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多くの若者が生まれてからずっと現在テレビで流れている「ロックのようなもの」しか聴いた経験がなく、それらを本気で「ロック」と思い込んでいたらどうお思いになりますか?ビートルズもジミもツェッペリンもパープルも知らないで果たしてロックが語れましょうか?
あの素晴らしく独創的な音楽を知らないでいるなんてまったく気の毒ではありませんか?逆に言えばそうした若者たちは、これから真に創造性豊かな60~70年代のロックの黄金時代を知り、謳歌することができるかもしれないという大きな幸せも内包しています。

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ところが残念ながら自然にそれらを享受することは決してできません。多様な音楽を聴くことは強い自主性を要し、かつ経済的にも負担が生じるものです。

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誰かが教えない限り彼らはジミ・ヘンドリックスの偉大さを知る機会がないのです。

それなら誰かが教えてあげなければ!

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マーシャルとマーシャルを使っていただけるアーティストの力をお借りしてそれを実現しようとしたのがマーシャル・ブログのひとつの目的でした。

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そういう意味では今こそ徹底して攻撃した音楽配信の出番なのかも知れません。「スモーク・オン・ザ・ウォーター」1曲をダウンロードして「毒をもって毒を制す」ことができるかもしれません。
もちろんロックの歴史を伝播させることは、ロックの歴史の一部を作ったマーシャルの地位を再認識することになり、ひいてはビジネスにもなると考えたのも事実です。むしろこれが本業であり、実際に相当な効果をもたらしたことは疑う余地のないところだと信じています。

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はじめのうちは取材後すぐにアップできていたのですが、回を重ねるごとに取材件数や写真の点数が増え、なかなかそうもいかなくなってしまいました。1日1回のアップデイトでは追いつかなくなり、最近では1か月遅れのレポートが常となってしまいましたことは読者のみなさんやご協力を頂いたアーティストの方々に申し訳なく思っております。

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会場に赴き、ステージを撮影し、そして記事用の写真を選択し(実はこれが一番キツイ作業でした)、記事ごとに1枚ずつ数十回それらの写真をアップロードし、さらにテキストを付していく…。この作業をほぼ100%ひとりでこなしてきました。その結果、この3年9カ月の間休みの日はほとんどありませんでした。正直、毎日の更新をあきらめようと挫けそうになったことも何回かありました。

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しかし、皆さんのあたたかいご支援とアーティストの方々の惜しみないご協力により乗り越えることができましたし、何よりも楽しかった!

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比較的最初期から写真へのご評価を頂戴したことは大きな喜びでありますが、とても意外であったのは拙文への評価であり、本職のマスコミ関係にもご愛読いただいている方がいらっしゃることを知った際には狂喜したものです。

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これまでのマーシャル・ブログは皆さんのご協力で成り立っていました。

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例えばT氏。T氏とはマーシャル・ブログ開始以前から知遇を得ておりましたが、「T氏のコレクション」のアイデアをご説明すると、即座に取材をご承諾いただき、ご自宅へご招待してくださいました。次から次へと出てくるT氏のコレクションを目のあたりにした時の興奮は今も忘れることができません。全24回のシリーズでお送りしましたが、英訳も果たし、このカテゴリーは海外からのアクセスも数多く、いまやT氏のコレクションは世界的に有名なものとなったと確信しています。
記事内に書いた通り、きわめて貴重なマーシャルのアイテムが日本に存在しているということはT氏の偉業であり、日本人のひとりとして感謝しております。
そのT氏は2012年4月、地元の山口県柳井市に「マーシャル博物館」をオープンする予定です。開館のあかつきには世界にも稀なる博物館となることでしょう。

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特に最近ではカメラをぶら提げてステージ前に待機する私の姿を見た見知らぬ方々から「マーシャル・ブログいつも見ています!がんばってください!」とあたたかきお声をかけていただくようになりました。本当に励みになりました。

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繰り返しになりますが前述の通り、本日で私は脱稿しマーシャル・ブログにさよならを告げますが、近いうちに同じような活動で日本のロックを盛り上げるお手伝いをしていきたいと思っております。
それが大好きなロックに対する私にできる唯一の恩返しだから…。

最後の最後で起承転結の定まらない悪文を呈してしましましたが、我が気持ちをお察しください。読者のみなさん、ご協力いただきましたアーティストのみなさん、今まで本当にありがとうございました。

またお会いできますその時まで、ごきげんよう!

Long live Marshall!!

(写真はマーシャルブログに多大なるご協力を頂戴した大好きなアーティストの方々のごく一部の方です。順不同。文章とは一切関連していません)